【世界遺産への旅】ポーランド・ワルシャワ日帰りの旅（８日目）

2025/03/05 - 2025/03/15

空港のストライキでクラクフに延泊となった３日目。体調も大丈夫そうだから、日帰りで首都・ワルシャワへ行って来ました。
前々日手配の為、往復飛行機。現地で日本語を話せるガイドさんを緊急手配。ワルシャワ歴史地区を見て来ました。


ANAマイレージの必要マイルが上がる前に取得した旅程。
行きは福岡⇒台北⇒ウィーン（6時間トランジットで市内観光）⇒クラクフ。
帰りはフランクフルト経由だったが、空港ストライキに巻き込まれて旅程はグチャグチャ。振替便がなかなか取れず延泊確定。
旅の趣旨は世界遺産とダ・ヴィンチの絵画。
今回は4つの新たな世界遺産を訪れる事が出来ました。

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

3/13（木）8日目（クラクフ７日目）
延泊が決まった日にLOTポーランド航空のチケットを取ってワルシャワに行く事にしていた。
中央駅から空港まで電車で向かいます。

クラクフ本駅 (クラクフ中央駅) 駅

空港で朝食を頂きます。
体調不良であまり食べていなかったからこの量でも食べるのがいっぱいいっぱいでした。

ヨハネ パウロ2世 クラクフ バリツェ国際空港 (KRK) 空港

ワルシャワ行きの搭乗が始まりました。ほぼ満席。

初めてのLOTポーランド航空。クラクフ⇔ワルシャワ、約3万円也。

ヨハネ パウロ2世 クラクフ バリツェ国際空港 (KRK) 空港

列車なら3時間以上掛かる所、約40分でワルシャワ空港に到着。

ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港

コペルニクス像からスタートです。

コペルニクスの像 (ワルシャワ) モニュメント・記念碑

急遽思い立ったワルシャワ行きだから、ベルトラで日本語を話せるガイドさんをお願いしていました。

聖十字架教会 (ワルシャワ) 寺院・教会

聖十字架教会の内部に入ります。
ショパンの心臓が納められているそうです。

こちらがその場所。
戦争時にドイツ軍に建物は破壊されたが、ショパンの心臓は持ち出され、戦後再び同じ場所に戻されたそうだ。

豪華な祭壇。

祭壇のアップです。

ローマ法王、ヨハネ・パウロ二世。

ワルシャワ大学の正門

ワルシャワ大学 建造物

キャンパス内に入って見ました

実際の学生を銅像にしたそう。まだご存命との事で生きたまま銅像になるのは凄いなぁ。

外壁の凹みは銃弾の痕だそう。看板がドイツ企業ってのが、何とも言えない皮肉だ。

大統領官邸だそうです。

大統領官邸 (ラジヴィウ宮殿) 城・宮殿

ヴィジトキ教会。ショパンがミサでオルガンを弾いていた所。
幸運にもドイツ軍からの破壊を免れた。

ヴィジトキ教会 寺院・教会

内部に入りました。

この絵の神父、アウシュヴィッツに行った時に知りました。コルベ神父はアウシュヴィッツで餓死刑に選ばれた人の身代わりになる事を自ら申し出て亡くなった。その方の肖像画をワルシャワで見られるとは思わなかった。

かつての歴史地区を描いた絵。この後、旧王宮内で本物が観られました。

王宮前広場。ワルシャワ歴史地区が見えてきた。ここから世界遺産区域だ。
この日は旧王宮が無料dayでした。

ワルシャワ歴史地区 旧市街・古い町並み

花々で装飾された縁の部分、下のくすんだ装飾はオリジナルで、縦の綺麗な縁は修復されたもの。色の違いで分かります。

旧王宮 (旧王宮博物館) 博物館・美術館・ギャラリー

王の寝室だった部屋

カナレットの間。旧市街の入り口で見た絵画の本物。これらの部屋にある絵を参考に旧王宮や旧市街が復元された

旧王宮には珠玉の王宮コレクションと言われるレンブラントの2作品が展示されています。こちらは「机の前の学者」

同じくレンブラントの「額縁の中の少女」（1641年作）
少女の両手は額縁の上に置かれ、指は額縁から出ています。今にも動き出しそうな錯覚を覚える1作。
2010年に2作とも来日を果たしています。

旧市街は本当に美しい。戦後、よくぞここまで復元出来たものだ。

ワルシャワのバルバカン。16世紀に旧市街を護る目的で造られた。スウェーデン軍の侵攻もここで受け止めたそうだ。馬蹄形の砦です。

バルバカン 史跡・遺跡

こちらは戦後修復されたもの。ヨーロッパでもバルバカンは３つしか現存していなくて、その内２つがポーランド（クラクフとワルシャワ）にあります。
もう一つはフランスのカルカソンヌ。

最高裁判所だそうです。建物を３人の女性の頭でバランスを取る様はどちらかに傾く事なく公平中立たという事を表しています。

旅の最後はワルシャワ蜂起記念碑。第二次世界大戦後期、ナチス・ドイツ占領下のワルシャワで起こった武装蜂起。この戦いでドイツ軍による懲罰的攻撃で、市街の徹底的な破壊が行われた。市民の死者は25万人も言われる。

ワルシャワ蜂起記念碑 モニュメント・記念碑

ワルシャワ空港に戻って来た。この旅初のエコノミーでスターアライアンスゴールドも無いので、荷物も無いしそのまま保安検査場を通過し、COSTAコーヒーで時間を潰していました。ANAのマイルが貯まるだけ。

ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港

17:30ごろ、定刻でクラクフに戻って来た。
電車で中央駅へ移動し、最後に旧市街を歩いてホテルに戻りました。明日はいよいよ帰途につきます。

ヨハネ パウロ2世 クラクフ バリツェ国際空港 (KRK) 空港