2025年11月 秋の青森温泉巡り☆念願の「黄金崎不老ふ死温泉」「蔦温泉旅館」

2025/11/13 - 2025/11/15

ずっと行きたかった温泉に行ってきました。
黄金崎不老ふ死温泉と蔦温泉旅館。

11/13(木)
ANA719 8:55羽田発　10:05大館能代着
・cafe & shop BRICK
・弘前れんが倉庫美術館
黄金崎不老ふ死温泉 泊

11/14(金)
・藤田記念庭園
・大正浪漫喫茶室
蔦温泉旅館 泊

11/15(土)
ANA722 14:30大館能代発　15:45羽田着

エリア 八甲田・酸ヶ湯温泉(青森)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:30起きで羽田空港へ。
ラウンジで朝ご飯。

羽田空港国内線 ANA スイートラウンジ 空港ラウンジ

ラウンジから10分近く歩く遠いゲート（49番）から搭乗。
大館能代空港視界不良のため、着陸出来ない場合は羽田空港に引き返す条件付きの運航になりました。

ANA719 8:55羽田発　10:05大館能代着
本日2回目の朝ご飯 ^^;
あれ？デザートって付くようになったんだ？
ちょっと嬉しい。
洋梨のゼリーでした。

大館能代空港アプローチ中。
条件付きだっただけあって、揺れたし、雲が立ち込めていて、雨も降ってました。
でも、無事に着陸！

大館能代空港は、到着ロビーのカウンターでそのままレンタカーの手続きをするので、かなりの行列になって時間がかかりがち。
なので、トイレにも寄らずに一直線でカウンターに向かい、早めに手続き完了しました。

大館能代空港 (あきた北空港) 空港

空港駐車場に停めてあるレンタカーに乗り込んで、いざ出発。
結構な本気の雨降りです。
最近の旅行は天気に恵まれることが多かったのですが、お天気運もここまでか…
と思っていたら、弘前に近づくにつれて晴れてきました。
この辺りは終わりかけなのかもしれませんが、まだまだ紅葉がきれい。

行ってみたいと思っていた、弘前れんが倉庫美術館へ。
こちらの美術館、駐車場がありません。
Google mapで調べた、1番近い駐車場が目の前の病院のTimesだったので、そちらに駐車しましたが、そちらは病院利用者用なので、美術館としては推奨していないところだったみたい…
後から知ったのですが、美術館推奨の駐車場は結構離れているところ何ヶ所かで、美術館利用者は割引があったようでした。

11:45
美術館に入る前に、お隣のcafe & shop BRICKに先に入りました。

朝食を2回も食べたので、お昼ご飯代わりにお茶をします。
BRICKアップルパイと自家製チーズケーキ。
旦那さんと分けっこしました。

そして、美術館へ。
入場料1,500円。
これは出てきてから撮った写真なので青空が見えていますが、入る時は、急に雨が降ってきていて、隣のカフェから急いで移動しました。

弘前れんが倉庫美術館 美術館・博物館

入口を入ると、奈良美智さんの大きい犬。

「開館5周年記念展
ニュー・ユートピア
わたしたちがつくる新しい生態系」
Part2：2025/7/11～11/16

あと3日で終わっちゃう展覧会でした。

川内理香子さんというアーティストの作品。

CACTUS［サボテン］
布に糸で刺繍している作品。

何かの植物を育ててる？作品とか、広い地下空間みたいなところを、3人の防護服を着た人がスケボーで滑降している映像作品とか、映像にペイントしている映像作品など…
おもしろい。

和田礼治郎さんというアーティストの《VANITAS（ヴァニタス）》という作品。
真鍮板にさまざまな種類の果実を投げつけて作成されたそうです。
たくさんの果実が、やがて消えていった…というはかなさを表しているのだとか。
説明をよく読まないとわからないですが、深い…。

開館5周年ということは、結構新しい美術館なのですね。
元々あった近代産業遺産のレンガ倉庫を再生して、美術館にしていて、建物も素敵でした。

ちなみに停めていた駐車場は提携の割引がなく、1時間ほどで料金は1,000円でした(@_@)
車で行く場合には要注意です…。
（HPをよく見ると、提携駐車場情報も載っています。ただ私がちゃんと見ていなかっただけ…）

弘前を後にして、一路、不老ふ死温泉へ。
岩木山の北側を通って、海沿いの道を南に向かいます。
曇ってたり、突然雨が降ってきたりと不安定な天気でしたが、ここに来て晴れてきました。

途中の千畳敷海岸という景勝地で車を降りてみましたが…
すごい強風。
「東映」って感じの岩と波飛沫です。
ちなみに、東映の荒磯に波の景色は、千葉の犬吠埼だそうです。

千畳敷海岸 自然・景勝地

この辺りは、いろいろと奇岩があるみたいなのですが、何せものすごい強風で寒くって、すぐ車に戻りました。

14:40
黄金崎不老ふ死温泉に到着。
宿のチェックイン時間は14時からと早めです。
（チェックアウトは10時）

黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル

ロビー。
(これは後から撮った写真なので、TVで相撲やってます。青森は相撲王国ですもんね！)

部屋は、ツイン禁煙海側（階段移動あり）。
1名2食付きで、17,600円でした。
(公式HPから予約)

そんなに新しくはないですが、広めの部屋で、WiFiも完備。
冷蔵庫の中は何も入っていませんが、湯沸かしポットの他に氷水の入ったポットもありました。
温泉に入ると喉が渇くので、冷水がたっぷりあるのはありがたい。
空気清浄機もありました。
TVの下に暖房があって、弱でも暑いぐらいの暖かさ。
外は寒いですが、この時期はまだ寝る前に暖房を切っても、朝まで寒いということはありませんでした。

お茶請けは、深浦雪人参タルト。
人参の味はよくわかりませんでしたが、普通に美味しくいただいて、入浴前に血糖値を上げます。

ユニットバス。

部屋からは海が見えます。

海の際にあるのが、かの有名な露天風呂。
露天風呂までは（服を着て）屋外を歩いて向かいます。

館内図。
思ったより大きな旅館です。
そして迷路のようで、慣れるまではこの館内図を見ながら移動しました。
新館と本館があって、私たちが泊まったのは新館と本館の間の西棟の3階でした。

早速、海辺の露天風呂に行きます♪
露天風呂へは本館1階から行きますが、かけ湯ができないので、露天風呂への通路の手前にある「黄金の湯」で身体を流してから向かいます。
露天風呂は、右側に女性専用、左側に混浴の湯舟があり、フロントで湯浴み着を借りることができます。

海辺の露天風呂、最高でした！
ただの海の見えるお風呂ではなく、目線の高さに日本海の荒波が見えるっていうのがすごい。
いやー、念願でしたが、来ることができて良かったー。
そして、天候によっては入ることができませんが、入ることができて本当に良かった！

絶対混んでるだろうなーと思って行ったのですが、意外にも1人か2人しか入っておらず、湯浴み着を着て旦那さんと混浴の方に入っていたのですが、私たちだけしか入っていない時間もありました。
皆さん、とにかく夕焼けのときに入るみたい。

16:15頃、新館の「不老ふ死の湯」に行ってみたら、誰も入っていませんでした。
みんな海辺の露天風呂に行ってるみたい。
（この日の日の入りは16:25）
不老ふ死の湯にも露天風呂があって、ここから海辺の露天風呂と夕日が見えました。

日が沈むまでまだ少し時間があるな、と思って、髪を洗ってからもう一度露天風呂に出てみたら、雲に隠れてしまっていました。
ここの大浴場には、サウナ＆水風呂もありました。（入りませんでしたが）
露天風呂はかなりぬるめなのですが、内湯は激熱で入っていられないほど (^^;)
もうちょっと適温だったら良かったんですが。
こちらの温泉は鉄分と塩分たっぷりで、温まります。

17:45～夕食＠お食事処 夕日
「選べるメイン！鮑または牛陶板焼付　特選和膳コース」
バイキングもありますが、特選和膳の方にしました。

プリセットされてるお料理たち。
・弘前産 林檎酒
・ギバサ五色和え
・栄螺の壺焼き、さもだし菊和え
・お造り　本鮪、ハマチ、スズキ、真蛸
・マトウダイ味噌漬け焼き
・海鮮陶板焼き
・鮑の水貝、とさか海苔
・つがる風茶碗蒸し（栗の甘露煮の入った甘めの茶碗蒸し）
・深浦産つるつるわかめ
・自家製漬物
・県産はれわたり ます子醤油御飯

あんまり食事に期待していなかったのですが（失礼）どれも美味しい♪

選べるメインは、私が活鮑の踊り焼き。
旦那さんが、牛の鉄板焼きにして、シェアしましたが、これがどちらも豪華！
デザートは、自家製 雪人参アイス。
全部美味しくいただきました。

もしかしてこちらのお宿、めちゃくちゃコスパ良いんじゃ…？

翌朝。
雲がちょっと多めですが、雨は降っていません。
日の出は6:25で、海辺の露天風呂に向かっている人が見えました。
露天風呂の利用時間は、日の出から日の入りまで。

朝食はバイキング＠レストラン津軽
6:30～9:00まで、好きな時間に行くことができて、私たちは7時過ぎに行きました。
お刺身とか、筋子など、ご飯が進む系w
筋子はかなりしょっぱかったですが、ホッキサラダや茄子の煮浸しが美味しかったです。
サラダとヨーグルトには雪人参ジャム。
夕食も朝食も、期待以上に美味しかったです。

食後に新館のお風呂に行ったら、また誰も入っていなくて独泉。
目の前に海が広がっていて、ここのお風呂も素晴らしい。
（前日に入ったお風呂と男女入れ替え）

部屋で朝ドラを見た後に（この日の「ばけばけ」すごかった…おときちゃんが三之丞坊ちゃんに啖呵切る回）最後にもう一度、海辺の露天風呂へ。
やっぱり最高のお風呂でした！

9:40にチェックアウトをして、途中の、海の駅ふかうら、道の駅ふかうらに立ち寄り。
真イカ寿司っていうのが、気になるー。
私、飯鮨とか、かぶら寿司とか、好きなんです。

道の駅 ふかうら かそせいか焼き村 道の駅

途中、電車とすれ違いました。
これはリゾート白神かな？

弘前城近くの津軽塗のお店でお買い物して…
もう1度、弘前のアップルパイを食べたいな、とネットで調べて藤田記念庭園内にある大正浪漫喫茶室に来てみました。
平日だし空いているだろうと思ってたら…なんと7組待ち。

だいぶ時間がかかりそうなので、藤田記念庭園を見学して待つことにします。
入場料は320円。
雪吊りも美しい。

藤田記念庭園 公園・植物園

こちらの庭園は「日本商工会議所会頭を務めた実業家である藤田謙一が、1919年（大正8年）に郷里である弘前市に別邸を構える際に東京から庭師を招いてつくらせた江戸風な景趣の庭園」とのこと。

終わりかけなのかもしれませんが、紅葉がきれい！

庭園には高台と低地部があって、こんな本格的な滝もありました。

東北地方では、平泉毛越寺庭園に次ぐ大規模な庭園だそうです。
アップルパイのついでに来ましたが (^^;) すごい庭園でした。

雲がかかっていて、この写真だとよく見えないですが、正面にどーんと岩木山が見えるのです。
なんと贅沢な借景。

藤田さんの別邸だった洋館が、大正浪漫喫茶室になっています。
庭園を見終わっても、まだ5組待ちくらい… (+_+)
曇っていて寒いので、建物の中で待つことにします。

大正浪漫喫茶室 グルメ・レストラン

1時間くらい待って、やっと入店。
ちなみに、前日までなら予約もできるみたいなので、訪問が決まってる場合には予約をすると良いと思います。

国の登録有形文化財の洋館で、素敵です。

パスタやカレーなどの食事メニューもありますが、ここでは弘前の有名店のアップルパイが6種類くらいあって、それが人気らしいです。

旦那さんはオークレールのアップルパイとカフェオレ。
アップルパイによって、冷たいまま提供されるものと、温めて提供されるものがあり、こちらは冷たいタイプ。
りんごの存在感と歯ごたえがあって、美味しいです。

私は、タムラファームのアップルパイをスペシャルプレートで。
スペシャルプレートにはアイスクリームとベリーソース、猫ちゃんクッキーが付きます。
ダージリンティーと共に。
こちらのアップルパイは温めてあって、アイスとよく合います。
リンゴの酸味も感じられて、美味しかったです。

今夜の宿に向かう途中で立ち寄った、田舎館村の道の駅。
りんごのバラ売りがあったので、ぐんま名月と王林とサンふじを1つづつ買いました。
食べ比べてみるのが楽しみ。

→帰宅してから食べてみました。
どれも美味しかったですが、初めて食べたぐんま名月がとっても美味しかったです。近年、美味しくて育てやすいと人気の品種のようですね。

道の駅 いなかだて弥生の里 道の駅

道中で通る、酸ヶ湯温泉で日帰り入浴しようと思っていたのですが、喫茶室に入るのに1時間待ったので、真っ直ぐ宿に向かうことにします。

…っていうか、雪？？！！

これってちょっと降ったっていうレベルじゃないような…
そういえば、酸ヶ湯温泉って豪雪で有名ですね。
11月中旬でもうこんななんだ ∑(ﾟДﾟ)
気温もマイナス1℃とか…
もう完全に冬です。
Tシャツ1枚で過ごしてた日々からまだ1ヶ月も経ってない気がする (ﾟдﾟ)
後から聞いたのですが、この3日前ぐらいに雪が降ったそうで、この辺りの道路も通行止めになったりしてたみたいです。
旦那さんがスタッドレスタイヤのレンタカーを予約していたの、意外とグッジョブでしたw

15時過ぎに蔦温泉に到着。

蔦温泉旅館 宿・ホテル

ロビーラウンジでチェックイン。

館内図。
宿泊するのは、右手の西館。
お風呂は3ヶ所、久安の湯、泉響の湯、有料の貸切風呂。
久安の湯は1番古いお風呂だそうで、時間によって男女の入浴時間が分かれています。
男性：13:00～21:00
女性：21:30～9:00

西館は3階建てで、1階にお食事処、2階・3階が客室。
エレベーターもあります。

2021年4月にリニューアルしたという【西館2階】和モダンツイン。
10畳の和室にベッド。
エアコンもあったので、夏の暑い時でも快適そう。

TVの下が暖房で、不老ふ死温泉同様、暑いくらい暖かいです。
真冬はめちゃくちゃ寒いだろうから、このくらい強力な暖房が必要なのでしょう。
この時も外はかなり寒くて、暖房がない廊下はだいぶ寒かったです。
冷蔵庫の中には美味しい水が冷えてました。

昭和生まれですけどすっかり軟弱者なので、やっぱり布団よりベッドがありがたい…
実家に帰省すると布団なので、翌日身体がイテテとなります (^_^;)

部屋の窓からの眺め。
コの字型になっていて、こちらの反対側にお風呂があります。
本館は大正時代の建物って言ってたかな。

洗面台。
この隣にトイレ。
部屋にお風呂はありません。

お部屋に置いてあった「みつりんご」が美味しかった♪
館内着の作務衣とタオル。
事前にLサイズをお願いしてましたw
温泉タオル、熱心に集めてるわけではありませんが大体貰って帰るので、家のコレクションはだいぶ増えました。

本館の廊下を通って、お風呂へ向かいます。
右側は、ロビーラウンジ。
左側は、宿泊者用ラウンジ。

宿泊者用ラウンジでは、コーヒーとか日本酒、アイス、お菓子などが自由にいただけます。

泉響の湯へ。
こちらの温泉は、源泉かけ流しではなく、源泉湧き流し、とのこと。
源泉の上に浴槽があって、下から空気に触れずに源泉が湧いているのです。
お湯は無色透明、無臭ですが、じんわり染みわたってくる、良いお湯 (*'▽')
私の好きな大丸あすなろ荘の甌穴風呂に似てる気がしました。

写真は、日帰り入浴客用の休憩処。
すでに日帰り入浴の時間が過ぎているので誰もいません。

休憩処からの眺め。
正面に見えているのが、宿泊している西館です。
部屋の中が結構丸見えでした…全然気にせずに着替えてた気がする (^^;)

18:00～夕食@お食事処。
外国人の宿泊者もちらほら。
改めて思いますが、日本の旅館の、風呂上がりのすっぴんで館内着で夕食食べられるのって、最高。
外国の人もこのスタイル心地良いと思うのかな？

前菜
十和田産 ガーリック豚松風、野辺地産葉つきこかぶ黄身酢、
南部名物かっけ揚げ、青森サーモン燻製白和え、甘栗棒寿司

先附
深浦産紅ズワイガニ かに酢ジュレ

小鉢
三陸産帆立炙り、弘前産清水森なんば昆布

お造り
深浦産 本鮪、八戸産 水蛸、十和田産 紅鱒

十和田産岩魚姿焼き
南部産冷製アピオス田楽

アピオスは、リンゴの苗と一緒に輸入された豆課の植物だそうです。
甘みがあるジャガイモの小さいの、という感じ。
岩魚はよく焼けていて、頭からバリバリ食べられました。
身はふっくらで美味しい。

田子牛三種味比べ
ヒレ、サーロイン、ランプ
ばっけ味噌ソース、塩、山葵

酢の物
三沢産あなご含め煮 みぞれ酢和え

お肉と一緒にご飯が食べたくて、持って来ていただきました。
青森県産米「はれわたり」
青森名物「けの汁」

美味しいお米に、美味しいお肉…最高です。

デザートは、クリーム豆腐・小倉餡、林檎シャーベット、シャインマスカット。

青森県産にこだわった、美味しいお食事でした。
量が多過ぎないのも、我が家的には良かったです。
ご馳走様でした。

蔦温泉といえば、蔦沼のほとりにあると勝手にイメージしてたのですが、10分ぐらい歩くことが、ここに来てわかりました。
蔦６沼というのがあって、沼めぐりができるんですね。
６沼めぐるのは、寒いし難しいかもしれませんが、せめて蔦沼には行きたい…
ですが、ここももれなく「クマ出没注意」エリアなので、旦那さんは乗り気じゃありません。（私も怖いけど）

翌朝。
途中2回くらい目が覚めましたが、21時前に寝落ちしてから6時半までよく寝ましたー。
7時過ぎに朝ご飯へ。
ビュッフェですが、青森名物がいろいろあって、とても良かったです。
筋子も、貝焼き味噌、イカメンチ、ミズのお浸し、帆立と蕗の煮物…
食べてみたかったイカ寿司もありました。
→飯鮨感は無くて、浅漬けが詰められてるイカ、という感じでした。

食後に、入っていない方のお風呂に行きます。
昔ながらの、久安の湯。
1ヶ所しかないので時間によって男女に分かれていて、前日の21時半以降が女性でした。
昨晩は21時前に寝ちゃってましてw入れず。

久安の湯も源泉湧き流し。
少し熱めの本当に良いお湯です。
泉響の湯の女風呂にはない水風呂がありました。
(泉響の湯の男風呂には水風呂があって、旦那さんが入ってめちゃくちゃ冷たかったとのこと。)

9:40にチェックアウト。

今回の宿泊は公式HPから直接予約・事前決済の、早割30日前までの予約で10％以上お得！というもので、33,000円でした。
不老ふ死温泉のほぼ倍のお値段なのですね…
場所も含め、ダイナミックプライシング的な需要と供給の関係かな…
いずれにしても、どちらもとても良い旅館でした。

熊が怖いから行かないでおこうかと思っていましたが、やっぱりここまで来たので蔦沼には行っておこうということに。
一応、熊鈴は旦那さんがいつも持ち歩いてますw
旅館をチェックアウトした人が何組か歩いていました。

この辺一帯はブナの原生林だそうです。
葉っぱはもうほとんど落ちちゃってますが、これはこれでとっても良い感じ。

森の中を10分弱歩いて、蔦沼に到着。
遊歩道が整備されていて、歩きやすかったです。

蔦七沼 自然・景勝地

頭がのぞいているのは、赤倉岳。

雪が降る間近の季節、晩秋のブナの森。
そこに現れる、静かな池。

蔦温泉旅館はアントニオ猪木さんと縁が深い宿らしく、写真や本の他に、久安の湯に猪木さんのお風呂に関する言葉が飾ってあったり。
宿の近くに猪木さんのお墓があるそうです。

話は変わるんですが、最近見た&見ているTV番組で印象に残ったもの（メモ）:
NHK BSでやってたドキュメンタリー「衛生兵キューバとアラスカ　ウクライナ・夢も人生も諦めない」
現在進行形の戦争のリアルってこんな感じなのか…と。明るくてポップな映像と、死と隣り合わせの映像が、リアルで衝撃でした。

もう1つは「サンブル川の事件 凶悪犯罪はなぜ見逃されたのか」
フランスで実際にあった事件を元に作られたドラマで、1話毎に各関係者の視点で事件を追っていくもの。
30年もの間、身近な地域でレイプを繰り返していた犯人がなぜそんなにも長い間捕まらなかったのか…すれ違いや時代背景、偏見や思い込み、国は違いますが同じ時代を生きてきたので、空気感に共感できる部分もあり、引き込まれました。
BSで週1回放送中で、まだ続いていますが、観るのを楽しみにしています。

さて、空港に向けて出発します。

蔦温泉ってこんなに奥入瀬渓流の近くだったんだ！
ということで、奥入瀬渓流を車窓に見ながらのドライブを楽しむことができました。
もう紅葉は終わって、観光客は少ない時期ですが、それだけに静かに渓流の景色を楽しむことができるので、結構この時期にくるのも良いかも。

奥入瀬渓流 自然・景勝地

十和田湖を望む展望台からの眺め。

十和田湖 自然・景勝地

トイレ休憩で立ち寄った道の駅こさか。
目の前に日本の滝100選の七滝という滝がありました。

道の駅　秋田こさか七滝 道の駅

途中のガソリンスタンドで給油して、12:50大館能代空港に戻って来ました。
あまり寄り道はしませんでしたが、結構時間がかかりました。
とはいえ、余裕をもって空港に着けたので、空港内の写真を撮ったり、道の駅こさかで買ったアカシアドーナツ（特産のアカシア蜂蜜を使った、あんドーナツ）を食べたり。

大館能代空港 (あきた北空港) 空港

ANA722 14:30大館能代発　15:45羽田着
最近、帰り便は大抵遅れてたので、今回も遅れるかなーと思っていましたが、定刻にさくっと出発しました。
青森温泉旅、楽しかった！
行きたいところまだまだあるので、また来ます！

お昼ご飯を食べていなかったので、機内食のお弁当もしっかりいただきました。

今回は割とお土産いろいろ買いました。
りんご3種、しじみ汁、りんご酢、深浦人参ジュース・ドレッシング・カレー、魚のだし粉。
弘前で購入した、津軽塗のお椀とお箸。
このお椀にひとめぼれでした。
今回も羽田空港で山形グリーンストアのフルーツサンド、買えました♪
帰宅したら、新聞の土曜版「プラス1」に黄金崎不老ふ死温泉が一面に載ってました！

☆完☆

この旅行記へのコメント （2）

• azuraさん 2025/11/26 21:17:32

  不老ふ死温泉と蔦温泉 ♪

  ニーコさま
  
  こんばんは！
  不老ふ死温泉と蔦温泉行かれたのですね！！
  
  不老ふ死温泉は、リゾートしらかみ号で駅に立ち寄っただけでしたが、行ってみたい温泉です。
  蔦温泉は、10月のベストシーズンだった為、一人旅は受け付けて貰えず、日帰り温泉のみを楽しみました。
  いつか母を誘って、真っ赤に燃える蔦池と風情ある温泉宿を楽しみに、再訪したいと思っています。
  
  11月だと、雪も積もり始めているのですね。。
  青森の温泉は、私には熱過ぎるのが偶に傷なのですが…
  でも、温泉があちこちにあって良いですよね ♪
  確かに、今年は熊の被害が多く報道されているので、正直怖いですよね。
  でも、折角行ったのに素敵な景色を見逃すのも惜しい気がしますし。。
  ニーコさまが無事、お散歩出来て良かったです ♪
  
  藤田記念庭園のカフェ、私の座った席もニーコ様のお写真に写っていました。（サンルーム？の右端のコーナー）
  私もかなり待った記憶です。
  アイスクリームの乗ったガレットとりんごジュースをいただきました。（美味しかったw）
  
  所々見覚えのある景色が見られて、懐かしく拝見しましたw
  一緒に行った様な…不思議な感覚です ♪
  
  azura

  ニーコさん からの返信 2025/11/28 08:55:43

  RE: 不老ふ死温泉と蔦温泉 ♪

  azuraさん、おはようございます！
  返信遅くなり、すみません m(__)m
  
  ずっと行ってみたいと思っていた2つの温泉にやっと行くことができました。
  azuraさんも蔦温泉、藤田記念公園のカフェ、いらっしゃってたのですね！
  旅行記拝見しなおさせていただきます！
  11月はさすがにまだ雪は降っていないだろう…と本格的に冬が来る前に、と
  この時期に行ったのですが、もう雪が降っていてびっくりしました。
  行った日は幸いにも雪ではなく、良かったです。
  10月の紅葉の頃は、蔦沼も奥入瀬渓流もかなりの混雑だと思うので、
  人が少ないこの時期は穴場かなとも思いました。
  雪が降らなければ… (^^;
  八甲田ロープウェイにも乗ってみたかったのですが、この時は倒木の関係で
  運休していました。
  今回は一部しか行けなかった感もありますので、改めて酸ヶ湯温泉も含めて
  ゆっくり周ってみたいな、と思います。
  
  急に寒くなってきましたので、お身体にお気をつけてお過ごしください！
  旭川の旅行記、拝見するの楽しみにしています♪
  
  ニーコ