猫探し【愛媛】佐田岬 編

2024/05/17 - 2024/05/17

四国旅行4日目は，佐田岬へ．愛媛県の佐田岬（さだみさき）と鹿児島県の佐多岬（さたみさき）．県外の人にとっては間違えやすい「佐田岬」ですが，四国の西端にユニコーンの角のように延びた半島の先端にある岬で，以前何かで，東京から行く場合，離島以外で一番時間がかかる場所とか何とかと紹介されていたと記憶しています．江戸時代には，宇和島のお殿様が船で参勤交代に行く場合，一端佐田岬の手前で船を下りて，陸路で瀬戸内海側に行ってから，岬を回って来た船に再び乗船したというようなこともあったようです．確かに佐田岬に行くには今でもかなり不便ですが，実は半島の途中にある伊予三崎港と国道九四フェリーというフェリーが大分県との間で運行していて，フェリーですが国道の扱いなんだそうです．たぶん九州と四国を結ぶ唯一の定期フェリーなので，両地域の間を交流するにはとても重要な航路のようでした．機会があれば，このフェリーを使って四国と九州を旅行してみたくなりました．かつて佐田岬の先にある豊予海峡は，国防の要衝であったため，戦時中には豊予要塞という砲台が設置されていました．そのため，佐田岬には今でもこの施設の名残となるコンクリート製の立派な洞窟などが残っています．駐車場から岬の先端までは結構な距離を歩きますが，お天気にも恵まれ，とても印象に残る旅行になりました．

エリア 八幡浜・佐田岬(愛媛)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

ホテル松山ヒルズJR松山駅前の朝食．シンプルですが，美味しかったです．この日は一日レンタカーで走って同じホテルに宿泊しました．

ホテル松山ヒルズ JR松山駅前店 宿・ホテル

今日のレンタカーはダイハツのタント．軽自動車ですが，十分な広さでした．

レンタカーで佐田岬に向かう途中で，道の駅ふたみに立ち寄りました．

海辺にある道の駅で，瀬戸内海がとても綺麗でした．

道の駅 ふたみ 道の駅

道の駅のスタンプ．

次に訪れたのが，予讃線の下灘駅．

無人駅ですが，この駅はTVコマーシャルなどでも使われる有名な駅だそうです．

こちらが駅舎．

駅舎の中は写真で一杯．

時刻表．実は沢山人が集まっていたので，なにかと思っていたら，間も無く電車が来るので，皆さんそれを待っているとのことでした．

せっかくなので，私も電車が来るまで待って，写真を撮ってから下灘駅を後にしました．

下灘駅 駅

次に訪れたのは，道の駅伊方・きらら館という道の駅．

この道の駅は伊方原発に近く，四国電力のビジターハウスがありました．

道の駅 伊方きらら館 道の駅

きらら館から見た景色．

スタンプも押してみました．

次は，佐田岬の中央付近にある，道の駅佐田岬半島ミュージアム．

道の駅のスタンプは「道の駅瀬戸町農業公園」になっていました．

道の駅 瀬戸農業公園 道の駅

この道の駅にはれすとらん風車というレストランが併設されていて，

調度昼食の時間だったので，しらす丼を注文しました．とても美味しかったです．

風車 グルメ・レストラン

伊予三崎港にやってきました．

ここは国道九四フェリーの乗場ということもあり，みなとオアシス佐田岬はなはなというレストラン兼お土産屋がありました．

こちらはフェリーの建物で，

この先がフェリーが入港するドックになります．

国道九四フェリー 乗り物

やっと佐田岬の駐車場に到着．朝松山を出たのに，既に午後3時頃でした．遠い．

佐田岬へは駐車場から結構歩きます．

場所はここです．

こちらが入り口．

かなり歩いてやっと灯台が見えてきました．遠くに見えるのは九州．

佐田岬灯台．とても奇麗でした．

佐田岬 自然・景勝地

ここが四国の最西端です．

岬にはコンクリート造りの洞窟があり，

戦争中には砲台が置かれていたそうです．

実際に使われることはなかったそうですが，かなり沢山の人が働いていたようです．

松山に帰る途中で，この日最後の観光となる大洲城へ立ち寄りました．駐車場はすでに殆ど車はありませんでした．

こちらがお城の地図．

大洲の古い町並は，主に外国人旅行者のゲストハウスとしても使われていました．

日本100名城のお城．お城そのものは小さいですが，城趾から見える景色，町並なども含めると，確かに100名城に相応しいお城でした．この後，急いで松山に帰り，レンタカーを返却し，翌日の宇和島行きに備えました．つづく・・・

大洲城 名所・史跡