2024秋のドライブ旅行４　越前ガニと夜の彦根城

2024/11/16 - 2024/11/16

群馬県から、
日本海側を西へ行って、
琵琶湖沿いを南下して、
中山道を通って東へ帰る。

そんな５泊６日のドライブ旅行を、
１日ずつ書きました。

１．米どころ魚沼と清津峡トンネル
https://4travel.jp/travelogue/12009929
２．新潟から富山へ日本海を満喫
https://4travel.jp/travelogue/12009940
３．黒部トロッコ鉄道と秘境温泉
https://4travel.jp/travelogue/12010004
４．越前ガニと夜の彦根城
５．関ヶ原合戦の中に立つ
https://4travel.jp/travelogue/12010596
６．木曽路の宿場町めぐり
https://4travel.jp/travelogue/12010773

エリア 福井

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

７：００前にチェックアウトし、
ロビーで無料のコーヒーをいただく。

コンビニで朝食を買って、車の中で食べる。
贅沢もしている旅行なので、
特にこだわらない時は安く上げる。

金沢フレックスホテル 宿・ホテル

この日の昼食は、１１：００に予約していた。

カーナビの到着予想が１０：５０で、
ちょうどいいと思っていたが、
途中でトイレ休憩を挟んでも、１０時過ぎには着いてしまった。
土曜日なのに、渋滞もなくスムーズだったな。

なのでお店を通り過ぎ、
海でも眺めて過ごそうと、適当な駐車場を見つける。

水仙ドームという所だった。
中には入らなかったが、
海を見たり広場を散策したり、鯉のいる池もあったりして。

寄らせていただき、ありがとうございます。

予約していたのは、魚屋の喰い処まつ田。
１１時少し前に駐車場へ。
少し待っている間、次々と車が入ってくる。

せいこ丼が売りのお店であり、
店名がまつ田の為、完全に乗っかっちゃって、
こののぼりですよ・・・。

魚屋の喰い処まつ田 グルメ・レストラン

金沢で蟹面おでんと決めてから、
蟹のシーズンなんだから、越前ガニも行こうよ！
ということで、
金沢から更に足を伸ばし、越前にやってきたのだ。

越前ガニのシーズン。
でも越前ガニは高い。
そこでせいこ丼だ。
越前ガニのメス（せいこガニ）は、
小さいのでリーズナブル。

それにしても、
「時価」って気になるよね。

開店時刻少し前、予約の順に案内される。
私達は座敷席に通された。
窓に向かった２人並び席。

店内では、
「まつ田せいこ丼」のテーマ曲が、
２曲あって繰り返し流れている。
片方をちょっと覚えちゃったよ。
♪まつ田せいこ丼に会いに～♪
みたいな感じの、アイドルっぽい声の歌。
「あなたに会いたくて」を連想する・・・。

さあ、待ちに待ったせいこ丼！

ビジュアルからすごいよ。

早く食べたいけれど、写真を撮りまくる。

睨んでくる、強気なせいこちゃん。

身も美味しいし、
カニ味噌も美味しい。

「美味しい召しあがり方」という、
イラスト付きの説明書きがあったので、
そのアドバイス通りに味を足して、
カニ味噌ごはんにもしてみて、
せいこ蟹を堪能。

時価を忘れてしまったが、
6,000円ちょっとかなあ。
ご飯の大盛や消費税込みで、
２人合計13,760円だった。

我々夫婦はプロ野球ファン。
越前行きが決まった時点で、
あの選手やあの選手の出身校に行きたい！
となりまして。
２校に立ち寄ってきました。

土曜も出勤の先生方すいません。
何やら怪しい車が停まっている、と思われたでしょうか。

迷惑にならない場所に、数分だけ停車し、
急いで写真だけ撮らせていただき、
速やかに退去いたしました。

私は琵琶湖に行った事がなかった。
「死ぬまでにしたい１００のこと」に、
“越前ガニ”と共に、“琵琶湖”も書いていた。

今回のドライブ旅行、
新潟から越前まで決定したところで、
日本海を戻って同じ道を走るより、
琵琶湖を南下して、内陸を通って帰ろうよ、
ということになった。

琵琶湖の少し北、道の駅塩津街道あぢかまの里で、
偶然出会った展示。

道の駅 塩津海道あぢかまの里 道の駅

この丸子船がかっこ良くて、なんか気に入った。

脳内で、「琵琶湖周航の歌」が流れる。
丸子船の歌じゃないにしても。

「１００のこと」の“琵琶湖”はと言うと、
車窓から眺めながら通っただけで、
達成した気分になっている。
まあ、ついでの琵琶湖だし。

北淡海 丸子船の館 美術館・博物館

琵琶湖を南下したのなら、
彦根城も行くでしょうと、
ついでのついでのついで・・・に行ったので、
日にちを選んだわけではないのに。
なんと！
秋の土日祝だけの夜間特別公開日だった！

彦根城周辺が渋滞すると決めつけて、
少し離れた安い駐車場に駐めて、
そこからけっこう歩いたのだが・・・。
近くの高い駐車場も意外と空いていたっぽい。

こんなコスプレをしているグループがいた。
カッコイイ！！

何かのイベント？
何時から？
なんて夫と話していたら、
「一般客ですよ～」なんて答えてくれて、
写真も撮らせてくれた。

開場前から入場券売り場に並ぶ。
窓口は2つあったが、
私達が並んだ側の人は非常に手際が悪く、
もう片側の窓口は、倍速以上で入場していく。
せっかく早く行って並んだのに。
“フォーク並び”にしてほしい。

彦根城だけだと800円だが、
玄宮園とのセット券1,400円を買った。

さあ入城！！

昔の雰囲気を味わう為、照明は暗めになっていて、
城壁に投影される家紋も映える。

不規則に並んだ石段もあるので、足下にお気を付けを。
私は歩きやすいスニーカーで行き、
iPhoneのライトで照らしながら上った。

たまたまこの日に彦根城に行ったのに、
夜間特別公開だった、というだけでもラッキーなのだが。
更にこの日は、
公開日唯一の満月だった！

・・・なのに、残念ながら雨模様で、
この辺に上がった筈の月も見えず。

天守にも入ったよ。

ちなみに私は、お城にはまったく詳しくないので、
詳しくは公式サイトをどうぞ。
https://hikonecastle.com/

彦根城 名所・史跡

天守から夜景を眺める。
スタジアムが２つ並んでいる。

天守を出てぐるりと回り、
西の丸まで夜のお散歩。

続いて玄宮園へ。

玄宮園 公園・植物園

夜間特別公開共通券だと1,400円だが、
玄宮園だけでも入れる。
この頃は900円。

玄宮園 観月の夕べ 祭り・イベント

ひこにゃんの提灯を無料で貸してくれる。

玄宮園も、
足下がかなり暗いので、
提灯を借りた方がいいですよ。

池の周りの木々が、
色とりどりにライトアップされている。

それが水面に映って、すごくきれい。

雨も上がって、風もなかったので、
水面はゆらりとも動かず、
まさに水鏡だった。

玄宮園は、思ったより広い。
時間があれば、ゆっくり楽しみたい。

池の向こうに、
ライトアップされた彦根城が。

なんだか幻想的な雰囲気。
もののけがいそうな感じ。

切り絵の行灯が展示された部屋。
「どうする家康」のデザインが！

武将達の兜と、兜雛も。

中山道の宿場町、醒井宿（さめがいじゅく）で、
ゲストハウス居醒庵に宿泊。
２０時頃到着。

玄関前にいったん停車し、
駐車場へ案内してもらう。

たとえ短時間でも、近くの駐車場とかに勝手に停めると、
近所の人にものすごく怒られるらしく、
事前に念を押されていた。

ゲストハウス居醒庵 宿・ホテル

昔の旅籠屋だった建物らしい。
現代風にセンス良くリノベーションされている。
暖簾という和のアイテムながら、
文字とかはお洒落で可愛い。

築２００年もの古民家だそうだ。
古い家具がそのままあって、レトロな雰囲気が良い。

中はきれいにリノベされている。

階段室は懐かしい雰囲気だが、
トイレやシャワーといった、見えない場所は、
現代の便利な物になっている。

２階の廊下をぐるりと、６部屋の入口が囲んでいる。
客室はそのうち５室かな。

お食事を褒めるクチコミが多かったので、
我々も食事付きで予約した。
カウンター席でいただく。

店長さんご自身が、琵琶湖や川で釣ったという、
お魚料理のフルコースといった感じ。

マスのお刺身とか。

１品ずつ説明してくれたのに、
魚の名前は一部忘れた。

ワカサギの唐揚げ。
美味しかった～～！！

締めのおうどんも、
店長さんが打ったやつ。

店長さんが採ったゆずを漬けた、
ジャムというかピューレみたいので、
ホットドリンクを出してくれた。

贅沢な物ではないけれど、
地元の食材で作る、美味しい料理の数々。

豊かなお夕飯でした。

夕食は美味しかったけれど、男性には量が足りないようで、
夫は後でお菓子を食べていた。
客室は飲食禁止なので、１階の共用スペースで。

宿泊客同士の交流にどうぞ、みたいな場所でもあるが、
この日の宿泊客達は、全然そういう感じではなく、
社交的じゃない我々は助かった。

古民家の為、音が響くということで、
２３時までに７人全員が、
交替でシャワーを使い、ドライヤーも使う。

客室でも、２３～７時は静かにしなければいけない。
この日は全部屋満室で、私達の他に５人泊まっていたが、
それを皆がちゃんと守っていて、
２階の部屋にいても、本当に静かだったので、
こちらも息を潜めて行動する。

共用スペースにピアノがあったが、
宿泊客みんなで歌って交流、という感じでは多分ないな。
近所の人が口うるさいと想像できるので、
騒いだらすぐに注意されるだろう。
地元のピアノ教室の発表会が、
ここで開催されたりすると聞いたので、
昼間しか弾けないのかもしれない。