2025/11/02 - 2025/11/02
223位(同エリア514件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
通勤の電車内で見かけたTRAIN TVで国立競技場紹介の
番組を見かけ、スタジアム見学出来ることを知りました。
見かけたのが夏前だったため、涼しい時期になるのを待ち、
定期的に集まっている友人たちにも声を掛けたところ、
皆行ってみたいというので連れだって出かけました。
イベントの無い日にスタジアムツアーが催行されており、
枠が空いていれば希望の時間帯で予約出来ます。
ツアー時間は90分。2,500円でスタジアムツアーに参加可能です。
- 旅行の満足度
- 4.5
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JRの最寄り駅、千駄ヶ谷駅から国立競技場に向かいます。
国立競技場は、周囲に地下鉄などの複数の駅もあるので、非常にアクセスのいい立地です。千駄ケ谷駅 駅
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立体交差橋の外苑橋を渡っていると、すぐ近くに国立競技場が見えてきました。
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千駄ヶ谷駅から、歩いて5分ぐらいで国立競技場に到着しました。
旧国立競技場は、何度か観戦に訪れたことがありましたが、建て替えられてからは観戦どころか見るのも初めてです。国立競技場 名所・史跡
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チケット売り場横のAゲートが、国立競技場スタジアムツアーの集合場所になっています。チケット売り場がなければ、お洒落なマンションやショッピングモールと見間違えてしまうような外観です。
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ピピピっと人数分のQRコードで受付を済ませて、友人たちと入場。
首からかけるスタジアムツアー用の入場者カードとしおりを貰い、モニターでスタジアム紹介の映像を見たり、しおりに目を通したりしてツアー開始まで時間を潰します。今は閉じられていますが、このエスカレーターを使用して競技場に入場します。 -
国立競技場は、木材をふんだんに使用するデザインで有名な建築家・隈研吾氏を中心に建設されたため、至る所に木材が組み込まれています。
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どうしてもサッカー観戦目線になってしまいますが、やはりグラウンドの周りにトラックがあると、ピッチが遠く感じるなあと思いながら見学していました。
偶然1ヵ月ぐらい前に友人に誘われ、味スタでサッカー観戦したばっかりだったので、尚更そう感じたのかもしれません。 -
私たちが参加した時間帯のスタジアムツアーは、はとバスツアーも一緒でした。集合場所にはほとんど人がいなかったので、参加人数少な目なタイミングだったんだなと思っていたら、はとバスから降りた乗客が続々と入場口へ。
はとバスも国立競技場のツアーとかやってんのか。何か特典あるのかなと思っていたら、一般参加者と同じツアーへの参加でした。 -
客席は、全面的に屋根に覆われているので安心して観戦できますね。
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昔のスタジアムの観客席は、ブロックごとに同じ色の座席が多かったように思いますが、最近は色が統一されているわけではなく、結構まだら模様なんだなあと思いながら眺めていました。
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国立競技場の巨大モニター。
真下から見上げると写真に入りきらないほどの大きさです。 -
観客席の屋根には、全国47都道府県から集められた木材が使用されています。
中央のレールは、メンテナンスや点検用のものだそうです。
多くの木材を使用していることもあり、通常のスタジアムと比較して、維持管理がかなり大変だとおっしゃっていました。 -
国立競技場の上を飛行機が通過していきます。
(実際は、遠く離れているのだけど) -
観客のいないスタジアムに来るのは初めてなので、スタジアムではよく見かける風景も普段とは違って見えます。
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一般客が、観客席に向かうための通路。
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国立競技場のすぐ横に見える、この宇宙船のような形の建物は何なのだろうと思っていたら東京体育館でした。
東京体育館 名所・史跡
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スタジアムツアーが行われる日は、時間差で1日に何度か行われていますが、私たちが参加したのは最後の回だったので、スタジアムからは東京の夕景が見えていました。
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誰もいない巨大建造物。少しワクワクしてしまいます。
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長い廊下を通って、通常は一般客が入ることの出来ない3Fの貴賓室に向かいます。
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貴賓室の手前には、控室のようなスペースが設けられています。
要人の大勢の関係者の方が、待機するスペースなのかもしれません。 -
天皇陛下や内閣総理大臣を始めとした要人が利用する貴賓室。
ソファはフカフカそうに見えましたが、沈み込むようなことはなく、硬めで座りやすいソファでした。 -
貴賓室の天井は、舟底天井になっています。
木のように見える柱も含めて、和が意識された空間です。 -
貴賓室奥に飾られている「聖地」と書かれた屏風。
一部の人しか見ることが出来ないのが勿体ないくらい、国立競技場を一言で言い表した言葉です。 -
貴賓室からグラウンドを眺めた風景。
グラウンドのちょうど中央で高さも含めて最高の観戦場所です。
グラウンドを囲むレーンでは、一つ前の時間のスタジアムツアーのお客さんが見学をしていました。 -
常に芝を最高の状態に保つために、日々芝の育成が行われています。
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貴賓室の座席は、革張りで手すりも木材が使用されています。
プラスチック製の一般席と比べても高級感がありますね。 -
エレベーターのボタンが、とにかく大きかった。
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一般の観戦客用の座席。
前の列の人が気にならないくらい、列ごとの角度がかなりあり、凄く見やすい観客席だなと思いました。 -
観客席の一部だけが夕陽に照らされ、黄色く色づいています。
夕刻を迎え、スタジアム全体が影に覆われて徐々に暗くなりつつあります。 -
スポーツ観戦は、どよめきや歓声でスタジアム全体が揺れるのを体感してしまうと、生の迫力はやはり違うなあと思いますが、選手もそれが当たり前の環境で日々試合をしていると、コロナ禍の頃のように無観客試合とかだと却ってやり辛いのではないかなあと思います。
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ゲストやスポンサーが利用することが出来る2FのVIPラウンジ。
混みあわない場所で歓談出来るというのは、大きなメリットなんでしょうね。 -
VIPラウンジの天井にも木材が使用されていて、大きなガラス窓上部の障子が、明りを取り込みながら、強い日差しを遮る役目を果たしています。
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VIPラウンジから見える街の風景。
遠景は夕陽を浴びる建物の風景ですが、窓の下の通路は部活帰りなのか、学生服を着た学生さんが大勢行き交っていました。 -
先程は、立食形式のVIPラウンジでしたが、椅子に座って食事などが摂れるスペースも併設されていました。
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国立競技場には、大きな駐車場が設けられています。
観客用とは思えないので、出場者や関係者用なんでしょうね。 -
歩道と車道を隔てるバリケードの足元を見ると、富士山になっていました。
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駐車場の壁面に記された世界陸上2025出場者のサイン。
熱心に見ていた人は、興奮する場所かもしれません。
(全く見ていなかった私には、誰が誰だか。。。) -
東京オリンピック2020(2021)で実際に使用された表彰台。
登って記念撮影もOKです。 -
向かい側にもオリンピックの表彰台。
こちらは1964年のレプリカとかかな。
見た目はこちらの方が、オリンピックっぽいように思えます。 -
B2Fの壁面に大きく書かれた「TOKYO、JAPAN」。
貴賓室の「聖地」を書かれた書道家の青柳美扇さんの作品です。 -
対面には、「NATIONAL STUDIUM」と書かれています。
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B2Fの選手入退場口から、スタジアムを眺めた風景。
私のように何も成し遂げていない人間でも、ロッカールームから、グラウンドに出ていく際の選手たちの気持ちの高ぶりを疑似体験することが出来ます。 -
選手入退場口から、スタジアムを眺めた風景。
勿論観客はいないので静かなものですが、何万人もの観客を目の当たりにして大歓声に包まれると、一気にボルテージが上がったり、逆に緊張で意識がぶっ飛んでしまったりと私みたいな小心者は、とてもじゃないですが平常心を保てそうな気はしません。 -
選手入退場口のすぐ後ろの観客席には、先ほど見学した3Fの貴賓室があります。
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選手入退場口の左手には、幅跳び用のレーンが設けられています。
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建物内に戻って、チーム更衣室を見学。
ロッカールームの手前にマッサージルームが設けられていました。
試合前後の選手たちの体のケアをすぐに行えるようになっています。 -
試合前やハーフタイムに使用されるロッカールーム。
シンプルで清潔感のある部屋です。
戦術確認用の白板や机も中央に置かれています。 -
ハンガーには、国立競技場シールが貼られています。
流石に持って帰ったりはしないでしょうと思いますが、色々な国の選手も利用するロッカールームなので文化が違うかもしれませんね。 -
ロッカールーム横には、シャワールームと洗面所が設けられています。
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通路には、多くのサッカー選手たちのサインが記されていました。
FCバルセロナとヴィッセル神戸の親善試合時のFCバルセロナイレブンのサイン。 -
キングカズのサイン。
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ジーコのサイン。
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イニエスタのサイン。
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10番がネイマールのサイン。
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レアル・マドリード所属当時のベッカムのサイン。
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東京オリンピックの聖火リレーで使用された聖火トーチ。
触ることは出来ませんが、どのくらいの重さを感じるのか興味があります。 -
個人的に、歴代の日本代表の中でも最強DFだと思っている中澤佑二選手のユニフォーム。
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フリーキックの名手でファンタジスタでもあった中村俊輔選手のユニフォーム。
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最後にもう一度グラウンドに出てみました。
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夕闇迫る夕刻の一瞬。
何とも言えない色にスタジアムが染まっていました。 -
楕円形の屋根の間から見える空は紫色でした。
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スタジアムツアー出口近くの国立競技場外壁に飾られた東京オリンピック1964の記念碑。まだ私は生まれてもいないので当時の熱狂などは知る由もありませんが、映画のALWAYS 三丁目の夕日などを見ていると色々な社会問題などはあったでしょうが、日本が一番幸せだった時代なんじゃないかなと感じています。
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