2025/04/12 - 2025/04/12
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放浪ラォレンさん
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徳島県の祖谷は、宮崎県の椎葉村、岐阜県の白川郷とともに日本三大秘境の一つと言われています。
私が祖谷地方を初めて訪れたのは1971年の秋でした。その当時は大歩危駅から祖谷地方に入る祖谷トンネル(1974年竣工)は、まだ開通していませんでした。その為、阿波池田駅から赤いボンネットバスに乗り、祖谷口からは祖谷渓沿いに進んで「かずら橋」まで行きました。でこぼこ道を砂煙を上げて走リながら、祖谷渓の紅葉景色を楽しんだ記憶があります。
今回は、阿波池田駅から、このコースをウォーキングで進み、「かずら橋」近くのゲストハウスで一泊しました。翌日は祖谷トンネルを通って「かずら橋」から大歩危駅までウォーキングしました。
なお、折から、私は「四国の南北縦断ウォーキング」を長期計画で実施中で、既に高松駅から阿波池田駅まで歩いて来ていたので、大歩危駅まで縦断距離を延ばすことができました。
旅行の主な日程は次の通りになります。
訪問記は2回に分けて紹介し、今回は①の記事になります。 なお、細かい日程、訪問地は、一緒に載せているスケジュール表でご確認ください。
①1日目(阿波池田駅~かずら橋)
・JR坪尻駅・JR祖谷口駅・祖谷渓展望台
・小便小僧・祖谷温泉ケーブルカー
・ひの字渓谷
②2日目(かずら橋~大歩危駅)
・かずら橋・琵琶の滝・道の駅にしいや
・平家屋敷民俗資料館・JR大歩危駅
1日目は岡山駅から特急南風1号で阿波池田駅まで行きました。途中で四国随一の秘境駅である坪尻駅も通過しました。
阿波池田駅からは、先ず吉野川に沿って祖谷口橋までウォーキングしました。祖谷口橋近くの食堂で昼食を取った後は、祖谷川に沿って「出合」集落まで再びウォーキングを始めました。なお、現在、バスは「出合」集落までしか通っていません。
次に、祖谷渓を眺めながら祖谷街道を進んで、「小便小僧」や「ひの字渓谷」の雄大な景色を楽しみながら「かずら橋」まで行きました。ウォーキングの総距離は31kmで、約10時間かかりました。
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岡山駅から特急南風1号に乗りました。私は通常、鉄道を利用する時は鈍行列車の旅をしますが、土讃線の琴平駅~阿波池田駅の間は普通列車は4便しかありませんでした。一方、特急列車は1時間に1本の便があったので、時間節約の為に、特急に乗りました。
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児島駅を過ぎて、いよいよ瀬戸大橋にさしかかりました。いつ乗っても瀬戸大橋の雄大さには驚かされます。
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香川県と徳島県の県境辺りにある、四国随一の秘境駅である「坪尻駅」を通過しようとしています。丁度その時、特急の対向列車とすれ違い、駅舎の写真が撮れませんでした。しかし、そんなにがっかりする必要はありませんでした。というのは、次の3枚の写真をご覧ください!
坪尻駅 駅
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この一ヶ月前に、ウォーキングで坪尻駅を訪れ、もう既に、写真は一度撮っていたからです。
坪尻駅はこの県道から山道を600m下った所にありました。一般道は通っていなく、坪尻駅の回りに民家はありません。 -
この様な山道を下りました。1980年頃までは、この道を使って通学していた生徒が何人かいたそうです。しかし、その後は、定期利用者は殆んどいない状態で、ここ10年は皆無です。
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これが坪尻駅の駅舎です。
なお、秘境駅を訪ねる探検家、牛山隆信(うしやま たかのぶ)氏が選ぶ秘境駅ランキングで、坪尻駅は全国で4位に入っています。また、坪尻駅は四国に2つしかないスイッチバック駅のひとつでもあります。坪尻駅 駅
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午前8時半にJR阿波池田駅に到着しました。ここからウォーキング開始です。
阿波池田駅 駅
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丘の上には、県立池田高校の校舎が見えます。池田高校と言えば、1982年に畠山選手、水野選手、江上選手等を擁した「やまびこ打線」で甲子園を沸かし夏の大会で優勝しました。
そして、1983年にも選抜優勝した池田高校が、清原選手、桑田選手等のPL学園に、まさかの完敗を喫した夏の準決勝の試合は衝撃的でした。私は、たまたま、この試合を観戦していました。 -
その頃、寮生活をしていた野球部員が食堂代わりにしていたのが、ここ「レストハウス ウエノ」さんです。お肉をよく食べさせてもらったそうです。
レストハウスウエノ グルメ・レストラン
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しばらく歩いていると、吉野川に架かった吊り橋が見えました。現在、使用されているのかどうかは定かではありません。
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吉野川沿いに祖谷口橋に向けて歩いていると、「旅人宿」という名の古民家を使った民宿がありました。ここでは、ラフティングや、お遍路参りをする人が利用されているそうです。
なお、全く関係の無い話ですが、韓国語で、旅人宿(ヨインスク)と言えば、安宿のことを指します。 -
ラフティングの受付場所がありました。ここには車を駐車できる広場がありました。
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その下では、吉野川の清流が、この様にゆったりと流れていました。
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大歩危を想わせるような渓谷もありました。
吉野川(四国三郎) 自然・景勝地
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祖谷口に近づくと、山村集落が多く見え始めました。
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JR土讃線の祖谷口駅待合所です。周辺を地元の方が清掃されていました。
祖谷口駅 駅
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祖谷口橋です。橋を渡るといよいよ祖谷地方に入って行きます。
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橋の近くの食堂で、天ぷらソバ定食をいただきました。祖谷ソバは、つなぎを使わない十割ソバで、太くて短いのが特徴です。炊き込みご飯には山菜が入っていました。
食事処 祖谷橋 グルメ・レストラン
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祖谷口橋付近で吉野川と祖谷川が合流していました。
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これから進む祖谷地方の案内図です。かずら橋まで約20kmです。
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最初の集落である大申(おおもし)地区にあるダムです。
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バスの便数を調べると1日に3~4便です。
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綺麗な花が咲き誇り、桃源郷の様な雰囲気です。
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道沿いの集落にある僅かな家屋です。ノスタルジーを感じさせます。
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出合(であい)地区に入ります。案内板には出合小学校が表示されていますが、2013年に廃校になっています。2004年には生徒数が7人でしたが、1945年には何と500人を超す生徒が在学していたそうです。
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出合橋で、正面に小さい食堂が1軒ありました。バスはこの橋を渡ることはありません。
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橋を渡って直ぐのところに、出合発電所がありました。1945年までは琴平電鉄の電源となっていたそうです。三好市にはこの様な「ふるさと発電所」が少なくとも13機以上あるみたいです。
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祖谷川の水はエメラルドグリーンです。
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ここからは道路幅が狭くカーブの連続です。今はバスは通っていませんが、昔、ボンネットバスが通っていた時は運転がさぞかし大変だったでしょう。
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祖谷渓展望台に着きました。
祖谷渓 紅葉
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イチオシ
断崖絶壁と急峻な山川のある、深いV字谷の渓谷です。
祖谷渓 紅葉
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この祖谷街道は、大正9年に開通したとのことです。
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正面に見える山は国見岳でしょうか?
祖谷渓 紅葉
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深山幽谷の景観です。
祖谷渓 紅葉
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所々に、この様な滝も観られました。目が眩みそうになります。
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祖谷渓の一軒宿「ホテル祖谷温泉」の老朽化した案内看板がありました。祖谷渓の谷底にある露天風呂にケーブルカーで降りてゆくことが人気です。このホテルは1972年の開業ですから、既に50年以上経過しているんですね。
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道を歩いていると、小石がフェンスに落ちて来る音が聞こえました。もしやツキノワグマ! しかし四国では絶滅に近いはず。それではイノシシ、それも怖い! と見上げるとそこには鹿みたいな動物がいました。一安心!!
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イチオシ
遥か向こうにはホテル祖谷温泉の建物が見えて来ました。少し元気が出てきました。もう20km程、歩いて来ました。残りは約10kmです。
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イチオシ
程なくして、小便小僧の銅像が、高さ200mの断崖絶壁の上に建っていました。
小便小僧 名所・史跡
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本当に度胸試しの為に、ここで小便をした人がいたのでしょうか? 私なら卒倒してしまうでしょう!
小便小僧 名所・史跡
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ホテル祖谷温泉に着きました。右側にケーブルカー乗り場が見えます。
和の宿 ホテル祖谷温泉 宿・ホテル
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係員の許可を得て、乗り場に入らせて貰いました。丁度、皆さん、乗車しているところでした。
和の宿 ホテル祖谷温泉 宿・ホテル
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谷底の露天風呂に向かって一直線に下りました。
和の宿 ホテル祖谷温泉 宿・ホテル
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下に谷川が見えます。これ程、贅沢な露天風呂は、世界的にもそんなにないでしょう!
和の宿 ホテル祖谷温泉 宿・ホテル
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「ひの字渓谷」に着きました。
ひの字渓谷 自然・景勝地
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蛇行する祖谷川の姿が、平仮名の「ひ」に本当によく似ています!
ひの字渓谷 自然・景勝地
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イチオシ
これ程、急カーブしている渓谷も珍しいでしょう。
ひの字渓谷 自然・景勝地
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「ホテル秘境の湯」の建物が見えて来ました。久しぶりに見る集落です。
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「一宇」地区の通りです。今夜、泊まるゲストハウスにもお酒やカップ麺は売っているだろうとは思いましたが、もし、売っていなければ大変です。自宅から幾らかの食料とお酒は持ってきましたが、ここにある食料品店で買い足しをしました。
なお、祖谷地方にコンビニは無いようです。 -
18時半頃に、「ゲストハウスかずら橋」に到着しました。脚はガタガタですが、もう少しは歩けそうです。私には何も誇れるものはありませんが、脚だけは丈夫に産んでくれたことに、両親に感謝したいと思います。
ゲストハウスかずら橋 宿・ホテル
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ゲストハウスの中は、自炊もできるようになっていました。宿泊客は欧米人が半分を占めていました。欧米人は流石、事前によく調べて旅慣れていると思いました。
ゲストハウスかずら橋 宿・ホテル
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やはり、アルコール飲料やカップ麺、スナック菓子は売っていました。でも、それは結果論で、用心に越したことはありませんでした。左の部屋は和室の休憩室です。
ゲストハウスかずら橋 宿・ホテル
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今日の晩ご飯と、明日の朝ご飯は写真の様なメニューです。疲れた身体をお風呂で癒した後、部屋で、歩いて来た道のりを思い返して追憶に浸リながら、チビリチビリと酒を飲む幸福感は最高です!
ゲストハウスかずら橋 宿・ホテル
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部屋は、清潔感のある6畳の和室です。
ゲストハウスかずら橋 宿・ホテル
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明日は大歩危駅に向けて歩きます。午前中は雨とのことですが、昼には回復してほしいものです。おやすみ!
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