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中国には遊びに行ったことがなかったので、どこを訪ねたら良いかを中国に駐在したことのある同僚に聞いたら、万里の長城と兵馬俑が良いと教えてもらいました。<br />そこで、この2か所を含むツアーを探したところ、北京、洛陽、西安の3都市を巡る旅がありました。<br />中国4000年の歴史とよく言われますが、洛陽、西安は長らく中国の都だった都市、北京は現在の首都と、3都市とも大変歴史のある都市です。<br />まずは丸一日かけて北京に向かい、一泊した後、2日目はかつての紫禁城だったところにある故宮博物館、景山公園を見学しました。午後は万里の長城に向かい、八達嶺長城に行きました。万里の長城のほんの一部ですが、本当にすごいスケールだと感じました。北京市内に戻って、北京ダックの夕食をいただいた後、ホテルに帰る途中で、天安門広場周辺を走ってもらい、遠くから眺めるだけでしたが、現在の首府のスケールの大きさに触れました。<br />3日目は北京から新幹線に乗って洛陽に移動しました。新幹線は時速300キロで走りますが、洛陽までおよそ4時間ほどかかりました。洛陽に到着して昼食をいただいてから三国志で知られる関羽の首塚として知られる関林廟を訪ねました。多くの関帝廟とは異なり、唯一の首塚ということで、多くの中国人も訪ねてきます。<br />その後、龍門石窟に行きました。こちらは5世紀末に石仏の彫刻が始められた中国の三大石窟の1つです。約1キロにわたって10万体以上の石仏が彫られているそうです。<br />ちょうど夕刻になり、ライトアップされた廬舎那仏を見ることもでき、感動ものでした。<br />晩ご飯は洛陽名物の水席料理でいろいろなスープが出てきて、美味しくいただきました。<br />4日目はバスで1時間半ほど走り、少林寺を訪ねました。あいにくの雨天でしたが、霧雨程度で済みました。ここは少林寺拳法で有名ですが、禅宗の祖菩提達磨が開いたとされる寺院で、歴史のある寺院として世界遺産に指定されています。寺院の見物の後は、少林寺拳法の演武ショーを見学しました。<br />少林寺では精進料理をいただき、本当に肉を使わない中華料理が美味しく、驚きました。<br />少林寺から洛陽駅に戻り、再び新幹線に乗って西安に向かいました。<br />西安に到着してから、西安名物と言われるビャンビャン麵の夕食をいただき、その後大雁塔と大唐不夜城の夜景見学に出かけました。<br />5日目は今回の旅行の一番の目的だった兵馬俑杭博物館に行きました。3つの建物があり、1号杭の建物が最初に発見されたところで、かつ巨大な兵馬俑杭です。紀元前の時代に、これだけの陵墓をどのように作ったとのかというほど大きなもので、圧倒されました。<br />その後、昼食をいただいた後、日本の真言宗の開祖空海が中国で密教を学んだ青龍寺に行きました。ここはその後廃れていたのですが、日本の支援で復興されました。<br />最終日の6日目は大雁塔に行きました。ここは西遊記の三蔵法師が守った仏教の聖地です。大慈恩寺の一部で、七重の塔になっています。中は階段を上って最上段まで登れるようになっていて、最上階からは西安市内が見渡せました。<br />大雁塔の見学を終えて、そのまま新装されたばかりの西安空港に行き、西安から中部国際空港までの直行便で帰国しました。

中国三都を巡る旅(北京編)

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2025/10/17 - 2025/10/22

1706位(同エリア5322件中)

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sted

stedさん

中国には遊びに行ったことがなかったので、どこを訪ねたら良いかを中国に駐在したことのある同僚に聞いたら、万里の長城と兵馬俑が良いと教えてもらいました。
そこで、この2か所を含むツアーを探したところ、北京、洛陽、西安の3都市を巡る旅がありました。
中国4000年の歴史とよく言われますが、洛陽、西安は長らく中国の都だった都市、北京は現在の首都と、3都市とも大変歴史のある都市です。
まずは丸一日かけて北京に向かい、一泊した後、2日目はかつての紫禁城だったところにある故宮博物館、景山公園を見学しました。午後は万里の長城に向かい、八達嶺長城に行きました。万里の長城のほんの一部ですが、本当にすごいスケールだと感じました。北京市内に戻って、北京ダックの夕食をいただいた後、ホテルに帰る途中で、天安門広場周辺を走ってもらい、遠くから眺めるだけでしたが、現在の首府のスケールの大きさに触れました。
3日目は北京から新幹線に乗って洛陽に移動しました。新幹線は時速300キロで走りますが、洛陽までおよそ4時間ほどかかりました。洛陽に到着して昼食をいただいてから三国志で知られる関羽の首塚として知られる関林廟を訪ねました。多くの関帝廟とは異なり、唯一の首塚ということで、多くの中国人も訪ねてきます。
その後、龍門石窟に行きました。こちらは5世紀末に石仏の彫刻が始められた中国の三大石窟の1つです。約1キロにわたって10万体以上の石仏が彫られているそうです。
ちょうど夕刻になり、ライトアップされた廬舎那仏を見ることもでき、感動ものでした。
晩ご飯は洛陽名物の水席料理でいろいろなスープが出てきて、美味しくいただきました。
4日目はバスで1時間半ほど走り、少林寺を訪ねました。あいにくの雨天でしたが、霧雨程度で済みました。ここは少林寺拳法で有名ですが、禅宗の祖菩提達磨が開いたとされる寺院で、歴史のある寺院として世界遺産に指定されています。寺院の見物の後は、少林寺拳法の演武ショーを見学しました。
少林寺では精進料理をいただき、本当に肉を使わない中華料理が美味しく、驚きました。
少林寺から洛陽駅に戻り、再び新幹線に乗って西安に向かいました。
西安に到着してから、西安名物と言われるビャンビャン麵の夕食をいただき、その後大雁塔と大唐不夜城の夜景見学に出かけました。
5日目は今回の旅行の一番の目的だった兵馬俑杭博物館に行きました。3つの建物があり、1号杭の建物が最初に発見されたところで、かつ巨大な兵馬俑杭です。紀元前の時代に、これだけの陵墓をどのように作ったとのかというほど大きなもので、圧倒されました。
その後、昼食をいただいた後、日本の真言宗の開祖空海が中国で密教を学んだ青龍寺に行きました。ここはその後廃れていたのですが、日本の支援で復興されました。
最終日の6日目は大雁塔に行きました。ここは西遊記の三蔵法師が守った仏教の聖地です。大慈恩寺の一部で、七重の塔になっています。中は階段を上って最上段まで登れるようになっていて、最上階からは西安市内が見渡せました。
大雁塔の見学を終えて、そのまま新装されたばかりの西安空港に行き、西安から中部国際空港までの直行便で帰国しました。

旅行の満足度
4.0
観光
5.0
ホテル
3.5
グルメ
4.0
ショッピング
2.0
交通
4.5
同行者
社員・団体旅行
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 観光バス 徒歩
航空会社
中国東方航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社
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