エティハド航空でロンドンから成田へ　経由地アブダビでちょこっと観光

2025/06/22 - 2025/06/24

エティハド航空ビジネスクラスでロンドンからアブダビ経由で帰国。アブダビでのトランジット時間を利用してアブダビ観光を楽しみました。

エリア アブダビ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヒースロー空港ターミナル4。
5週間前、日本から到着した時はピカデリーラインが止まっていたのでエリザベスラインに乗ったけれど、この日は動いていたのでキングス・クロス駅からピカデリーラインで乗り換えなしでヒースローに向かいました。

よく遅れたり止まったりするピカデリー・ラインだし、と念のため余裕をみていたら思いの外順調に来て、4時間前にチェックイン。早すぎて荷物はチェックインカウンターでドロップできず、タグを付けてもらった後カウンター近くの係員のところまで運びました。

ラウンジに直行、暑い日だったのでまずはシャワーを浴びてさっぱり。

ファーストと一緒だから？ダイニングスペースには2人掛けのテーブルクロスのかかった席がたくさん。席に着くとアラカルトメニューを渡され、飲み物のオーダーをとってくれました。明らかに扱いが良いよね...
ビーフバーガーが人気のようだけど軽く飲んでつまめるくらいでいいかな。

と思いつつ、デザートの洋梨のフランジパーヌ、クロテッドクリームのアイス添えなるものだけお願いしてみました。ものすごく甘かった！
ゆったりできるソファーに移動してボーディングまでまったり。

いよいよロンドンともお別れ。良い時間を過ごせた分、名残惜しい...

シャンパンでお疲れさまの乾杯。

アブダビまで7時間のフライト。乗り継ぎの13時間余りを利用してアブダビを観光するつもりなのでなるべく眠っておきたい。CAさんに朝食の希望を伝えて、早々にフルフラットにしておやすみなさい。

5時間近く眠ったところでCAさんに声を掛けられ、朝食をいただきます。

アブダビ到着。トランジット時に出国するのは実は初めて。

朝7時、空港は閑散としてました。5週間前、深夜のアブダビ乗り換えの時の方が人が多かったかな。
パスポートコントロールはあっさりしたもの。その後に荷物のX線検査があって入国。

インフォメーションデスク。
空港からグランドモスクに行く無料のシャトルバスが8時にあると知り、それを利用することに。飛行機の中で身支度したけど、30分近く待つならアライバルラウンジに寄っても良かったかな。

バスの乗り場を確認しておこうと7番の出口から出てみたら

ものすごい暑さ！バスが来れば分かるはず、と慌てて中に戻りました。

7:45にExperience Abu Dhabiと書かれたバスが停まっていました。さっきは気づかなかったけど柱の脇にバス停がちゃんとありました。

1時間で到着。このドームから地下に下りていきます。

ドームの中は涼しくてほっ。

きらびやかなショッピングセンターを通って、その先にモスクの入り口。予約は空港でバスを待つ間にモスクのウェブサイトで簡単にできました。トイレでスカーフを巻いてから入場。
しっかり服装チェックがあり、露出が大きかったりヘッドスカーフを持っていない女性は入場を断られていましたが、周りのお店でアバヤを売っていました。ぬいぐるみなども持ち込みできないようです。

長い動く歩道を4つか5つ乗り継いで、上りのエスカレーターに乗って

シェイク・ザイード・グランド・モスクの前に到着。
地下から上がってきてすぐは純白の大理石が眩しくて直視できないほど！

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

圧巻のスケールと美しさ。

ヤシの木をイメージした柱が並んでいます。

息をのむ美しさ。
写真を撮るとき、男女が肩を組んだりして密着するとすぐに係員がやってきて離れるように注意していました。ほかにもハンドサインやポーズをとるのもNGです。

お花の装飾が施された中庭の床。
中庭には入ることができず、数名のクリーナーさんが行ったり来たりしながらモップでお掃除していました。磨き上げたようにきれい。

ここに写る人の大きさと比べると、お部屋の大きさがわかるでしょうか。

礼拝の時間が示されたお花の形の時計

シャンデリア

豪華絢爛なシャンデリアの方に気を取られがちですが、床に敷かれたこのペルシャ絨毯は世界最大、1枚でできているそうです。どこもかしこも贅を尽くした造り。

純白の大理石にリフレクションプールのブルー。涼しげに見えるけど、日傘を差していても日の当たるところには長くいられないほどの暑さ。
モスクの見学はゆっくりまわって1時間ちょっとかかりました。

ショッピングセンターに戻ってお店をひやかした後は少し休憩。コスタもモスクを模したデザイン。

ランチはフードコートで済ませることに。試してみたいと思っていたラクダバーガーのお店は残念ながら閉店していました。
ファラフェルにしたけど、おいしくなかった...。

次はカスルアルワタンへ。
Uberを使おうとしたらクレジットカードの登録がうまくいかず諦め、ショッピングセンターのタクシー乗り場（入ってきたドームの近く）に行って、メーターだと確認してから乗りました。Uberで表示されていた料金と変わらないくらい、42ディルハムでビジターセンター（チケットオフィスのあるところ）まで。
チケットを購入した後、そこからシャトルバスに乗ってカスルアルワタンに到着。

こちらもさらにスケールが大きい。

エントランスホールに一歩中に足を踏み入れた瞬間、その豪華さに息をのみ、

グレート・ホール進にむとさらに広々と大きくて、素晴らしい美しさ。高い天井やドームを見上げて、小人にでもなったような気持ち。

ゴージャスでありながら、ゴールド、ブルー、白で調和のとれた内装が上品。細かな細工が芸術作品のよう。

ところどころにソファーがあり、腰掛けてゆっくりと眺めることができます。

各国からの贈り物が展示されているお部屋には日本からの鎧兜も。

円形のホール。大きなお花のようなデザインの天井がかわいい。

ドームやシャンデリアのある天井を見上げてばかりだけど、床の装飾も見事。
すっかり魅了され、室内で涼しかったこともありたっぷり2時間ほどを過ごしました。

出てきたところで涼しげな噴水の向こう、左手のヤシの木の陰にエミレーツパレスホテルがちらっと。

写真を撮りたくて前庭に行ってみたけど、日差しと照り返しで長くはいられず。
気温、41℃でした。
この日は月曜日でルーブルアブダビは休館日（残念）、それでカスルアルワタンに来ましたが、ここを見逃さなくて良かった。疲れが出てきたのでアブダビ観光はここまでにして早々に空港に戻ることにしました。

カスルアルワタンのビジターセンターのタクシー乗り場から空港まで30分、感じの良いドライバーさんとおしゃべりしてたらたちまち到着。メーターで76ディルハム。Uberでチェックした料金よりも安かった。
タクシーの中から写したエティハドタワーズ、映画ワイルドスピードのロケに使われたのだとか。

入国審査でロンドンで発行されたスルーのボーディングパスではダメと言われてチェックインカウンターに行き、アブダビー成田のボーディングパスを再発行してもらいました。
9:25の出発が2時間半遅れるとエティハドからメールが来ていたことに気付き、だいぶ時間があるので少し免税店をぷらっと。

ラウンジに行って、まずシャワー。汗を流してすっきりさっぱり、少し元気を取り戻しました。

3階のダイニングエリアでシャンパンと軽食をいただいてから2階のラウンジエリアのソファーでまったり。ほろ酔いでうとうと。
フライトはその後さらに2時間近く遅れて出発は夜中の1:45になったので、結局ラウンジで7時間近くも過ごすことに。

やっとボーディング。早起きしていた夫と連絡が取れて成田到着が夕方になることを伝えたら、都合がついて成田まで迎えに来てもらえることに。

またシャンパンでお疲れさまの乾杯。
成田まで10時間のフライトです。

アブダビも加えると7か国、思うままに楽しい時間を過ごせたけどやっぱりひとりで緊張感があったのか、成田で夫の顔を見た瞬間、ほーーーっとしました。
これで今回のひとり旅は終了です。