サラリーマンチェリスト弾丸紀行@フィンランド2025文月

2025/07/18 - 2025/07/22

コロナ前のことですが…当時所属していたアマチュアオーケストラで、フィンランドの大作曲家J.シベリウスの交響曲第２番を演ることになり、DIA維持修行を兼ねて一度訪れてみたかったシベリウスの作曲部屋の現地調査を試みた。
っが、コロナ禍で止む無く中止。
時は流れ、今年5月に隣町のアマオケのお手伝いで、交響曲第５番を演ったら『シベリウス推し活』が再燃してしまいました。
聖地訪問…6年越しのリベンジです。

【旅程:ANA SYD発券2025】
★今回使用の航空券
済(1)2025/3/15 SYD 21:45(NH880)HND 5:20(M)

★(2)2025/7/18 HND 21:40(NH203)FRA 5:20(M)
★(3)2025/7/21 CDG19:20(NH216)HND15:55(M)

　(4)2025/10/10 HND22:45(NH879)SYD10:30(M)
　・327,980円(うちSKYCOIN 27,980)@11.58PP

〈別切り〉
　・2025/7/19 FRA 06:45(LH172)BER 07:55 ￥13,152-
　・2025/7/19 BER 08:50(AY1432)HEL 11:45 ￥17,453-
　・2025/7/19 HEL 20:25(AY1581)CDG 22:30 EUR82.60-

【課金】
[Day1]
　a)鉄道(HEL→Järvenpää) EUR3.5-
　a)Uber(Järvenpää→AINOLA) EUR6.9-
　d)AINOLA EUR16.00-
　a)Uber(AINOLA→ Järvenpää) EUR6.9-
　a)鉄道(Järvenpää→Helsinki) EUR5.5-
　a)鉄道(Helsinki→HEL)ZoneABC EUR4.4-
　a)鉄道(CDG→Châtelet les Halles) EUR15-(navigoeasy2.0込)
　b)パリ宿(LautrecOpera) EUR135.58-(Tax5.58込)
[Day2]
　a)メトロ(GaulleEtoile→GareMontparnasse) EUR2.5-
　c)朝メシ(croissant&caffè e llatte) EUR6.5-
　a)TGV(Montparnasse→レンヌ) ￥8,829-
　a)バス(レンヌ→Mont-Saint-Michel) EUR13.0-
　c)昼メシ(ハムチーズsandwich&Orangina) EUR8.0-
　b)宿(LesTerrassesPoulsrd)朝食付 EUR185.4-(TAX1.80込)
[Day3]
　a)バス(Mont-Saint-Michel→san maro) EUR13.0-
　c)昼メシ(ハムチーズsandwhich＆Orangina) EUR8.5-
　a)TGV(San maro→Montparnasse) ￥14,055-
　a)メトロ(Montparnasse→Cite). EUR2.5-
　d)ルーブル美術館 EUR22.0-
　a)鉄道(Châtelet les Halles→CDG) EUR13.0-

(内訳)
　a)交通費　EUR219.17-
　b)宿泊費　EUR320.98-
　c)食費　　EUR 23.00-
　d)観光費　EUR 38.00-
　e)雑費　　EUR 00.00-(この後土産を買う)

★EUR/JPY=172.10(2025.7.21)

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空 ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

仕事を終えてHND
終業間際にTEL対応してたら定時を過ぎてしまいこの時間。
搭乗開始21:10なので1時間程度しか無い。

全然落ちてこなかったUGポイントのビジネス。諦めていたけれど機内Wi-Fiのバウチャーコードが京急線乗っている時に送られてきた。
直前に落ちてきたようなのでRカウンターへ

待ち時間ゼロで出国してラウンジへ。
シャワーを20:30に予約してあるのので、飯を掻き込む。
エコ飯じゃないので程々にね。

風呂上がりにラウンジのBarへ
4トラの皆さんがアップしていたIceMagic夏バージョン

マスカルポーネチーズと夏みかん(？)、ANAブルーのグミ
オヤジに似合わないw
下戸のオヤジは、もちろんノンアルで。

アサインされた座席は13K
ビジネスの一番後ろ。通路の人通りがないのは良いけど、もう少し前が良かったな。

CAさんがグリーティングにいらした時、携帯でモニターのマップを動画撮影していたので
CAさん「撮影のお邪魔をしてすみません」
オヤジ「いやいやYouTuberじゃないですから、構いませんよ」
CAさん「最近、機内で撮影されるお客様が多いから……今日はお仕事ですか？」
オヤジ「いえ、修行です」
CAさん（笑）「そっちですか（爆）お疲れ様です」

今日は洋食で。
「牛フィレ肉のステーキ シャスールソース オニオンのクリーム　パルメザンのリゾットと時季野菜を添えて」

食後にハーゲンダッツとおしゃれ炭酸水（ペリエ）

北極海上空でラーメン

朝メシは………食べ過ぎたのでアラカルトから「おにぎりセット」と「茅乃舎野菜スープ」

約14時間を経てFRA到着。
ここからベルリン経由でヘルシンキへ。
FRAでは1時間のトランジットを無事クリア。イミグレが混んでいたのと、FRA名物のB→Aへの駐機場横断地下トンネルコースでギリギリ。
セネターラウンジで朝メシ時間は確保出来た。
ヴァイスブルスト(白ソーセージ)のドイツ正統派朝ごはん

LHは別切りしていたんだけど、HNDのグラホさんが搭乗券出してくれた。
預け荷物ないし、同じスタアラなので出来るようです。

スタアラゴールドなのでグループ2で優先搭乗したけれど…搭乗率は一割ぐらいか？
ガラガラだよ。

１０人いるかいないかぐらい。
こんなに空いているのに通路側で窓側席にも乗客がいる。

エコ席なので選択肢は無く水とLHチョコレート

LHチョコレート、作っているのは「Lindt」なのね。
美味いよね、リンツ。

1時間ちょっとでBerlinBrandenburg空港(BER)に到着。
ここもトランジットタイムは1時間。MCT無視の別切り発券w
初めての空港でターミナルの構造がよくわかっていないので、Webの案内図で何度もシミュレーションしていた。シェンゲン内乗継ぎではあるけれど、日本の空港のように到着便と出発便のフロアーが別階層で無いのが良かった。横に長いターミナルを端から端まで歩かされたけどね。
エプロン走行中、搭乗予定機のFIN AIRが見えた。

端折りましたが、トランジットも上手くいって無事ヘルシンキヴァンター空港到着。
ここから鉄道でAINOLAへ向かいます。
鉄道駅へのエスカレーターが凄く深いところまで。
打ちっぱなしのコンクリートがシンプルで北欧らしく感じる。

チケットはオンラインで（VR）
フィンランド国鉄の略称はVR
車両もシンプルなデザイン。モニターに停車駅が表示されているので迷うことはないね。

途中駅「Tikkurila」で乗り換え。
他国の鉄道車両が気になる鉄ヲタオヤジ。
この国の鉄道車両ってどこのメーカーなのかが気になる。
シーメンスかボンバルディアか、アルストムのいずれかと思うが。

何処となくJR東日本の「ひたち」とかで使っている車両（E○○○系とか、JR以降最近の車両形式がわからない昭和国鉄型信者のオヤジ）にフォルムが似ている。

海外の鉄道のプラットフォームは昔からの名残り(ステップで乗降する)で乗降口との段差が半端ない。
日本よりも“バリアフリー先進国の意識高い系の国“なのに、鉄道だけは謎よね～。
なので、車両も屋根上に制御機器を載せて乗降口だけ低床化しているけど、それでも段差がある。(連接車が多いのもそーゆー理由か！？）
単純にプラットフォームを嵩上げすれば良いのにって思うのはオヤジだけか！？
日本には無い発想。

沿線の建物のカラーも北欧らしいカラーリング。

AINOLA駅を通過中
ここからだったら歩いていけるので本当はこの駅で下車したかったんだけど、駅の工事中で7月末まで通過。
そんなことあるのか？？と思いつつ、次の駅へ。

ヤルベンパーに到着。
ここからAINOLAまで歩くと1時間くらい掛かるみたい。
他に交通機関が無いみたいなのでUberで移動します。

15分待ってUberが到着。乗車時間は5分ぐらいでした、
歩けないこともなかったけど、意外と暑いのよね。

入館料EUR16-
簡単な地図を貰います。
要はシベリウスのおうち。居宅があって、サウナ棟があって、納屋があって、庭に夫婦のお墓がある。

っで、そのお墓。結構デカい。
愛妻アイノと共に眠っています。

北欧の大作曲家シベリウスは1904年から亡くなる1957年までここで暮らしていたとのこと。今で言う“陰キャ“で、引きこもりだった（作曲に集中していた）ようです。

ワタクシが初めてシベリウスの曲を弾いたのは34年前(1991年)。
当時所属していたアマオケでシベリウスの交響曲第2番を演ることになり、参考音源で買ったCDがユージンオーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団。親交のあったオーマンディもここを訪れて引きこもりのシベリウスを引っ張り出した、その時の写真がCDジャケットでした。
この絵面、ジャケットのまんまです。

邸内は当時使っていたピアノを始め、家具・食器類がそのままに展示。

卓上に開いて置いてあるスコア（総譜）は『エン・サガ』

鮮やかなグリーンのタイルが美しい暖炉

邸宅から湖寄りにサウナがあります。
フィンランド人はサウナ大好きとのこと。

サウナの中はこんな感じ。

帰りもヤルベンパー経由でヘルシンキ中央駅へやって来ました。
今夜の飛行機でヘルシンキを経つのでダッシュで街ブラします。

中央駅からダウンタウンへ

フィンランドの百貨店STOCKMANN

フィンランドと言えばマリメッコ！！

#マリメッコ

#マリメッコ
セール中のようですが、オヤジのセンスで買って帰ってもダメ出しされるので見てるだけ。

トラムのよく似合う石畳みの街並み

ヘルシンキ大聖堂へやって来ました。
デカい！！
でも工事中のようで、一部張りボテ

階段を登って上までくると…港に停泊中の船のファンネルマークが見えます。ヘルシンキは港町でもあるのね。

建物のカラーリングが北欧らしい…

工事をしていない側面(?)へ回ってみると…

VWビートルカブリオレが！！
何故にこんな所に？

なんと、聖堂で結婚式を挙げているカップルがいたようで、外に出て来ました。
お仲間が祝福。

このミニのウエディングドレスは北欧スタイルなのか!?

このVWビートルはブライダルカーだったのね。

さて、もう一箇所見学して空港へ向かうことにします。
交通局のシングルチケット　エリアABC を自販機で購入。
有効時間90分以内は乗り放題。

シベリウス公園へやって来ました。
パイプオルガンのパイプを束ねたようなオブジェ。
オルガンとは無縁で『森』を表現しているらしい。。。

っで、シベリウスのマスクも。
もっと巨大化と思っていたら凄く小さくて拍子抜け。

ここは来なくて良かったガッカリポイントです。
公園としては素晴らしい。

駅近くに戻って来ました。
フィンランドフィルハーモニーのホールです。
シーズンオフなので何も公演はありません。
コロナ前の計画ではココでシベリウスのSym.1番を聴く予定だったのですが…

ホール前の広場に『Helsinki』 sign

EUの旗と並んでウクライナ国旗も掲揚されていました。
フィンランドもその昔はロシアの圧政に苦しんだ国なので、そうした思いからなのでしょうか？
シベリウスの交響詩フィンランディアは真さにロシア圧政からの解放と祖国愛を歌いあげるものだからね。
ブルースウィリス主演のハリウッド映画「ダイ・ハード２」は、全編に渡ってフィンランディアが効果的に使われてるね。

空港に向かいます。
ここヘルシンキ中央駅もヨーロッパ主要駅と例に漏れず頭端式ホーム。
日本の上野駅地上ホームのような旅情を誘う駅は鉄ヲタオヤジの大好物です。
日本と違うのは、長距離列車が「電車」でないこと。普通なら機関車付け替えが必要ですが、列車が基本の欧州鉄道は機関車プッシュプル運転がデフォルト。最後尾となる車両にも制御室(運転台)が整備されているので、上野駅のような簡易運転台の推進運転も不要。
駅間の長い高頻度運転の必要もないから成せる技ですね。

それにしても建築限界ギリギリを攻めたようなこのダブルデッカー、トンネル通過できるのか！？スケールが異常過ぎるw
あッ、こちらはトンネルも少ないからね。

近郊型列車はこちらも「電車」です。

ヘルシンキ空港駅に到着
地下深く、駅にしては空間がデカい。
ロシアに隣接しているから核シェルターを兼ねているのか？考えすぎか？？
空港は重要な軍事施設になるからね。

パリにはフィンエアで向かいます。
スタアラ党のワタクシにはアウェーのOWなので、プライオリティカードでアスパイアラウンジに入室。ラウンジ飯で夕飯にします。

20:20定刻にブロックアウト。
午後8時過ぎでこの明るさ。ヨーロッパの夏は、日が長い！！

エンブラエル１９０
アサインされたシートは最後部２５A

次回訪れるときは港からフェリーでエストニアにでも行ってみたい。

森と湖の国フィンランド。とうとうムーミンには出会えず仕舞いでした。

飛行時間3時間、時差で1時間戻って22:30にパリCDGに到着。
ガチで雨だよ。傘持って来てないんだけどw

パリ市内にはRERで行くのだが、どこのサイト見ても「深夜帯のRER-B線を使うのはヤメておけ」って書いてあるのだが…まあ何とかなるでしょう。

確かに人通りは少ない。
足元のネイビーのラインに従って進む。

切符の自販機がムズい。
パリ版SuicaのNavigoカード、EUR2-で購入しちゃったけど要らなかったかも？
IPhoneのウォレットにあるじゃん？

出発直前に急に混雑してきた。当然相席。

スリに気を付けるように書いてあったんだけど、怪しい輩は見当たらないな。

Chatelet-Les Hallesで下車。既に23:30過ぎなのだが、エッフェル塔のシャンパンフラッシュだけは観ておきたい。明日の晩はモンサンミッシェル、明後日の晩は19時の飛行機でパリを離れるので、今夜がワンチャン見られるか!?
とにかく地上へ出よう、

テキトーに歩いていたらUNIQLO
パリはUNIQLOもオシャレね。

セーヌ川に向かって歩いて、ポンヌフ橋に辿り着いた。
映画で有名な橋だよね、

ちと遠いけど、足元が見えないけどエッフェル塔。
0時まであと10分。ココで見るか？もう少し近くまで行ってみるか？？

昨年のパリOlympicで色々言われたセーヌ川
夜に観る分は、綺麗に見えますw

ルーブル美術館までやって来ました。

っとここで時間切れ。
毎時0時から5分間のシャンパンフラッシュが始まってしまいました。
近づいた分、足元が余計に見えなくなりましたが、フラッシュしているのは見えるので良しとします。

シャンパンフラッシュも観られたので宿に向かいます。
ルーブルピラミッド！！
Day1はこれにて終了。Day2に続く。