2024/06/29 - 2024/06/29
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morisukeさん
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オッサンネコです。
古来より八百万の国ニッポンでは森羅万象に神様が宿るとされてきました。
その最もたる例が長い年月を経て存在する木々の存在であり、
人々は畏敬の念を込めて、古く大きな木を神聖視して祀ってきました。
千葉県にも想像の斜め上をいく歴史的価値のある木はたくさんあるのですが、
中でも里山の風景と一体化した異形の聖域が4つありまして。
今回この4体のご神木を「真・房総の4大奇木」と呼ばせてもらうことにしました。
すなわち、
一、環の大樟
二、賀恵淵の椎一樹
三、府馬の大クス
四、安久山の大シイ
そんな少年ジャンプの四天王みたいなネーミングが名付けられてる以上…
行かねばならぬでしょう。
果たして真・房総の4大奇木はいかなるワンダーランドを見せてくれるのか。
その時の記録です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
-
どうもどうも、オッサンネコことモリネコちゃんです。
今回は「真・房総の4大奇木」を見に行く旅。
(あくまでもモリネコが勝手に選んだものなので、悪しからず)
1番手は、千葉県富津市にある「環の大樟」から行ってみましょう。
国道469号線から小さな集落の道に入り、そのままずんずん進むと、
興源寺というお寺に取りつく坂道が現れます。
目指す「環の大樟」はこの坂道の途中にあるという事ですが… -
早速ですが、坂道の脇に見えてきました。
おおぅ…( ゚Д゚) これは確かに異形ですねぇ。
看板によると「環の大樟」は樹齢1,000年以上のクスノキ。
昭和10年に千葉県の天然記念物第1号に指定されたそうな。
通常、クスノキは楠の字が当てられますが、樟になっているのは
古来の表記をそのまま使っているのではないかと思います。 -
ちなみに、大樟の主幹はすでに枯死していて中心部はウロになってます。
今見えているのは切り株から生えた2本の「ひこばえ」なのです。
主幹が朽ち果てても、新たな芽が再び大きな幹となる‥
これぞ、素晴らしき生命のリボーンですなぁ (°∀° )ファッ?! -
イチオシ
大樹の前にあるのは不動明王像。
神域における結界を守る役割でもあります。
確かにこの大樟の回りは神秘的なナニカで包まれている気がします。
ありがたや、ありがたや (*´艸`)
では次に行ってみましょう。 -
続きまして、2番手は「賀恵淵(かえぶち)の椎」。
所在地は千葉県君津市。
久留里線「小櫃駅」から田園風景を進んだところにありやす。
辺り一面に広がる水田の前に小さい神社(八坂神社)があるのですが、
目的としている異空間はその神社の一画にあります…
というか、大木の一画に神社があると言った方が正いような… -
その神域がこれや…
と言っても、もっさもさに茂っててよく分からんわい ( ゚Д゚)
なので、もう少し近くに寄ってみましょう。 -
背後?から見ると…確かに幹は太いが…( ゚Д゚) 奇木ではない…。
若干…ではなくかなり、木が45度くらい斜めに傾いているのですが、
これはずっと昔に傍を流れる小櫃川が氾濫した際にも、
流されずになんとか耐え切った証の角度でもあるのです (ΦωΦ)フフフ…
しかし、この賀恵渕の椎‥
表側から見ると全然違う様相を見せるのでありまして‥。 -
それが… コレだ…。
……( ゚Д゚)……。スゴー。
もはや手持ちの一眼レフでは木の全容を写すことすらままならず、
この両手を広げた異形の腕を思わせる枝の広がり方… 半端ねぇ…。
その姿は、土地の記憶を抱えて立つ里の番人のような存在感…。 -
この椎は別名スダジイと呼ばれていて、神社ではよく神木になります。
この木も平成元年(1989年)に新日本名木百選に選ばれており、
由緒正しき”賞”を取得しているご立派な神木なのであります (*´з`)
では次に行きましょう。 -
3番手は「府馬の大クス」。
場所が打って変わって千葉県は香取市。
小高い丘の上にその聖域はあるのですが、
車で行くには道が狭いので下から歩いて行く方がよろしいかと。
麓にはちゃんと無料の駐車場も完備。
ここから丘の上までのんびり歩いて10分くらいです。 -
道は整備されていますが足元は泥濘‥
藪の中を進んでいくので、蚊が気になる気になる ( ゚Д゚) -
山頂には大クス展望公園があり、展望台まで完備している親切っぷり。
展望台からは田園風景や鹿島臨海工業地帯も望めるそうなのですが…
ものすごくしょぼかったので割愛…
まぁこんなもんよ (*´д`)
そんで、我が見たい聖域はどこにあるかと言うと… -
展望台から少し奥まった森の中にそれはありましたぃ。
これはぁ……( ゚Д゚)……。
なんかしょぼいな…と思っていたら、こちらは府馬の大クスではなく、
本家の枝から分家したもので「子グス」と呼ばれているらしい。
それにしちゃご立派なり (`∀´*) -
イチオシ
こちらが”本家” ホンマもんの府馬の大クス。
おぉぉ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
写真では伝わりにくいのですが、これは確かに超ド級の神木やないか!
そしてこやつ、クスと呼ばれてますが、実際はタブノキなのです。
なんでも1926年の調査ではクスノキだと認定されたのですが、
後の調査で正式にタブノキであることが判明したそうな。
クスノキとタブノキは間違わんやろ…と突っ込みたくなりますが、
そこはまぁご愛嬌という事で `∀´)ウシシ -
この府馬の大クスは宇賀神社の境内の一画にあるのですが、
境内に入るとなんとも言えない甘い香りに包まれていまして。
このタブノキ独特の香りは「かおり風景100選」にも選ばれてるそうな。
樹齢は1300年から1500年と、もはや平安時代の生まれである。
この独特の香りと見るものを圧倒する異形の枝ぶり。
この空間だけ切り取ったら、間違いなくラピュタ認証を取れるでしょう。
すごいのぅ …( ゚Д゚)……。
ちなみに府馬の大クスは「国指定天然記念物」にも登録されており、
千葉の中でも屈指の名木にふさわしいと言えるでしょう。 -
近くの小屋にはこんなお茶目な硬券が `∀´)ウシシ
めっちゃ欲しいやつ…。 -
奇木を探求する旅、最後は「安久山の大シイ」です。
千葉県は匝瑳市。
近くには飯高檀林もあり、千葉の隠れた巨木密集エリアになります♪
実際にアクセスしてみると… 入り口は完全に民家です (*´∀`)♪
車2台分停められる駐車場付き、爆感謝…。 -
矢印方向に進むと、早速でっかいシイの木が…
これが安久山の大シイなのか ( ゚Д゚)…
と思ったら違う。
ちゃんと看板に「この木は大シイではありません」と書いてますぅ。
でなくても、でかいのぅ (*´~`*) -
看板の通り進んでいくと、完全に民家の庭先に出てきました。
見学をするのに維持管理費として200円をお支払い。ちゃりーん。
古民家の様相でかなりステキ。
この軒先で雨の音を聞きながらボーッとしてみたい (*´-`) -
軒先から切り取ってみた裏庭の森。
夜にはタヌキがやってきそうな雰囲気。 -
古民家の裏庭に回ってズンズン進むと、目的の神域が見えてきます。
-
クラの先からぬめっと現れた異形の巨木。
すごいの出てきたぃ (゚ロ゚;三;゚ロ゚)!! -
イチオシ
これぞ「安久山の大シイ」
その姿はもはやモンスターですやん (°ロ°(°ロ°(°ロ°(°ロ° )!!!
ウネウネと蛇のように幹を這っているのは「板根」という根の部分で、
木の根っこが地上にせり上がっている状態を言います。
板根は熱帯地方や湿地の木々に見られる特徴ですが、
日本でもスダジイやクスノキなどの巨木で稀に見ることがあります。
熱帯雨林や湿地帯などでは地中深くまで根を張るのが難しいので、
木の幹を根が支えるために板根が発達し、安定性を向上させてるのです。
いくら千葉が温暖とはいえ… このクラスの板根が見れるとは… -
「安久山の大シイ」
樹齢は推定1,000年。
千葉県内では最大級、全国でも屈指のスダジイの巨木となりんす。
ちなみに…スダジイの洞にはフクロウが住んでるんだとか。
夜中にホゥホゥが聞こえてくる情景、なんともウラヤマシい。 -
安久山の大シイの全景。もはや大きすぎて一眼レフで収めるのは不可能…
その姿は、自然の力強さと人々の信仰が融合した「神秘」のうつし身。
これからも地域の信仰と共に生きる里山の象徴であって欲しいと思います。
というわけで真・房総の4大奇木についてお伝えしました~♪
お仕事に疲れた時には、この神木に癒されるのがよろしいかと。
それではまた~。
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