2025/10/17 - 2025/10/22
1706位(同エリア5322件中)
stedさん
中国には遊びに行ったことがなかったので、どこを訪ねたら良いかを中国に駐在したことのある同僚に聞いたら、万里の長城と兵馬俑が良いと教えてもらいました。
そこで、この2か所を含むツアーを探したところ、北京、洛陽、西安の3都市を巡る旅がありました。
中国4000年の歴史とよく言われますが、洛陽、西安は長らく中国の都だった都市、北京は現在の首都と、3都市とも大変歴史のある都市です。
まずは丸一日かけて北京に向かい、一泊した後、2日目はかつての紫禁城だったところにある故宮博物館、景山公園を見学しました。午後は万里の長城に向かい、八達嶺長城に行きました。万里の長城のほんの一部ですが、本当にすごいスケールだと感じました。北京市内に戻って、北京ダックの夕食をいただいた後、ホテルに帰る途中で、天安門広場周辺を走ってもらい、遠くから眺めるだけでしたが、現在の首府のスケールの大きさに触れました。
3日目は北京から新幹線に乗って洛陽に移動しました。新幹線は時速300キロで走りますが、洛陽までおよそ4時間ほどかかりました。洛陽に到着して昼食をいただいてから三国志で知られる関羽の首塚として知られる関林廟を訪ねました。多くの関帝廟とは異なり、唯一の首塚ということで、多くの中国人も訪ねてきます。
その後、龍門石窟に行きました。こちらは5世紀末に石仏の彫刻が始められた中国の三大石窟の1つです。約1キロにわたって10万体以上の石仏が彫られているそうです。
ちょうど夕刻になり、ライトアップされた廬舎那仏を見ることもでき、感動ものでした。
晩ご飯は洛陽名物の水席料理でいろいろなスープが出てきて、美味しくいただきました。
4日目はバスで1時間半ほど走り、少林寺を訪ねました。あいにくの雨天でしたが、霧雨程度で済みました。ここは少林寺拳法で有名ですが、禅宗の祖菩提達磨が開いたとされる寺院で、歴史のある寺院として世界遺産に指定されています。寺院の見物の後は、少林寺拳法の演武ショーを見学しました。
少林寺では精進料理をいただき、本当に肉を使わない中華料理が美味しく、驚きました。
少林寺から洛陽駅に戻り、再び新幹線に乗って西安に向かいました。
西安に到着してから、西安名物と言われるビャンビャン麵の夕食をいただき、その後大雁塔と大唐不夜城の夜景見学に出かけました。
5日目は今回の旅行の一番の目的だった兵馬俑杭博物館に行きました。3つの建物があり、1号杭の建物が最初に発見されたところで、かつ巨大な兵馬俑杭です。紀元前の時代に、これだけの陵墓をどのように作ったとのかというほど大きなもので、圧倒されました。
その後、昼食をいただいた後、日本の真言宗の開祖空海が中国で密教を学んだ青龍寺に行きました。ここはその後廃れていたのですが、日本の支援で復興されました。
最終日の6日目は大雁塔に行きました。ここは西遊記の三蔵法師が守った仏教の聖地です。大慈恩寺の一部で、七重の塔になっています。中は階段を上って最上段まで登れるようになっていて、最上階からは西安市内が見渡せました。
大雁塔の見学を終えて、そのまま新装されたばかりの西安空港に行き、西安から中部国際空港までの直行便で帰国しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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いつも通り、名鉄のミュースカイでセントレアに向かいます。
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天気は快晴で、旅行気分も盛り上がります。
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出発保安検査の出発便ボードです。
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出発前に空港内のラウンジで朝食をいただきます。
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出発ゲートに来ました。今回は初めて中国の航空会社を使います。北京への直行便はないので、まずは上海に向かいます。
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使用機材は中国製ではなく、エアバスA320です。
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機上から関門海峡がきれいに見えました。
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機内食が出ました。豚肉は脂身が多く、あまり美味しくありません。
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上海の街が見えてきました。浦東空港は上海郊外なので、市街地ではないと思います。
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中継地の上海に到着しました。
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上海で入国手続きをします。ウエブでの通関ができると聞いていたので事前に登録していったのですが、入国カードしか受け付けないと言われ、慌てて記入しました。便利という言葉がおよそ通じない国ですね。
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ラウンジを探して、うどんのような麺をいただきました。あっさりしていて美味しいです。
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北京首都空港まで乗り継ぎ便に搭乗します。
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夕陽でオレンジ色が掛かっていますが、北京の空港に着陸する寸前の景色です。
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北京首都空港に着陸しました。新婚旅行以来33年ぶりに北京に来ました。
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上海ー北京間もエアバスA320でした。日本よりも寒く感じます。
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北京首都空港はそれほど混雑していません。
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到着後、早速夕食のレストランに行きました。
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夕食は軽めに飲茶です。お粥が丸一日の移動で疲れた身体に優しく感じます。料理の味付けも日本人にちょうど良く、辛さも感じません。
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レストランの中はこのような感じです。お客様は多くはありません。
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夕食後、ホテルにチェックインしました。中心市街地から1時間ほどかかり、周囲にはお店などありませんが、立派なホテルです。
北京郊外にある高級ホテルです! by stedさんC コン インターナショナル ホテル (北京中康國際酒店) ホテル
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広いダブルの部屋です。
北京郊外にある高級ホテルです! by stedさんC コン インターナショナル ホテル (北京中康國際酒店) ホテル
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バスタブも付いていて、とてもうれしいです。
北京郊外にある高級ホテルです! by stedさんC コン インターナショナル ホテル (北京中康國際酒店) ホテル
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ホテルの窓から見た朝の景色です。ホテルの周囲は住宅街のようです。
北京郊外にある高級ホテルです! by stedさんC コン インターナショナル ホテル (北京中康國際酒店) ホテル
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ホテルの朝食はあまり種類がなかったですが、野菜を使った料理が多くて美味しくいただきました。
北京郊外にある高級ホテルです! by stedさんC コン インターナショナル ホテル (北京中康國際酒店) ホテル
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最初の観光は故宮博物院です。ここはかつて明・清朝の皇帝が暮らした宮殿だった紫禁城と呼ばれる建物群です。建物の周囲には広い外堀があります。
故宮博物院 城・宮殿
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こちらが正面玄関の午門です。
故宮博物院 城・宮殿
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入城する際は、厳しい荷物チェックがあり、パスポートの提示を求められます。中国の主な観光地はすべてパスポートがないと入れません。
故宮博物院 城・宮殿
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午門から入城すると広大な広場が現れます。
故宮博物院 城・宮殿
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広場の奥の太和門です。門と言っても巨大で、正面からは通り抜けできず、脇の門を通過します。
故宮博物院 城・宮殿
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太和門の脇の昭徳門をくぐります。
故宮博物院 城・宮殿
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昭徳門をくぐると、太和殿(タイホーデン)と言われる故宮最大の博物館が現れます。かつて皇帝の即位式などが行われた巨大な建物です。
故宮博物院 城・宮殿
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こちらは保和殿という建物で、大宴会が催されたり、科挙試験の最終試験が行われた会場に使われたそうです。
故宮博物院 城・宮殿
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こちらは乾清門という建物で、ここから奥は皇帝一家の居住スペースということです。
故宮博物院 城・宮殿
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乾清門の屋根には多くの守り神様が乗っています。
故宮博物院 城・宮殿
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こちらは交康殿という皇后の誕生日をお祝いした建物ということです。
故宮博物院 城・宮殿
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こちらは寝室で、寝台のカバーには喜という文字が入っています。
故宮博物院 城・宮殿
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建物の扉は細工がとても細かくてきれいです。皇帝の住まいですから、贅沢の極みなのでしょうか。
故宮博物院 城・宮殿
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こちらは坤寧宮という明代に皇后の寝室として使われた建物です。
故宮博物院 城・宮殿
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岩で造られた山まであります。
故宮博物院 城・宮殿
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この門が出口になる神武門です。
故宮博物院 城・宮殿
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神武門を出ると、これから上る景山公園が正面に見えます。
これから上ります。景山公園 広場・公園
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景山公園の入口です。
景山公園 広場・公園
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景山公園は結構急な階段を上ります。
景山公園 広場・公園
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景山公園から紫禁城方面の眺めです。紫禁城の向こう側には人民大会堂などもあります。
景山公園 広場・公園
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景山公園の頂上にある万春亭です。
景山公園 広場・公園
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1644年に明朝最後の皇帝、崇禎帝が李目成軍が迫った時に自ら首を吊ったと言われるエンジュの木がありますが、何度か植え替えられているようです。
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景山公園裏側に残っている昔ながらの街並みです。このような場所は数少ないそうです。
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北京からバスで2時間以上かけて万里の長城に移動します。移動する途中でずいぶん手前から万里の長城が見えてきました。
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八達嶺長城に到着し、お昼ご飯をいただきます。
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お昼ご飯はもちろん中華料理です。食べきれないくらいの種類と量です。
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八達嶺長城の入口です。
八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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万里の長城と言われる通り、城壁がはるか向こうまで続いています。
八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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いよいよ長城に上ります。
八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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1時間半で戻れるところまで行きます。
八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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もう少しで一番高い櫓まで行けるところまで来ました。
八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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急な勾配が続きます。
八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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眼下にも延々と続いているのが見えます。
八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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入口から見える一番高い櫓まで来ました。寒いのですが、汗をかいてしまい、上着を脱ぎました。
八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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下りも急こう配なので、大変です。お年寄りがいるとなかなか進みません。
八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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入ったところまで戻ってきました。
八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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八達嶺長城から北京市内に帰る途中でも長城が見えました。とてつもない大きさに驚きます。
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北京市内はかつて畑だったところにビルが林立して、都会になってきているようです。走っている車の1割から2割程度がBEV車です。
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晩ご飯は、北京ダックで有名な「全聚徳」方丈店でいただきます。市内にいくつもお店があるようで、こちらは支店の1つだそうです。
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北京ダックをスライスしています。
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料理の種類は多く、ついつい食べ過ぎてしまいます。
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お皿に盛られた北京ダックです。
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全聚徳 方丈店の店内です。旅行者だけでなく現地の人たちもいて、とても賑わっています。
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ホテルへの帰り道、天安門広場を見たいというリクエストに応えてくれて、天安門広場には行けませんが、天安門広場、人民大会堂周辺の夜景をバスの車窓から眺めながら帰ります。
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こちらも天安門広場周辺です。
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こちらも天安門広場周辺です。
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ホテルに戻り、お店がないと聞いていたのですが、徒歩1分のところに便利店(コンビニ)がありました。
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便利店の中はこのような感じで、お酒、たばこ、お菓子、飲み物、生鮮食品を除く食品、日用品など売っていました。
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3日目は朝、早起きをして、食事は簡単なパンとジュース、ゆで卵だけで済ませて、渋滞に巻き込まれないように北京西駅に向かいました。
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北京西駅です。駅の中に入るのに、パスポートチェックや荷物チェックがあり、大変です。
北京西駅 駅
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新幹線専用の駅で、とても大きく、立派な駅です。
北京西駅 駅
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コンコースもこのように広く、多くの人がいますが、まばらに見えます。
北京西駅 駅
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行き先案内板です。中国各地に行く新幹線が出ています。
北京西駅 駅
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駅構内にはマクドナルドもあります。
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行き先別にホームが指定され、列車が発車する直前までホームには入れません。ここでもパスポートチェックがあります。
北京西駅 駅
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いよいよ新幹線に乗車します。北京から洛陽まで4時間の列車の旅です。
北京西駅 駅
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乗車した新幹線はまだ新しい車両で、トイレは広くて、とても清潔でした。
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洛陽に向かう車中から高層アパートが見えます。途中に石家庄市など大都市があり、それらの駅に停車しながら向かいます。
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車内のスピード表示を見たら時速309キロで走行していました。
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洛陽駅に到着しました。ここから先は洛陽編をご覧ください。
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