[2025年03月] 琵琶湖一周ドライブと敦賀

2025/03/29 - 2025/03/30

春休みの旅行は琵琶湖。
海津大崎の桜や、竹生島に船で渡るなどを考えていましたが、花冷えで冬のような二日間。
天気予報もイマイチ。

行き先を変えて、敦賀で半日、翌日は琵琶湖を一周し、近江八幡へ。
雨が降ったり風が強かったりと寒い日でしたが、観光の間は晴れ間もありました。
敦賀も、近江八幡も、ちょっとだけ観光ではもったいない、見どころ満載の街でした。

エリア マキノ(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

11時過ぎに敦賀に到着。
少し早いけど、まずは腹ごしらえに、日本海さかな街に向かいます。
ナビの案内だと、裏手の北入り口から入ったので、こちらの玄関は小さ目。
正面は観光バスが乗りつける広い駐車場でした。

入ってイキナリのズワイガニの生け簀。
とっくにカニのシーズンは過ぎていますが、まだたくさん並んでいました。

旅行の初めなので、カニも干物もおいしそうで心惹かれましたが、今回はガマン。

お目当ては鯖。
焼き鯖の食べられる、浜焼き安兵衛へ。
店先で鯖が焼かれています。
これだけでも堪らん。

ここはやっぱり焼鯖定食で。
お昼ご飯だし、軽めに小で。

で、この大きさ。
大にしたら、きっとお盆の幅くらい。

肉厚の身がホクホクで、脂がのりきってメチャウマ。

ちなみにコドモも小にしたのですが、ちょうどいい大きさの鯖がなく、料金そのままで中サイズに。
食べ切れませんでした。

お腹いっぱいになったら次は敦賀港へ。
冬のような気温で、風が冷たい。

向こうに見える坂の傾斜が、気になる。
敦賀湊大橋のようです。

金ヶ崎緑地の時計台。
常夜灯を模してあるのですね。

まず目についた、敦賀鉄道資料館へ。
旧敦賀港駅の駅舎が資料館になっています。

トリックアート。
写真に写すと、ちゃんと立体的に見えます。

白鳥、しらさぎ、雷鳥、サンダーバード。
北陸出身にとっては、涙が出るほど懐かしい特急の名前。

次は100メートルほど先の敦賀赤レンガ。
レストランが3軒と、ジオラマのミュージアムが入っています。
海鮮レストランが混んでいました。
（ウチは素通りで・・・）

敦賀駅から敦賀港に向かう線路、今は廃線。

赤レンガ前にいる時に、山の方でお祭りのようなお囃子が聞こえたので、向かいました。
金ケ崎城跡（天筒山公園）。
何だかいわれのありそうな城跡です。

花換祭りとののぼり旗が立っていました。
お花見の名所のようですね。

少し前まで、舞台で踊りがあったようです。
片付け中。

信長や家康がてこずった土地らしく、戦国時代の陣の模型がありました。
この山一帯に陣がはられていたとのこと。

敦賀港が一望できます。
港もあり、線路もあり、関西からの近くで、平安時代とかからの交通の要所だったのですよね。
海の幸も山の幸も豊富だし、豊かな地のイメージがあります。
ネックは雪なのかな。

桜は咲き始め。
３月は寒い日が続いたので、３月最後の土日では、お花見には早すぎたよう。

鉄道博物館で、湖西線の開通写真を見たコドモ、突如、湖西線に乗りたいと言い出しました。
だったら、敦賀から今日の宿の近くまで一人で列車に乗ってみる？
時刻を調べると、20分後に敦賀発の湖西線の普通電車があるので、敦賀駅に向かいました。

敦賀駅は去年、北陸新幹線が延伸して立派な駅舎。

在来線のホームはこんな感じです。
北陸新幹線、湖西線、小浜線の始発駅。
その他に北陸本線。

大阪方面には、琵琶湖の右側を走る北陸線と左側を走る湖西線の二択。

車窓からの景色を楽しんだようです。
湖西線そのものは、京都・大阪方面に行くのに特急サンダーバードで何度も通っているのですけどね。

マキノ駅でコドモをピックアップ。
敦賀から車も電車も、ほぼ35分ほど。

ちょっと寄り道。
知内漁港。

釣りに挑戦。

この場所を選んだのは、うっかりブラックバスのような外来魚を釣ってしまい、始末に困った時に、回収の生け簀があるからです。

ちなみに成果は、完全に坊主。
ワタシは車の中で待機してました。寒いもの。

今日の宿は釣り場からほど近い、ルポゼ・マキノ。
建物は古いのですが、とても手入れされていて快適でした。
元々はどこかの会社の保養施設だったようです。

湖側の和室の部屋。
お風呂は大浴場のみ。

2食付きの宿泊プラン。

前菜とお造り。
前菜のレバーみたいに見える赤い三角は、赤こんにゃく。
琵琶湖の名物だそうです。

エビフライは大きくてぷりぷりでおいしい。
あ、豚肉の陶板焼きを撮るの忘れてた。

デザートはチョコレートケーキとプリン。
意外と本格的なデザートが出ました。

翌朝。
朝ごはんは、前日に洋食を指定。
各テーブルにトースターがありました。
ちょうどいい量で満腹。

雨が降ったり止んだりのイマイチな天気。
それよりも最高気温の予想が9度と、気温の低さが気になります。

メタセコイヤ並木。
少しキレイな街路樹の通りなのかと思っていたら、木の大きさも距離も、思った以上でした。

残念なのは天気。
横殴りの冷たい雨・・・
マキノピックランドの駐車場に車を停めて、少し歩こうと考えていたのですが、雨風が強く断念しました。

船に乗って竹生島に行こうかと思っていたのですが、朝の雨風で断念。
予定を変更して琵琶湖を南下します。
少し晴れてきました。

20分ほど走ると、湖の中に建つ鳥居が。

白髭神社です。

檜皮葺きが新しく、趣のある神社です。

少し崖を登った所に、ご神体と思われる岩。
（調査不足・・・）

高台から湖がよく見えます。

白髭神社まで来たので、このまま琵琶湖一周に切り替えます。

琵琶湖大橋を渡ります。有料150円。
琵琶湖南端をショートカット。
混雑する大津市を通らなくて済むので、快適なルートです。

そろそろお昼。
進行方向に近江八幡。
クラブハリエに行ったことがなかったので立ち寄ります。

到着後、すぐにバームクーヘンを購入。
その後、車でウロウロしていたら、街の様子がよさそうで、この街を観光することに決定。

購入したのはこれ、春限定ラッピングのバームクーヘン。
おいしかったぁ。

お昼ご飯は食べログで評価が高かった、久ぼ多屋へ。
車で前を通ると行列だったので、良さそうな感じ。

ウェイティングリストに名前を書いて、駐車場を探して停めて、30分ほどで店に着くと、ちょうど名前が呼ばれました。

贅沢ランチ！
お肉の軟らかさと言ったら。

バームクーヘン以外の情報は皆無。
ランチのお店に置いてあった地図を見ると、堀に沿って観光するのが楽しそうな感じ。
一日500円の有料駐車場に停めたので、ゆっくり観光できます。

日牟禮八幡宮のお堀の遊覧船。
いい感じ。
堀の両側に植わっているのは桜。
一週間ほど早かったようです。

日牟禮八幡宮。
八幡山ロープウェイ乗り場のすぐ隣。

日牟禮八幡宮。

日牟禮八幡宮。

八幡堀めぐり。乗車時間は30分ほどのゆったり船旅です。
こちらのお堀は琵琶湖とつながっているようです。
京都にも近いからか、外国人も多く、賑わっていました。

安土城下の商人の町。
古い町並みの通りは、カフェなどのお店が多くありました。

もう一度、クラブハリエで帰り道のおやつを調達。
近江八幡に到着した時と、出発する時の2回も入りました。
生菓子を食べ歩いている人も多かったです。

元々の寄ろうかなと思っていた、安土城跡をチラ見。
ツレは寝ていたので、置いてけぼりに。

天下布武の旗を立てた、芝刈りロボットが活動中。

時間がないので入り口だけ。
石段がずっと続いていて、これは規模が大きく楽しそう。

帰り道は、またもや雨。というか雪。
タイヤ交換を旅行の後にしておいてよかったわ。