急に思いついて、北京へ行ってきました。(Day3＆4)

2025/03/13 - 2025/03/16

新聞広告で「お一人様参加限定の北京ツアー３泊４日」が目に留まりました。
今の中国を見てみたいと思い、衝動的にこのツアーに申し込んでしまいました。

海外で1dayバスツアーに参加したことはあるものの、団体旅行は初めてなので不安もありましたが、なんとツアーに100回以上も参加されている超ベテランを始めとする先輩参加者の方々と、和気あいあいと楽しい時間を過ごすことができました。

昨年どころか、一昨年の旅の旅行記も中途半端なままですが、忘れないうちに北京旅行をアップしたいと思います。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

2025年3月15日（土）

雪が予想されているので旅程が変更され、午前中に万里の長城を訪れます。

途中、ラテックス寝具店に立ち寄り、商品説明とお茶の歓待を受けた後、店員さんがワン・バイ・ワンで付き添ったお買い物タイムとなりました。
そこは、ツアーベテランの参加者の方々が揃っていたので絶妙なやり取りがあり、また、枕を買い求めた方も何人かいらっしゃったので、お買い物タイムが無事終了しました。
ベテラン参加者の方によると、海外ツアーではたいてい旅行会社と提携したお店でお買い物タイムが設けられているそうです。

燕山山脈が見えてきました。

北京市内はこの燕山山脈に囲まれた盆地のため、黄砂が滞留しやすいそうです。

山の峰に沿って万里の長城が見えます。

八達嶺長城入り口手前の商店街

八達嶺長城入り口手前の商店街

入場検査

手荷物・パスポート検査を受けて入場します。

八達嶺長城　入場口

入場口からは北と南の二方向に分かれており、勾配が急な南側は「男坂」、勾配が緩やかな北側は「女坂」と、日本人向けに俗称が付けられています。

「男坂」の一番目の長城を目指します。

この頃から、雪が降り出し、敷石が凍ってツルツル滑ります。

あっと言う間に、雪景色

視界不良

「男坂」第一の長城までもう一息

なのですが、この頃から吹雪となって足元もツルツル滑り、軟弱な私には最後の急登が無理そうだったので、途中で断念。　(;O;)

戻り路

足元を気にしながらソロソロ戻ってくる頃には、雪は止みました。

同じツアーグループの方に撮影していただきました。

後ろに写っているのは別のグループの中国人の方ですが、この写真を見た家族から、『ツアーバッジを胸に付けたImokoのほうが中国にジャストフィットしているね！』と言われました。　(#^.^#)

北京動物園

八達嶺長城でランチを済ませた後、午後は北京動物園を訪れました。

北京動物園入り口

手荷物検査とパスポートチェックを受けて入場します。

パンダ館入り口

入り口のすぐ近くにパンダ館があります。

パンダ館には二つのパンダ舎があります。

向かって奥が一つ目のパンダ舎です。

こちらのパンダ舎で見られたのは1頭だけで、他のパンダは室内でお昼寝していました。

反対側のパンダ舎

こちらのパンダ達もお昼寝タイムで、屋外にいた一頭の雄のパンダだけを見ることができました。

全部で８頭のパンダがいるようです。

広い園内には、他にも金絲猴などの珍しい動物が沢山いますが、1時間15分位の自由時間だったので、パンダ館以外を見る時間は殆どありませんでした。

前門建国飯店　劇場

ホテルに併設された劇場です。
夕食を終えた後、オプション（￥5,400)で申し込んだ京劇鑑賞にやって来ました。

観客サービスとして、開幕前の舞台上で役者さんがメーキャップや支度をする様子を披露します。

歌舞伎の隈取と同様、メーキャップの色で役柄がだいたいわかりますね。

メイクも終わり、付き人と着替えです。

衣装を纏います。この役柄は、たぶん項羽でしょうか。

舞台上手には、楽団

超有名な演目のハイライトシーンが、キッチリ1時間で3つ演じられました。
舞台の両端に中国語と英語の字幕が映し出されるので、ストーリーの概要を理解できます。

「秋江」
秋江の渡し船の上という想定で、恋人を追いかける少女と渡し守のお爺さんのコミカルな掛け合いが秀逸でした。

「天女散花」

空中を舞っている天女という設定で、この演目は鏑木清方が描いた名優「梅蘭芳」が有名ですね。

「覇王別姫」

トリは京劇といえば「覇王別姫」

「覇王別姫」

実は、観光客向けということで、あまり期待していなかったのですが、虞姫を演じた役者さんは素晴らしかったです。

2025年3月16日（日）

最終日の午前中は、頤和園です。

北京４日目で、初めて青空が見えました。

頤和園

『蒼穹の昴』の世界です。

頤和園

頤和園

頤和園

頤和園を後にし、途中でジャージャー麺のランチを頂いて北京空港へ。

空港内のお店でようやく「月餅」を見つけました。
北京市内に多数の店舗を構えるお菓子屋さん「稲香村」では、「月餅」は「中秋節」の時期にしか販売していないとのことで、家族ご指定のお土産が買えずガッカリしていましたが、見つけることができて良かったです。

JL0022便で羽田空港へ戻りました。

最後に、今回ご一緒したツアーの先輩方へ、改めてお礼を申し上げます。

この旅行記へのコメント （2）

• 亮子さん 2025/04/23 10:44:04

  とても参考になりました！

  kawausoimokoさん
  初めまして、こんにちは。
  北京旅行記とても興味深く拝読しました。
  私もこれから同じ旅程のツアー（多分）に参加します。旅行の大まかなのイメージを掴むことができました。特にオプショナルツアーに参加するかどうか迷っていたのでとても参考になりました。
  素敵な旅行記をありがとうございます。

  kawausoimokoさん からの返信 2025/04/23 16:07:52

  RE: とても参考になりました！

  亮子さん、
  
  旅行記をお読みいただき、ありがとうございます。
  
  初めての宿泊付き団体旅行ということで不安もありましたが、ベテラン参加者の方々に親切にしていただき、おかげさまで楽しいひとときを過ごすことができました。
  
  今回参加したツアーは、北京の有名な観光スポットを効率よく巡ることができ、ホテルや食事も、普段質素な一人旅をしている私にとっては充分でした。
  また、オプションで参加した雑技団や京劇の観賞も、どちらも観てよかったと思える体験でした。
  
  機会があれば、紫禁城をはじめとするお気に入りの場所を、今度は個人旅行でゆっくり訪れてみたいと思っています。
  
  これからご出発とのこと、北京も天候が安定する時期に入り、きっと楽しい旅になることと思います。
  いってらっしゃいませ！
  
  kawausoimoko 拝