2025/05/04 - 2025/05/09
103位(同エリア395件中)
ニーコさん
少し前に偶然知った「ぐるっとパス」。
東京を中心とする102の美術館・博物館の入場券や割引券がセットになったチケットで、価格は2,500円。
最初に使った日から2ヶ月間有効で、各施設で1回づつ使えます。
行ったことない施設もたくさんあるので(というかほとんど)この機会に行ってみよう。
今回行ったところ:
・深川江戸資料館
・清澄庭園
・芭蕉記念館
・六義園
・旧古河庭園
・WHAT MUSEUM
・旧芝離宮恩賜庭園
-
5/4(日)
GW真っ只中の天気の良い日曜日。
GWは出かける予定がなかったので、この日から「ぐるっとパス」始めてみます!
記念すべき1つ目は、深川江戸資料館。
こちらで「ぐるっとパス」2,500円を購入しました。
こちら単独の入館料は400円→無料になります。深川江戸資料館 美術館・博物館
-
入口を入ると大鵬関と王鵬関の等身大パネル。
一角には資料も少し展示されていました。
ここの近くに部屋があるからかと思います。 -
以前からこちらの資料館の存在は知っていたものの、わざわざ行くモチベーションがあまりなくて (^^;)
たいしたことないだろうと思っていたのですが(失礼)なんかすごく大がかりな施設なんですね。
この機会に来ることができて良かったです。 -
江戸時代末期の深川佐賀町の町並みが再現されています。
今の大河ドラマ「べらぼう」を見ているので、タイムリー。
と言っても、べらぼうは江戸時代中期なので70~80年ぐらい後なのかしら? -
ここは八百屋さんかな?
-
お寿司屋さんの屋台。
当時のお寿司は今のものよりもだいぶ大きめだったようです。
ちょっとしたおにぎりぐらい。 -
江戸の下町(深川)は掘割を使った水運も盛んでした。
右手は船宿。
飲食や宴会もできる小料理屋のような場所だそうです。 -
本物の水と舟(猪牙舟)もあって…
しかも設定が昼→夜や、雷が鳴って雨が降る、みたいに変わったりして、凝っています。 -
当時の住まいの様子が再現されています。
-
時代はだいぶ後なのかもしれませんが、べらぼうの世界だーと興味深かったです。
大河ドラマを熱心に観るようになったのは、歳を取ったってことなのかしら (^^;) -
2つ目に訪れたのは深川江戸資料館から徒歩5分ほどのところにある、清澄庭園。
入場料は150円(→無料)なのですが、この日は無料入場日でした。清澄庭園 公園・植物園
-
こちらは都指定名勝で、岩崎家三代が築いた、明治の庭園を代表する回遊式林泉庭園。
私は今までに5回くらいは来ているんじゃないかな。 -
天気が良いGWの休日で、無料開放日ということもあって、人が多かったです。
-
ここの庭園は日本各地の名石を持って来て配置しています。
-
石だから地味なのですが、全国から立派な石を運んでくるのは、ものすごくお金と手間がかかっているそうです。
-
天気が良くて暑いくらい。
あーこれからまた長い猛暑の夏の季節がやってくるんだなぁ…
夏生まれですが、最近の夏の暑さは耐え難いです。 -
池にすっぽんがいました。
結構大きい! -
関東大震災の時に、2万人もの人がこの庭園に避難して助かったとのこと。
3万8千人もの被害者が出た陸軍被服廠跡と明暗を分けたのは、庭園周辺にあった樹林が防火林の役割を果たしたからだそうです。 -
東京都心近くにあるのに、こんなに野鳥がたくさん来るのですね。
先日台湾で見て、日本でこんな鳥見たことないって思ってた鳥は、ゴイサギだったのかも。
清澄庭園で見られるんだw -
3つ目は芭蕉記念館。
入場料は200円→無料になります。
江東区の施設のようです。(深川江戸資料館もそうです。)芭蕉記念館 美術館・博物館
-
俳人・松尾芭蕉がこの辺りー深川に14年住んでいた縁から、この芭蕉記念館ができたそうです。
松尾芭蕉はものすごく有名で、私でも名前と有名な句は知っているけれど、あまり今まで興味を持ったことがなく…(^^;)
江戸時代前期の人(1644年生まれ)で、現在の三重県伊賀市の出身なのだそう。 -
記念館から200mぐらいのところに展望庭園があって、芭蕉の像があります。
この像、昼と夜で向きが変わるのですよね…。 -
この辺りにはおしゃれな飲食店も結構あります。
・Farm to Me
https://farm-to-me.com/
・iki espresso
https://www.iki-espresso.com/
・MISONOMI
https://www.misonomi.com/pages/cafe
・POSH
https://www.instagram.com/posh.japan/
・TUTTO
https://tuttojapan.com/
など。 -
5/7(水)
GWが終わった翌日、ぐるっとパスの続きで、この日は駒込にやって来ました。
普段なかなか来ることがないエリアです。
駒込駅から近いところにあるこちらの染井門は開いていません。六義園 公園・植物園
-
正門から入場します。
六義園は入場料300円→無料になります。 -
こちらが有名な枝垂桜。
もう花は完全に終わって新緑ですが、立派な木ですねー。六義園 しだれ桜 名所・史跡
-
紫陽花はまだでしたが、小紫陽花が咲いていました。
-
六義園は、元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳澤吉保が、自ら設計、指揮し、池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて造った「回遊式築山泉水庭園」。
-
ツツジは終わりかけでしたが、少し離れたところから見るとまぁまぁイイ感じw
この高くなっているところは「藤代峠」と呼ばれる園内で1番高い築山で標高35m。
紀州にある同名の峠から名付けられたもの。 -
藤代峠の上からの眺め。
-
園内の吹上茶屋で休憩します。
六義園 吹上茶屋 グルメ・レストラン
-
お抹茶セット@1,000円をいただきます。
上生菓子は、薔薇と菖蒲。
普段あまり食べる機会がないので、久しぶりにいただきましたが、美味しかったです。 -
ものすごく立派な「吹上松」。
-
江戸時代の大名庭園の中でも代表的な庭園だったそうです。
明治11年(1878年)岩崎弥太郎の別邸となり、その後昭和13年(1938年)に岩崎家より東京市に寄付されました。
清澄庭園に続いてこちらも岩崎弥太郎… -
初めて来ましたが、素晴らしい庭園です。
今回は池の周りをぐるっと歩いただけでしたが、外側にも木々の中を歩く小道があったりするようで、また来たいなと思いました。 -
紫色の花が見えました。
花菖蒲?
ちょっと遠かったのでよくわからず。 -
六義園の正門のすぐ前にフレーベル館がありました。
ちょうど今、朝ドラでやっているやなせたかしさんがアンパンマンの絵本を出した会社です。 -
せっかく駒込まで来たので、もう1ヶ所行ってみます。
六義園から歩いて20分ほどで、旧古河庭園。
入場料150円→無料になります。旧古河庭園 公園・植物園
-
4月29日(火・祝)~6月30日(月)「春のバラフェスティバル」開催中。
少し早いかな?と思いましたが、咲いてる! -
この庭園は元々は明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、次男が古河家の養子になったのち、古河家の所有となりました。
現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア・コンドル(1852~1920)。
(旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計した人物) -
洋館見学は別途見学料がかかるとのこと。
喫茶室利用すると見学ができるようでしたが、並んでいたので中には入らず。 -
様々な品種のバラが咲いていて、ついつい写真を撮っちゃいます。
こちらは「ムーン・シャドウ」という品種。
悪い意味ではなく、造花のようなボリューム感で美しいです。 -
庭園は武蔵野台地の斜面にあり、上の方は洋風庭園(バラ園)、下の方に降りていくと日本庭園があります。
日本庭園もかなりの広さでした。
この後、南北線の西ヶ原駅まで歩いたのですが、駅前に「国立印刷局 東京工場」があり、ここでお札や官報等製品、諸証券類を製造しているのだそう。
さすが、入口には警備員がいました。 -
5/9 (金)
午後は何も予定がなかったので、ふらっと1人で出掛けてみました。
天王洲アイル駅から徒歩5分ほどのところにあるWHAT MUSEUM。
入場料1,500円→無料になります。WHAT MUSEUM 美術館・博物館
-
WHAT MUSEUMは寺田倉庫が運営する美術館。
開催中だったのは「Reborn-いのちを織りなすアーティストたち-」展
2025年4月26日?7月6日
6人のアーティストの作品を展示する展覧会です。
段ボールで動物の作品を創るアーティスト、玉田多紀さんの作品。 -
玉田多紀「絶滅危惧種の物語」
-
長沢蒼衣「解ける者」
-
こちらも長沢蒼衣さんの作品。
秋田県出身の方で、東北の狩猟・マタギ文化に傾倒して、自らも狩猟免許を取得しているのだそうです。 -
こちらも長沢蒼衣さんの作品。
とても大きな作品です。 -
鈴木初音さんの作品。
植物や天然由来の材料を用いた作品を制作しているアーティスト。
アボリジニアートっぽい印象で、素敵な作品です。 -
帆刈晴日「yarn - color wheel - 」
-
水田典寿さんの作品。
海からの漂流物や廃棄された家具などを、できるだけ手を加えず素材を生かした作品にするアーティスト。
リアルな蜘蛛の胴体の部分や、本に見えるものも流木や家具をそのまま使っています。 -
水田典寿「夢」
展示作品数はそんなに多くなかったですが、印象的な作品が多くて、おもしろかったです。 -
モノレールで1駅、浜松町に戻ってきてJR浜松町駅すぐ横にある、旧芝離宮恩賜公園へ。
こちらの入場料は150円→無料になります。旧芝離宮恩賜庭園 公園・植物園
-
周りにはビルや建物が立ち並んでいる中にぽっかりある日本庭園。
ここは現在に残る最も古い大名庭園の1つだそうです。
かつては海だったところを明暦(1655~1658年)の頃に埋め立てられ、延宝6(1678年)に老中・大久保忠朝の屋敷となり、作庭したのが元になっています。
その後、主は変わり…幕末には紀州徳川家の芝御用屋敷、明治4年には有栖川家の所有、明治8年には宮内省が買い上げて芝離宮となりました。
大正14年に東京市に下賜され、庭園として整備されて今に至ります。 -
水辺にアヤメが少し咲いていました。
-
工事をしているのはモノレール駅と貿易センタービル。
ということは、その手前を山手線が通っています。 -
池の真ん中にある中島。
庭師の方が松のお手入れをしていました。
これだけきれいに保つのにはかなりの手間が必要なのでしょう…。 -
清澄庭園も六義園も、庭園の池にはもれなく亀がたくさん。
-
石柱。
小田原北条家に仕えた戦国武将の旧邸から運ばれたもので、ここが大久保家の上屋敷だった頃は茶室として使われていたそうです。 -
ここまでで、入場料合算 2,700円がぐるっとパスで無料になりました。
チケットが2,500円なので、一応元は取れました (^^)v
元を取るため、というよりは、普段行かないところに足を延ばすきっかけになればいいなという目的で今回買ってみたのですが、やはり「お得」というのはモチベーションになります。
7月初めまで有効なので、まだ引き続き利用したいと思います (#^^#)
☆その2に続く予定…☆
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
木場・東陽町・清澄(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
61