11月の鶴岡・酒田・山形の記録②

2024/11/11 - 2024/11/14

2日目は終日酒田の観光です。

鶴岡9：02+++酒田9：33/9：40・・・相馬楼10：05/10：40・・・日和山公園10：50/11：25・・・相馬楼11：30/11：40・・・山王くらぶ11：45/12：30・・・山居倉庫12：50/13：20・・・飛島行き定期船発着所・山形県酒田海洋センター13：30/14：00・・・酒田14：35/15：30+++秋田17：17

エリア 山形

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

鶴岡から酒田へ
特急いなほ号は本数が少ないので、各駅停車（2両編成のワンマンカー・トイレあり）で移動しました。

刈り取りの終わった水田では白鷺の群れがおこぼれをついばんでいるのが見えました。

酒田駅到着
鳥海山の笙ヶ岳に登った帰りに海鮮市場から酒田駅近くの高速バスターミナルまで歩いたことがあるので、大体の距離感が分かっています。なので、徒歩で回ることにしました。
時間が無ければ、駅前の観光案内所で観光自転車を無料で借りられます。
るんるんバスも走っていました。

舞娘茶屋 相馬楼 竹久夢二美術館
営業開始早々に入りました。

玄関の戸を開けると金箔の扇や竹に目を奪われます。
受付は（恐らく一番若い）舞妓さんの担当でした。至近距離でちょっとドキドキしながら来訪者用紙に氏名を記入。一応聞いてみたけど、写真はNGでした。

酒田と相馬楼の紹介ビデオ（8分間）の準備ができるまで一階のくつろぎ処で待ちました。多分食事をする所でしょう。

二階の大広間でビデオを見終わるとすぐにまた一階に降りるように促されました。この写真は後で戻った時に撮影。

左の写真は中二階
うっかり通り過ぎてしまいそうな場所にあります。

一階に降りると別の舞妓さんが待っていて、館内の回り方を説明してくれます。（楼内マップは貸し出しで、印刷物は無し）

蔵の中にお雛様が飾ってありました。
竹久夢二の作品（掛け軸）を展示してある部屋もあります。（撮影不可）

一階の見学を終わって二階に上ろうとしたら、中華系の団体が舞妓さんの演舞を見ていて20分待たなければならないということだったので、一旦外に出ました。日和山公園から戻って二階や中二階を見学したあと辞する時はまた受付の舞妓さんが見送ってくれました。

日和山公園
相馬楼から徒歩5分で下日枝神社の社殿→隋神門→鳥居と逆向きのコースになっちゃったけど。
ここで、今が紅葉の季節だと気がつきました。

方角石のある高台から月山が薄っすら見えました。

旧白崎医院（外科）は今年3月に休館して館内が見られなくなり、来年（2025年）3月には閉館するそうです。残念でした。

山王くらぶ
明治28年に料亭として開業した建物です。
玄関の戸を開けると早速お目当ての傘福が飾ってありました。

ここも先ず2階から見学するよう促されます。見事な打掛がずらりと並んでいますが、ここの主役は傘福で、11月4日までは広間いっぱいに傘福が飾ってあって壮観だったのに2つだけ残して片付けてしまって残念だ、ガランとしてしまったので打掛を飾ってある、また来てください、と女主人が訪れる人皆に熱心に伝えていました。

傘福の飾りには一つ一つ意味があることを知りました。猫のおもちゃの縫いぐるみ（海老）を発見＾＾

傘福の奥に辻村寿三郎氏の作品が展示されていました。気品がありますね。

2階に傘福を制作している部屋があります。床の間に飾るような小さい作品もありました。

1階も見学。喫茶室のガラスもレトロなものでした。

夢二の間
字が読みづらくてすみません。

日本海側を旅行していると「北前船が繁栄をもたらした」という説明をよく目にします。相馬楼も「北前船が運んだ京の文化」だそうです。

山居倉庫
川沿いに歩き、山居橋を渡ります。

明治26年に建てられた米の保管倉庫です。
ここから庄内のお米を積み出していったのでしょう。

まだ時間があるので、さかた海鮮市場の方へ向かいました。

飛島行き定期船発着所

笙ヶ岳の帰りにもここに来て、飛島行きのフェリーがここから出ていることを知りました。発着所には停泊していませんでしたが、別の待機所からちょうど飛島に向かって出航していくところに遭遇しました。なんて運のいい（＾＾）V　
いつか飛島に渡ってトビシマカンゾウを見たいな。飛島のガイドマップも入手しました。

ついでに山形県酒田海洋センターも見学。
船の模型がたくさん展示されていました。

酒田駅に戻って歩いた歩数は19,369歩。
歩道が広く急な坂も無いので歩きやすい街でした。

酒田から秋田へ　
今度も2両編成のワンマンカー（トイレあり）でしたが、運転士さんは女性でした。時代の変化を感じます。
雲が厚く諦めていたけど、仁賀保を過ぎた辺りで丸い太陽が突然姿を現わしました。（写真は失敗）

酒田駅から山形駅へ移動するのに秋田駅を経由した理由
①鶴岡を経由する高速バスがあるけど、JR東日本乗り放題のパスがあるのでJRで。
②酒田から新庄までの陸羽西線はバスによる代行輸送となっているけど、本数が少なく、山形への到着が遅くなる。
③もうちょっと日本海側の景色を見たいから。

今日の支出
相馬楼 ￥1,000
山王くらぶ ￥410
山形県酒田海洋センター　無料