2025/08/15 - 2025/08/15
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公共交通トラベラーkenさん
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2025年8月15日(金)、横浜散歩に出かけました。メインの観光スポットとしては山手西洋館と横浜市開港記念会館 (ジャックの塔)になります。午前中の早い時間に出かけたので比較的涼しく、しかもお盆休み中の混雑も回避しながら見ごたえのある近代建築群を鑑賞することができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東急線みなとみらいパスを購入してみなとみらい線の終点、元町・中華街 (山下公園)駅にやってきました。6番出口から出るとアメリカ山公園の園内に出ます。エスカレーターやエレベーターで楽に山手の丘の上まで移動できます。
アメリカ山公園 公園・植物園
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坂道の途中に横浜地方気象台がありました。
横浜地方気象台 名所・史跡
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関東大震災後の1927年に竣工したアール・デコ建築の本庁舎は、現存する日本の気象台建築として3番目に古い歴史を持つそうです。
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入口に展示してあったレンガ造りの井戸遺構。明治10年代から20年代にかけての建設と推測されています。山手に水道が引かれるのは明治31(1898)年から34(1901)年にかけてのことで、それ以前はこのような井戸が山手の人々の生活を支えていました。
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内部見学できるようなので入ってみます。
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旧所長室で「関東地震から100年特別展示」というのをやっていました。震災でガレキの山になった横浜の様子を映した写真展示などが見られます。
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山手のブラフ積み。
ブラフとは切り立った崖という意味。外国人居留地時代からこのあたりはそう呼ばれ、住所表記にもなっています。この辺りの石垣はブラフ積みと呼ばれる、棒状の房州石を長手面と小口面を交互に並べる積み方で作られているそうです。 -
港の見える丘公園に入ります。
港の見える丘公園 公園・植物園
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公園の隅に建つ山手111番館。1926年にアメリカ人J.E.ラフィン氏の住宅として建築されました。スパニッシュスタイルの赤瓦と白い壁が美しい西洋館です。残念ながら改修工事中で内部見学はできませんでした。
山手111番館(旧ラフィン邸) 名所・史跡
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港の見える丘公園の園内をしっかり歩くのはこれが初めてかもしれません。名前は有名なので知っているつもりになっていました。
大変きれいに手入れされた植栽が美しい公園です。 -
続いて横浜市イギリス館に入ります。
横浜市イギリス館(旧英国総領事公邸) 名所・史跡
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1937年に英国総領事公邸として建築された洋館です。
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いかにもイギリス的な食堂。
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広々としたサンポーチ。ピーターラビットが飾ってあります。
「ピーターラビットフラワーセレブレーションin横浜」という企画展が横浜・桜木町・元町・山手で同時開催されているようです。
この建物にはぴったりの展示だと思います。 -
お洒落です。
夏休みの子供たちが来るような場所ではないので、館内は静かです。ゆっくり落ち着いて鑑賞できるのがありがたいです。 -
寝室。
ここで寝たら、広すぎて落ち着かないかも。 -
次は大佛次郎記念館です。
大佛次郎記念館 美術館・博物館
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ネコの銅像がお出迎えしてくれます。
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大佛次郎が「鞍馬天狗」の作者だということは知っていますが、読んだことはありません。
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大佛次郎は愛猫家だったそうで、それにちなんで館内にはいたるところにネコがいます。
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作家の集めたネコグッズたち。
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お兄さんの野尻抱影に関する展示もあって、この人は「冥王星」という和名を命名した人なんだそうです。
色々展示されていましたが、展示内容よりもネコのほうが印象に残った博物館でした。 -
園内を歩きます。2011年に公開されたジブリ映画「コクリコ坂から」の舞台になっているそうです。どんな映画だったか、ほとんど覚えていません。
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港の見える丘というだけあって、「横浜港」が良く見えます。みなとみらいエリアなどは見えないようです。ベイブリッジはよく見えました。
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岩崎博物館(ゲーテ座記念)に入ります。
この場所は1885(明治18)年に建てられた商業劇場ゲーテ座の跡地になるそうです。現在は学校法人岩崎学園が運営する服飾とアートの博物館になっています。ドレスの歴史的な変遷を紹介する展示やガレなどのガラス工芸品などが展示されています。
内部は写真撮影禁止でした。岩崎博物館(ゲーテ座記念) 美術館・博物館
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横浜外国人墓地資料館。
中には墓地に眠る外国人の紹介がパネル展示で紹介されていました。特に面白くはなかったです。横浜外国人墓地資料館 美術館・博物館
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どんどん行きます。次は山手資料館。
山手資料館 美術館・博物館
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ここは明治42年に建造された、横浜市内に残る唯一の「和洋併設型住宅」木造西洋館です。入場無料で館内も見学できます。
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係員さんは不在だったようです。勝手に入らせてもらいました。
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他の洋館と違ってこちらは木造建築の柔らかさが感じられます。
古い資料がたくさん並んでいます。 -
古い雑誌。
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2階も展示がぎっしり詰まっています。
横浜外国人墓地に関する解説が詳しい。 -
横浜山手聖公会。
何か集会が行われていたので内部見学はできませんでした。 -
アメリカ山公園に戻ってきました。みなとみらい線に乗って馬車道駅まで移動します。
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馬車道駅から日本大通り駅方面にしばらく歩きます。横浜で働く人たちが毎日利用するような安いお店が並ぶ一角でお昼ご飯を食べます。
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Herbal Spice Kitchenというインドカレーのお店でランチセットを頼みました。
定番のサラダから。ドレッシングはよくあるオレンジ色のものではありませんでした。 -
マトンカレーとココナッツカレー。どっちも美味しい。
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本日の日替わりカレーはホウレンソウのキーマカレー。大変美味です。
ナンをお替りしてお腹いっぱいになりました。 -
横浜市開港記念会館 (ジャックの塔)に入ります。
横浜市開港記念会館は、横浜開港50周年を記念し、市民の寄付金により大正6(1917)年7月1日に開館しました。 -
毎月15日は建物内を一般公開しています。
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神奈川県庁本庁舎(キングの塔)、横浜税関本関庁舎(クイーンの塔)と共に「横浜三塔」の一つに数えられる建築です。
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階段踊り場のステンドグラス。
港町らしいデザインです。 -
こちらも大きなステンドグラスの作品。
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1階の講堂。
建物に入ったときはご婦人がピアノを弾いていました。自由に弾いて良いということになっているようです。 -
横浜情報文化センターのビルに入ります。
横浜情報文化センター(旧横浜商工奨励館) 美術館・博物館
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4階までが1929年竣工の旧・横浜商工奨励館の建物になっています。
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入口の重厚な階段。
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上の階には当時の貴賓室などが保存されて一般公開されています。
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12階建ての新館部分。1階のシンボルモニュメント「VBW型オフセット輪転機」が迫力満点です。
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8階・9階にある放送ライブラリーに入りました。
放送ライブラリー 美術館・博物館
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懐かしいテレビCMや番組が紹介されていました。視聴することもできるみたいでした。
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旧館2階にあるカフェ ドゥ ラ プレスに入ります。
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クチコミでは空席待ちで行列ができることもあるそうですが、私たちが入ったときはすぐにテーブルに案内してもらえました。
高い天井とクラシカルな内装が落ち着いた雰囲気を醸しています。 -
弁護士たちのカフェ(ブレンドコーヒー&エッグリキュール)。
アドヴォカート(卵酒)を飲むと弁護士のように弁舌爽やかになるといいます。 -
クラフトジンジャーエール。
バリスタが作る拘りのジンジャーエール。キリッとした生姜の辛さが心地よい。
デザートはガトー・ドゥ・メロン・オ・ポルト 。
どれも大変美味でした。
これで横浜散策は終了です。暑いのでいつもより短めの行程でしたが、かなり楽しめたと思います。
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