ルワンダ&ウガンダの旅　5

2025/08/15 - 2025/08/16

2025年8月9日～16日
ルワンダ&ウガンダの旅

　夏休み海外一人旅。お盆の一斉休暇という名目の強制5日間連続有休消化、社内的に細かく言えば8/11の山の日の分の休みがGWに回され、8/11を平日扱いに変更させた上での有休。なので、10連休とはならずに9連休。

　元々ANAシドニー発券のフランクフルト往復のチケットを持っていました。とはいえ、折角の長期休暇なので、新規国を増やしたい所。ヨーロッパはほぼほぼ行き尽くしているので、となるとヨーロッパ起点でさらにフライトを追加する形で行先を検討。ターゲットは勿論アフリカ。ただ、フライト検索し始めた時期が遅かったこともあり、また意外とFRA発着だとフライト代が高かったのです。

　全体スケジュールから逆算すると、2ヵ国が限界かなぁと。治安や、ビザの有無、見所の多さ、フライトの多さや接続、総合的に考えてあれこれ検討した結果、今回は、ルワンダとウガンダの二か国に決定。KLMのアムステルダムトランジットが比較的時間がよく、帰り道はアムステルダムのトランジットで9時間あるため、観光できそうです。何気に14年ぶり、2回目のオランダです。

　以下、スケジュールです。

　08/09　伊丹⇒羽田⇒フランクフルト泊
　08/10　フランクフルト⇒アムステルダム⇒キガリ泊
　08/11　キガリ泊
　08/12　キガリ⇒エンテベ⇒カンパラ泊
　08/13　カンパラ泊
　08/14　カンパラ⇒エンテベ⇒
★08/15　⇒アムステルダム（ライデン）⇒フランクフルト⇒
★08/16　⇒羽田⇒横浜

エリア ライデン(オランダ)

8月15日(金)
　おはようございます。アムステルダムのスキポール空港に無事到着です。荷物はフランクフルトまでスルーですが、トランジットに9時間あるので、折角なのでトランジット観光してみます。もっとも、トランジット観光を見越してアムステルダムでの滞在時間を長めにしたのですが、その代わりフランクフルトのトランジットが3時間になり、ある程度慣れ親しんだフランクフルト空港とはいえ多少リスキーです。

スキポール空港 (AMS) 空港

　オランダでの入国審査を済ませます。スキポール空港は鉄道駅直結です。

　以前はアムステルダムに訪問したことがあるので、折角なので別の場所に行きます。色々検討した結果、空港から近く見所も多く町もコンパクトで散策しやすいライデンに行くことにしました。電車で15分ほどと比較的気軽に行ける距離です。

　往復切符にしました。14.6ユーロなり。

　ドイツと違って、オランダの鉄道は改札があります。

　9:15発のDordrecht行きに乗れば、ライデンに行けるようです。

　電車が来ました。

　オランダはどこまで行っても国土が平坦という感じです。

　ライデン中央駅に到着。

ライデン中央駅 駅

　きちんと改札もあります。

ライデン中央駅 駅

　ちょっと地震国日本では考えられないような構造の建物。そして、とにかく自転車率の高いオランダ。平坦な国土と健康志向で合理的な国民性あってのことと思います。

　駅から歩いて5分位で、オランダ名物の風車が見えてきます。

　中は博物館になっている「デ・ファルク」。

　町中の至る所に運河があり、楽器のオブジェもあります。

　地元の方と思える方々が恐らく自家製のボートで散策を楽しんでいます。

　この風車は1743年に建てられたもので、1964年まで実際に使われていたそうです。

（記念の一枚）

　早速中に入ってみましょう、ザッザッザ。ちなみに入場料は6ユーロでした。

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　内部では仕事場兼風車内の生活様式も見学できます。

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　風車はオランダの風景や文化に深く根付いており、

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　主に低地の排水や干拓地の造成、洪水防止のために利用されてきました。

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　また、粉挽き、菜種油絞り、製材など、

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　様々な産業の動力源としても活用されました。

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　風車に住んでいる、ということ自体が凄い気がします。

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　当時のままの階段を上っていくと、

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　風車博物館になっていて、

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　風車の内部構造などが解説されています。

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　今でも回っています。

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　建物は7階建てになっていて、外に出る事が出来ます。展望台にもなっていて街を眺めることもできるのですが、流石に風車周辺は危険なので立入禁止になっています。

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

（風車から眺めるライデンの町並み）

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

（風車から眺めるライデンの町並み）

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

（風車から眺めるライデンの町並み）

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

（風車から眺めるライデンの町並み）

市立風車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　ライデン世界博物館（国立民族学博物館）、時間もあまりないので中には入りませんでした。

国立民俗学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　モルス門、ライデンの市壁の一部として1669年に建設された歴史的な門です

モルス門 博物館・美術館・ギャラリー

　風車「デ・プット」

　元々1619年に建設されましたが、1729年に焼失し、現在の建物は1743年に再建されたものです。

　跳ね橋もあります。

　跳ね橋を渡ったあたりには、

　何やら銅像らしきが見えるのですが、

レンブラント生誕地 (レンブラント広場) モニュメント・記念碑

　実はここが画家のレンブラントの生誕の地だったりします。「夜警」の作者として有名です。

レンブラント生誕地 (レンブラント広場) モニュメント・記念碑

　運河沿いを散策します。

　シーボルトハウス。江戸時代に日本オランダ商館に派遣されたシーボルトが集めた日本のコレクションが展示されていて、なおかつここシーボルトハウスは、オランダにおける日本センターの役割も担っているそうです。

シーボルトハウス 建造物

　周辺には古い建物が建ち並んでいます。

　ライデン大学。オランダがスペインから独立した2年後の1575年に創設された歴史ある大学で、シーボルトもこの大学で学んだそうです。

ライデン大学本部 建造物

　奥に入ると植物園があります。

　なぜか菅原道真の和歌が張られています。

ライデン大学本部 建造物

　さらに進みます。

　こちらには、松尾芭蕉の俳句が。

　やはり運河がある景色はオランダらしくて素敵です。

　運河と橋

（記念の一枚）

　ピータース教会

ピータース教会 寺院・教会

　静かな広場にそびえたつ、後期ゴシック様式の教会。その起源は1100年ころにまでさかのぼる事が出来る歴史ある教会です。

ピータース教会 寺院・教会

　雰囲気がいいですね。

　市庁舎。格好いいです。

　日本食レストランもありました。

　やはり運河では、自家用ボートのクルージングを楽しむ方々が。オランダの日常には運河が欠かせないです。

　運河沿いのレストランが賑わっています。

　自転車も多く、オランダらしい景色が広がります。

　ハーレム通り、ライデン随一のショッピングストリート。

　ハルテブルフケルク教会。白い柱とレンガ造りの外壁が特徴的です。

ハルテブルフ教会 寺院・教会

　モルスポート、ライデンに残る2つの古い都市門のうちの1つで、国の史跡に指定されていて、ランドマークとなっています

モルス門 博物館・美術館・ギャラリー

　駅前のスーパーで、パートナー氏からお土産のリクエストがあったので、物色します。

　ライデン中央駅から電車に乗ります。

ライデン中央駅 駅

　ちょうどよくスキポール空港駅経由の電車が来ました。

ライデン中央駅 駅

　スキポール空港駅に到着。

　KLMのクラウンラウンジで一休憩。

スキポール空港 KLMクラウンラウンジ 空港ラウンジ

　KL1821便のフランクフルト行きに乗り込みます。

スキポール空港 (AMS) 空港

　青空にKLMの機体が映えます。

スキポール空港 (AMS) 空港

　早速離陸します。

　どこまでも平坦なオランダの国土。

　扇状の形をした

　アムステルダムの市街が見えてきました。

　眼下に鬱蒼とした森、遠くに高層ビルが見えてくると、

　フランクフルトに到着です。アムステルダムからの便が乗り遅れると帰国日が伸びるというリスクを抱えていましたが、時刻通りに到着してくれてホッとしました。荷物も遅延することなく届きました。

　ANAにチェックインして、ルフトハンザのラウンジへ。丁度日本への帰国便の時間という事もあり、ラウンジでシャワー浴びてから帰国と思っていたのですが、あまりにも混雑していてシャワーは諦めました。日本人は綺麗好きです。

　NH224便で羽田に向かいます。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

　出発します。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

8月16日(土)
　おはようございます、とはいっても夕方です。時間の感覚が段々となくなってきます。日本が見えてきました。埼玉県の外環道の三郷ジャンクションが見えてきた、という事は都心ルートで着陸です。ワクワク。

　外環道川口ジャンクション。

　中野辺りです。サンプラザは目立ちます。

　初台周辺と首都高西新宿ジャンクション。

　段々と、

　高度を落としていって、

　羽田空港に到着です。一旦横浜の自宅に戻り、翌日は恒例行事で鎌倉に墓参りに行き、夕方に大阪に戻りました。

　番外編1、お土産。ほぼほぼマグネットと、置物と、ショットグラスです。

　番外編2、お土産。ルワンダ土産のコーヒーと紅茶です。ルワンダの紅茶は、プラスチックできちんとパッキングされていないので、少しこぼれてしまっていました。プラごみに厳しいお国柄ですが、こういう事にもなってしまいます。

　番外編3、お土産。ウガンダのコーヒーと紅茶です。

　オランダで買ったストロープワッフルです。パートナー氏からのリクエストです。

この旅行記へのコメント （4）

• らびたんさん 2025/12/12 19:01:32

  ライデン良さげ

  Miyatanさん、こんばんは。
  
  実はオランダ未踏なのですよ。わっはっは。
  
  スキポール9時間でライデンをこのくらい観光できるというのは参考になります。
  モーツァルトが好きでザルツブルグに行ったというのに比べると絵画はぜんぜんわからないのですが、レンブラントの絵が好きでして。
  
  昔親しんだ小説・ロードス島戦記に出てくる自由都市だよなあと長年結び付けておりました。
  Miyatanさんも読まれたことあるでしょうか？
  
  柱1本で建ってるカラフルな建物群、怖すぎるんですけど。。。
  レンタサイクルは観光客でも自転車借りれそうですね？
  いつの日かアムステルダムも含め乗り継ぎで立ち寄れる日を心待ちにしています。
  
  らびたん

  Miyatanさん からの返信 2025/12/12 23:23:25

  RE: ライデン良さげ

  らびたんさん、こんばんは。
  
  そうそう、らびたんさんって意外な国が未訪ですよね。オランダも意外な気がします。日本から直行便もあるし、比較的行きやすい国と思います。
  
  私も絵画はあまり詳しくない割に、美術館によく行きます。美術館に行くとなんとなく自分が賢くなった気がします。(笑)　レンブラントの夜警は何となく知っていました。私はモネが結構好きです。
  
  ロードス島戦記は残念ながら読んだことないんです。
  
  柱一本の建物は、やはり日本人の感覚だと怖いですよね。平坦で干拓地だらけのオランダって地盤弱そうに感じるんですけど、地震は無さそうだし、意外と大丈夫なんですかね。そういえばオランダ初訪問は14年前の2011年夏でして、既にお気づきでしょうが東日本震災のあった年で、アムステルダムの運河ツアーでボートに乗りながら、運河すれすれに建つ家を見ながらこんな場所津波が来たら一巻の終わりで怖いなーと感じたのを思い出しました。
  
  レンタサイクルは私は使っていないですが、多分あると思います。ライデンは歩いて回る感じでした。是非ともオランダに行ってみてください。
  
  Miyatan
  

• RL-JPNさん 2025/12/12 16:05:14

  ライデン

  Miyatanさん　こんにちは。
  
  ライデンって実は知らない街でしたが、AMSの近くなんですね。
  表紙の風車も素敵ですが、街自体が花があって、建物の味もあって綺麗ですね。
  自転車が自然と街にあるのも自転車好きな自分にはたまらないです。
  いつかこの街（か、どこか）で自転車乗ってみたら気持ちいいだろうなぁ・・・。
  
  菅原道真や松尾芭蕉の俳句などがあるのは、何か縁があるんでしょうね。
  
  帰りのFRAでシャワー浴びれなかったのは残念でしたが・・・やはりみんな深夜便の前には浴びたくなるもんですね。
  
  パートナーさんからリクエストのストロープワッフルがとても美味しそうです！
  崩れないように持って帰るのは大変だったような感じもしますが（笑）

  Miyatanさん からの返信 2025/12/12 23:17:31

  RE: ライデン

  RL-JPNさん、こんばんは。
  
  私も直前まで知りませんでした。(笑)
  オランダ（ベネルクス）の地球の歩き方見ていて、アムスは訪問済みという事を考えて、これなら回れそうという事と、ネット生地を見ながら、直前に訪問先決めました。(笑)
  
  おっしゃる通り、風車もあり、平坦で運河もあり、花も多く、自転車も多く、建物も情緒あり、いかにもオランダという感じです。オランダは通算二回目の訪問ですが、再訪してもいいと思っています。
  
  俳句は、なぜでしょうか。
  
  日本人は綺麗好きが多いので、しかもお盆期間中だし、FRA夜発日本行きの便直前はシャワーが混むのかもしれません。午前便だったら余裕で入れます。ちなみに先週もFRAからの夜便で帰国だったのですが、シャワーは混んでいましたが幸い入れました。その後運よくビジネスクラスへのアップグレードも直前で出来たので、運がよかったです。
  
  女子の好みって正直あまりわからないのですが、ネットで色々調べながら、具体的にあれが欲しいと言ってくれるので、有難いです。コーヒーカップのように上に乗せて飲むといいらしいです。と言いながら実はまだ残っているので、そろそろ食べなきゃです。でも実は日本でも買えるみたいです。
  
  Miyatan