2023/11/22 - 2023/11/22
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モボ101さん
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2023年の台風シーズンが終わった11月に、前回の2019年より4年半ぶりに10回目の台湾へ。アフターコロナで航空券が暴騰。東京から新幹線で大阪より、台北の方が安いなどと言っていた、コロナ前の良き時代はもう戻ってこないのか。
6泊7日で、台北を起点に台鉄を使って順行(右回り)で一周、阿里山に立ち寄るスケジュールとし、ネットで事前に台鐵の台北から池上までの自強3000(新自強号)と、阿里山森林鐵路の嘉義から奮起湖までのチケットを確保。日本から買えない阿里山から嘉義への帰りバスは、台北到着日に入手することに。
台湾一周鉄道の旅 その1 台北にある2箇所の鉄道博物館と夜市めぐり
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/12017244/
台湾一周鉄道の旅 その2 台北から新自強号に乗って池上飯包文化故事館へ
この旅行記です
台湾一周鉄道の旅 その3 台東鉄道芸術村と台東から潮州へ莒光号のお名残乗車
https://4travel.jp/travelogue/12018558
台湾一周鉄道の旅 その4 潮州日式歴史建築文化園区・鉄道文化園区から区間車で高雄駁二芸術特区
https://4travel.jp/travelogue/12022711
台湾一周鉄道の旅 その5 高雄の旋回橋と哈瑪星鉄道文化園区
https://4travel.jp/travelogue/12025055
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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湾2日目は朝から台北駅へ。朝の東部幹線順行(右回り)、東海岸南部に位置する台東行の列車は混雑するのか、時刻表に台北発7:30の408次自強3000には“臺東民眾實名優先購票班次”の、7:55発の410次自強3000には“花蓮民眾實名優先購票班次”の表示があり、該当する台東や花蓮のIDナンバー(台湾版マイナンバーでしょう)所有者は、4週間前の発売開始の3日前から先行予約ができ、一般客は4日目以降から購入可能となるらしい。
乗車するのは11月の平日なので、発売と同時に売り切れることもないが、408次は下車予定の池上に停まらないため、410次を台鉄の日本語ホームページから購入。
11月下旬の台北駅にはクリスマスツリー。台北駅 駅
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朝の台北駅は空いていた。床掃除の車両が走り回っているが、側面に描かれたこんな配色の電車って、台湾にあったっけ。
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台鉄と西武グループによる、総合事業友好協定締結の広告。中央にラビューがいるが、伊豆箱根や近江鉄道も一緒に掲載されている。
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改札の上の発車案内には、北上に7:55発の410次が新自強と表示。2021年にデビューした自強号の最新型、日立が輸出したEMU3000型を使用する列車だが、時刻表には“自強3000”と記載し、駅の案内では“新自強”。
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自動改札機の横の有人通路に見かけないICカード読み取り機と、TPASS地方社福卡の表示。JR東のSUICAに相当する以前からあるICカード、悠遊卡との違いを調べてみたら、台北や高雄などのエリアごとに、あらかじめ決められた金額を支払うことで、台鉄やMRT、バスなどの地域の公共交通機関が30日間乗り放題となる、共通の一か月定期のようなものらしい。外国人がTPASS地方社福卡購入するには居留証が必要となるので、我々外国人観光客には無縁の存在。
MRTの自動改札機はTPASSに対応しているようだが、台鉄は未対応らしく、有人通路に専用の読み取り機を置いている。 -
ホームの案内にも“新自強”の表示。2020年末に完成した南廻線の電化のあと、ディーゼルカーの自強号や客車列車の莒光号の置き換えのため、2021年より大量に導入されている日立製のEMU3000型。410次は台北の隣駅、松山を発車すると次は東海岸中央部の主要都市の花蓮まで、2時間停まらない。
振り子式の太魯閣号や車体傾斜式の普悠瑪号に途中停車駅を設け、これらの装置を持たない新自強号をノンストップとすることで、並行ダイヤとしている。北廻線が太平洋岸に出ると、沖合にに浮かぶ亀山島の姿。 -
蘇澳新から先の花蓮までは、1970年代後半から80年代の開通で比較的新しい路線だが、その後の複線化や電化によって路線の付け替えが行われた区間もあり、車窓からコンクリート橋の廃線跡が見える。
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ほぼ満席だった410次新自強だが、花蓮で大半の乗客が下車。
花蓮駅 駅
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空いてきたので車内を見学。日本製ということもあってか、座席背面のテーブルにJRによく似た各車両の案内が貼ってあるが、8両の太魯閣号や普悠瑪号に対し、新自強号は12両の長い編成。
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座席は2+2の回転式リクライニングシート。
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座り心地はしっくりこなく、イマイチと感じた。日車製の普悠瑪号のようなフットレストもない。
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指定された席のある7号車には前方に車掌室。車内に車いす等のフリースペースがあり、右側のドアには哺(集)乳室の表示。仕切りのドアの外、デッキ側に車いす対応のトイレ。
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こんなところに点字で座席番号を記載しているのは親切。
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充電用の端子は、前の座席の下のわかりにくいところにある。
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隣の6号車はグリーン車相当の騰雲座艙。騰雲は、清の時代に開通した台湾の1号機関車の名称。花蓮で積み込んだのか、騰雲座艙に付いてくる、フードとドリンクサービスの準備をしている。
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騰雲座艙の座席配置は2+1だがフットレストもなく、ビジネスクラスよりプレミアムエコノミー程度と見受けた。
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花蓮から先の台東線には単線区間が多く、玉里で台東から台北方面行の新自強号と交換。側面は白一色かと思ったら、ドアの上に赤いアクセントのラインを発見。
玉里駅 駅
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新自強号の最高速度は130km/hらしい。
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台湾の東側は急峻な山から流れ下る川が多い。
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車窓の墓地。台湾では沖縄と同様に、小さな家のような形をしている。
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北回帰線を越えると熱帯となり、沿線は台湾の米どころ。11月下旬になると稲刈りの終わっている田んぼも。
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台北から3時間半弱の池上で下車。新自強号のEMU3000型は、台鉄では少数派の運転室扉のある車種。でも、車掌さんはドアの開閉には、車掌室のある7号車の乗客用扉を使っている。この車両のドア上のラインは緑。
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池上を発車して行く新自強号。
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池上駅の側線には、保線用なのか無蓋貨車が並んでいる。
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木造の近代的な駅舎の池上駅。
池上駅 駅
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入口の両脇に立つ、台湾の米どころ池上のゆるキャラはお米の男の子と女の子。
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駅前の通りにある4輪のレンタサイクルは電動自転車。前回、高雄で乗ったが、ペダルはついていても漕ぐ必要はなく、バッテリーを電源にモータで走る。
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こんな電動カートもあるが、いずれもナンバープレートは無く、運転免許なしで公道を走れるのが日本とは違うところ。
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スピードは出ないけど、こんな乗り物が駅前のメインストリートをウロウロ。
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駅の正面の通りを歩いて数分のところにあるのが目的地の、
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駅弁の店“悟饕池上飯包”。今は無くなっているが、最初に鉄道で台湾を一周した20年前に池上を通ったときには、ホームに名物の便當(駅弁)の立ち売りがいた。お昼前に池上に下車したので、次の新自強号までの70分の時間で駅弁屋に立ち寄ることに。
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交差点の所に“悟饕SINCE1939 池上飯包文化故事館”の大きな看板と、1982年以前の762mmのナローゲージ時代の台東線で使われ、その後1067mmに改軌されたディーゼルカーの付随車(日本の国鉄でいえばキサハ)が2両。
池上飯包文化故事館 中華
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店の入り口には、赤と緑のポストに“停看聴”(止まれ、見よ、聞け)の踏切警報器。
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信越本線横川駅の峠の釜飯の荻野屋が、駅売りからドライブインに移行したように、池上飯包も道路沿いの店へ。
お昼時の店内は、列車とは無関係の客で賑わっている。 -
初めて台湾の車販で温かい便當を買ったときは、日本円換算で200円でお釣りが来たと思うが、台湾に行く毎に物価上昇に円安が加わり高くなった。でも、種類も豊富になっている。写真を見て弁当を注文すると、その場で手渡ししてくれる。
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スープはセルフサービスで。
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店内にも席はあるが、店の外には車両から外した本物の転換式クロスシートに、テーブルを組み合わせた列車席が用意されている。でも、やっぱり駅弁は車内へ持ち込むことに。
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気動車の車内は片側の座席は撤去し、シートピッチも広げて間にテーブルを設置。
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車体のバス窓の部分が、中から見ると腐食が激しい、内側に上下2段式のサッシを取り付ける改造がなされているが、果たしてこの車両の現役時代の改造か、駅弁屋に引き取られた後の修理なのか。
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これが120元(約600円)の弁当。高くなったといっても、日本の駅弁の半額かな。
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大きな豚肉の下には茹でキャベツ。その下にご飯。煮卵や厚揚げなどの副菜も。
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もう一両の、キサハの方は立ち入れなくなっていた。こちらも窓を改造し、本来の引き戸とは別に取り付けた開き戸を閉めている。
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“文化故事館”の看板がぶら下がっている、店内の二階に上がる階段がテープで閉じられている。
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階段横のカフェのコックさんに声を掛けたら、店のスタッフに伝えて開けてくれた。
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鉄道か駅弁の展示があるのかと思って二階に上がったら、池上名産の米に関連するものや、
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昔の農家の土間の様子が再現。
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日本の農家の台所にも通じるものがある。
右側には手動の井戸ポンプも。 -
丸いテーブルと椅子も並んでいて、一階が満席になるとここも開放するのでしょう。
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もとは、二階は米の貯蔵場所だったのか、滑車で米袋を吊り上げている。
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何故か、二階から見下ろす一階の店内に、カタカナで“サッポロビール”の看板。
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昔の池上らしき写真が掲示された横では
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国民小学の教室を再現している。
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店の横は、電動カートの駐車場になっている。
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昼食と文化故事館の見学を終え、池上駅へ戻ってきた。
池上駅 駅
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台東までの新自強号の切符を買ってホームに上がると、側線では2軸のクレーン車が長い連結器で小さな貨車を引き連れている。
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1面2線のホームに、E200型電気機関車の牽く客車列車の莒光号が入線。
台鉄の客車列車で普快車や復興号は既に消滅したが、新自強号EMU3000型の大量増備により、今や莒光号も風前の灯火に。 -
折戸で手動扉の莒光号の旧型客車は既に無く、引き戸で自動扉の比較的新しい車両で構成。
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台東始発で東部幹線から台北経由、海線を通って彰化まで、11時間をかけて台湾を半周以上する列車。車内に乗客はごくわずか。
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編成の後部に、紺に白帯の普快車色の郵便車と荷物車を連結。
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日本の国鉄でもそうだったが、2025年7月のダイヤ改正後も台東線に1本だけ残っている莒光号の目的は、郵便荷物輸送なのかもしれない。
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