琵琶湖一周を目指して まずは湖東旅 １日目　

2025/08/04 - 2025/08/08

行ってみたい旅行先の候補に数年あった琵琶湖一周。今年の夏に実現することにしました。初めての滋賀県の旅です。（正確にはＭＩＨＯ ＭＵＳＩＵＭに行っていますが、京都泊だったということで。。。）当初は一周しようと考えていたのですが、計画がなかなかうまく立てられず、時間切れで今回は湖東めぐりとなりました。夫婦とも歴史や城、古い町並み、そして地元ならではの食に興味があるので、そんな私たちにとって湖東は魅力に溢れていました。

それにしてもこの夏の酷暑！熱中症との闘いでもありました。

初日は米原から近江八幡へ入り、歴史を感じさせる街を散策します。

■全旅程
⇒１日目：８/４（月）　近江八幡散策　グリーンホテルＹｅｓ近江八幡（泊）
２日目：８/５（火）　安土城・安土観光→五箇荘散策→湖東三山（百済寺）　クレフィール湖東（泊）
３日目：８/６（水）　湖東三山（金剛輪寺・西明寺）→彦根城・彦根観光　ホテルサンルート彦根　（泊）
４日目：８/７（木）　竹生島・長浜散策→醒井宿

エリア 近江八幡・安土(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京駅から９時３３分発新幹線ひかり６３７号に乗って米原駅で下車し、東海道本線を使って近江八幡駅へ到着しました。米原駅では初めて降りましたが、スムーズに乗り換えできました。お昼過ぎで、真上に昇った太陽からの暑さがすでにキツイ。今日お世話になるホテルは予約なしで送迎がお願いできるので、連絡して迎えを待ちます。

近江八幡駅 駅

ホテルにチェックイン＆荷物を預けて早速観光へ。ホテル前から出ているバスを利用します。
豊臣秀次によって築かれ、江戸から明治時代に活躍した近江商人の発祥と発展に役割を果たした八幡堀と、その両側に白壁の土蔵や旧家が並ぶ風景は一度見てみたかった場所。

八幡堀 名所・史跡

堀の先に建つ日牟禮八幡宮の鳥居をくぐります。

お昼を回っていたのでまずはランチへ。お堀端にある「ほりかふぇ」へ。

ほりかふぇ グルメ・レストラン

すでに暑さを感じ、お店に入ってクールダウンしたかったのですが、天井の高い店内は冷房が効いていないかのようで蒸し暑く、辛かった・・・。
とにかくひんやりしたものをと、近江牛つけ麺（冷たい麺）＋生卵。つけ麺にはゴロッとしたお肉がたくさん入っていて美味しかったです。

食事の後はどうするのが暑さをしのげるか？屋根つきの船でお堀をめぐることのできる八幡堀めぐりに参加することにしました。ほりかふぇから堀に出ると乗り場があり、予約不要でホワイトボードに名前を書いて次の船の出航を待ちます。

八幡堀めぐり 名所・史跡

出航まで時間があったので、しばし周囲をウロウロと。

時間になり、乗船です。船の先頭に乗り込みます。

先ほど渡った橋が早速見えてきました。

堀が緩やかにカーブするところでは、手漕ぎでお堀をめぐることができる和舟がとまっています。

カーブからその先は、まさに時代劇に出てくるような景色を見ることができます。

ゆっくりと船で揺られながら、八幡堀の終点にきました。これから先は琵琶湖につながる水路になっていて理由は忘れてしまったのですが、水の高さが異なっています。

様々な時代劇の撮影が行われた場所は風情があります。

ここがもとは城のお堀として築かれたことを感じさせる光景です。

橋の上から見た近江八幡を象徴する景色を今度は橋の下からパチリ。

八幡堀めぐりの反対側はここまで。この橋は舟橋となっていて、２つの船を支えとして橋が架けられています。
約３５分ほどの船旅。暑い時間帯、風の抜ける船から観光することができました。

船を降りて、日牟禮八幡宮へ。歴史は古く、近江商人の守護神として厚く信仰されてきました。立派な楼門に迎えられます。

日牟禮八幡宮 寺・神社・教会

拝殿と奥の本殿も重厚な佇まいです。

本殿の裏には屏風岩、その下に鏡池があり、この地が古より神聖な場所であったことをうかがわせます。

続いて八幡山ロープウェーへ。

八幡山ロープウェー 乗り物

山頂を目指します。

山頂には天正13（1585）年に豊臣秀次が築いた八幡山城の城址が残ります。

八幡山城跡 自然・景勝地

本丸跡を過ぎ、西の丸跡へ。ここでこの旅初めて琵琶湖を眺めることができました。広々していて琵琶湖にきた！と思わせてくれる景色です！

北の丸跡からは、琵琶湖と西の湖が見えます。

そして、明日行く安土山と安土城跡がここからも見えました。

展望資料館付近からは市街が見渡せます。

八幡山ロープウェー展望資料館 美術館・博物館

八幡山から降りてきて、とにかくクールダウンしたい・・・と、参道沿いにある「たねや日牟禮茶屋」へ。ここ数年東京でも見かけるようになったたねや・クラブハリエは、近江八幡が創業の地なのですね。今回の旅でもいろいろなところで店舗を見かけました。

たねや日牟禮茶屋 グルメ・レストラン

私はもうかき氷一択！抹茶です。抹茶の味がしっかり、ほのかな甘み、中には餡が入っていて美味しかった＆クールダウンできました！

夫はこちらの名物のつぶら餅とアイスコーヒー。つぶら餅はたこ焼きにしか見えませんが、お餅の中に餡が入っていてまわりが香ばしいお菓子です。

晩御飯の前にホテルに戻ってきました。暑さバテていたのでホテルでしばし休憩。今宵はグリーンホテルＹｅｓ近江八幡にお世話になります。

グリーンホテルＹＥＳ近江八幡 宿・ホテル

お部屋はこんな感じ。大浴場に行くためのかごバッグが置いてあったり、細かな気配りを感じます。
フロントでの接客も親切で、翌日の朝食バイキングでもパンケーキマシンがあったり、いろいろ工夫されているのが伝わってきました。
翌日また駅まで送迎をお願いしたら、ドライバーは社長さんだったようでビックリ。最後まで気持ちよく過ごさせていただきました。

晩御飯については、別記事にアップすることにして、１日目が終わります・・・