荏原七福神・品川散策(2)

2024/01/06 - 2024/01/06

　荏原七福神・品川散策(2)　東京都品川区　　　全行程　3時間16分　　　　　
大井町駅～(7分)大井蔵王権現社(3分)～(12分)東光寺 (6分)～(18分)伊藤博文の墓(3分)～(10分)養玉院如来寺(17分)～(18分)上神明天祖神社（5分）～(16分)法蓮寺・旗岡八幡神社 (13分 )～(20分)摩耶寺(6分) ～(5分)小山八幡神社(10分)～(12分)サイゼリヤ（西小山駅）　　　　
「日時」2025年1月6日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「アクセス」JR京浜東北線大井町駅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「参考案内書」品川観光協会発行「荏原七福神」

エリア 大森・大井町(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大井町駅東口を出て西に向かいます

花子と太郎の猫像　この地に住んでいた詩人萩原朔太郎の代表的な詩集「青猫」をモチーフとして像が製作され、この場所に設置されました

大井蔵王権現社鳥居と社殿　創建は不詳、平安時代末と言い伝えられる。ご祭神は建速須佐之男命、金山毘売命、金山毘古命です。鳥居、社殿と福禄寿殿からなるこじんまりした神社です。荏原七福神の一つ福禄寿が祀られている

大井蔵王権現社福禄寿殿　福禄寿は長い頭、長い顎鬚、大きな耳たぶを持ち、左手に宝珠、右手に巻物を取り付けた長い杖を持つ姿が特徴です。福禄寿は中国出身の神様で、幸福・立身出世・健康の神様です

東光寺本堂　天台宗の一寺で、創建は1534年、開山は什仙上人、本尊は阿弥陀如来像です。棟門の山門を潜ると、本堂があります。本堂に石造毘沙門天像と写真が置いてあります。本堂内陣に毘沙門天像祀られていますが、肉眼では見にくいです

東光寺毘沙門天像　毘沙門天は武将の姿をして、右手に宝棒、左手に宝塔、足元に邪鬼を踏みつけている姿をしています。毘沙門天はインド出身の軍神で、開運・勝利・合格祈願の神様です

西大井広場公園 　フェンスに囲まれた多目的広場、複合遊具、トイレ、ベンチ等がある区立の公園です

西大井緑地公園　伊藤博文墓所の一部を整備し、遊具、トイレ、ベンチ等のある公園です

伊藤博文墓所　円墳の墓で、普段は中に入れません。江戸時代末に下級長州藩士の子として生まれ、明治時代に初代内閣総理大臣を務めました

養玉院如来寺如来堂　天台宗の一寺で、創建は1926年、本尊は釈迦如来像です。養玉院（江戸時代創建）と如来寺（江戸時代創建）とが合併してできたお寺です。薬井門の山門を潜ると、鐘楼、石造布袋尊、不動明王が安置されている明王堂、本堂（旧養玉院の本堂）があります。丈六仏の五智如来五体が安置されている大きな建物は如来堂です（旧如来寺の本堂）。本堂の前には、阿形像・吽形像に金剛力士像があります。墓地には対馬藩宗家歴代藩主と高取藩植村家歴代藩主の墓があります。荏原七福神の一つ布袋尊が祀られている

養玉院如来寺五智如来像　写真右から、薬師如来像、宝生如来像、大日如来像、阿弥陀如来像、釈迦如来像の五体で、区有形文化財です。薬師如来像は1635年造立、他の如来像は1736年の再造立です。一番大きな如来は大日如来で座高3.2メートルあります

養玉院如来寺布袋尊　布袋尊は、太った太鼓腹、笑顔、大きな袋を持つ姿が特徴です。布袋尊は実在した中国の神様で、家庭円満・良縁・子宝の神様です

対馬藩宗家歴代藩主の墓　鎌倉時代初期、宗重尚を初代とする。以降、明治4年の廃藩置県まで、対馬島を支配続けた豪族です

高取藩植村家歴代藩主の墓　1640年、植村家政が大和高取城を賜り、明治初めまで14代植村家は続きます

上神明天祖神社拝殿　創建は不詳、鎌倉時代と言い伝えられる。ご祭神は天照大神、応神天皇、天児屋根命です。別称蛇窪神社と言います。鳥居をくぐると拝殿、境内社の稲荷社、龍神社、白蛇弁財天社、清水銭洗い所があります。荏原七福神の一つ弁財天が祀られている

上神明天祖神社白蛇弁財天社　弁財天は紅一点で、頭の上に白蛇を乗せ、鳥居の付いた冠を被り、琵琶を持つ姿が特徴です。インドの河の神様で、学業・芸術・音楽・良縁成就の神様です

法連寺本堂　日蓮宗の一寺で、創建は不詳、十三世紀、開山は朗慶上人です。山門を通ると本堂、恵比寿天が祀られている恵比寿社があります。荏原七福神の一つ恵比寿天が祀られている

法連寺恵比寿天　恵比寿天は左手に鯛を、右手に釣竿を持つ姿が特徴です。日本唯一の神で、商売繁盛の神様です

旗岡八幡神社拝殿　創建は1030年、源頼信が平忠常の乱を平定するために、この地で戦勝祈願したのが発祥とされる。ご祭神は誉田別尊、比売大神、息長帯比売命です。鳥居をくぐると国登録有形文化財の絵馬殿、拝殿、幣殿、本殿、神楽殿があります

摩耶寺本堂　日蓮宗の一寺で、創建は1667年、開山は日了上人、本尊は曼荼羅です。立派な薬井門の山門を通ると、本堂、釈迦堂、三猿の上に乗る青面金剛像の庚申供養塔があります。荏原七福神の一つ寿老人が本堂に祀られている

摩耶寺寿老人　寿老人は、杖を持つ、笑顔、顎鬚等福禄寿に似ていますが、団扇や桃を持ち、鹿を従えている場合が多いのが特徴です。中国出身の神で、不老長寿や諸病平癒の神様です

小山八幡神社拝殿　創建は不詳、十一世紀頃、源頼信が誉田別尊を祀ったのが始まりとされています。ご祭神は誉田別尊です。石段を登り鳥居をくぐると拝殿、神楽殿、稲荷社、大黒天社があります。荏原七福神の一つ大黒天が大黒天社に祀られている

小山八幡神社大黒天社　大黒天は大きな袋を背負い、打ち出の小槌を持ち、米俵の上に乗り、頭巾をかぶった姿が一般的です。インド出身の神で、五穀豊穣・開運の神様です。秘仏なのか、御開帳はされていません

レストラン「サイゼリア」　サイゼリアで新年会を兼ね、昼食をとる。昼食後、西小山駅に向かう