2025/09/19 - 2025/09/28
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ハローちゃんさん
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2019年に転職のタイミングでイタリアに住んでワイン作りとオリーブオイル作りをするという夢を叶えた、第2弾です!
秋は収穫の時期です。
仕事を辞めなくても9月に休みが取れたので10日間スケジュールでイタリアに農業するためだけに行ってきました!
前回は、言語の壁に加えて気を使いすぎてうまく楽しめなかったので、克服のために再チャレンジの意気込みです。
結局、想定外のことばかりで前回以上に大変な思いをしましたが、良い経験になりました本当に。
【絶景の収穫編】では、美しい景色の中での収穫作業!
自給自足に近い生活と、働きすぎず、休息を大切にする日々。
日中は暑くて汗をかくほどですが、朝晩は冷え込みます。
快晴のお天気かと思えば、急な豪雨に見舞われて、大急ぎで帰宅して暖炉に火を灯して猫ちゃん含めて家族で暖をとる、自然と共に生きる暮らしを体感できて良い経験ができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日から待望の葡萄の収穫に携わります。
朝は、7時に顔を出して朝食をいただき、そそくさと出発します。
イタリアでの朝食は、卵など重いものは食べずに、甘いものを軽く食べてコーヒーを飲んで完了です。
毎朝、自家製パンに自家製ジャム、自家製のパウンドケーキなど、を自分の食べたい分だけスライスしていただきました。
朝食だけは、みんなで一緒に食べるということはありませんでした。
まだ慣れない農業用運搬車に置かれた板に腰をかけ、いざ出発です!
家の前は舗装道路ですが、すぐに山道へ入ります。私の乗せてもらう車両はいつもお父様が運転してくださいました。
ガタガタごとごと、崖から落ちるんじゃないかと必死で掴めるところに掴まって力が入ります。
お父様はガタガタ道に来ると速度をできる限り落として、振動が最小限になるように配慮して運転してくださいます。
道中、私好みの田舎の絶景が広がっているわけですが、まだ両手を離して写真を撮る余裕がありません。
どこが到着地なのかもわからないまま揺られて進みます。
お、止まる?ここかな??
どうやら着いたみたいです!葡萄畑が朝日に照らされ始めて整列しています!綺麗ー! -
白葡萄を収穫しました。
実が弾けそうにジューシーに育っています。ハサミで軸を切ると、実に触れて果汁が飛んできます。1粒食べさせてもらうと、とっても甘くて美味しかったです!
果汁たっぷりなので、収穫作業は予想以上に汚れました。
果汁なのか朝露なのかわからないけれど手袋もびしょびしょです。
7時過ぎに出発してから、10時過ぎくらいに一旦帰ってきました。
初日なのでどういう基準で一旦帰るのかまだわかっていません。
荷台がブドウでいっぱいになったのか、スケジュールが組まれているのか。
農家さんによると思いますが、こちらでは葉っぱが入っていても傷んだ実の部分があってもお構いないしで採る感じでした。 -
今朝採った分は、ワインビネガーにするそうです!
洗った長靴を履かされて、何するのかと思ったら、おお、踏み踏み開始。
ある程度潰れたら、車の荷台を傾けて留め具を緩め、荷台の底に溜まった果汁をたらいで受け止めます。
バケツリレーで果汁は巨大な円柱型のステンレス容器に詰められました。
ワインビネガーって、この後どうするのか聞いたところ、何もせずただひたすら放置するそうです。
工程を見れなくて残念。でもこれなら私にも家でできるかも?
このあと、休憩です。
1時間くらいでお昼ご飯だそうです。
この時、「1時間」とだけ言われて、1時間休憩なのか、1時間後に出発なのか、1時間でお昼ご飯なのか、意味がわからず聞き返すも、意味をわかってもらえず、ちょっとイラッとされて、こんな簡単な会話が成り立たないのか・・・と愕然としました。。 -
11時半くらいに昼食をいただきます。
やはりパスタが毎日出てきて、私は大喜びです。
いろんな形のパスタが楽しめました。
具材は、畑で育てられた自家製の野菜たち。
デザートは甘い葡萄。食後はエスプレッソ!ですね。
イタリアでの食事は、炭水化物とタンパク質の比率を考えて作るだなんてことはしません。
あるものを、美味しくいただく。素材が美味しい。野菜が美味しい。オリーブオイルと塩の味付けで全部が美味しい。
サラダはそこにプラス、ワインビネガーです。完璧。
チーズでタンパク質も摂れると思います。
食事は、言葉も伝わらないので失礼かもしれないと思い写真を撮る勇気がなかったので一枚もありません。。思い出残したかったなー。
初めて見たパスティーナ?というパスタがあって、クスクスまではいかないけど、スパゲティのみじん切りみたいなパスタで面白かったです。
スープパスタにしてあって、味付けが、なんだか馴染みのある味で、おそらくコンソメ味だとは思うんですが、まるでラーメンを食べているかのようなお味でした。
美味しかったなー、ぜんぶ。
私は海外旅行中に、日本食が恋しくなることはありません。
現地のものをいただくことに興味津々なので!
なんせ今回、帰国してまず一番食べたいと思ったのは、パスタでした。
そのあと3週間ほど続けてパスタを食べています。笑 -
お昼ごはんの後は、すぐ畑に行くのかなと思いきや、14時まで休憩です!
ということは、3時間休憩? すてき。
初日だけかと思ったら、そういうスケジューリングのようです。
一度、お昼ごはんの後に、持ってきた自家製シロップでゼリーを作って皆さんに振る舞おうと思って、仕込みのためにお母さんに声をかけに行ったところ、電気は消えていて、みんなあちらこちらのソファに座って目を閉じて寝ていました!!!
シエスタって、本当に寝るんだ・・・!
と思った瞬間でした。
すみませんお休みのところ邪魔しちゃって、、と言いながら、お母さんは親切に私のゼリー作りに付き合ってくれました。
Google翻訳を使ってなんとかやり取りしたつもりなのですが、結局、何を作ってるのかは全く伝わっていなかったようです。笑
ちなみにゼリーは、食後のデザートに、と思っていましたが、ドルチェ(デザート)なので、甘いものは朝食行きになりました。 -
並べたのが私なので日本人気質がカボチャの配列に出ています。。苦笑
午後は、午前中と同じように葡萄の収穫を続けて、荷台がいっぱいになったところで作業終了。
ホストは収穫した葡萄をワイン工場へ搬入。
お父さんと私は、野菜を育てている畑へ。
広大な土地なので、畑も1箇所ではありません。
トマトやピーマン的なものの畑で水やりをして、その後カボチャ畑で収穫をして帰りました。畑のカボチャは全部採ってきました。
言葉が通じないので無言ですが、なぜだか指示されている意味はわかりました。
日本のカボチャとは全然違いますね。
水分量が多くて、中央に種がない品種もありました。 -
2日目も、同じ白葡萄の収穫です。
朝は昨日よりも冷え込んで、長袖の上着が必要です。
早朝は曇りがちですが、少し経って太陽が照り始めると、半袖で十分です。 -
この日は、収穫後の葡萄を搬入するワイン工場に連れて行ってもらいました。
最初に荷台を計量します。
その次に、この写真の工程、上からロボットアームみたいなもので葡萄の中にブスッと。
これで葡萄の糖度を測るそうです。
糖分が、アルコールに変化します。
甘ければ甘いほど、アルコール度数が高くなるわけです。
なので、甘ければ甘いほど、高額で葡萄を買い取ってもらえるわけです。 -
巨大な貯蔵タンク。あれに全部ワインが入ってるんでしょうねー。
写真右に止まっているトラックのように、荷台に積まれた葡萄は、荷台部分を持ち上げて写真から見切れている右に奈落のようなところがあって、そちらへザバーっと入れられて、機械で潰されます。
みんなが持ち寄った葡萄はごちゃ混ぜになるので、自分のとこのワイン!という感じではありませんでした。 -
農家の仕事は、ここまでです。
葡萄を持ち込んで置いてくる。それだけだそうです。
これで、年に3回、ワイン収入を得られるそうです。
街全体がそのようにして暮らしているようでした。 -
ホストにワインドクターを紹介してもらいました。
この工場で、発酵の具合などをチェックしているワイン博士だそうです。
今年の出来立てワインを飲ませてくださいました。
まだ発酵が終わっていないようで、泡立っています。
泡立っているために濁っています。
アルコール度数もまだ高くなりきっていないような印象でした。
とても爽やかな味で、フレッシュなフルーツ感満載でした。 -
ワイン博士に、どこから来たの?と聞かれ、日本です。と答えると、日本に輸出しているワインがあるよ!と見せてくれました!
-
へぇー、じゃあ日本でもこの地で育ったワインが飲めるわけだ。面白い。探してみよう。
-
帰りの道中。
実はこのとき、トラクターの車体と荷台との間に乗っかって来たのでした。
運転席は1人が座るスペースしかないし、荷台には葡萄。
乗る場所といったら、荷台を繋いでいる接合部しかありません。
まさしく接合部の金具に足を乗せて、落ちないように必死であちこち捕まりながらの移動でした。
面白い体験ができてよかったです。笑 -
3日目の朝は、いつもと出勤ルートが違いました。
おーまたもや絶景。きっと町のみんな葡萄畑を持っているんだろうなー
たった数日で秋の気配が増してきました、朝はだいぶ寒いです。ウルトラライトダウンの出番です。 -
作業用のバッグは汚れちゃうので(1日目で葡萄の灰汁がついて汚れまくりました)、ここで活躍したのが、エティハド航空のアメニティ。
エティハド航空は、アイマスク・ハンドクリーム・耳栓をエコバッグに入れて提供しているので、乗り継ぎを含めると、4個エコバッグがもらえるわけです。
ありがたやー、これなら汚れも気兼ねなく使える! -
さっきまで曇ってたのに、気付けば快晴!気持ちいい!
今日は赤葡萄です。
白葡萄の方がだいぶジューシーなようで、赤葡萄は、果汁が飛んでこないので全然汚れません。びっくり。 -
今日はちょっといつもより作業時間が長く感じます。
葡萄のジューシーさが足りない分(実が小さい)、たくさん採らないと荷台がいっぱいになりません。。。疲れてきたー -
こちらの農家さんでは、葡萄が高いところに実をつけていて、見上げて腕を上に上げて作業しなければならないのです。
背の低い私には、あまり高いところにあると手が届かないほどです。 -
収穫は、このような専用のデニムエプロンに金属ベストのようなものを着用して、その金具にバケツをセットして、そこに葡萄を入れていきます。
これがまた、重い。ただでさえ肩こりの私、首にすべての重量がかかるので、なかなかハードです。
短時間の作業だからなんとかやり続けられますが、今日はちょっと長い気がするので首が痛くて大変ですー -
帰り道、なんの写真やねんって感じですが、木を撮ったんです。
柿の木です!
何が面白いって、「カキノキ」って発音して教えてくれたんです。
いや絶対イタリア語で柿の木じゃないのに、なんで知ってるんですか?!
おそらく過去に来られた日本人ボランティアの方に教わったのでしょう。 -
お昼からも赤葡萄。
思ったほど量が採れないからでしょうか、お昼からはお母さんも一緒に参戦します。
と、
遠くで雷が聞こえ始めました。
ん?小雨?降り始めたかな?
お父さんが何か大きな声で話していて、息子(ホスト)が強気で言い返しています。
ホストは私にジェスチャーで呆れ顔を見せてくれます。
雷が鳴り始めて、雨が降ってきたので、お父さんは、「これは急いで帰った方がいい、雷雨になるぞ!」と言っていたよう。
息子(ホスト)は「そんな心配しなくても大丈夫でしょう、急ぐことないよ」と言い返してたみたい。
ですが、さすがお父さん。まるで海を読む漁師のよう。
急いで運搬車に戻って乗った途端、本格的に雨が降り出しました。
そして、家に帰る道中で、まさしくバケツをひっくり返した勢いの豪雨になったのです!!!
雨にずぶ濡れの状態が続くと、さ、さ、寒い!!!凍○ぬ。。。
昨日は傘持って出たのにね、今日は雨降るなんて誰も思ってなかったよね。。。
まだ私とお母さんは上着を羽織ったけれど、お父さんは家族を連れて帰ることに必死で半袖姿で先陣きってずぶ濡れになっています。
体の細いお父さんは、御歳80歳、私は彼の体が心配で心配でなりません。
今までにないくらいスピードを出して車体を走らせる後ろ姿は、勇ましく、家族を守ろうと必死な姿を見て、私は涙が出そうになりました。
でもお父さんは、誰よりも体力のある人でした。私なんかよりも全然。
きっとそれを知っているからか、お母さんは「もっと急いでよ!!!」と声をかけてました。笑 -
帰ると、お父さんが暖炉に火を灯してくれました。
あったかい!今までで一番暖かい。
猫ちゃんも暖かい場所を知っているようで、すでに特等席にいるじゃないですか。 -
やっぱり猫ちゃんはお父さんが大好きな様子。いつもね、お父さんのそばにいるんですよ。
このとき、暖炉だけじゃなくて、とても暖かい気持ちでした。
お父さん、猫ちゃん、私、お母さん、が同じ空間にいて、会話はなくても、なんだか暖かかったのです。 -
雨が降って農作業ができないときのアクティビティが用意されているのか?
ホストから、イタリア北部の伝統料理、ピアディーナ・ブレッドを作るけど興味ある?と。
あります!もちろん!
レモンの皮で風味づけ。全粒粉を混ぜたからちょっと茶色っぽい生地です。オリーブオイルを加えます。 -
パンっていうから、何時間も発酵させるのかと思ったら、
-
なんと、インドのチャパティじゃないですか。
へぇぇ、知らなかった。
イタリアでも薄焼きがあるんですね。 -
発酵させないのであっという間に出来上がりました。
-
私は焼く係。
このときに、帰りのバスについて、とことん質問しました。
途中必要に応じて翻訳機能も利用。
我ながら成長を感じました。
最初の日曜にパスタ作りを教わったときは、会話にならなくて気まずくて仕方なかったけど、このときは、ゆっくりとわかりやすい英単語で話して、翻訳機能に音読させる、ということを覚えて積極的にコミュニケーションを取れるようになっていたのです。
それで結局、バスは不便だとわかったので、来るときに乗り継ぎまくったローカルバスはやめて、長距離バス乗り場までは電車で行くことにしました。 -
なんと・・・!
お父さん・お母さん、私のバケツ状態のずぶ濡れ靴を乾かすために、暖炉の中に入れてくれてる私の靴!笑笑笑
面白すぎる!!!
一緒に爆笑したかったのに全然伝わりませんでした -
ずぶ濡れの翌朝。
葡萄にも雨が溜まりまくってる気がするけど、大丈夫なのだろうか。。きっと気にしないんだろう。
この日は、朝8時に起きて、と言われ、
この荷台にいっぱいの葡萄を朝ワイン工場に持って行かないことには収穫できないからかな、と思っていたのですが、
とりあえず、8時に出発の意味だったら困るので8時に一回顔を出して朝ごはんをいただき、いつも通り準備をしたら、いやいや靴は履かないでいい!今から葡萄を持って行ってくるから、待ってて。とのこと。
ほうほう。
帰ってきたら収穫に行くのかな。そう思っていると、 -
うそーん。
隣町に連れてきてくれました。
それ、先に言って欲しかった。農作業する前提しか思ってなかったから、作業用の服に靴、、街に出る姿にしては、ダメかもしれない。。。(私ではなく、そういうところは、ヨーロッパ、オンとオフみたいに、身だしなみけっこう気にされます。作業服でレストランとか、引かれます)
とりあえず、上着を羽織って隠す。
靴、綺麗なの履いてきたらよかった。。言ってよ。
にしても、お店が可愛い。街並みが可愛い。 -
葡萄畑の町から車で15分ほど。
私が長距離バスを降りた町の中心部です。 -
このバルコニーのある部屋に住んでみたい・・・か、かわいい。
生活感を想像できませんでしたが、バルコニーにおばあさんが出てきました。
聞くところ、ホテルではなく、一般人の住まいだそうで、いいなーと思いながら眺めていました。 -
この景色を見ながら、私はしばし待機です
-
ここは中世の街並みですね
-
フォトコピー
その名の通り、印刷屋さんです。
隣町からやってきたのは、このためのようです。
データをメールで送っておいて、印刷してもらうのだそう。
1枚印刷するだけのために隣町に来ないといけないというのは、少し不便かもしれませんね。 -
ランチアーノ教会
この街に観光客が訪れる所以です。
ランチアーノの奇跡、といって、8世紀に司祭がミサの最中にパンとぶどう酒が人間の肉と血に変わるという奇跡を体験したとされるものです。
ホストに、「奇跡を信じるか?」と聞かれ、即答で「イエス!」と答えたところ、「俺は絶対に信じない」と言ってました。。。
そして彼はもちろんクリスチャンではないそうです。
それなのに教会に連れてきてくれて、ありがとう。 -
わー綺麗
-
観光名所になっているので、教会には観光客が見られました
-
この写真がもはや絵画のよう
-
教会を観光というのも不謹慎な気がしてきましたが
-
ゆっくり観ていたいところですが、
観光終了
帰ります -
帰りの道中で、宅配便の営業所に寄って、ホームセンターに寄って買い物をされていました。
現地の暮らしを垣間見れた時間でした。 -
この日は私の最終日だったわけですが、午後から収穫に出ました。
今日はもう葡萄の収穫はしないそうです。
何を採るのかわからないまま、生い茂る木の実を細長い木の棒で、バシバシ叩いて落とすという作業が始まりました。
最初はフェイジョアとかそんなんかなと思っていましたが、思ったより実が固くて、直接実を叩いて落とすんですが、なかなか落ちてくれません。
ホストとお父さんは、ハシゴに登って高い所まで余すことなく実を落とします。
私は首90度で見上げ続けて吐き気を催してきましたが、、頑張ります。。 -
落ちた実はこんな感じ
そしてまた場所を移動して、さらに収穫は続きます -
いやー、良い景色だなぁ
ずっとここで暮らしてたら、もう綺麗とか毎日思わないんだろうなー -
この木から実を採るために、まずは草刈りから始まりました。
お父さんが草刈機を抱えて、急傾斜部分をものともせずブインブイン草刈りが進められます。
草刈機は、なんと日本製でした! -
私はその間、最終日の名残惜しさからここぞとばかりに周囲の写真を撮ります
-
中央の黄色く見えるところは葡萄畑ですね
-
ちなみにこの左側に見える木々が、収穫1日目、2日目に来た白葡萄の畑です。
-
広い土地をお持ちですが、税金とかどんな感じなんだろうと聞きたかったけど、言葉が通じないので聞けませんでした。
-
実のアップ
お父さんの体力に脱帽です。
ここでやっと休憩をされていて、さっき採った実を食べていらっしゃったので、私は興味津々で見に行きます! -
なんと!
クルミー!
どうりで堅いわけだ!初めて見た、胡桃の木。
ちなみに持参のおやつはもちろん自家製のフルーツです。
この健康的な生活。だからお父さんこんなにパワフルなんだ。
毎日、体に良いことしかしてないように思います。 -
この晩が、最終夜になるので、晩ごはんのときに、イタリア語で感謝を伝えようと翻訳して用意して口頭で伝えました。
でもちゃんと意味伝わってなかったみたいで、みんな横目でテレビの方に意識いってました。。。悲
けどいいんです、仲良くなれなかったけど、私はやりとげた。
今年のオリーブオイルはこのとき時期が早すぎましたが、昨年以前のものをいただきました!
お金払うつもりで、欲しいって言ってたんですが、無料で5リットルもいただいちゃいました。ありがとう。
オリーブオイルもやはり産地によるのか、こちらのものは非常にあっさりした風味でサラサラ系のオリーブオイルでした。
最後に告白しますが、
実はこの最終日、初めて温かいシャワーを浴びれました。
昨日まで、ほぼ水シャワー。。。
ゲストルームだけなのか、わかりませんが、バスルームに設置された電気式ボイラーが全然仕事してくれなくて、最高でも体感26度くらいだったと思います。
東南アジアで水シャワーは経験ありますが、ヨーロッパでこの時期の夜の水シャワーは身体に応えました。。
最終日は、なぜお湯が出たかというと、暖炉に火が入っていたからです。
家の暖は、すべて暖炉から回ってくるシステムです。
こないだの大雨の夜も、暖炉に火が入ったので、今日はボイラーつけなくていいから!と言われたのですが、すでに火が消えていたからか、結局お湯が出たのは最初の10秒ほどで、やっぱり水でした。。。
最終日のお湯も、温かいといえども、35度程度だったと思います。
こんな経験も、貴重でした。 -
さよならの朝。
来る前は、車で送ってもらうとしたら早朝だと申し訳ないななんて考えて昼前に帰る予定で長距離バスを予約してたんですが、帰りも車では送ってもらえなさそうだし、昼前まで居てもきっと困るだけなので、かつローカルバスで行くと乗り継ぎが悪くて3時間以上かかるとわかったので、キャンセル料金払って予定変更。
早朝出発で、バスで駅まで行って電車で比較的大きな駅の長距離バス乗り場へ向かうことにしました。
ホストにさよならして、いざ、帰ります!
汚れの取れない作業服や作業靴は、道中のゴミ箱に捨ててきました。
寒いーー、、早く出て来すぎて寒いなか30分待ち。
ウルトラライトダウンでは事足りませんでした。
このバスが来なかったら(1日に何本もバスは来ません)、帰れなくなるわけで、またもやだいぶ心配しながら待ちます。
定刻を過ぎてドキドキでしたが、無事にバスは来ました。
バスの運転手さんにどこに行きたいのかを伝えて、乗車券を購入しました。
バスは大きくて最新型のようで綺麗です。
あらかじめGoogleマップでルートを調べて、バスを降りたら駅まで歩くんですが、結構電車の時間までギリギリなので、徒歩6分をシミュレーションしまくってたんですが、ここにきてまた親切発動!!!
運転手さんが、私が調べた限りでは駅前では止まらないはずのバスルートだったのに、駅前で降ろしてくれたんですー!
ありがたすぎるー!!!
お礼をしっかりとイタリア語で伝えて、むちゃくちゃスムーズに駅に到着! -
San Vito Lanciano(サン・ヴィート・ランチアーノ)駅
先日(到着編参照)、奥さんが乗るはずで来たら電車が終わってたという駅です。
私もそのとき一回ついて来ているので、バスを降りてからスムーズに乗り場へ来れました。
そして、ここでちょっと一苦労。
着いたときは、電光掲示板に、1番線乗り場って表示されていたんです。
1番乗り場というのは、着いてすぐ目の前にあるホーム。
よーし、移動しなくていいぞーと安心して待っていると、イタリア語だけでなく英語でもアナウンスが流れて、お、英語でも案内してくれるんだ、と思っていると、ん?!今なんて言った?!
乗り場が変更されました。このホームではなく、向こう岸です!
残念ながら、エレベーターもエスカレーターもありません。。
うそやろー・・・と独り言をつぶやきながら、長い階段を5キロのオリーブオイルが入って20kgを超えたスーツケースを持って移動することになったわけです。。
寒かったはずなのに、ホームに着いたときは大汗かいてました。
いやでもこれ、駅前でバス降ろしてもらえなかったら、ホーム移動する時間なくて電車に乗れなかったかもしれない、なんてラッキーなんだ。改めて、運転手さん、ありがとう。 -
無事に電車に乗れました。
車窓の景色は、関西でいうところの須磨海岸そっくりでした。 -
(写真はすみません、ローマの地下鉄内ですが)
そして私が到着したのは、ペスカーラ中央駅。
ペスカーラは、今までいた場所よりももう少し栄えていて大きめの都市です。
そしてそして、ペスカーラといえば、
ホストの奥さんが働いている町です!(到着編参照)
昨日の夜寝るときに、奥さんから私に直接電話があったんです。
ホストから聞いたと。
ペスカーラ駅まで来るんだって?何時に着いて何時に長距離バス出発??
ということで、まさかの、出勤前の朝に、私のお見送りに来てくれたんですー!嬉しい
私がペスカーラ駅に着くとすぐに電話があって、興奮の再開!
私の出発まで一緒にいてくれるとのこと、長距離バス乗り場まで案内してくれました。ありがたいっ。
おしゃべりしながらバスを待って、私が先日かわいいね!と言っていたのを覚えていて、写真のケニアのリストバンドをプレゼントしてくれました!(彼女はケニア人)
ありがとー!
今度は長距離バスが来ません。待てど暮らせど、時間を過ぎても来ません。
さすがに、彼女は仕事に行かないといけないので、私としては彼女の方が心配です。
最後までサポートしてくれて、待っている他の人にも声をかけて、乗り場はここで間違い無いのか確認してくれます。
とりあえず、バスはただ遅れているだけだということがわかったので、私は待ち続け、彼女には遅刻しないように仕事に行っていただきました。本当にありがとう!
程なくしてバスは無事に来て乗ることができました。
彼女とは、偶然にも同い年で、今も友達としてメッセージのやりとりをしています。
さあ、日本に帰るために、ローマに戻ります。
最終回、【帰国前にバチカン編】へ、つづく・・・ペスカーラ中央駅 駅
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