2025/04/12 - 2025/04/18
3534位(同エリア3971件中)
Yasoさん
愛知万博以来,20年振りの万博に行って来ました。
2023年12月に早々と前売券を購入し,楽しみにしてましたが,ネット上はやたら批判の意見が多く,ほとんど話題に出来ない状況が続きました(苦笑)。が,開幕が近づいてくるとメディアも肯定的に取り上げ始め,多少安心しました。
開幕日から5日間,パビリオン全制覇を目指して行って参りました!
ついに最終日。悔いの残らない様に歩き回ります!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩 ジェットスター
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4月17日
8:20頃並びますが,昨日よりかなり後ろの方になりました。で,もう暑いくらいです。
写真=東ゲート前に並ぶ人々です -
8:35頃,各ゲートに並びますが,2日前より後ろの位置か。
8:55頃,荷物検査始まります。初めて(少なくとも僕は初めて)「まずペットボトル,次にパソコンなど,最後にQRコードの表示をお願いします」などと案内が。どんどんカイゼンしてます,素晴らしい。
写真=東ゲート前に並ぶ人々です -
9:10頃入場。
写真=「いのちの湧水(いずみ)」です
「いのちの湧水」は「魚介類の水産養殖と野菜の水耕栽培を融合させた持続可能な循環型食料生産システムのショーケース」だそうです。「大阪ヘルスケアパビリオン」の前にあります。
「エンパワーリングゾーン」の「アメリカ館」の様子を見ますが,もうすごい行列! -
お客さんが誰もいない「カタール館」に入ります(逆に入りにくいです・苦笑)。
最初に説明を受けますが「90%の人々が海岸線に住んでいる」とか。へぇ~。日本人女性スタッフによると「アラブの辺りの小さい国」「秋田県より小さい」「人口200万人くらい」との事。
工業などの展示や映像エリアもあります。
写真=「カタール館」です -
写真=「カタール館」内の画像です
高層ビルが立ち並んで,20世紀の頃の近未来都市の様です。
ちなみに映像エリアはクツを脱いで上がります。 -
「バーレーン館」へ行きます。ここもガラガラ。
万博会場では離れてますが,実際の地理上はたまたまカタールのすぐ近く。「奄美大島くらいの大きさ」だそうです。船や工業関係の展示,真珠関係の展示もあります。
写真=「バーレーン館」です -
写真=「バーレーン館」の船の模型の展示です
-
写真=「バーレーン館」のアラビア式コーヒーポットです
これで注がれたコーヒーを飲んだら,どんな気分になるんでしょう。 -
「シグネチャーゾーン」の「いのち動的平衡館」へ。
生命の意味や歴史についての解説を聞き,光の点を集めて細胞や動物などを形作る独特の映像(うまく説明しにくいので,実際に観てもらうのが一番です)を観ます。その後,この館のプロデューサー・福岡伸一氏が映像で解説します。「坂を上る輪っか」の解説は,なるほど!そうやって上るんだ,という不思議な説得力がありました。
しかし,思ったより短いパビリオンでした。
写真=「いのち動的平衡館」です -
「エンパワーリングゾーン」の「ノルディックサークル館」へ。
デンマーク,フィンランド,アイスランド,ノルウェー,スウェーデンの合同館です。みんな同じデザインの国旗ですねぇ!
いろんな情報が映像で観られます。指定された位置に立つと,映像が動きます。出口で水をいただきました。10時半頃行きましたが,レストランはこの時間はカフェの様です。
写真=「ノルディックサークル館」です -
「マルタ館」に入ります。
甲冑の展示や古代の物の展示があります。その後,大画面で歴史,文化,自然,未来?などマルタのいろいろ映像が観られます。
写真=「マルタ館」です -
イチオシ
写真=「マルタ館」のマルタ騎士団の甲冑と日本の甲冑です
マルタに日本の甲冑が送られていたんですねぇ。福沢諭吉らが送ったそうな。 -
イチオシ
レストランが混んでたので,屋台でフティーラってパンを買って外で食べます。
写真=「マルタ館」のツナ・オリーブ・ケッパーのフティーラです
パンはフランスパンの様にかたく,ツナは普通な感じ。ケッパーって知らなかったのですが,木の実だそう。美味しかったです。
パン1個で足りるわけないので,せっかくだからいろいろと味わうために,後ほど昼飯第2弾を食べることに決めました。 -
「トルクメニスタン館」へ。お客さん増えてきました。
1Fで大画面紹介映像を観ますが,日本語はおろか,英語ですらなかったです。トルクメニスタン語?とりあえずトルクメニスタン人は世界最強かも(苦笑)。映像だけである程度伝わるんですけどね。2Fは日常品などの展示。3Fはレストランですが調整中でした。テラスから外の景色が見られます。
写真=「トルクメニスタン館」です -
写真=「トルクメニスタン館」2Fの民族衣装やじゅうたんです
生活用品は日本とほぼ同じような物が並んでるのですが,特徴的なのは民族衣装やじゅうたんでした。 -
写真=「トルクメニスタン館」テラスからの眺めです
「調和の広場」や大屋根リングが見えます。 -
写真=「トルクメニスタン館」3Fにもじゅうたんなどの展示があります
-
「シグネチャーゾーン」の「EARTH MART」へ。
まず大画面で映像を観ます(ここは撮影禁止)。中へ入ると,いきなり枯れた食材の展示が。「○○の最期」とか視点がすごいです。食に関する情報や展示が視覚的インパクトありました。更に未来の食のコーナー,いろんなアイデアのお菓子,食材ごとのアイデア料理,2050年に食べられる梅干しなど興味深い展示が続きます。最後にデカいテーブルで食の映像を観ます。
アイデアが詰まっていて全体的に見応えありました。出口で「本当の『EARTH MART』は外です」ってのは,なるほどと思いました。
写真=「EARTH MART」です -
写真=「EARTH MART」のいろんな食材のビンが並ぶコーナーです
食材は,絵の具の様にあらゆる色があるみたいに見えます。
他にも「世界で一番食べられてる魚はイワシ」とか,へぇ~な情報が。 -
イチオシ
写真=「EARTH MART」の卵で出来たシャンデリアです
「日本人が一生に食べる卵の数は約28000個」らしく28000個の卵で出来ているとの事です。これだけの数を食べてるのか・・・。でも一生だと,多いのか少ないのか分かりません。
他に,重さをはかって,その物にまつわる数字が出る展示などがありました。 -
写真=「EARTH MART」で展示されている「一食入魂」の文字です
この館のプロデューサー,小山薫堂氏による書だそうです。 -
写真=「EARTH MART」の未来の食のコーナーです
いろいろなアイデア食があります。 -
写真=「EARTH MART」のいろんな米です
米でもこんないろいろ考えられるんですねぇ。 -
写真=「EARTH MART」の「味を記憶し,再現できるキッチン」です
「食材の投入タイミング,具材の混ぜ方や力加減,水分蒸発量など」の情報を「カメラやセンサーで高精度に記録し分析」して完全再現するそうです。SF的ですねぇ。 -
写真=「EARTH MART」のアイデア食材です
種類があり過ぎて,じっくり観る時間がありませんでした。 -
12:30頃,行列がすごいので「パビリオン画像全制覇」に切り替えて,歩きつつパビリオンの外観を撮りまくります(別枠で紹介します)。
「セービングゾーン」の「チリ館」ガラガラなので入ります。
織物がいろいろ展示されてて,壁に映像が流れます。「間に合わせ」感ありました(苦笑・ニュースで「昨日始まった」って言ってた様な)。
写真=「チリ館」です -
「コネクティングゾーン」の「セネガル館」ここも列なしなので入ります。
映像は英語,説明板も英語だから列なしなのでしょうか。サッカーの映像もあります。後,日用品などの展示。
写真=「セネガル館」です -
軽く食べたいのですが「マルタ館」みたいな外国の屋台風のが,なかなかないですね。
「西ゲートゾーン」の「ORA外食パビリオン」へ。
2Fで「とうみょう(スプラウト)を使ったお好み焼きの試食」に行列出来てました。未来のカフェもあります。1Fはいろいろ食べられるコーナーが。お菓子などで出来たオブジェがすごいです。
写真=「ORA外食パビリオン」です
-
写真=「ORA外食パビリオン」2Fの「未来のカフェ」です
ロボットが調理するそうで「実演あり」との事。 -
写真=「ORA外食パビリオン」のお菓子のオブジェです
「すべて飴とチョコレートで作られています」とあります。もったいなくて食べられない感がありますねぇ。 -
写真=「ORA外食パビリオン」の和菓子のオブジェです
こちらは「和菓子の材料で作られています」との事。 -
ミャクミャク像,背後から撮ってみました。人だかり出来てますね~。
写真=西通りのミャクミャク像です -
「かるカツバーガー」?植物生まれ?「大豆とお米のカツバーガー」だそうです。
写真=西通りの「かるカツバーガー」の販売所です -
よしもとライブでタイムキーパーとフースーヤが登場。残念ながら僕は両方とも知りませんでした。
写真=よしもとのパビリオン裏のライブ場です -
写真=イベント施設「WASSE」です
中へ入ってみると・・・ -
イチオシ
ドラマ「SHOGUN 将軍」の主要キャラの衣装展示がありました。
写真=主人公・吉井虎永の衣装です
吉井虎永は徳川家康がモデルの武将で,真田広之氏が演じています。
その後,大屋根リングの外側の方を歩いてみる事にしました(これも別枠で紹介します)。 -
パビリオン外観を撮り歩いていたら「オーストリア館」の前に屋台風の店があり,しかも空いてます。
15:15頃,ようやく昼飯第2弾です(苦笑)。
写真=「オーストリア館」のカイザーシュマーレンとアップルコンポートです
パンケーキにアップルソースを付けて食べる,というおやつ的な食べ物でした。とりあえず,ソースが足りない・・・という感想(笑)。 -
「カタール館」の前で何かをやってました。
写真=「カタール館」前に整列する民族衣装の人達です -
「シグネチャーゾーン」の「いのちの未来」へ行きます。
入る前に情報端末を借ります。まず,土偶,はにわ,能面など日本人が昔から作って来た「人みたいな物」の紹介。その後,電車に乗る様な形で2075年の未来へ。「普通にアンドロイドがいる世界」という設定になってます。おばあちゃんと孫娘のドラマを混ぜつつ,未来の教育,医療などが紹介されます。そして,実際にアンドロイドが出てきて,動いたりしゃべったりします。ここは「お~!」ってなりました。ラストは更に1000年後の世界という設定で,アンドロイドが踊ります(?)。ちょっと好き嫌い分かれそうな感じですが,細かい動きを近くで見るとすごいです。
この館のプロデューサー石黒浩氏のメッセージ「未来は自分で体とか自由に選べる世の中になる」には,エラい事になるなぁ,などと思ってしまいます。終わりにステッカーを1枚頂きました。
写真=「いのちの未来」です -
写真=「いのちの未来」の情報端末です
画像からは分かりませんが,なかなか個性的なイヤホンが付けづらかったです(苦笑)。 -
写真=「いのちの未来」のアンドロイドです
大画面のドラマパートで,おばあちゃんがアンドロイドになるか悩む場面が描かれますが「どこまでが自分か」という根本的な問題が出てきて,なかなか悩ましいです。
ここは今回の万博で最も哲学的なパビリオンかもしれないですね。 -
写真=「いのちの未来」の夏目漱石のアンドロイドです
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写真=「いのちの未来」のマツコ・デラックス氏らのアンドロイドです
マツコ氏は「2075年も現役で芸能活動を続けている」という設定(笑)。見た目や動きを見ていると本物っぽくて驚きです。 -
写真=「東ゲートゾーン」のポップアップステージでハンガリーのライブやってました
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写真=イベント施設「シャインハット」です
-
パビリオン外観の完撮り達成しました!
時間も丁度夕飯どき。たまたま入った「レイガーデン」に各国料理屋がありました。ちゃんと営業してそうです。よっしゃ!日本人女性スタッフが愛想よく迎えてくれました。が,ビュッフェ形式で「おひとりさま8800円です」言われて,失礼いたしましたって感じで去ります(苦笑)。ちょっと高すぎた,僕には。
写真=イベント施設「レイガーデン」です -
「レイガーデン」1Fのギャラリーで何気なく盆栽を見てたら,女性スタッフが解説してくれました。
「3部作になってます」との事。「過去・現代・未来」らしいです。最初の「過去」は「マグマから出た最初の植物であるシダ植物」を表現しているそう。次の「現代」は「倒れた木から選ばれし木のみ等間隔で生えてくる」ってのを表現。最後の「未来」は「空気がない所でも花が咲く様になるかも」っていうのを表現しているそうな。
盆栽にそういうテーマがあったなんて全く知りませんでした!ホントに聞いてみなけりゃ分からないってやつですね。何気なく見てただけなのに,なんか得した気分になりました。
写真=「レイガーデン」1F「ギャラリーEAST」の盆栽です
画像の盆栽は2番目「現代」です。倒れた木から木が生えてますね。 -
写真=「ポルトガル館」の前で演奏してました
1つはギターだろうけど,もう1つは何だ?と思い日本人男性スタッフに聞きますが,分からないそうです。 -
食事処を探して歩きます。各国料理じゃなくてもいいかと軽食のお店に入ります。
写真=「らぽっぽファーム」です -
「10分くらいかかります」言われるが,ピザにしてみました。料金が各国料理に比べると結構安いので(1800円)小さめかと思いきや,本格的な大きさでした。十分な量です。国内物は安めなんですかね。
写真=「らぽっぽファーム」のコグマベーコンチーズピザです
しつこくなく,ベーコンチーズにしては割とサッパリしてました。ペースト状なのはカボチャでしょうか。久々にちゃんと食べた感じです(笑)。 -
「コネクティングゾーン」の「コモンズB館」に入ります。
26か国・地域の合同館です。パラグアイで誘われ,ちょっと映像を観ます。タンザニアで日本人男子スタッフに「タンザニア行かれました?」聞かれ,少し話します。「コモンズEやってなかった」話をしたら「ここもまだ未完成」との事。セントビンセントで現地の男性スタッフにすすめられてVR映像を観ます。海の映像でした。コートジボワールではチョコいただきました。ガンビアでは太鼓や木琴が叩けます。太鼓叩きました。
夜だしすごくすいてたので,スタッフの方々が結構話しかけてくれました。
写真=「コモンズB館」です -
写真=「コモンズB館」のソマリアのワールドカップです
ソマリアはサッカー強いイメージなかったんですが・・・。「サッカーは世界の共通言語」との事で,国内ではそれなりに好きな人が多そうです。 -
写真=「コモンズB館」のジャマイカのボブ・マーリー像です
ジャマイカはウサイン・ボルト像もありました。 -
写真=「コモンズB館」のベナンの「王様のイス」です
最初何かと思いましたが,高~いイスだそう。「肩にかつがれて乗ります」との事。へぇ~。 -
写真=「コモンズB館」のジブチのブースです(ピンボケになりましたが・苦笑)
日本人女性スタッフがいろいろ解説してくれました。「世界で最も暑い温度75℃が出た」うわっ。「自衛隊唯一の海外拠点があり,400人程いる」「海賊対策で」へぇ~。「日本のゴミ収集車が行ってて『赤とんぼ』が流れるとジブチの人はゴミを持ってくる」ってそれ面白い。ちなみに僕は関東人だから知りませんでしたが「大阪は『赤とんぼ』が流れる」んですね。 -
写真=「コモンズB館」のモーリタニアの砂です
画像だと映像が映されていて分かりにくいですが,砂です。触りましたが,クウェートよりザラザラ感ありました。女性スタッフによると「サハラ砂漠に似た砂を用意した」との事。
「スーパーのタコはモーリタニア産」って話も出てました。 -
「エンパワーリングゾーン」の「ペルー館」へ。
180度大画面の紹介映像を観ますが「マチュピチュすげぇ!」と映像でも思っちゃいました。服や日用品の展示,歴史物の展示もありました。
写真=「ペルー館」です
写真はもっと明るい時間に撮ったので,僕が入った時はガラガラでした。 -
写真=「マレーシア館」の前で踊りやってました
-
イチオシ
これで万博ともお別れです。名残惜しいので大屋根リングを撮っておきます。
20:20頃外出ました。
写真=夜の大屋根リングです
最終日は13のパビリオンに入りました。5日間で計63館でした。全制覇には程遠かったです(苦笑)。6割強ですね。
やはり万博はスケールのバカでかい娯楽施設といった感じで,5日じゃ足りないくらい楽しめました。僕のペースだとあと3日は必要でしたね。
愛知万博の時は3日でパビリオン全制覇したのですが,ロクに観ないで弾丸的にまわってた様な気がします(笑)。
大阪・関西万博ありがとう!
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