2018/12/13 - 2018/12/18
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無人(muto)さん
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2018年12月、ベビーメタルがシンガポールでの ジューダス・プリースト(Judas Priest)のコンサートのオープニング・アクトとして演奏し、オーストラリアのメルボルン、シドニーおよびブリスベンの3都市で開催されたフェス(Good Thing Festival)に参加したのが、そのライブを観戦しにこれらの都市を回った。それだけではもったいない...と思い、西オーストラリアを訪れた。
「西オーストラリア 2018 その② 白い砂丘が美しい!編」
概略旅程は以下の通り。
第10日 ブリスベンからエスペランスへ エスペランスで3泊
ミドル島のピンク・レイクへのシーニック・フライト
ここまで既編「その①」
ここから先は本編「その②」
第14日 エスペランスからセバンテスへ
ピナクルズ・デザート見学
第15日 セバンテスからヨークへ
モービル・デューン見学
第16日 ヨークからパースへ
ザ・ウェイブ見学
第17日 パースから東京へ
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- カンタス航空
-
この日は、エスペランス・エリアからパース北のナンバン国立公園(Nambung National Park)エリアへ移動する日だった。
ちまり、エスペランス空港でレンタカーを返却し、10時15分の便でパースまで飛んで、またレンタカーを借り、「インディアン・オーシャン・ドライブ(Indian Ocean Drive)」で北上、約200km北のピナクルズ・デザート(Pinnacles Desert)に訪れ、セルバンティース(Cervantes)の宿へという旅程だった。 -
何これ?
空港から180kmくらい走ったあたりから、ナンバン国立公園に入るのだがその少し手前の右側に白いくじらのような丘が見えた。パーキングが設けてあったので降りてみた。 -
説明板があった。「モバイル・デューン(Mobile Dune 移動砂丘)」と言うそうで、
その説明板によると、これらの砂丘は3種類(Quindalup dunes、Spearwood dunes、Bassendean dunes 日本語での記述は見つからなかったのでそのまま表記する。 )に分類されるそうだ。海岸近くに存在し現在も年間10m単位で移動している白い砂丘、海岸線から少し内陸に存在する固形化した砂岩を核にした砂丘、海岸線から離れた内陸に存在するもっと古い砂丘で植生に覆われていることも多いらしい。
貝殻などの堆積で生成された石灰岩の層が隆起し地上に現れ風化し、強い沿岸風で吹き寄せられて砂丘になったらしい。
ところで、このデューンは何と呼ばれているかは記載がないので、この砂丘は勝手にモービーディックと呼んでいる。ネットで調べて見ると、点在するほとんどのデューンには名前がつけられていないらしい。 -
ピナクルズへつく前にもう一ヶ所のモバイル・デューンがあったのでちょっと降りてみたが、1時間くらいで日没となるので、長居はせずにピナクルズ・デザートへ向かった。
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早速出迎えてくれたピナクルズ
入り口から少し進んだ路肩パーキングにて。 -
by Google Maps
ピナクルズ・デザートは、ナンバン国立公園の一番の見どころであるが、砂漠に石ころで示されただけの未舗装道路約4kmを巡って見るようになっている。おそらく観光バスなどはビジターセンター(The Pinnacles Desert Discovery Center)近くのショート・トレイルを歩けるだけだと思う。(時間的に既に閉まっていたので寄れなかった。) -
ところで、ピナクルズとは、石灰岩で形成された尖塔群のことである。高さは高くても3m程度しかない。石灰岩であるが、どのようにピナクルズが形成されたかは、明らかになっていないそうだ。パンフレットに説明されているのは、①雨によって溶出した石灰分が砂丘の下層で砂粒を凝固させた。②植生が成長し砂丘を安定化させ、柔らかい石灰岩の上には硬いカルクライトの被膜が発達した。③植生はさらに固い皮膜を突き破りクラックを生じさせた。④植生が死滅した後、そのクラックには石英砂が入り込んだ。その後、強風により石英砂が吹き飛ばされ、固い皮膜が残った部分だけがそのまま残された...
(説明図は、Visitors Guide より) -
小高くなったところに一面を展望できる場所がある。東の方をみると多くのピナクルが林立しているのが眺められる。
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北を見ると、ピナクルが林立する黄色い砂の砂丘の向こうに白い砂丘がある。植生もある。
白い部分は、モバイル・デューンと同じく、Quindalup dunesで、黄色い部分はそれより古いSpearwood dunes らしい。 -
夕陽を反射して黄色がオレンジに色づいていた。
車で移動しながら撮っていたなかの一枚。 -
もう一枚
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先ほどの展望所の方向のアングル。ズーム効果で面白いと思った一枚。
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そろそろ日没ということで、車を停めて撮影タイム。日没時間5分前のお遊び
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ほぼ日没時間。ブッシュの後に落ちたのでお日様は判別できない。
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日没後の暫くはいろいろと面白い光景に巡り会える貴重な時間。この写真も普段はあまり撮らないだろうと思う撮り方してた。
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マジックアワーはここでももの悲しい感じだった。
真っ暗になる前にデューンをでて、セルバンティーズの宿に向かった。ここでは、ピナクルズ エッジ リゾート(Pinnacles Edge Resort)に宿泊。シンプルで1泊の宿として不足はなかったが、スタッフの手際がイマイチで、良かった...という印象はなかった。改善していることを祈る。ピナクルズ エッジ リゾート ホテル
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前日見つけたモバイル・デューンに再訪した。
前日は2ヶ所立ち寄って路肩パーキングから見ただけだったが、この日は3ヶ所訪れ、砂の上も歩いてみた。
最初に行ってみたのはインディアン・オーシャン・ドライブのすぐ近くにある砂丘。いや砂丘のすぐ近くを道路が走っているが正しいのだろうか。砂丘は1年に10m移動するらしいから、砂丘の方が寄ってきたのかもしれない。
砂丘に向かうトレイルヘッドのような場所があり、数台停められるくらいのスペースがあったので、そこに停めて砂丘に登ってみた。 -
まずは近づいて撮った一枚。斜面がきれい。
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白い部分と青い空を撮ってみた。この日は朝ということもあり真っ青な空で前日とは違った景色に見えた
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実際に登ってみると真っ白な丘で、まるで白いドレープ状の飾りを施されたケーキのようだった。
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風紋がきれいだ。
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白い砂だけ撮ってみたやつ。現在もPCの待ち受けに使っている。
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風紋は場所によって文様も深さも違う。
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風が吹くと白い砂が舞い上がる。移動するわけだ。
このあと少し進んで遠景がきれいなデューンを撮ってみた。 -
白鯨のようなデューン。
クジラでは頭に当たるような形状だが、こちらが風下側のテール。夏の強い南西風によって砂が巻き上げられ風下側に積もり急斜面をつくるようだ。 -
胴体部も絵になる。
また進んで海側にもデューンが見える場所があった。 -
ウェッジ・アイランド・ロード(Wedge Island Road)に入って、車を停めてみた。
小高くなった地点だったので海を背景に見えている。こちらは南側なのでヘッドであろう、クジラの頭はない。 -
登ってみると、先ほどのデューンより植生が多いようだった。
ということで、デューンの撮影終了。3ヶ所で1時間30分ほど楽しんだことになる。 -
次に休憩したところに生えていた黄色い花。
調べて見たらバンクシア(Banksia)の1種らしい。62種が西オーストラリアの固有種とのことだが、このバンクシアの種を特定することはできなかった、
このあとはひたすら走って、ウィート・ベルトの入り口にあるヨーク(York)という街まで。前泊のセルバンティーズから約290km、停まらないでも3時間以上かかる距離だったのだが、途中で撮影の機会を探りながらゆっくりと走った。
ザ・ヨークプレイス・アコモデーション(The York Palace Accommodation)という宿で、ビンテージものの家具なんかも置いてある古いホテルだが、清潔で気持ち良く過ごせた。泊まったのは1階のテラスがあるアパートのような部屋だった。グッド。The York Palace Hotel ホテル
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この日の夕食は久々にレストランだった。フロントで紹介してもらったところだが、普通に美味しかった。
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この旅でもう一ヶ所行こうと思っていたところが、ウェーブ・ロックだった。ヨークから250kmほど離れているので往復するだけでも6時間くらいかかるので、ヨークで2泊することにしていた。
今になって考えると、エスペランスからそのまま車で移動した方がずっと効率的だったと思える。 -
ウィート・ベルトはこんな景色が延々と続いていた。
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山火事に遭遇。こ2019~2020年の夏は山火事が多く、ブラック・サマーと言われた年だった。消火に当たっていると思われる飛行機が見える。どうやったら鎮火させられるのか想像もつかないと思った光景だった。
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上を飛んだとき塩湖がいくつも見えていたので道路沿いにあったところに寄ってみた。酷く乾燥していたようで水は少なく、湖と言うより、塩原だった。上空から見たときカラフルな湖が少なく白い塩湖ばかりだと思っていたが多くの湖がこのように干からびていたのかもしれない。
更に走って、ウェーブ・ロックに着いたのは午後1時頃だった。 -
お~、ここがウェーブ・ロックか!
えっ、これだけ!?
というのが、第一印象。
高さ15mほど、長さ100mほどの波があるだけなのである。しかしながら、この波の岩はそれなりに絵になるし、何よりも地質学的に価値があるものなのである。
この岩は、およそ27億年前の岩である。日本列島が形成されたのがほんの2,000万年前であり、引き離される前に形成された2億年前の地層に含まれていた日本最古の岩石が20億年前のもの...などと考えると27億年前の岩とは凄いことなのだ。
ハイデン・ロック(Hyden Rock)という花崗岩の孤立丘(Inselberg インゼルベルク)は3つのドームからなっていて、ウェーブ・ロックは中央の岩丘の北側に位置する「フレア斜面」である。「フレア斜面」とは孤立丘が地下にあったときに地下水による化学風化により、粒状化した基盤岩に凹状(上向きまたは内向き)のポケットが形成されてできた層が、南極とオーストラリア大陸の分離という大イベントによる南西オーストラリアの傾斜化とともに傾斜したものである。その後、長い年月をかけて周囲の比較的柔らかな地層が風化・浸食されたためこの岩山が地表に露出することになり、同じく傾斜化していた凹状のポケットもウェーブ・ロックとして地表に出てきたのである。ウエーブロック 自然・景勝地
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地表に露出した後も、風や雨、温度変化などによる風化や浸食は続き、特に、岩の表面を流れる雨水が特定の鉱物を溶かし出すことで、岩に見られる特徴的な縦縞模様(色の変化)が生じているとのこと。
なかなか、興味深いものである。 -
サーフィンをする格好で記念撮影する人が多いらしいけど、この日は曇りだからだろうかいないw
ま、読書するご婦人がいてもいいか... わけがわからんw -
このハイデン岩は脇の方から登れるようになっている。
まずはウェーブ・ロックを撮りたいと着いたらすぐに動き回っていたが、既に午後2時近くなっていた。お腹空いたことが急に気になり... -
ウェーブ・ロックのエントランスと道路を挟んだウェイブ・ロック・ワイルドライフ・パーク(Wave Rock Wildlife Park)という施設群の中にあったレース・プレース(The Lace Place)というカフェに入ってランチにした。
実は、それから約4時間の記録も記憶も飛んでいる。おそらく、きっとナップを取っていたのだろう...と思う。 -
晴れている!再度、ウェーブ・ロックに行ってみた。ずいぶん雰囲気が違うものだ。
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ハイデン・ロック周囲にはウェーブ・ロック他にもいくつか見どころがある。ここもその一つでヒッポス・ヨーン(Hippo's Yawn)、つまり「カバのあくび」と呼ばれる岩群である。どれがカバかはわからないけど。何枚か写真を撮ったのでコラにしてみた。
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すぐ近くにも塩湖群があり(おそらくレイク・ガンター自然保護区(Lake Gounter Nature Reserve))、行ってみたけど、やはり干上がっていた。
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夕焼けかぁ...ハッとして時間は午後6時過ぎ。ヤバい、帰らなきゃ。
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この日も遅くなって外食。
注文した食材を庭に持って行き炭火グリルで調理するというセルフスタイル。ちょっと新鮮な感じ。
残念ながら店名は覚えていない。 -
一応、全ての目的地を訪れてこの日から帰路ということになる。
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目覚めたら夜明けの時間だったのでちょっと宿を出て近くの見晴らしのいい場所まで行ってみた。
雲が多くて少し残念
いったんホテルに戻りゆっくりとチェックアウト。パースまでウィート・ベルトをドライブした。 -
この日もこんな景色が続く。
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塩湖に立ち寄ってみたが、ここも干からびていた。今になって思うと、ブラック・サマーと呼び名が付くくらいの年、乾燥が著しかったのだろうと思う。
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ユーカリの巨木が散在する。いかにもオーストラリアという光景。
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もう一枚、よく晴れていて気持ち良い風景の中をドライブできて爽快な気分だった。
この日はお昼頃にはパースに着いたが、ホテルに早くチェックインできた。 -
高層ホテルで眺めが良かったのでサンドイッチを買ってきて部屋ランチ。
ゆっくりとランチを楽しんで、写真の整理をしながらゆっくりと最後の午後を楽しんだ。
ホテルは、最後なので自分的には奮発してマリオット系のアロフト(ALOFT)というホテル。次世代型と言われるコンテンポラリーで機能的なホテル。割とお気に入りブランドのひとつでもある。
そして、翌日は帰国の途についたのだった。アルフォート パース ホテル
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ベビメタのライブにかこつけての旅は、「ピンク・レイクを見たい」というところから計画したわけだが、期待を裏切らなかった。まだ、鮮明な記憶が残っている。残っているうちにその定着として旅行記を書けて良かったと思う。
・ピンク・レイクは思っていた以上にピンクだった!
・モバイル・デューンは知らなかったけど絶景でめっけもの
・ウェーブ・ロックは意外と小規模だった
・西オーストラリアは広いと実感
・ルートはエスペランスから車でパースまで回る方がきっと効率的だった
・他の旅とは違う光景がいろいろ撮影できて大満足だった!
楽しかったなぁ
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ピナクルズ エッジ リゾート
評価なし -
アルフォート パース
評価なし
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