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圓山大飯店<br />龍山寺参拝

想い出の旅(18)            台湾旅行行状記(6)

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2012/03/22 - 2012/03/23

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リュック

リュックさん

圓山大飯店
龍山寺参拝

  • 台北圓山中腹に建てられた中華民国の国威をかけて作られた<br />中華宮殿様式のホテルに宿泊する。<br />堂々たるその構えはまさに台北のランドマークである。<br />圓山大飯店は60年前の1952年に建てられたが、<br />今でもこのホテルの風格と威容は衰えていない。<br />このホテルの歴史を調べてみた。<br />1949年共産党との内戦で敗れた国民党を率いる<br />蒋介石、蒋介石夫人(宋美齢)は国民党の幹部とともに<br />台湾に撤退し台北に臨時首都を置いた。<br />中国大陸では北京を首都とした共産党の中華人民共和国が成立。<br />蒋介石、宋美齢は台湾, 国民党を世界にアピールするために、<br />世界各国の首脳を招くことができる宿泊施設として、<br />1952年に圓山大飯店を建設した。<br />アメリカに留学し、英語が堪能な宋美齢が外交的手腕を発揮して、<br />アメリカの大統領など各国の首脳を招き、<br />台湾を大いにアピールした<br />したがって、圓山大飯店は単なるホテルではなく、<br />外交的、政治的に重要な迎賓館であった様だ。<br />ホテルには地下道があり、<br />緊急時には重要人物が安全に逃れられる抜け道が<br />今でもあるそうだ。<br />ホテル内のエレベーターは、<br />上層階のVIP用スペースには止まらず、<br />一般客は立ち入ることができない政治色の強いホテルである。

    台北圓山中腹に建てられた中華民国の国威をかけて作られた
    中華宮殿様式のホテルに宿泊する。
    堂々たるその構えはまさに台北のランドマークである。
    圓山大飯店は60年前の1952年に建てられたが、
    今でもこのホテルの風格と威容は衰えていない。
    このホテルの歴史を調べてみた。
    1949年共産党との内戦で敗れた国民党を率いる
    蒋介石、蒋介石夫人(宋美齢)は国民党の幹部とともに
    台湾に撤退し台北に臨時首都を置いた。
    中国大陸では北京を首都とした共産党の中華人民共和国が成立。
    蒋介石、宋美齢は台湾, 国民党を世界にアピールするために、
    世界各国の首脳を招くことができる宿泊施設として、
    1952年に圓山大飯店を建設した。
    アメリカに留学し、英語が堪能な宋美齢が外交的手腕を発揮して、
    アメリカの大統領など各国の首脳を招き、
    台湾を大いにアピールした
    したがって、圓山大飯店は単なるホテルではなく、
    外交的、政治的に重要な迎賓館であった様だ。
    ホテルには地下道があり、
    緊急時には重要人物が安全に逃れられる抜け道が
    今でもあるそうだ。
    ホテル内のエレベーターは、
    上層階のVIP用スペースには止まらず、
    一般客は立ち入ることができない政治色の強いホテルである。

  • ホテル側からホテル正門を見たところ。<br />細かな彫刻が施された立派な門だ

    ホテル側からホテル正門を見たところ。
    細かな彫刻が施された立派な門だ

  • 正門を入ると正面には龍と獅子(狛犬)の像が建っている。<br />ここの狛犬も口を開け、口の中に玉を加えている。

    正門を入ると正面には龍と獅子(狛犬)の像が建っている。
    ここの狛犬も口を開け、口の中に玉を加えている。

  • 本館の入り口にはホテルマン2人が常時立っている。<br />入り口から本館に入ると赤一色の広いロビーに驚かされる。<br />とにかく広い!<br />そして、豪華な装飾!天井は金色で升目に細かな彫刻、<br />天井から下がる大きなランターン、<br />真っ赤な太い柱、赤いじゅうたん、<br />古代中国を想わせる調度品の数々。<br />台湾政府発足時、<br />財政難の折によくここまで贅沢に作ったか感心する。

    本館の入り口にはホテルマン2人が常時立っている。
    入り口から本館に入ると赤一色の広いロビーに驚かされる。
    とにかく広い!
    そして、豪華な装飾!天井は金色で升目に細かな彫刻、
    天井から下がる大きなランターン、
    真っ赤な太い柱、赤いじゅうたん、
    古代中国を想わせる調度品の数々。
    台湾政府発足時、
    財政難の折によくここまで贅沢に作ったか感心する。

  • 本館を背にして正門に向かって立つと<br />台北市内の夜景が眺められる。きれいだ!

    本館を背にして正門に向かって立つと
    台北市内の夜景が眺められる。きれいだ!

  • 広いロビーの天井には龍の彫刻が施されている。<br />中国人にとって、龍は特別な存在なのであろう。<br />中国の皇帝の紋章は五本指の龍であった。<br />このホテルの龍は四本指の龍で皇帝の紋章にあやかりながら、<br />遠慮したデザイン。<br />四本指の龍は各所の寺院でも見られた。<br />五本指の龍を彫刻することは許されていなかったのであろう。<br />日本の菊の紋章のような立場であろうか。

    広いロビーの天井には龍の彫刻が施されている。
    中国人にとって、龍は特別な存在なのであろう。
    中国の皇帝の紋章は五本指の龍であった。
    このホテルの龍は四本指の龍で皇帝の紋章にあやかりながら、
    遠慮したデザイン。
    四本指の龍は各所の寺院でも見られた。
    五本指の龍を彫刻することは許されていなかったのであろう。
    日本の菊の紋章のような立場であろうか。

  • フロントデスク前の休憩スペース。<br />チェックインまでここでしばし休憩。<br />このスペースにおいてある椅子やサイドテーブルは<br />黒光りして重い。黒檀であろうか。

    フロントデスク前の休憩スペース。
    チェックインまでここでしばし休憩。
    このスペースにおいてある椅子やサイドテーブルは
    黒光りして重い。黒檀であろうか。

  • 荷物はボーイが部屋まで届けてくれるので、<br />部屋のキーをもらったが、少し時間を置いて、<br />広いスペースエレベーターに乗る。<br />エレベーターを降りると広い廊下の左右が客室であろう。<br />部屋に入る。<br />期待した以上に広いスペースのツインベッドルーム。<br />カーテンを開けるとこれまた広いベランダ。<br />洗面場は広く、バス、トイレ、アメニティーが<br />完備している洗面台ドーンと(そんな感じ)備えてある。

    荷物はボーイが部屋まで届けてくれるので、
    部屋のキーをもらったが、少し時間を置いて、
    広いスペースエレベーターに乗る。
    エレベーターを降りると広い廊下の左右が客室であろう。
    部屋に入る。
    期待した以上に広いスペースのツインベッドルーム。
    カーテンを開けるとこれまた広いベランダ。
    洗面場は広く、バス、トイレ、アメニティーが
    完備している洗面台ドーンと(そんな感じ)備えてある。

  • ベランダに出てみた。<br />圓山側のベランダであったが、<br />台北の町並みが見渡せ、ツアー料金からすれば文句は無い。

    ベランダに出てみた。
    圓山側のベランダであったが、
    台北の町並みが見渡せ、ツアー料金からすれば文句は無い。

  • ホテルで夕食は取らなかったので、<br />ダイニングルームでの食事の味などは判らなかったが、<br />ダイニングルームの前のコーヒーショップコーナーでは<br />ライブ演奏をしていた。<br />ただ歌われた曲目は洋風のもので、中国音楽ではなかった。<br />翌朝、ダイニングルームで朝食を取った。<br />ビュッフェスタイル。<br />品数が豊富で選択に迷う。<br />大皿にたくさん料理を載せた。<br />完全にカロリーオーバー。<br />どうもビュッフェスタイルだと食べ過ぎてしまう。<br />テーブルは奥の部屋のほうが庭に面していて景色が良いと<br />聞いていたのでそこのテーブルを確保した。<br />高い天井、広くて明るいダイニングルーム。<br />料理、雰囲気とも合格点。<br />意外なのは西洋人の宿泊客を見かけなかった。<br />インターネットで圓山大飯店の口コミで<br />辛い点をつけているコメントも見かけるが、<br />我々は幸いなるかな満足行くホテルステイであった。

    ホテルで夕食は取らなかったので、
    ダイニングルームでの食事の味などは判らなかったが、
    ダイニングルームの前のコーヒーショップコーナーでは
    ライブ演奏をしていた。
    ただ歌われた曲目は洋風のもので、中国音楽ではなかった。
    翌朝、ダイニングルームで朝食を取った。
    ビュッフェスタイル。
    品数が豊富で選択に迷う。
    大皿にたくさん料理を載せた。
    完全にカロリーオーバー。
    どうもビュッフェスタイルだと食べ過ぎてしまう。
    テーブルは奥の部屋のほうが庭に面していて景色が良いと
    聞いていたのでそこのテーブルを確保した。
    高い天井、広くて明るいダイニングルーム。
    料理、雰囲気とも合格点。
    意外なのは西洋人の宿泊客を見かけなかった。
    インターネットで圓山大飯店の口コミで
    辛い点をつけているコメントも見かけるが、
    我々は幸いなるかな満足行くホテルステイであった。

  • 1737年に建立。<br />その後、地震や爆撃などの被害を受け、<br />建物は度重なる再建が行われた。<br />龍山寺は台湾で最も古く、有名なお寺であることから、<br />観光ルートに入っていて、<br />台湾を訪れた観光客はここで参拝するという。<br />この寺は中国宮殿式建築で、<br />本尊を祀った正殿、前殿、東西の鐘楼、鼓楼、<br />そして後殿を方形の塀が囲む構造になっているという。

    1737年に建立。
    その後、地震や爆撃などの被害を受け、
    建物は度重なる再建が行われた。
    龍山寺は台湾で最も古く、有名なお寺であることから、
    観光ルートに入っていて、
    台湾を訪れた観光客はここで参拝するという。
    この寺は中国宮殿式建築で、
    本尊を祀った正殿、前殿、東西の鐘楼、鼓楼、
    そして後殿を方形の塀が囲む構造になっているという。

  • ?	青空に映える美しい赤い屋根のある門を<br />右側の入り口から入る(中国式)

    ? 青空に映える美しい赤い屋根のある門を
    右側の入り口から入る(中国式)

  • 龍山寺の境内にはいろいろな仏様、神様?が祭られている。<br />これらの神様は、それぞれ得意分野があって、<br />学業・出世・恋愛・運勢・子宝・健康・金運等を<br />具体的な願い事でお祈りすると願い事が叶うとのこと。

    龍山寺の境内にはいろいろな仏様、神様?が祭られている。
    これらの神様は、それぞれ得意分野があって、
    学業・出世・恋愛・運勢・子宝・健康・金運等を
    具体的な願い事でお祈りすると願い事が叶うとのこと。

  • 中国福建省泉州の龍山寺から贈られた観世音菩薩像。<br />第二次世界大戦中に正殿が破壊されたが、<br />この観音像は全く無傷で静かに蓮の花の上に坐られていたと言う。<br />それで霊験あらたかな御本尊に毎日朝から晩まで、<br />多くの参拝客が訪れ、モウモウたる線香の煙が立ち込めている。

    中国福建省泉州の龍山寺から贈られた観世音菩薩像。
    第二次世界大戦中に正殿が破壊されたが、
    この観音像は全く無傷で静かに蓮の花の上に坐られていたと言う。
    それで霊験あらたかな御本尊に毎日朝から晩まで、
    多くの参拝客が訪れ、モウモウたる線香の煙が立ち込めている。

  • 本殿前に設置された巨大な金色の香炉。<br />人が香炉の蓋を持ち上げている。<br />この人はシルクハットにキュロット姿。<br />雰囲気が中国人らしくない。<br />かつてオランダに占領されたときのオランダ人を表しているとか。

    本殿前に設置された巨大な金色の香炉。
    人が香炉の蓋を持ち上げている。
    この人はシルクハットにキュロット姿。
    雰囲気が中国人らしくない。
    かつてオランダに占領されたときのオランダ人を表しているとか。

  • 受験に見事合格する様に名前を書いて祈願するとご利益がある!<br /><br />

    受験に見事合格する様に名前を書いて祈願するとご利益がある!

  • 路上に座り込んで長々とお祈りをする人、<br />長い線香をたくさん持って一生懸命お祈りする人、<br />今日は祭礼がある日とのことらしいがとにかく参拝者が多い

    路上に座り込んで長々とお祈りをする人、
    長い線香をたくさん持って一生懸命お祈りする人、
    今日は祭礼がある日とのことらしいがとにかく参拝者が多い

  • 線香の煙であたりは霞んでいる。

    線香の煙であたりは霞んでいる。

  • 願い事が叶いますように。

    願い事が叶いますように。

  • 参拝者、観光客で混んでいる。

    参拝者、観光客で混んでいる。

  • お供え物にはルールがあるとのこと。<br />日本ではお金、花、酒など参拝者の考えで<br />思い思いにお供えしているが、<br />ここでは、この写真のように決められた品々が<br />お供え物となる。<br />こんなにたくさん同じようなお供え物をどうするのだろうと<br />心配していたら、後で寺から貧しい人たちに<br />施し物として使われるとのこと。

    お供え物にはルールがあるとのこと。
    日本ではお金、花、酒など参拝者の考えで
    思い思いにお供えしているが、
    ここでは、この写真のように決められた品々が
    お供え物となる。
    こんなにたくさん同じようなお供え物をどうするのだろうと
    心配していたら、後で寺から貧しい人たちに
    施し物として使われるとのこと。

  • 寺の境内をこの門から外に出る。<br />門の外の狭い歩道にはびっしりとお供え物の花を売る人、<br />托鉢している僧侶、雑貨を売っている人などが座り込み、<br />参拝者の利用を待っている。<br />寺の周囲を囲むように本当にたくさんの人たちが商売をしている。<br />龍山寺参拝後、寺の近くにある怖い名前の「剥皮寮」まで歩いて行く。<br /><br />続く<br />

    寺の境内をこの門から外に出る。
    門の外の狭い歩道にはびっしりとお供え物の花を売る人、
    托鉢している僧侶、雑貨を売っている人などが座り込み、
    参拝者の利用を待っている。
    寺の周囲を囲むように本当にたくさんの人たちが商売をしている。
    龍山寺参拝後、寺の近くにある怖い名前の「剥皮寮」まで歩いて行く。

    続く

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