2025/08/16 - 2025/08/16
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この旅行記のスケジュール
2025/08/16
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池袋駅
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お盆休み、妻と西武 旅するレストラン「52席の至福号」に乗車しました。今回はその乗車記です。
せっかく秩父に行くのならと橋立鍾乳洞に行って、駅前の祭りの湯に入って52席の至福号に乗車する予定を立て、8月16日土曜日、ブランチを食べて出発の準備をするも、天気予報は雨。雨の中、鍾乳洞はしんどいと西武秩父駅近くの博物館巡りに変えられるよう折り畳み傘も用意して、午前11時20分に練馬の自宅を出発。所沢から特急ラビューに乗り換え西武秩父に。駅前は観光客でごった返しています。
途中、正丸あたりで雨が降ってはいたものの、西武秩父駅前は降った様子がなかったため、予定通り鍾乳洞に行くことに。駅前でタクシーを拾い、15分ほどで土津園(はにつえん)というお蕎麦屋さんの前の駐車場に到着。料金は2,000円。
まず、急な階段を上り橋立堂を参拝。そそり立つ岩壁を背景に建つ景観は圧巻。その後、橋立鍾乳洞に入ります。入場料200円。階段状の坂を下りると急に冷気を感じます。入口です。天然クーラーと言われるだけあり、入った瞬間は本当に気持ちが良いのですが、中は狭く湿気が多いせいかあまり涼しさを感じません。所々屈みながら進むものの、身長170cmの私でさえ二度ほど軽く頭をぶつけます。
10分ほどで回り終えた後、喫茶店JURIN's GEO(ジュリンズジオ)さんで休憩。巨岩が一望できる2人席で妻はプリンを、私はアイスコーヒーを注文。店内は冷房もなく扇風機だけ。森の中の喫茶店、冷房がなくても過ごせるはずなのでしょうがなんせこの猛暑。湿気がすごく汗をふきふきアイスコーヒーをいただきます。
帰りは徒歩で秩父鉄道浦山口駅に。喫茶店脇の階段を下り右折し、急な坂道を下って石碑の立つ三叉路を左に進み、森の中の道を抜けると墓地に出て道なりに進んでいくと駅が見えます。途中、持参したペットボトルに湧水を汲み、秩父鉄道の鉄橋をくぐって左折し坂を上ると浦山口駅になります。橋立鍾乳洞から15分弱で到着。駅舎は昭和そのものの無人駅ですが、改札はPASMO対応、列車の出発案内はデジタルサイネージとこのギャップがすごい。
カーブの途上にある駅に電車は音をきしませながら到着。次の影森で乗換え、御花畑駅で下車。ここでは入れ替わりに多数の乗客が乗り込んで来ます。駅を撮影していると妻が「まもなくSLが来るみたいだよ」と教えてくれる。踏切で待ち構えて1枚パシャリ。
裏路地のような道に入りしばらく進むと祭りの湯に到着。ひと風呂浴びて、酒匠屋台でお土産にする日本酒の候補を3つ選んで、角打ちエリアで1,000円を払って3種類のお酒を飲み比べ。秩父錦を気に入り購入。
15分前に改札を通り、跨線橋を渡って3番線に。すでに電車は到着し、指定された4号車の前に行くと、車両のドアからレッドカーペットが敷かれ給仕の女性が出迎えてくれる中、車内へ。
出発すると程なくしてウェルカムドリンクのスパークリングワインが注がれ、お酒が飲めない妻にはソフトドリンクが到着して乾杯。電車は、横瀬、茜ケ久保、正丸、吾野、高麗とこまめに停車し、定期列車に先を譲りながら時間調整。東吾野では駅員さんが大きく手を振って通過する電車を見送ってくれます。テーブルに食後のデザートが運ばれると車窓は家並みに変わり飯能に到着します。
飯能からは2人の演奏家が乗り込み、デザートをいただきながら生演奏を聴きます。途中、入間市と清瀬に停車し時間調整した後、お酒の精算をしてお土産をいただくと池袋に到着。西武秩父駅と同様、レッドカーペットが敷かれ給仕と料理人のお見送りを受け、旅が終わったのでした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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西武秩父駅前
観光客でごった返していました。ここからタクシーに乗りましたが、待つことなくスムーズに乗車できました。駅前 グルメ・レストラン
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札所二十八番石龍山橋立堂
木の陰に隠れて橋立堂が見にくいですが、階段の上にお堂があります。敢えて背後にせり出す岩壁の下にお堂を建てたんでしょうね。石龍山 橋立堂 (札所二十八番) 寺・神社・教会
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橋立鍾乳洞の出口
中は撮影禁止のようだったので出口の写真にしました。橋立鍾乳洞 自然・景勝地
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橋立鍾乳洞、出入り口の建物
鍾乳洞側から撮影しました。鍾乳洞側から見ると森の中のポツンと建つ一軒家のようです。 -
喫茶店JURIN's GEO(ジュリンズジオ)
アイスコーヒー、焙煎しているせいか香りが良く、ミルクや砂糖がなくても美味しくいただけました。JURIN's GEO グルメ・レストラン
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橋立堂の入口
浦山口駅から徒歩で来るとこの階段を上ることになります。 -
巡礼道の三叉路
右に行けば、札所二十七番竜河山大淵寺、左に行けば札所二十九番笹戸山長泉院に着くようです。浦山口駅へは左の道を進みます。 -
武甲山の湧水
浦山口駅のすぐ近くにあり、駅のホームから見えます。 -
秩父鉄道浦山口駅
昔ながらの駅といった感じです。私たち夫婦のほかにも5~6人の人たちが電車を待っていました。浦山口駅 駅
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秩父鉄道御花畑駅
駅構内の様子や建物がひしめく駅前は昭和の時代の都市部でも見られた光景ですが、狭い路地に向って食べ物屋が軒を並べている景観はこの駅独特のものではないでしょうか。御花畑駅 駅
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御花畑駅に到着するバイオエクスプレス熊谷行
駅に到着する前でスピードが落ちていましたので、機関士と機関助手の顔が見えましたがすごく暑そうでした。この炎天下の冷房がない中で蒸気機関車を運転するんですから大変ですよね。 -
祭りの湯
混んでいました。スーパー銭湯、良く行くのですが、そんなに安くないにもかかわらず、結構お客入ってますよね。 -
西武秩父駅に停まる52席の至福号
普通の電車ですが、観光列車らしい塗装となっています。西武秩父駅 駅
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4号車の入口
出迎えてくれる給仕の方が名前を確認し席を案内してくれます。 -
4号車の車内の様子
天井が西川材の格子になっています。 -
3号車のキッチン車両
西武秩父駅に停車中から盛り付けを始めていました。 -
アミューズ 「52席の至福」から季節の一皿
箱の中にある秩父産舞茸のハーブソテー、フロマージュ(チーズ)とセミドライトマトが入ったモナカを乾杯酒のスパークリングワインを飲みながらいただきます。箱はお土産として持って帰ることができます。 -
前菜 夏のクアトロアンティパスト~cena
左上から一段目は、稚鮎のソットオーリオ(オイル漬け)、トウモロコシの冷製ズッパ(ポタージュのようなスープ)、二段目は、メカジキのカルパッチョ、鶏レバーのペーストとはちみつを合わせたクロスティーニ(トースト)。
馴染みのないお料理が出てきますが、いずれも美味しく、2杯目にいただいた白ワイン「ランゲ・アルネイス/プルノット」にピッタリでした。 -
パスタ サマーポルチーニとタマシャモのラグソース タリアテッレ
埼玉の軍鶏である「タマシャモ」とポルチーニ(キノコ)がラグソースとぴったり!ボロネーゼと何となく味が似ていますが、このラグソースがとにかくうまい。もうちょっと量があれば嬉しいのですが、単価、かなり高いんでしょうね。 -
ビール FEST365「52の至福」ピルスナー
このビールもうまかったです。ただ、小瓶で1,000円。プレミアムモルツの倍の値段でした。 -
メイン ジェノバ風牛フィレ肉のグリル
秩父野菜が添えられた牛フィレ肉のグリル。ビールにピッタリでした。 -
オプションに付けたスペシャルデザート
写真を撮りそこなってしまいましたが、完熟メロンとミルクジェラードを使用した「メローネ」の後に出てきます。生演奏を聴きながらいただきました。 -
フルートの生演奏
どうして真ん中の席と席の間に空間があるのだろうと思っていましたが、演奏のためだったんですね。デジタル音源に慣れてしまっている中、久々に音の豊かさを感じることができたような気がしました。 -
池袋駅に到着した52席の至福号
給仕の方に加え、料理人もお見送りしてくれます。52席の至福 乗り物
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