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紅葉に包まれる秋の高野山へ行ってきました。<br />関西エリアからの車での日帰り旅です。<br /><br />高野山は816年に弘法大師空海が開いた真言密教の聖地。<br />「紀伊山地の霊場と参拝道」として世界遺産にも登録されていますが、他の構成遺産の吉野・大峰や熊野三山より訪れやすいのではないかと思います。<br />かくいう私も初の高野山でしたが、想像していたよりも行きやすく、また紅葉真っ盛りのシーズンだったためか予想以上の賑わい(若い人が多い!)で驚きました。<br />今回は、高野山詣では外せない金剛峯寺、壇上伽藍、奥之院をメインに巡りました。

秋深まる高野山へ

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2025/11/16 - 2025/11/16

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こまたび

こまたびさん

この旅行記のスケジュール

2025/11/16

この旅行記スケジュールを元に

紅葉に包まれる秋の高野山へ行ってきました。
関西エリアからの車での日帰り旅です。

高野山は816年に弘法大師空海が開いた真言密教の聖地。
「紀伊山地の霊場と参拝道」として世界遺産にも登録されていますが、他の構成遺産の吉野・大峰や熊野三山より訪れやすいのではないかと思います。
かくいう私も初の高野山でしたが、想像していたよりも行きやすく、また紅葉真っ盛りのシーズンだったためか予想以上の賑わい(若い人が多い!)で驚きました。
今回は、高野山詣では外せない金剛峯寺、壇上伽藍、奥之院をメインに巡りました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
3.0
ショッピング
5.0
交通
3.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 旅のお供にはこちらを。<br />高野山のガイドブックは南紀白浜や熊野とまとめられているものが多いのですが、るるぶは一冊まるまる高野山で助かります。<br /><br />こちらを参考に、関西圏から高速に乗って高野山へ。紀北かつらぎICで降りて国道24号から国道480号を行けば、高野山への入り口・大門へたどり着きます。<br />紅葉シーズンのため若干道が混んでおり、1時間くらいかかりました。<br />また、国道といえど高野山へ登る道はカーブが連続しますので、運転には注意が必要です。

    旅のお供にはこちらを。
    高野山のガイドブックは南紀白浜や熊野とまとめられているものが多いのですが、るるぶは一冊まるまる高野山で助かります。

    こちらを参考に、関西圏から高速に乗って高野山へ。紀北かつらぎICで降りて国道24号から国道480号を行けば、高野山への入り口・大門へたどり着きます。
    紅葉シーズンのため若干道が混んでおり、1時間くらいかかりました。
    また、国道といえど高野山へ登る道はカーブが連続しますので、運転には注意が必要です。

  • 大門を超えてからはかなり混んでおり、主要な駐車場は満車状態。高野町役場の駐車場が無料開放されていたので利用しました。少し歩きますが、ここは比較的空いているようです。<br /><br />駐車場から金剛峯寺へ移動中、高野山宿坊協会の駐車場で銀杏の下に楓が広がっているのを見つけました。どちらも紅葉真っ盛りで、黄と赤、そしてその下の灌木の緑のコントラストが見事!

    大門を超えてからはかなり混んでおり、主要な駐車場は満車状態。高野町役場の駐車場が無料開放されていたので利用しました。少し歩きますが、ここは比較的空いているようです。

    駐車場から金剛峯寺へ移動中、高野山宿坊協会の駐車場で銀杏の下に楓が広がっているのを見つけました。どちらも紅葉真っ盛りで、黄と赤、そしてその下の灌木の緑のコントラストが見事!

    高野山宿坊協会 名所・史跡

  • 銀杏と楓は拡大するとこんな感じ。<br />楓の赤に銀杏の黄色い葉が散っているのも美しいですね。<br />こんな感じで、高野山はどこも紅葉が見ごろを迎えていました。

    銀杏と楓は拡大するとこんな感じ。
    楓の赤に銀杏の黄色い葉が散っているのも美しいですね。
    こんな感じで、高野山はどこも紅葉が見ごろを迎えていました。

  • さて、まずは高野山に来たなら外してはいけない3大スポットその1、高野山真言宗の総本山・金剛峯寺へ向かいます。<br />参道の向こうに正門が見えます。

    さて、まずは高野山に来たなら外してはいけない3大スポットその1、高野山真言宗の総本山・金剛峯寺へ向かいます。
    参道の向こうに正門が見えます。

  • 金剛峯寺の正門。<br />1593年(文禄2年)に再建されたこの門は、現在の金剛峯寺の建物の中では最古のもの。<br />かつては皇族や高僧しかくぐることの許されなかった門をくぐり、金剛峯寺の境内へ。

    金剛峯寺の正門。
    1593年(文禄2年)に再建されたこの門は、現在の金剛峯寺の建物の中では最古のもの。
    かつては皇族や高僧しかくぐることの許されなかった門をくぐり、金剛峯寺の境内へ。

    金剛峯寺 寺・神社・教会

  • 正門から境内に入ると大主殿が目に入ります。豊臣秀吉が母の菩提を弔うために建てられたもの。<br />金剛峯寺座主の住まう場でもあります。

    正門から境内に入ると大主殿が目に入ります。豊臣秀吉が母の菩提を弔うために建てられたもの。
    金剛峯寺座主の住まう場でもあります。

  • 大主殿の破風。

    大主殿の破風。

  • 大玄関。天王や皇族、高僧が出入りした玄関で、あつらえが豪華。

    大玄関。天王や皇族、高僧が出入りした玄関で、あつらえが豪華。

  • 中は一般公開されているので、さっそく受付へ。

    中は一般公開されているので、さっそく受付へ。

  • 大主殿は襖絵の豪華な大広間や豊臣秀次自刃の場である柳の間など見どころが多いですが基本的に撮影禁止。<br />ここからは撮影可能だった場所の写真です。<br />上は、大主殿から別殿へと続く渡り廊下。

    大主殿は襖絵の豪華な大広間や豊臣秀次自刃の場である柳の間など見どころが多いですが基本的に撮影禁止。
    ここからは撮影可能だった場所の写真です。
    上は、大主殿から別殿へと続く渡り廊下。

  • 別殿の前に広がる蟠龍庭。<br />奥に見えるは奥殿で、この石庭は雲海の中の龍が奥殿を守る様子を表しているとか。<br />日本最大級の広さということもあり見応えがあります。

    別殿の前に広がる蟠龍庭。
    奥に見えるは奥殿で、この石庭は雲海の中の龍が奥殿を守る様子を表しているとか。
    日本最大級の広さということもあり見応えがあります。

  • 別殿の中から眺めるとこんな感じ。

    別殿の中から眺めるとこんな感じ。

  • 別殿と奥殿を繋ぐ渡り廊下からの眺め。

    別殿と奥殿を繋ぐ渡り廊下からの眺め。

  • 蟠龍庭を堪能後、大主殿に戻って上段の間へ。<br />天王や上皇が使われた間で、ここも中の撮影はできませんでしたが、前にある階が素敵。

    蟠龍庭を堪能後、大主殿に戻って上段の間へ。
    天王や上皇が使われた間で、ここも中の撮影はできませんでしたが、前にある階が素敵。

  • 上段の間の手前にある襖絵。

    上段の間の手前にある襖絵。

  • 茶の間・囲炉裏の間に行く途中にて。<br />金剛峯寺の紋は二つあるんですね。

    茶の間・囲炉裏の間に行く途中にて。
    金剛峯寺の紋は二つあるんですね。

  • 寺紋の説明。

    寺紋の説明。

  • 台所。<br />かなり広かったです。かまども大きいですね。

    台所。
    かなり広かったです。かまども大きいですね。

  • こちらも台所にて。<br />大主殿見学はこれで終了。

    こちらも台所にて。
    大主殿見学はこれで終了。

  • 境内にあった鐘楼。<br />

    境内にあった鐘楼。

  • 金剛峯寺を後にして、次は壇上伽藍へ向かいます。<br />壇上伽藍の入り口に立つ中門が見えてきました。

    金剛峯寺を後にして、次は壇上伽藍へ向かいます。
    壇上伽藍の入り口に立つ中門が見えてきました。

  • 中門。ここから壇上伽藍へ。

    中門。ここから壇上伽藍へ。

    中門 名所・史跡

  • 中門を抜けてすぐにあるのは、ご本尊の薬師如来を祀る金堂です。<br />

    中門を抜けてすぐにあるのは、ご本尊の薬師如来を祀る金堂です。

    金堂 名所・史跡

  • 壇上伽藍は弘法大師空海が高野山で最初に開いた地で、金堂は高野山の総本堂。重要な行事もここで行われます。<br />金剛峯寺はまるでお屋敷のような豪華さでしたが、ここは真言密教のお寺だなぁという感じ。

    壇上伽藍は弘法大師空海が高野山で最初に開いた地で、金堂は高野山の総本堂。重要な行事もここで行われます。
    金剛峯寺はまるでお屋敷のような豪華さでしたが、ここは真言密教のお寺だなぁという感じ。

    壇上伽藍 寺・神社・教会

  • 金堂の横を抜ける道から三鈷の松が見えます。

    金堂の横を抜ける道から三鈷の松が見えます。

  • 三鈷の松。

    三鈷の松。

    三鈷の松 名所・史跡

  • 三鈷の松の説明。

    三鈷の松の説明。

  • 御影堂と三鈷の松。

    御影堂と三鈷の松。

  • 高野山のシンボル的な建物・根本的大塔。<br />真言密教の世界観を表す建物で、堂内には曼荼羅が立体的に表現されています。<br />高さが48.5mあり、実際に見るとかなり大きいです。

    高野山のシンボル的な建物・根本的大塔。
    真言密教の世界観を表す建物で、堂内には曼荼羅が立体的に表現されています。
    高さが48.5mあり、実際に見るとかなり大きいです。

    根本大塔 寺・神社・教会

  • 朱色が美しい。

    朱色が美しい。

  • 根本大塔の説明。

    根本大塔の説明。

  • 空の青に根本大塔の朱色がよく映えます。

    空の青に根本大塔の朱色がよく映えます。

  • 東塔。そのむこうには大会堂をはさんで根本大塔。

    東塔。そのむこうには大会堂をはさんで根本大塔。

    東塔 名所・史跡

  • 高野山の草創の説明もありました。

    高野山の草創の説明もありました。

  • 蛇腹道。ここを抜けると金剛峯寺へ出ます。<br />紅葉真っ盛りで綺麗でした。

    蛇腹道。ここを抜けると金剛峯寺へ出ます。
    紅葉真っ盛りで綺麗でした。

    蛇腹路 寺・神社・教会

  • 蛇腹道を出たところにある六時の鐘。今も2時間おきに時を知らせてくれます。

    蛇腹道を出たところにある六時の鐘。今も2時間おきに時を知らせてくれます。

  • 金剛峯寺、壇上伽藍に続いて奥の院へ向かう前に、高野山カフェ雫さんで一休み。<br />はちみつラテをいただきました。

    金剛峯寺、壇上伽藍に続いて奥の院へ向かう前に、高野山カフェ雫さんで一休み。
    はちみつラテをいただきました。

    高野山 café雫 グルメ・レストラン

  • 奥の院はだいぶ離れているので車で移動したします。<br />車を停めていた役場の駐車場に戻る途中、その駐車場横で見つけた建物。

    奥の院はだいぶ離れているので車で移動したします。
    車を停めていた役場の駐車場に戻る途中、その駐車場横で見つけた建物。

  • 高野山奥の院へ。<br />一の橋から行くと日の短いこの時期は帰りが暗くなりそうだったので、今回は中の橋バス停の駐車場から向かいます。

    高野山奥の院へ。
    一の橋から行くと日の短いこの時期は帰りが暗くなりそうだったので、今回は中の橋バス停の駐車場から向かいます。

    高野山奥の院 寺・神社・教会

  • 奥の院は弘法大師空海の御廟を祀る神聖な場。<br />参道には杉木立の中におびただしい数の供養塔や墓碑が立ち、静謐な雰囲気が漂います。<br />

    奥の院は弘法大師空海の御廟を祀る神聖な場。
    参道には杉木立の中におびただしい数の供養塔や墓碑が立ち、静謐な雰囲気が漂います。

  • 途中で見つけた化粧地蔵。<br />他にも織田信長はじめ名だたる戦国武将などの墓碑もありますが、ここはそれらを観光気分で訪れる場ではありません。<br />写真もそこそこに奥の院を目指します。

    途中で見つけた化粧地蔵。
    他にも織田信長はじめ名だたる戦国武将などの墓碑もありますが、ここはそれらを観光気分で訪れる場ではありません。
    写真もそこそこに奥の院を目指します。

  • 弘法大師空海の御廟・灯籠堂は、その手前の御廟橋から撮影は禁止。<br />灯籠堂は多くの献灯に美しく照らされており、厳粛な気持ちになります。ここまで来て、しみじみと高野山に来たのだなぁと実感しました。<br />写真は帰りに撮った参道。<br /><br />さて、これで初の高野山参りは終了!<br />秋の風情も楽しみつつ、今もなお信仰の息づく地を堪能した1日でした。<br />来た道を戻り、高野山を降りて紀北かつらぎICについた頃には外はすっかり真っ暗でした。11月は日が落ちるのが早いですね。次は、もっと日の高い時期に訪れてみたいです。

    弘法大師空海の御廟・灯籠堂は、その手前の御廟橋から撮影は禁止。
    灯籠堂は多くの献灯に美しく照らされており、厳粛な気持ちになります。ここまで来て、しみじみと高野山に来たのだなぁと実感しました。
    写真は帰りに撮った参道。

    さて、これで初の高野山参りは終了!
    秋の風情も楽しみつつ、今もなお信仰の息づく地を堪能した1日でした。
    来た道を戻り、高野山を降りて紀北かつらぎICについた頃には外はすっかり真っ暗でした。11月は日が落ちるのが早いですね。次は、もっと日の高い時期に訪れてみたいです。

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