2024/09/23 - 2024/10/03
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mirilinさん
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昨年の9月、フランクフルト経由でハンガリーに行ってきました。いつものアール・ヌーヴォーを中心とした美しい建物を求めての歩き倒し旅。
ハンガリーはなんと、世界で一番アール・ヌーヴォー建築が残っている国ということで、私にとっては行か訳には行かない、訪問マストな国なのです。
ブダペストへは30年以上前、まだベルリンの壁があった頃に、唯一行ける東欧ということで、ウィーンから日帰りで有名観光スポットだけをちょこっと見て回ったことはあるのですが、もちろんその頃はアール・ヌーヴォーには興味もなく、ただ、すごい豪華な冷たい温泉に入ったなぁ…程度の記憶にとどまっていました。
今回は、1週間滞在して、ブダペストの市内はもちろん、列車で近郊の街にも足を延ばし、有名なアール・ヌーヴォー建築を堪能してきました。もちろん、ハンガリーといえば温泉ですから、歩き倒して疲れた体には何よりの温泉も2か所行ったりと、ハンガリー旅を満喫。
飛行機の乗り換えで立ち寄ったフランクフルトも、乗り換えだけではもったいないので、2泊ほどして、フランクフルト郊外のダルムシュタットにある「ユーゲントシュティール村」や、木組の家街道にあるかわいい街を訪れたりしました。
こんな楽しく充実した旅でしたが、ネットでアルバム作りをしたら、すっかり旅行記も書いた気分になっちゃって、4トラに旅行記をアップするのをすっかり忘れてしまっていました。
今年、ヒョンなことからハンガリーに再訪することになり、旅行記を確認しようと思ったら、表紙の写真を貼ったものだけが下書きに残っていました(笑)
昨年の旅行記は諦めて、先日行ってきた再訪のものだけを書こうかと思ったのですが、前回がないと続かない感じもしたので、今更の思い出し旅行記にはなりますが、サクッと書いておこうと思った次第です。
モチロン、先日行ってきたものも近いうちに書くつもりにしておりますが、まずは昨年のものから…
【8日目】
ブダペスト7日目は、とうとうハンガリーを離れる日です。といっても、14:25発の飛行機なので、午前中いっぱいはウロウロできるってことで、ホテルに近い「ヴァーチ通り」をウロウロ。「ヴァーチ通り」はレストランやブランドショップ、お土産店が並ぶ全長1㎞ほどの歩行者天国で、観光客なら一度は足を運ぶ通りなのですが、実はアール・ヌーヴォー建築が並ぶ、建築オタク必見の通りでもあるのです。ホテルからは10分かからないところだったので、買い物ついでや、隙間時間などにちょこちょこと何度か行ったので、数日にわたって撮った写真が登場しますが、一応、通り沿いの建物を一番南側から北に向かって歩いています。
お昼にはホテル前からBoltタクシーで空港に向かい、ルフトハンザ機でフランクフルトへ。フランクフルトで2泊して日本に帰ります。
フランクフルトは中央駅前の東横INN泊。久々の温水便座付きトイレに相方喚起です。(ま、これが決め手でこのホテルにしたんですけどね)
では、ハンガリー最後の半日の様子をご覧くださいませ~
*************** 日 程 ***************
9/23(月) 羽田発→フランクルト着
9/24(火)フランクフルト発→ブタペスト着 セーチェニ温泉
9/25(水)AM 動物園、シペキ邸、ミレニアムハウス、音楽の家
PM セーチェニ鎖橋、国会議事堂
9/26(木)ブダペスト西駅→キシュクンフェーレジハーザ→ケチュケメート
9/27(金)AM 聖ラースロー教会、郵便貯金局などホテル北側建物群
PM 中央市場、ゲレルト温泉
9/28(土)聖イシュトバーン大聖堂、ブタペスト地質学研究所、英雄広場周辺建築、
リストフェレンツ音楽院、ドナウ川ナイトクルーズ
9/29(日) 応用美術館、パリジパサージュ、オットーワーグナーシナゴーグ、
マーチャーシー教会、漁夫の砦、ブダ城、国立歌劇場、改革派教会
9/30(月)ヴァーチィ通り南 アール・ヌーヴォ建築
ブタペスト発→フランクフルト着
★10/1(火)フランクフルト→イトシュタイン→リンブルク→フランクフルト
10/2(水)ダルムシュタット、 マルクト広場
フランクフルト発 20:45→
10/3(木)羽田着 16:45着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ハンガリー最終日となりました。お天気は快晴。残された半日、有意義に歩けそうです。
今日はアール・ヌーヴォー天国、「ヴァーチ通り」を踏破しようと思っています。踏破と言っても全長1㎞ちょっとですから、じっくり見て歩いても半日あれば十分です。
一番遠くから戻ってくることにして、通りの南端「ブダペスト中央市場前」まで、47番か49番のトラムで行き、ホテル目指して歩きます。
ということで、トラム乗り場のある「デアークフェレンツェ広場」へ。
トラム乗り場の前には、「アンカー宮殿」があります。 -
「アンカー宮殿」は、1908年~1910年に「ヨージェフ・イグニャック・アルパール」設計で建てられた折衷主義の建物です。
元ウィーンの保険会社「アンカー」のブダペスト支店だったので「アンカー宮殿」と呼ばれているそうですが、歴史的建築物に指定されているのに、なかなかの朽ち方です。町の交通の要衝にあるわけですし、観光客もいっぱい通りますから、外壁補修はしましょうよ。 -
47番、49番はここ「デアークフェレンツェ広場」が起点です。到着したトラム、出発を待つトラムが並んで止まっています。
どちらにも同じくらい人が乗っていたので、どちらが先に出るのかわからなくて、エイヤーと乗ってみたら…私が乗った方より先に、もう一方のトラムが出発しちゃいました(笑)
でも、数分おきの出発なので、大した問題はありません。 -
「ヴァーチ通り」の南端入口にある「フェーヴァム広場」です。
この広場にも素敵建築が並んでいます。
右側のペディメント部分にモザイク画のある家は。「サンドール・ドメトル」設計の製本・印刷所だった建物とのこと。モザイク画もそのような絵になってました。(アップの写真がなくてすみません)
当初この広場の左側にある建物内のアパートを予約していたのですが、階段を使わなければならないとのことで、スーツケースを持ち上げる自信がなく諦めました。
綺麗な外観を見て、泊ってもよかったかな…と、ちょっぴり後悔しました。 -
気を取り直し、さっそく「ヴァーチ通り」突入!
まず最初に私が気になった建物はこちら。
「ベーム・ヘンリック」と「ヘゲドゥシュ・アーミン」設計で1912年に建てられた、アパートメントです。
Váci u 80 -
ファサード最上部には孔雀柄のモザイク画があります。
彼らの建てたほかの建物で「ロート・ミクサ」のモザイク画を使っていますので、これも「ロート・ミクサ」作かなと、個人的に思っています。
違っていたらすみません。 -
まぁ、一番目立つのはこのおじさまです。筋骨隆々のおじさまが建物支えている姿は、ヨーロッパの建物ではよく見る光景ですが、このおじさまは、支えているように見えて支えていなくて、頬杖ついて寝てるみたいに見えちゃうんです(笑)
おじさまの上には孔雀のレリーフがあります。どうやらこの建物は孔雀モチーフが多いようです。 -
おじさまと孔雀のアパートから1分ほどのところにある、この白く優雅な建物は、「エルヴィン・サーカーニ」設計による住居で、1910年に建てられたものです。
Váci u 71 -
窓周りのレリーフが素敵です。
1階は「RUSTICO」というイタリア料理の店で、赤い庇と大きな牛の置物があったら、上を見上げてください。
この通りは1階が店舗になっているので、普通に歩いていると素敵な装飾を見落とす可能性大です。時々上を向くことをお勧めします。 -
さらに1分ほど進むと、大きな建物があります。
これは「ブダペスト新市庁舎」とのことで、あの国会議事堂の設計者と同じ「シュテインドル・イムレ」により、1872年から1875年に建てられたネオルネサンス様式の建物です。
ちなみに、市役所機能は別の場所に移り、今はオフィスの複合施設として使われているらしいです。
中に入りませんでしたが、画像で見る限りとても豪華なホールなどがあるみたいです。
Váci u 62 -
ここも、1階部分は普通の石積みなので、そのまま通り過ぎちゃいそうなのですが、ふと上を見上げたら、3階から上は美しいレンガとセラミック製の美しいレリーフで飾られていました。
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さらに1分ほど行くと現れるのがこちら。
「 レジェシュ・レイ・ジュニア」の設計で1910年に建てられた「シグレイ宮殿」と呼ばれる建物です。
Váci Street 56-58 -
窓の形とリースの様なレリーフが特徴的です。
-
このエントランス扉に施されたアイアン装飾。ゴージャスです。
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そしてその2軒隣にあるのが「ナギー&ベネディクト」により1910年に建てられた住宅です。外壁が相当傷んでいますが…
Váci utca 52 -
窓の上のモザイクタイルによる壁画はきれいなんですが、周りがあまりにボロボロで…。でも、外壁がボロボロでも、モザイクタイルは変わらず色鮮やかな様子を見ると、セラミック製の飾りを多用しているマジャール・アール・ヌーヴォーの素晴らしさを感じますね。
壁に施された花かごと子供のレリーフも、朽ち果てる直前。何とかしなきゃ。 -
要救済住宅(笑)から1分ほどで現れるのが「コラーニ邸」
「ゾルターン・バーリント」と「ラヨシュ・ヤムボル」により1908年に建てられた、有名な医学教授の住居兼アパートです。
洗練されたユニークな装飾が施されたファサードのデザインは、ジョルナイの建築用装飾セラミックの表現力からインスピレーションを得ているそうです。 -
所有者の学者としての地位を示すシンボルとして、バルコニーの角には、賢いフクロウを飾っているそうです。
そして上階の漆喰に埋め込まれた美しい植物モチーフの格子模様は、エオシン技法を用いているそうです。
この立体的な出窓は、いかにもアール・ヌーヴォーです。 -
この建築家二人はレヒネルの弟子で、この家のデザインには、師匠以上にセラミックを多用しているそうです。
アーチ型の窓は、階を分けるコーニスのギザギザのアーチ状の隆起によって強調されています。 -
この家には、「コラーニ・サンドール」が住んでいたというプレートもありました。
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いつも多くの人でごった返している「ヴァーチ通り」も午前中の早い時間はこんなにすっきりとしてます。お店もやってませんしね。写真を撮るには最高です。
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「コラーニ邸」のすぐ先で「ヴァーチ通り」と交差する「イラーニ通り」を右に入るとすぐに見えるこの建物は、「レヒネル・エデン」が1910年に建てた「ヴェルメス邸」です。
Irányi utca 15 -
ファサード中央のバルコニーの装飾がとても特徴的です。
外壁はリベット打ちのような装飾です。 -
1階のエントランス周りは、アール・ヌーヴォーというより、アール・デコ調な感じがします。
全体的に、外観からはレヒネル風を感じなかったのですが、ここの内部はすごかった! -
扉の中は、まさにレヒネルワールドが広がっているようなんです。
私は中に入れなかったので、レヒネルの建築画像使用を推奨してくださっている機関のHPから画像をお借りしました。
ELTE Humán Tudományok Kutatóközpontja より -
「ヴァーチ通り」に戻ると、すぐその先は大きな交差点。
左には「エリザベート橋」があります。このあたりが「ヴァーチ通り」の中間地点です。 -
この中間地点あたり、エリザベート橋のほとりにも美しい建物が立っています。
この建物は建築家がわからないのですが、1899年に建てられた「ジョルナイ邸」です。
とても優美なたたずまいの建物で、大通りとの角に立つのにふさわしい姿です。
そして注目すべきはコーナーについている色鮮やかなレリーフ。ジョルナイ工房の5つの塔のトレードマークが飾られています。
この建物は、ジョルナイの事務所、住居、工場の旧サンプル倉庫、そして代理店として使われていたそうで、外壁にはこの用途を示す3枚の色鮮やかなレリーフがついていました。
Duna utca 3 -
その隣に立つのは「エミール・ジェルボーの集合住宅」と言われる建物で、「サンドル・フェルナー」により1904年に建てられたものです。
Duna utca 1 -
「エミール・ジェルボーの集合住宅」と通りを挟んだ向かい側にも、みるからにアール・ヌーヴォーな建物があります。
これは、「バラバシュ邸」と呼ばれる建物らしいのですが、建設年も設計者も資料によって違うのではっきりしません。
1899年に「ケロシー・アルベルト」と「セベスティーン・アルトゥール」の設計で建てられた建物のようですが、ハンガリーで出版されている「セセッションマガジン」というブダペストのアール・ヌーヴォー建築を載せている資料によれば、1903年~1904年に「レージョ・シュッツ」が拡張し、その部分を1914年に「ヨージェフ・コラー」「サミュエル・レヴェシュ(ローゼンフェルト)」設計したと書かれているようなんですが…翻訳があっていればですが…。
現在は「シティ ホテル マーチャーシュ」という3つ星ホテルとして使われています。
Március 15.-e tér 7 -
再び「ヴァーチ通り」に戻りホテル方向(北)へ5分ほど進むと、右側に1906年に「ガアル・ベルタラン」により建てられた「Havas-bérház(雪の家)」と呼ばれる集合住宅がありがます。
素敵な呼称ですが、ファサードが水色のセラミックのボーダー柄ということも関係するでしょうか?
Váci utca 18 -
その向かい側には、とても印象的な建物があります。
この通りに立つ建物はみな石造りですが、その中に突然現れる木製の外壁装飾。とても心惹かれます。
これは「クラヴォーンスキー・ラースロー夫人の賃貸住宅」と呼ばれる家で、1900年から1901年に「ホーフハウザー・エレク」と「スヴァドロー・フェレンツ」によって建てられた建物です。
Váci utca 15 -
建物の最上部には、セラミックの美しい装飾があります。
写真を大きくできる方はぜひ大きくしてみてください。
まるで「カロッチャ刺繍」のような、これぞマジャール・アール・ヌーヴォーといえる民族的モチーフのセラミック装飾なんです。
この写真を撮った日の天気が悪かったので、写真が暗くなっちゃってるのと、あまり手入れされていないので、ちょっと黒ずんだ感じではありますが、十分きれいです。 -
そして建物中央に掲げられたこの彫像は、特定の人ではなく衛兵の像で、1899年に「カールマン・フランク」という彫刻家が作成したものだそうです。
-
エントランス上の装飾です。
建物の一番上にあるセラミックの装飾とデザインは同じですが、ここでは木彫りで民族的モチーフを表しています。 -
エントランスはこんな感じ。
やはり木製の柱と扉です。奥のガラス扉の装飾も素敵です。 -
「クラヴォーンスキー・ラースロー夫人の賃貸住宅」や「雪の家」のあるあたりは、どこもかしこも素敵建築。ただ、しつこいようですが、目線位置はフツーのショップだったりしますから、上を見上げましょう。
てことで、上を見上げたら、すぐ先の交差点にもとても気になる建物が。
Váci utca 14 -
この立派な建物は「クールシ・アルベルト」と「キス・ゲザ」が1912年~1913年に建てたもので、「バラ・アパート」「ハンガリー王室のカフェテリア」と呼ばれる建物です。
何といっても、壁面で仲良く手をつないでいる子供の彫像が印象的です。クールシは自邸の美しさが忘れられませんが、この建物の子供たちの可愛さもなかなかなものです。 -
可愛い子供たちの家のすぐ先には、有名な建物があります。
あの「レヒネル・エデン」が「ジュラ・パールトシュ」と共に1888年~1890年に建てた、トーネット兄弟の「トーネット・ハウス」です。
ハンガリーの有名家具職人「トーネット・ミヒャエル」の息子たちが、トーネット家具会社の店舗として使用していたところだそうです。
Váci utca 11/a -
ファサード全体を覆っているのは、レヒネルが好んで使用しているジョルナイセラミック。美しいタイルとパイログラニット(耐火性陶器)です。
レヒネルは、この建物に新ルネサンス様式の要素を取り入れつつ、鉄やガラスなどの現代的な素材と組み合わせています。 -
とても細かくて美しい装飾ですよね~ バロック風にも見えますが、レヒネル初期の作品ですので、歴史主義的要素も多くみられて当然です。
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装飾だけを目的としたバルコニーのアイアン手すりも、壁に施された装飾も、伝統的なハンガリーのパターンが使われていますね。
歴史主義的装飾との組み合わせ…これぞマジャール・アール・ヌーヴォーの父「レヒネル・エデン」です。 -
ファサード最上部には、建築年が掲げられています。
この部分の装飾もとても細やかで優雅な雰囲気です。でも、一番上の部分ですので、道行く人からははっきり見えません。せっかくいい仕事しているのにもったいない…。
イルカや貝殻のモチーフ、壷から伸びる花束、そして蔦の奇抜な花輪などはルネサンス様式を用いているそうです。 -
ファサード上部の柱の間に設えられた、ゴシック様式の半ドーム型のくぼみには、女性と男性の2体の像があります。
何を意味するのかは不明ですが、その装飾はとても細かく美しいのです。
「レヒネル・エデン」作のこの建物は、観光コースにも入っているようで、多くの人がカメラを向けていました。 -
はす向かいには、1906年から1909年に商人の「ティッチュ・ギュラーネ夫人」の依頼で「フェレンツ・ファゼカス」により建てられた「ティッチュアパート」があります。
パッと見は白くすっきりシンプルな感じですが、よく見るとこれまた細かな装飾が見られます。
Váci Street 8 -
建物の両サイドと中央部分の手すりは、デザインが違いどちらも素敵です。
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この建物の見どころ、アイアンではなく上層部のレリーフだそうです。アイアン好きの私はどうしても手すり系に目が行っちゃうんですけども…。
最上部の中央には、戦士の衣装のようなものを纏った東洋風の人物像が、両手に2つの鍵を持っています。鍵の守護者である守護天使の、やや戦闘的なバージョンなのではないかとのこと。
その両側では、2つ顔が通りを見下ろしています。解説によればエジプト人とのことですが、なんでエジプト? -
そしてこれは、1906年に「ベーム・ヘンリック」と「ヘゲドゥシュ・アーミン」の設計で建てられた「トルコ銀行」です。最上部のモザイク画が輝いていて、銀行だったとは思えませんね。
この建物は「ヴァーチ通り」ではなく、その一本東側の通り「ペーチ通り」にあります。
Szervita tér 3 -
この美しいモザイクは、「ロート・ミクサ」によるものだそうです。きれいなはずですわ。
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「トルコ銀行」の2軒隣にも、しゃれた装飾のある建物があります。
この建物は、レヒネルの一番弟子「ライタ・ベーラ」の設計で1911年~1912年に建てられた「ライタビジネスセンター」です。
兄の「ヘンリック・ライタースドルファー」と弟の「レジェー・ライタースドルファー」のための店舗兼アパートメントとして設計したもだそうですが、1階に楽器店があったことから、「ロージャヴォルジ・ハウス」として広く知られているそうです。
レヒネルの事務所から独立してから1910年代初頭には、作風がアール・デコに変わったということで、この建物はすっかりアール・デコです。
Szervita tér 5 -
外観はあっさりと直線的になっていますが、最上階や、各フロアーの区切りには、チロリアンテープのような装飾があります。柄はもちろんハンガリーの民族モチーフです。
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エントランス上は、美しいステンドグラスで飾られていました。
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「ヴァーチ通り」の北端「ヴェレシュマルティ広場」の角に立つこの立派な建物は、「旧ペスト第一国立貯蓄銀行」の建物で、1913年~1915年に「アルパー・イグナーツ」によって建てられた建物です。
「ヴァーチ通り」の素敵建築巡りはここが終点です。載せきれなかった建物もあり、建築好きにはたまらない通りでした。
Váci u 1-3 -
「ヴェレシュマルティ広場」を挟んだ反対側に、宮殿かしらと思うような美しい建物があります。
これは、1858年創業のヨーロッパでも指折りの老舗カフェ「カフェジェルボー」の入る建物です。このカフェは、ピアニストの「フランツ・リスト」、オーストリアの「エリザベート皇后」 "シシィ"も愛したカフェで「ハンガリーの至宝」と呼ばれているとか。ジェルボー カフェ
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いやいや優雅な佇まいですね~。エリザベートがお茶をしに来るにはふさわしい場所ですわ。
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入口の装飾も素敵です。
内部もエレガントだということだったのですが、フライトの時間も迫ってきていたので、中には入らず、ケーキもいただきませんでした。ちょい残念。 -
この立派な建物は、「サミュエル・レヴェシュ」と「ヨーゼフ・コラー」により1910年~1912年に建てられた「モダン アンド ブライトナー百貨店および住宅」です。
ほぼ毎日使っていた地下鉄駅「デアークフェレンツェ駅」の入り口前に立っているので、無視はできません。
Deák Ferenc utca 23 -
とても個性的なファサードですが、当初は右側の円筒形の塔の上にドーム屋根がついていたそうです。
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どっぷりとアール・ヌーヴォーをはじめとした素敵建築に浸り、温泉にも漬かり、ハンガリーの楽しさを満喫。離れがたい思いを胸に、ホテルからBoltタクシーで空港へ。
街並みは美しく、治安もよくて人も温かく、食事もまずまず。そして何よりヨーロッパなのに物価が安い!(笑)大好きな国になりました。リスト フェレンツ国際空港 (BUD) 空港
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フランクフルトに向け、飛行機は定刻に飛び立ちました。
ブダペストを去り難く、しょんぼりと飛行機の窓の下を見ると、ドナウ川とブダペストの美しい橋たちが見えていました。国会議事堂のお姿もはっきり見えます。
あ~戻りた~い。
で、今年も行っちゃったわけです(笑) -
無情にも飛行機はフランクフルトに到着。フランクフルトには2泊して、木組の家街道の街を訪問予定です。
気持ちを切り替えて、ドイツを楽しみますよ~
ということで、本日からのお宿はフランクフルト中央駅から徒歩5分の「Toyoko Inn Frankfurt am Main Hauptbahnhof」みなさんご存じ安心の日本資本のホテル「東横INN」(笑)です。 -
このホテルを選んだ一番の理由がトイレ。日本のホテルなんで、ちゃーんと温水便座のトイレです、相方は温水便座がないとダメなタイプなんです。携帯ウォシュレットを持ち歩くくらいなんで。
ただここのホテル、うまく換気ができないとかで、お風呂の湯気が部屋に出ると火災報知機が鳴っちゃうことがあり、もしそうなったら罰金を徴収するっていうんです。日本語の注意書きをフロントで渡され、部屋にも貼ってありました。
自分のホテルの設備が悪いのに、ずいぶん強気な対応ですよね…。 -
ドイツ最初の夕食はこちら。
ウィーンでもお世話になったシーフードのファストフードチェーン「NORDSEE」が中央駅にあったので、そこでテイクアウト。安定のおいしさです。サラダはやはり中央駅のカフェでテイクアウトしました。
ジャガイモの付け合わせが、ドイツに来たことを実感させます(笑)
フランクフルト中央駅周辺はあまり治安がよろしくないので、さすがの私も夜は外に出ず、いい子にしていました(笑)だって、ホテルの日本人従業員の女の子に、中央駅の正面の横断歩道を渡った向こう(東側)には絶対に行かないでねと言われたぐらいですから…。(ホテルは南側なので大丈夫です)
明日からはメルヘンの世界に突入で~す。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 尚美さん 2025/12/24 19:52:35
- milirinさん、ブダペストの建物をたくさん
- 見せてくれてありがとう。私も幸せな時を過ごせました。
Vaci u. 80 の孔雀のモザイクはRoth Miksaかもしれませんが、どの資料でも明記されていませんね。私は彼の作品図録を持っているのですが、それにも載っていません。こういう謎を解きあかしてみたいですね、
尚美
- mirilinさん からの返信 2025/12/24 22:51:31
- Re: milirinさん、ブダペストの建物をたくさん
- 尚美師匠
ハンガリー昨年編、何とか終わりました。最後は息切れ状態でしたが…
あとはおまけのドイツをちょこちょこ書きます。
Vaci u. 80 の孔雀のモザイク、尚美師匠がお持ちの作品図録にもないなら、他の人の作品かもしれませんね。やはり妄想でしたか…。
他にも、勘違いの記載があるかもしれませんが、お気づきのことがあったらご教示くださいませ。
ルーマニアも早く調べて大まかなプランを立て、飛行機押さええなければと思っているんですが、なかなか進みません。バス移動にスーツケースは無理ですよね?
またご相談させていただくかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
mirilin
- 尚美さん からの返信 2025/12/25 05:46:25
- Re: milirinさん、ブダペストの建物をたくさん
- スーツケースを持って乗っている人は見た事がありますが、ルーマニアの長距離バスはミニバスばかりなので、無理する事があるかもしれません。スーツケース置き場がないミニバスが多いようです。需要の多い路線は満員になります。ネット予約不可が多く、小さな町ではバスターミナルの窓口がないところもあり現地で前もって予約も難しいですが、都市だけなら前日予約可能だと思います。
私はスーツケース持って行きません。12泊でもボストンバックです。
- mirilinさん からの返信 2025/12/25 11:41:00
- Re: milirinさん、ブダペストの建物をたくさん
- 早々にお返事ありがとうございます。
そうですよね~。私も小さな町をめぐるときはリュックサックです。
でも、3泊程度が限界(笑)。スーツケースをホテルに預けていく感じです。
12泊でもボストンバックとは、さすが旅の達人です。何がかさばっているのか、もう一度荷物見直してみます(笑)
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