2025/05/23 - 2025/05/23
668位(同エリア926件中)
めんまさん
ゴールデンウィーク東北の旅③ 国見温泉 バスクリンみたいな黄緑色の湯
の続きです。
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5月23日(金)
東北の旅、4日目を迎え、そろそろ最盛期を迎える自宅のバラの様子が気になりだした私です。
叔父の家から盗…いや頂いたバラの枝も、水に漬けながらの旅を続けていてこちらも少し気になります。
早く帰って土に植えてあげたい。
さてそんな4日目、まずはお昼に横手焼きそばを食べようという目論見。
以前も横手焼きそばを食べようと、調べたお店に行ったのですが臨時休業で、ほかのお店に入ったのですがそこがちょっと独特で(笑)いまひとつだったのもあり、今回は横手焼きそば四天王のお店を調べて行くことにしました。
そもそも四天王って何ですか?ってところなんだけれど、まぁその年(前年)の人気のお店4店、ってことでしょうからハズレは無いはず!
横手焼きそばが密集しているお店のエリアはほとんど昼営業が11時または11時半。なので時間調整のため近くのイオンで時間をつぶします。
そして今回寄ったのが「皆喜多亭」さん。皆喜多亭 グルメ・レストラン
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隣が洗車場でちょっと迷ったけど、店の前に車を停めて一番乗りって感じで入店。
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こちらはカレーが名物のお店らしいので、肉玉カレー焼きそばと普通の肉玉焼きそばを注文しました。四天王っていうので期待しすぎたのかもしれませんが、普通でした…。
ご当地焼きそばってこんな感じで普通の場合が多いですよね。個人的には静岡の富士宮焼きそばがダントツだと思っていますが。でもアツアツの鉄板に乗っていて、最後まで温かく食べられるのは良かったです。
食後に、秋田ふるさと村でお土産を買います。
お留守番をしてくれている義姉に感謝~何がいいかな~とあれこれ選ぶのも楽しい。 -
そして温泉。また成分のキツイ(笑)温泉です。
栗駒山・須川高原温泉です。日本では珍しい「明礬緑礬泉」という強酸性のお湯。楽しみ~
でもちょっとちょっと、こちらもまたお山のてっぺんなんじゃないの?? -
こちらでは須川の湯(大浴場)と大日湯(大露天風呂)それぞれの料金を払えば両方は入れるのですが、この日は露天風呂だけにしておきました。チケットを買って表に出ると所々に地面から温泉が湧く様子を見ることができます。
こちらは女性用の露天風呂。 -
前日の国見温泉に引き続き、グリーンのお湯!!と最初は興奮しましたが、よくよく見るとあれれ…
緑色のペンキが塗ってある(笑)
ちょっと雰囲気違うかなぁこれ。 -
お湯自体は、強酸性でかすかに香る硫化水素の感じも良いし、解放感はバッチリ。湯船の周りで地面から湧き出る温泉の様子が間近で見られるのも面白い。
ただやっぱりこのペンキに気付いてしまうと、う~~ん…。 -
そして平泉方面へ車を走らせます。
次の目的地は中尊寺。こちらも昔行ったところなのですが、その時は今ほど仏像に興味が無かったため、もう一度じっくり見たい!という私の希望により連れて行ってもらいました。
と、その手前にあり気になった「毛越寺(もうつうじ)」へ。
夫は前からここがちょっと気になっていたそう。
「世界遺産、特別史跡、特別名勝」と書いてあります。
中に入ると中央に「大泉が池」という大きな池があり、手入れされた庭を含めて「浄土庭園」と呼ばれています。どうやらインスタ映えするらしく、皆自撮りしていました(笑)
池をぐるりと回ってみましたが、とても静かで確かに「浄土」という名がふさわしい場所に思えました。
ただ、かつてこの境内にたくさん建てられていたお堂はほとんど「跡」となり建物が無かったのが少し残念でした。毛越寺浄土庭園 公園・植物園
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さて、中尊寺に向かいます。
国宝「金色堂」にある仏像たちに会いに行きます。
参道近くの町営駐車場に車を停めます。あれ、ここ前から有料だったかな?
樹齢300年の杉林の中を通る「月見坂」は傾斜が厳しく、前に来た時よりもキツく感じました。年だなぁ(笑)
上り坂が終わるころに「弁慶堂」、「地蔵堂」。
そして薬師堂の近くに小さな影がありました。中尊寺 寺・神社・教会
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近づいても全然逃げる様子のないこのキジトラ猫。以前は確か峯薬師堂にチーコと言う名の雌猫がいたけれど、その子供なのかな。調べると、名前はチビ太くん。
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薬師堂この日は閉ざされていて、中の薬師如来を見ることが出来ませんでした。チビ太、かわいいぞ。
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さらに進んでお堂を一つ一つ見ていく。中尊寺の境内の中にはたくさんのお堂があるので、御朱印を集めている人は一度にたくさん集められるらしいです。
願成就院観音堂。 -
中には観音菩薩。
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大日堂。本尊は大日如来。私の守護仏です。如来の中で唯一宝飾を纏った仏様は煌びやかで素敵でした。
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峯薬師堂。本尊は薬師如来。目を開けている薬師如来、日光月光菩薩。目の病に効くらしい。
少し(だいぶ)ふくよかな体形のお三方、妙に色っぽいです。とくに日光月光さんは腰のひねりが艶めかしい(笑) -
阿弥陀堂へお参りをした後、金色堂のチケットを買いに行きます。宝物館とのセットになっているので、まずは宝物館 讃衡蔵(さんこうぞう)へ。3000点の国宝・重要文化財を収蔵している建物です。
中に入ると丈六仏(1尺(30.3cm)の16倍、1丈6尺の意味ですが、坐像なのでその半分強(266~273.3cm)の像が3つ並んでいます。中央が阿弥陀如来、その両脇に薬師如来。
坐像とはいえ、すごい迫力でした。写真は禁止でした。
そして金色堂へ。こちらも写真は撮れませんでしたが、初めて見た時の感動と同じく、螺鈿細工のすばらしさ、そして極楽浄土を現す須弥壇の煌びやかさに圧倒されます。中央の阿弥陀如来は両脇に観音勢至菩薩、六体の地蔵菩薩、持国天、増長天を従えておられます。この並び順は珍しいらしいですよ。
中には3人のミイラさんたちが収められているそうで、そんなこともここを何か特別な雰囲気にしている要因なのかもしれませんね。
戻りがてら、本堂に行っていないことに気付きました(笑) 本堂の門が工事中で幕が掛かっていたため見過ごしたようです。本堂に参ります。
本尊は丈六の釈迦如来。坐像です。釈迦如来の印相(手の形)は通常、施無畏印&与願印なのですが、こちらの左手は手の甲を見せるような変わった印相をしていますが、どんな意味があるのでしょう。わかる人がいたら教えてください。 -
戻りながらお守りでも買おうかと思っていたのですが、どこも早々に閉めていて買えませんでした。
そして、このお休みどころの看板が懐かしい。小さな「テ」の「グリーンティ」が笑えます。
というわけで、前回来た時より仏像を感慨深く(笑)見ることが出来て嬉しかったです。
少しだけですが知識を入れて見るのとそうではないのとはやはり見え方が違うように感じました。 -
夕飯は一関で焼き肉を食べるらしいですが、その前に夫が行きたいところがあると言うので寄ってきました。
それは山道が切れて少し開けたところにひっそりとたたずむ碑。
「松井元哉」って誰?
この方、奈良の県立病院で勤務されている医師らしいのですが、この方が最初の医師国家資格を受験し、その不合格発表をスマホで見た、という記念にここに「記念碑」を立てたんだって。
奈良の人がなぜここ岩手で?と思ったので調べると、大学でサイクリングのサークルを立ち上げ、皆で東北旅行をしていた際に、この地で不合格通知をスマホで見たんだとか。
いやぁ~~面白い方ですね。
翌年に無事に合格したそうです。合格通知を見た場所に碑は立てなかったのかしら?(笑) -
この日の夕飯は焼き肉。昨日は寿司だったし嬉しいな。
私たちが地方に出かけた時のごはん選びは、なるべくご当地モノを出す店を選びます。ローカルチェーンはその土地土地の特徴が出て面白いんですよね。
「焼肉冷麺やまなか家 一関店」へ。
ちゃんとしたお肉を頼んでなくて、ホルモンとかハラミしか食べていないからわからないけれど、焼き肉は普通でした。でもなんか店の従業員のほとんどが若い男性、というのが面白かったです。焼肉冷麺やまなか家 一関店 グルメ・レストラン
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冷麺は今一つだったけど、ユッケが良かった。一番良かったのは、ビール!!!(笑)
その後は一気に宮城県を駆け下り、福島県相馬市にあるいつも行く漁港、松川浦漁港で夜釣りをします。
小さなメバルが数匹釣れただけなので、新松川浦漁港へ移動しますがこちらもダメ。
福島県まで下りてきて道の駅なみえで車中泊。
明日は最終日。いよいよ帰りますよ~
つづく。
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