2019/08/31 - 2019/09/06
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noda-pinpangoさん
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私の後ろには道ができるのだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- バイク
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急落した株で意気消沈気味にさせられた野田です。あの日カンボジアに着いた僕は、確か、迎えの青年が運転するバイタクでホテルにチェックインした。道は広かったけれど、独特の風景を赤土が生み出していた風景。水たまりも多かったので、こういった場所ではバイクタクシーのほうが自動車より好都合なように思えた。同じアジアだけれど日本のどこかと似ているという風には一切思えない景色。
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僕はロビーで少し待たされている間に、ぼんやりと翌日からのツアーの予約をした。どこか薄暗くて雰囲気のあるロビーだった。そして浅黒い肌の女性から説明を受けつつ、数々の遺跡への期待に胸をふくらませた。ただ、日の出を遺跡で見ようとは思わなかったので、それはやめておいた。ベトナムで窃盗に遭ったので少し疲れていた気もする。盗まれたカード会社にそれを電話するのが大変だった。スタッフは他に日本人の人が泊まっていると教えてくれた。目のあった気のするのは、フィリピンからの女性客だ。レストランの併設されていないホテルだった。当然コンビニも無いので、後で痛い目に遭うことになる。
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部屋は、非常に広く、ちょうどカーテンに夕日が沈んでいく時間帯だった。あえて、それを見ようと思っていなかったけれど、その滲んだ色は故郷で見た夕暮れの色に似ていた。そこは、奇妙な間取りの空間で、部屋の一部が突然真っ暗に見えるような不思議な設計だった。僕は寝ているときにその黒い壁を見るのがやけに怖かった。非のつけようのないような、天然の木材で作られた部屋。安ホテルのような装飾用のシートは壁にはない。でも、それが、なぜなのかはわからなかったけれど。
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そして、外に出ると、メシを食いに行った。ガイドブックになんでも美味しいと書いてあった店。でも、その前に、ナイトマーケットに寄った気がする。何も買わなかったのだけれど。小物だけでも買えばよかったのだ。象だとかの置物や金細工でできたマグネット。食堂では、酒を飲み、ピザを食べた。評判通りの味で、生地がサクサクしていた。チーズと、具材から生み出された偶然のハーモニー。カクテルも安いのがあって飲んだっけ。釜で焼いているのだとわかった。きっと日本ではこうは行かない。
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酒も美味しかったかな。遺跡好きのような人や、ずっとここで暮らしているように見えた人がいた。どこか足元のつかないおぼつかない目をしていた。僕は彼らと目を合わすときにどんな顔をすればよかったのか。足を浸せる、小魚の入れられた水槽があった。近くの川で採れた魚かもしれない、淡水魚の。そして祭りで見るような裸電球が眩しく光っていた。
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その後は、僕はデザートショップで、締めのアイスとアイスコーヒーを飲む。やはりなんだか美味しかった。カップル席が、後ろにはたくさんあって、この国の価値観を知れるけれどそれぐらいしか娯楽は無いのかもというふうに思える。通りも、風俗のバイタクの呼び込みがとにかく激しい。乗ると、小屋のようなところに行くのだと聞くが、安全も考えてやめておいた。しかし同じ黄色人種なので彼らは筋肉質に見えたけれど、そこに違和感自体は無い気がする。
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どこかの噂で、そういう村がこの国にあるときいたことがある。20年ぐらい前だったが。欧州を旅行していたときにそれが書かれたネットのテキストをホテルで読んだのだ。パリのドミトリーの春、窓の開けられたままの日本では考えられないほど秋のような、温暖だった気候。外からは酒を飲んでいた若者の楽しげな声が聞こえたっけ。僕自身まだ若かった。ゆっくりとしたエレベーターで、出会ったばかりのようなふくよかな女と男と乗り合わせた、少しだけ彼らは酔っているように見えた。それからマッサージに寄ってから、店でたらふく食べた僕はホテルに戻った。料金は4,5ドルだった。チップをくれとシリアスな顔で言われたので男にいくらか渡した。
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翌日は早かったのですぐに寝た。思えばもう一泊しておけばよかったと思う。面白そうな国だと思ったからだ。特に、食べ物が。どこか表情の端に危うさも感じさせるが人々も穏やかだった。翌日の夜にベトナムに戻る飛行機を予約していた強行スケジュール。僕は鬱蒼としたジャングルの中に滞在するのは悪くないのではないか。目が覚めると、まだ出発には早かったので、朝食を食べる場所を探すが空いていなかった。そこで、適当な屋台で済ましたけれど、美味しくはなかった。覚えていないし写真もない。それに雨もパラついていた。それから、昨日、空港に迎えに来た青年の運転したバイタクで遺跡を回った。最初にアンコール・ワットを見てほしいという風に言われた。混むからだという。それから、見通しの良い景色を彼の運転でゆっくり進んだ。途中、チケットを購入するが、安い値段ではない。転写するための顔写真もそこで撮られる。だが、その時は晴れていた。彼はアイスボックスから取り出した水を僕にくれたっけ。
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