3人娘の南東北旅・・その３　伊豆沼の白鳥に会いに行こう

2025/01/18 - 2025/01/19

土湯温泉を離れ　再び新幹線で北上（ほくじょう）し
くりこま高原まで来た。
途中　新幹線の窓から見える大崎平野
刈り取られた田圃の中に　白鳥の群れが見えた。

エリア 栗駒・栗原(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

くりこま高原駅の観光案内所によって　伊豆沼の様子を確認すると
ハクチョウたちが沼に戻ってくる時間は　まだ3時間ほど先
行き方や観察におすすめの場所を聴いて　とりあえず今日お世話になるホテルへ。
荷物を預かってもらい　5階の展望レストランで昼食をとることにした。
３方を見渡せる展望レストランから　栗駒山も見えた。
リーズナブルなランチをゆっくり楽しんだ後、駅の反対側のイオンをぶらぶら
地方のイオンは本当に大きい。何でも揃っていて一つの町になっている。

15時にホテルへと　タクシーを予約してあったので　ホテルに戻ってチェックインだけ済ませ　ロビーで待っていると　ぴったり15時に　1台のタクシーが止まった。
話上手な運転手さんのお陰で　楽しい車内。
少し　早ぐねぇがな？
日暮れになってガンや白鳥が戻って来るには時間がありすぎるようだった。
運転手さんの勧めで　日常的に鳥が多くいる内沼の浜に停めてもらった。
ここは餌付けしているから　いつも見られないことはないらしい。
家族連れが餌の入ったバケツを持って　餌やりをしていた。
私たちも餌を買いに行って　白鳥にあげてみた。
古米をポン菓子にしたような餌だった。
　

宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター 自然・景勝地

白鳥でもガンでもない水鳥もたくさんいて

白鳥は　偉そうに？水に落ちた餌を食べず　パンを持ってきてあげている人の方へ
残った餌は　カモたちが先を争って啄む。

白鳥は　近年どんどん数が減っているらしい。

しばし　白鳥の優雅さとは反対の行動を眺め　
白鳥にも表と裏があるのかな　などと思ったりする。

再び車に乗り込んで　伊豆沼の大きな沼の方に行ってみる。
2羽の白鳥が　並んで優雅に滑っている。
「つがい」なのだろうか？　広い沼は二人だけの世界。

宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター 自然・景勝地

水門の方（北側）に回ると
厚い雲の中から　今日の陽が現れた。
そろそろ夕暮れ
雲も黄金色に染まって　美しい光線が　温かい。
あと30分もすれば　森の陰に隠れるかも。

沼に残っている白鳥たちも　ねぐらに戻るところか
あと30分待てばいいといわれても　この寒さでは到底待てない。
もっと厚着してくればよかったと後悔しながら　運転手さんに出発してもらった。
残念なことに　2時間という時間制限もあって　料金も心配だったので・・・

2時間で12000円ほどの観光でした。3人だから　安く上がったけど。
タクシーは台数が少ないので　早めに予約しないと取れないそうです。
私たちはラッキーでした。　

観測所には　1/10の飛来数
伊豆沼と言えば　白鳥　・・・　子どもの頃はそういうイメージしかなかったが
時の流れか　
その白鳥より　ガンが1０0倍になっているとは知らなかった。

ホテルまで戻ってくる頃に　ちょうど帰巣の時間となったのか
隊列を組んで夕空を行く　ガンの群れがここそこに
白鳥はあまり見られなかったが　ガンがこれでもかというほど
頭の上を通過して行った。
5時を過ぎていた。

一隊は20~30羽
中には50羽以上の大軍団も

空が真っ黒になるほど飛んでいきます
と　ホテルの従業員さんは言う。

駅の方も

ホテルの上も

ホテル エポカ 宿・ホテル

隊列がつながって　どんどん大きな軍団に

くりこま高原駅 駅

みごとなV字
先頭のガンは　キャプテン？

翌日の朝焼け
ガヤガヤと沼の方角から聞こえてくる。
朝の旅立ちが見られるというが　寒さを考えると
2回目は　行けなかった。
ホテルの前で　飛んでくるのを待つのみ

朝焼けのグラデーションが　早起きのご褒美

少しづつ明るくなる空に　何やら黒いものが

少しづつ飛び出した

隊列もはっきり見える。何よりその声がすごい。

美しいV字を描いて　飛んでいく。今日のえさ場はどこだろう。

三々五々　いろんな方向に飛んでいく

と思ったら　近場で済ませる輩もいるのか
目の前の田んぼに降りて来た。
その数100羽近く
鳥でも　安心、近い、時間が短い　安近短を選ぶものがいるんだね。
伊豆沼の鳥たちは十分見せてもらいました。ありがとう、元気でね。
さてと　次は鳴子から秋田へ向かいましょう。