
2025/04/04 - 2025/04/04
1064位(同エリア4425件中)
杏仁豆腐さん
相国寺承天閣美術館開館40周年記念
相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史
創建から640年あまりの歴史を持つ相国寺は、時代を通じ、数々の芸術家を育て、名作の誕生を導いてきました。室町幕府の御用絵師とされる相国寺の画僧・如拙と周文。室町水墨画の巨匠と称される雪舟。 江戸時代の相国寺文化に深く関わった狩野探幽。そして、奇想の画家・伊藤若冲、原在中、円山応挙など。
とても見応えのある相国寺展です。
桜が見頃の時期。谷中霊園の桜を眺め、老舗を巡りました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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黒田記念館前の桜はきれいに咲いています。
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上島珈琲店 黒田記念館店にテラス席は、桜の木の下。
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東京芸術大学は人がたくさん。入学式でした。
美術学部旧正門です。 -
相国寺承天閣美術館開館40周年記念
相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史 -
ナビゲーターは、向井理
ナレーターは、恒松あゆみ -
相国寺は、室町幕府三代将軍・足利義満(1358~1408)が永徳2年(1382)に発願し、京五山禅林の最大門派であった夢窓派の祖・夢窓疎石(1275~1351)を勧請開山に迎え、高弟の春屋妙葩(1311~1388)を実質的な開山とし創建された禅宗の古刹です。
金閣寺、銀閣寺の通称で名高い鹿苑寺、慈照寺を擁する臨済宗相国寺派の大本山。
創建から640年あまりの歴史を持つ相国寺は、時代を通じ、数々の芸術家を育て、名作の誕生を導いてきました。室町幕府の御用絵師とされる相国寺の画僧・如拙と周文。室町水墨画の巨匠と称される雪舟。 江戸時代の相国寺文化に深く関わった狩野探幽。そして、奇想の画家・伊藤若冲、原在中、円山応挙。 -
「吾れ、新たに小寺を建てんと欲す」
室町幕府3代将軍・足利義満(1358~1408)が発したその一言に、相国寺の歴史は始まります。寺は夢窓派の高僧たちの進言により小さな寺ではなく大伽藍の禅寺であることが望まれ、御所の北側、室町幕府の傍らに開かれました。
室町幕府の御用絵師であったとされる相国寺の画僧・如拙と周文は室町水墨画の様式を確立し、また、彼らを師と仰いだと語る雪舟(1420~1506?)は、若き日を相国寺で過ごしたとされます。 -
伊藤若冲は、相国寺などの寺院にある中国絵画を見て学んだり、身近な動植物を観察したりして独自の絵画表現を作り上げ、本格的に絵に専念したのは40歳の時でした。44歳の時、梅荘顕常の推薦で鹿苑寺方丈の大書院の襖絵を描く絵師に大抜擢されました。若冲を代表する作品「動植綵絵」は相国寺に寄進された作品です。
「竹虎図」、「亀図」、「鹿苑寺大書院障壁画 一之間 葡萄小禽図」など若冲ファンには見逃せない作品が並んでいます。 -
国宝「玳玻盞散花文天目茶碗」
花の文様が浮かび上がる天目茶碗の優品です。
円山 応挙(1733 ? 1795)~若冲と同時代に京都で活躍
植物、鳥や動物などを観察して描く「写生画」を行った円山応挙の精密な画風はとても人気が高く、多くの弟子が集まって円山派という流派になりました。近代、円山応挙を代表する名品が相国寺に所蔵されました。 -
2時間以上、相国寺展を見て回り、疲れました。
東京藝術大学美術館の2階にあるホテルオークラ直営 ミュージアムカフェでランチです。
アイス珈琲で生き返ります。 -
本日のパスタは、ナポリタン
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粉チーズをたっぷりかけて、いただきました。
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東京藝術大学大学美術館 陳列館
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1929年に、岡田信一郎の設計により、大学の展示空間として建てられた建築です。
1階では、「Parallel Circuit」開催中。 -
2階に上がって来ました。
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2階では、「音はいつ、音になる?」を開催中。
藝大の学生・卒業生4名のアーティストを迎えて、「音」に焦点を当てます。作品は、ブランコやキャンバスなど身の回りの道具、身体で感じるモノとの摩擦や、壁を打ったときの響きを通して、音を認識するきっかけをつくっています。 -
2階はトップライトを生かした、高い天井を持つ空間となっています。
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光が入り、明るい空間です。
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2階の窓からの風景
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白い壁が広がりを感じさせます。
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窓枠もシンプルながら、白い壁とマッチしています。
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東京芸術大学の赤レンガと桜
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谷中霊園に来ました。
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さくら通りは桜の花が咲き誇っています。
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青空に映える桜
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谷中霊園は、宴会・飲食禁止なので、歩きながら花を見て、写真を撮ります。
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人も多くなく、桜を間近で見られます。
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上野恩賜公園は、すごい人出ですが、谷中霊園は静かです。
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天王寺に来ました。
阿弥陀仏象です。 -
本堂です。
天王寺は、外国からの観光客が多いです。 -
毘沙門堂前の桜もきれいに咲いています。
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谷中霊園を通って、御殿坂に向かいます。
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人も少なく、桜の花にも触れながら、歩きます。
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目の前に春の景色が広がります。
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桜の花を見るには、人が少ないのと、青空が必要条件です。
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御殿坂に出ました。
本行寺です。 -
御殿坂を谷中方面に歩きます。
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1923年(大正12年)創業の中野屋です。
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佃煮が並んでいます。
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あさりの佃煮、いかあられ、大多福豆を買いました。
美味しい佃煮です。 -
信泉堂・谷中せんべいです。
1913年(大正2年)の創業です。 -
紙袋にお店のシールがいいです。
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堅丸とピーナッツを買いました。
堅丸は、堅焼き煎餅の旨さと、お米本来の甘みと醤油の香ばしさが美味しいです。
ピーナッツは、細かいピーナッツがたっぷり。香ばしさが口の中に広がります。 -
サンゴダール マルジューです。
1932年(昭和7年)創業です。 -
玉子パンで有名です。
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あんぱんを購入
この日、4月4日はアンパンの日でした。 -
食パンも購入
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羽二重団子に来ました。
文政2年(1819年)に創業しました。
初代は加賀藩出入りの庭師。目の前が王子に繋がる王子街道で、ここに茶屋を出し、往来する人々を相手に商ったところ団子が羽二重(上質の絹)のように肌理(きめ)が細かいと賞され「羽二重団子」と呼ばれるようになりました。 -
テーブルには、お団子の形の穴。
しゃれています。 -
焼き団子と餡団子で一服です。
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田山花袋の書が掲げられています。
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あずき羹を買いました。
小豆の中で大粒で最も味が良いとされている丹波大納言を使用した粒入りの水ようかんです。 -
左は「王子街道」、右は「いも坂」
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正岡子規の句碑
「いも坂も団子も月のゆかりかな」 -
羽二重団子の前は、 善性寺。
日蓮宗の寺院で、長享元年(1487)に建立されたと伝えられています。 -
寛文4年(1664)に六代将軍徳川家宣の生母長昌院がここに葬られて以来、将軍家ゆかりの寺となりました。
名横綱双葉山、政治家石橋湛山の墓があります。 -
不二大黒天
安土桃山時代の作と伝わります。 -
不二大黒天の背中
どっしりとして、頼もしいです。 -
隼人稲荷神社
日暮里駅に戻り、帰宅しました。
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