銀婚式の記念旅行は、新婚旅行で訪ねた上海＆蘇州への旅　≪後編　猛暑の中蘇州オプショナルツアー日帰り旅≫

2025/07/05 - 2025/07/07

数多の旅行記の中からご覧いただき誠にありがとうございます(^^)/

銀婚式祝いの上海旅行です
２泊３日の旅行のうち観光できるのは中日の１日だけです( 一一)
この日は近隣の蘇州へ日帰り旅行です。　個人でも手配は可能ですが、日曜日で人出も凄そうだし、手続きも面倒なので少々値が張りますが、上海発のオプショナルツアーに参加することにしました。
それにしても気温39℃の猛暑日の中の観光　とにかく暑かった～

エリア 蘇州(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

日帰りで蘇州へ行く事を決めたのはいいのですが、列車の予約から現地での移動、庭園も予約しないといけないみたいだし、更に食事をどこで取ったらよいのか悩みは山積です。　というかシニアに足を突っ込んでいる我々は面倒くさくなってきました（汗）
色々と探ってみたら、こちらの現地発のオプショナルツアーを発見
行きたいところを網羅しているし、何よりガイドさんにくっついて歩いていればよいのがツアーの良い所
若干値段が張る（一人22,000円ほど）のは仕方がないですが、金で体力の楽さを買いましたよ

ベルトラ
https://www.veltra.com/jp/asia/china/shanghai/a/161971

当日は朝8時２０分にホテルのロビーに集合しガイドさん（張さん）と合流
参加者大勢だったらどうしようかと思ってましたら、案の定我々夫婦のみでした。
歩いて浦東大道駅へ向かい地下鉄で上海駅へ向かいました

上海駅 駅

駅に入るのに手荷物検査があります。
ガイドさんにパスポートを渡しチケット購入　9:30発の列車です

発車10分くらい前に改札がオープン　ここでもパスポートを提示

定刻通り発車　蘇州までは約30分の列車の旅です
まあ旅情を味わうほどではないですが・・

★寒山寺★
蘇州駅からタクシーで最初の見学場所の寒山寺へ向かいます

寒山寺 寺院・教会

★寒山寺★
人気の観光地なのでしょうか、地元民も大勢参拝に訪れています
それにしても暑い・・

寒山寺 寺院・教会

★寒山寺★

寒山寺 寺院・教会

★寒山寺★
ガイドさんに案内されて寺を素通りし、運河沿いを歩きます
この運河が京杭大運河で北京まで通じているそうな
そう考えると凄い！

寒山寺 寺院・教会

★寒山寺★
寒山寺は、中唐の詩人で政治家でもあった張継の七言絶句「楓橋夜泊」によって広く知られています。
この詩は都落ちした旅人が、蘇州西郊の楓江にかけられた楓橋の辺りで船中に泊まった際、旅愁のために眠れぬまま寒山寺の鐘の音を聞いたという様子を詠ったものです。

寒山寺 寺院・教会

★寒山寺★
多分その張継さんの像　子供が頭を撫でていました　びんずるさんかな？

寒山寺 寺院・教会

★寒山寺★
境内へ入ります　この黄色い壁に「寒山寺」と書いてある場所がフォトスポットみたいでひっきりなしに現地の人が撮っていました。　途中順番抜かしがあったのかな？怒声が聞こえました

寒山寺 寺院・教会

★寒山寺★
寒山寺は、唐代初期の502年に始まったとされる長い歴史を持つ寺院です。この寺院は、古代中国の詩人や僧侶たちによって数多くの伝説や物語が紡がれ、その名声は国内外に広がりました
日本からも空海や最澄がこちらで学び、教えを日本へ持ち帰ったそうな

寒山寺 寺院・教会

★寒山寺★

寒山寺 寺院・教会

★寒山寺★
ガイドさんが「上見てください何だと思いますか？」　うん？これはまさか・・
「ハイ　西遊記の三蔵法師ご一行です」
言われなければ完全に見過ごしてましたね

寒山寺 寺院・教会

☆留園☆
続いて留園へ

留園 観光名所

☆留園☆
明代万歴年間に造園された徐泰時（シュー タイシー）の個人庭園　「東園」 がその始まり。庭園の中部にある池やその西手にある築山などは当時から受継がれているそうです。
徐泰時の死後、一時はこの 「東園」 も荒廃したのですが、清代末の1794年になって劉恕の手により拡張改築され、名称も 「寒碧山荘」、俗に 「劉園」 と呼ばれるようになりました。
その後もさらに持ち主の変遷を繰り返し、光緒二年 （1876年） に改築された後には、庭園名も以前の名前 （劉＝リィウ） から読みをそのままに、漢字は簡素化し「留園」と改められたそうです。

１９９７年に世界遺産にも登録されています。

留園 観光名所

☆留園☆
蘇州四大庭園の留園、拙政園（せっせいえん）、滄浪亭（そうろうてい）、獅子林（ししりん）のひとつであり、また中国四大名園にも挙げられています。
ちなみに中国四大名園は
北京の頤和園、承徳の避暑山荘、蘇州の拙政園、蘇州の留園　です

留園 観光名所

☆留園☆
いたるところでレンタルの漢服を着た女性がそぞろ歩きしてました
この国もインスタ映え？　

留園 観光名所

☆留園☆
石柱を組み合わせることで急峻な山に見立てており、中国の江南エリア（上海、蘇州、杭州、南京など）の庭園でよく見られます。

留園 観光名所

☆留園☆
冠雲峰（かんうんほう）と呼ばれる太湖石は、高さ6.5mで蘇州庭園で最大といわれます。
太湖石（たいこせき）とは蘇州の西にある太湖周辺から切り出される中国庭園で必ず見られる凹凸のある独特な石灰石で、中国では人気が高く、日本同様に神や気が宿るとされているそうです。

留園 観光名所

☆留園☆
五峰仙館という建物です。　留園の中央にあって、客人をもてなすための建物として使用された建物です。
五峰仙館は楠木という高価な木材で作られた留園でも最も豪華な建物で、広々とした大広間があります。沢山の客人が招かれたに違いない場所です。鴛鴦(えんおう)式といって、建物がついたてなどで南北二つの広間に分けられていて、男尊女卑の考えのあった中国では、部屋を男女で使い分けたと言われています。

留園 観光名所

☆留園☆
こんなところで小生もおもてなしされてみたいものです

留園 観光名所

☆留園☆
窓枠を額縁に見立てた感じに

留園 観光名所

☆留園☆

留園 観光名所

☆留園☆
立派な太湖石が並べられた内庭です。
これは神仙島といわれる五仙島の形をしていて縁起が良いということらしいです。

留園 観光名所

☆留園☆
蓮の花が咲いていました

留園 観光名所

☆留園☆

留園 観光名所

おまちかねの昼食タイム
蘇州の名物と言えばその名も″蘇州麺″
基本は鶏がらスープ。白湯もありますが、醤油を加えたスープもあります。
麺は、博多ラーメンと同じくらいの細麺が基本。

左が醤油ベースの麺と、右は汁なし風の麺
左上のチャーシューを乗せると、チャーシューの脂分が溶けてスープと合わさり絶品でした。

魚も美味しかった～
朝食バイキングでお腹いっぱいだったのに、ペロッと平らげました(^。^)y-.。o○

「閶門」
蘇州城壁の北西部にあり、蘇州の八城門の一つだそうです。

♪山塘街♪
食事場所から歩いて山塘街へ来ました。
ここも大運河の一部として世界遺産に認定された場所です

山塘街 散歩・街歩き

♪山塘街♪

山塘街 散歩・街歩き

♪山塘街♪
「東洋のベニス」水の都と名高い中国蘇州。
その中でも山塘街は、白居易が蘇州長官時代に蘇州城と虎丘をつなぐために作った水路の街です。
運河に沿って古い蘇州の街並みを再現してあり、石畳の両脇にはお店がずらり。所々に中国独特の橋があり異国情緒たっぷりです。

山塘街 散歩・街歩き

♪山塘街♪
日曜日という事で凄い人混みを予想していたのですが、この暑さのせいでしょうか思ったよりも観光客はおらず写真の程度でした

山塘街 散歩・街歩き

♪山塘街♪
周りはお土産屋やお菓子を売る店がならんでおります

山塘街 散歩・街歩き

♪山塘街♪
あ～ガイドブックやらでよく見る景色はここか～
ここでも漢服着た中国小姐がいたるところで写真撮ってましたね

山塘街 散歩・街歩き

♪山塘街♪
夜になればランタンに灯りがともって幻想的なんだろうな

山塘街 散歩・街歩き

♪山塘街♪
お馴染みのスターバックスコーヒーもここでは街の雰囲気に合わせてシックな造り

山塘街 散歩・街歩き

♭虎丘♭
最後の見学場所「虎丘」です
こちらも世界遺産に指定されています

虎丘 建造物

♭虎丘♭
虎丘の由来は、『史記』 の記載によると2400年前の春秋時代、越王との戦いに敗れた呉王の闔閭 （こうりょ） がこの地に埋葬されてから3日後、その墓に白い虎が現れたことから 「虎丘」 となったという伝説があるようです。
しかし、一方では “ 丘がうずくまっている虎のように見えるから ” という説もあるようです。
この虎丘を世に広めたのは宋代の詩人、蘇東坡による 「蘇州に遊びて虎丘に遊ばずは遺憾なり」 という一句。
では早速登りましょう　蝉の声凄かった・・

虎丘 建造物

♭虎丘♭
虎丘塔は雲岩寺塔とも呼ばれ、虎丘を象徴する最も代表的なランドマークです。
「東洋のピサの斜塔」とも称されるこの塔は、五代後周の顕徳6年（西暦959年）に建てられた、レンガと木材で構成された七層八角の古塔です。地盤の不均衡により、塔体は北西方向に約3度傾いており、遠くからでもその姿がひときわ目立ちます。

虎丘 建造物

♭虎丘♭
確かに凄い傾き方(*‘ω‘ *)　日本のように地震が多い所だとすぐ倒壊しそうだ

虎丘 建造物

♭虎丘♭
これで蘇州の観光はおしまい　いや～充実した1日でした。
個人だったら途中でめげていたな(*´з`)　

虎丘 建造物

蘇州駅から上海駅へまた高速鉄道で帰ります
凄い人の数だ

蘇州駅 駅

16時50分発の列車に乗ります
流石に歩き疲れて車内で爆睡(；一_一)

蘇州駅 駅

上海に戻り夕飯は市内で至る所で見かける「小楊生煎」で生煎包　日本では「焼き小籠包」と言われています。
1人前4個で15元（約300円）　これも肉汁じゅわーで美味し！！

7月7日（月）
本日は10時55分発の便で帰るだけです
ホテルから空港まで配車アプリで134元（約2700円）でした。
チケットはさほど並ばず発券　

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

手荷物検査場では、日本出国の時は何も言われなかったカメラのバッテリーが引っかかり再検査に　念入りというか、めんどくさい

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

搭乗します
9C8601便名古屋行きは定刻通り出発しました。

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

３日間という短い行程でしたが、天気にも恵まれ大変楽しめました
それにしても中国の発展ぶりは、悔しいですが目を見張るものがありますね　特にデジタル面ではJAPは相当後進国レベルだという事が改めて突き付けられました。
まあ政治面では相容れない点も多いですが、食事も美味しいですし、昔に比べ旅行もしやすくなったので他の都市も訪れてみたいものです。
お願いしますね春秋航空さん(*´▽｀*)

上海浦東国際空港 (PVG) 空港