2025 3月 佐賀長崎福岡 (3)

2025/03/11 - 2025/03/11

2025年3月 10日(月)～12日(水)　友人ふたりと2泊3日で九州旅行
●2日目 前半【島原】3月11日(火)
●長崎駅＝長与駅＝諫早駅＝本諫早駅＝大三東駅＝島原駅＝島原港駅＝
●神戸市在住の友人と空路で伊丹福岡往復。山口在住の友人の車で長崎泊福岡泊の３日間。今回は九州国立博物館「はにわ展」をメインにした企画で、ほとんどの旅程は彼らにおまかせ。「島原鉄道」を味わえた自由時間がラッキーでした。

エリア 島原(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 交通手段: JRローカル 私鉄

3月11日(火) 2日目 前半
06:20、ＪＲ長崎駅の端っこ。「アパホテル長崎駅南」から徒歩10分弱で到着。この日の前半は友人たちと別行動です。

私ひとり長崎本線経由で島原鉄道の終点「島原港駅」まで行きます。友人たちはゆっくり起きて長崎見物の後、私を拾いに行く…という算段です。

長崎駅 (長崎県) 駅

はるか昔に来ている長崎駅。記憶も記録も無いのです。新幹線を機に新築されたみたいです。

こちらが正面かな。人影まばらな夜明け前の駅。

駅前の様子。NHKの社屋が正面にありました。

大家族対応遠足集合写真対応の大顔出しパネルあり。

06:35発の佐世保行きに乗ります。長崎諫早間はふたつ路線があります。せっかくなので、海まわりの旧線長与支線のに乗ることにしました。

真っ黒い顔のが来ました。カラフルな車両が多いＪＲ九州なのに、このガングロ君はなんとかならないのだろうか。

内部はとても素敵です。

運転台まわり。丸く並んでる吊り革が秀逸！

長崎駅を出て間もない車窓。夜に降ったのでもやが出ている雨上がりの街。

06:53「長与駅」到着。停車時間が13分あるので外へ出ました。

この区間で一番大きな駅のようです。

長与駅 駅

山側の駅舎はこんな感じ。橋上型です。

ステンドグラスがあしらわれた内部。

反対側の駅舎の様子、こちらが海側です。

蒸気機関車の動輪が飾られていました。

「原爆救援列車」の解説パネルあり。

ささっとまわって列車に戻ります。

07:16「大草駅」、ここも美しい駅です。

大草駅 駅

07:20、進行方向左に「大村湾」

07:34「諫早駅」到着。島原鉄道の乗り場へ急ぎます、10分しかないので。

島原鉄道の駅。ここには一度来ているので、一直線で来れました。

諫早駅 駅

来てます来てます、黄色い気動車。

ＪＲの車両もすぐそこにいました。これは鳥栖の方に向かう列車かな。

これは長崎に行く列車でしょう。

さて07:44発の島原鉄道に乗り込みました。終点島原港駅での待ち合わせが11時前見当なので、けっこう時間に余裕があります。昨夜いろいろ考えて…

次の「本諫早」、黄色いハンカチ駅「大三東」、地域メインの「島原」、の３駅に途中下車することにしました。

07:49「本諫早駅」到着。２両編成の前側は赤い車両でした。

駅舎内の様子。高校生がたくさんいてにぎやかでしたが、はけるのを待って撮影。

手でがらがらと横に開ける扉が新鮮(笑)

駅舎はこんな感じです。この角度だと後ろのマンション？が重なってえらく豪勢に見えます。

本諫早駅 駅

実際はこんな感じです。

大阪で見かけるものに比べて、とてもカラフルな地域案内板。

有人駅です。記念にクリアファイル購入。

さてお次は、08:11発のこれに乗りました。

地図で見ると、諫早湾干拓平野のヘリを進んで行ってます。

そう思って見ていると感無量。

08:32「愛野駅」赤いとんがり屋根がとてもかわいらしい。サンタさんかなと思った。

遠くに諫早湾の水門(河口堰)が見えました。裁判でずっともめてましたね。

進行方向右に見えてきた「普賢岳」、火砕流災害のこともあってとても威圧感を感じさせます。

「国見駅」ではなく「多比良(たいら)駅」

多比良駅 駅

空いてきた車内。

雲がかかってきた普賢岳。

09:05「大三東(おおみさき)駅」下車。諫早から乗った列車にいた旅行者ふうの人が入れ代わりに乗ってきました。ここで次のを待ってたんですね。

駅舎の様子。

大三東駅 駅

ホームの向こうはすぐ海になってます。愛媛の下灘とか網走の北浜とか、海そばの駅って貴重がられますよね。

ここに立つことなどまったく思ってなかったので、とても得した気分です。まさに話の成り行きで来れたようなものですから。

09:17、諫早行きが入線してきましたが乗降はなし。なんだか日が差してきました。

幸せの黄色いハンカチの駅なんですねぇ。いい歳してそんなことせぇへんで。

しかし、せっかくなので会社に寄付するつもりでやってみました。

500玉のガチャ、カプセルには記念硬券切符と釣り掛け用専用の黄色いハンカチ。

引き出しにはハンカチ記入用のマジックペンや硬券に押すハンコ、駅ノートなどが入ってました。

こんなふうに吊るせます。雲が切れて晴れ間が出てきました。ついてるついてる。

大三東駅(幸せの黄色いハンカチ) 名所・史跡

ホームの向こう側はすぐ海岸です。潮が満ちたらどんな感じになるのだろう。

駅名表示板の裏側にはこんな警告も。少し前に撮ったものですが、まだ曇ってますね。

この「大三東駅」では44分の待ち時間でしたが、なんだかんだで過ぎていきます。

この先に島原駅。

足もとにこんな表示が。なにがどう写るのだろうか？　44分間この駅ではずっと私ひとりきりでした、感動。09:46発のが来て乗りました、誰も降りて来ず。

10:00「島原駅」到着。

いろいろなラッピングがあるんですね。

赤いとんがり屋根の「愛野駅」だけ、これピンク色なんですって。

島原鉄道のキャラクターのこの女の子ですが、

衣装はいろいろあるようですが、ポーズはみんな同じですね。

「島原駅」、立派な駅舎です。

島原駅 駅

駅正面のこれまた立派な「島原城」にピッタリ合ってますね。

この角度で見るともう本物の城郭建築に見えますもん。

広かった駅舎の中。観光案内の窓口、売店、待合スペース、駅務室などが整然と並んでました。

島原駅観光案内所 名所・史跡

像の前から見た駅舎正面。

像の後ろから見た駅前の様子。

駅の窓口。

グッズも販売してます。

これは観光案内の窓口にあったもの。大きなペーパークラフト。小さなお城は石垣チョコレート。

10:34発のこれで終点まで行きます。

「島原船津駅」、車両基地あり。

ここで前方のあれと連結があり、しかもあちらに移るように言われました。全然かまわなかったのですが、なんで？

あのラッピング、いいですね。

10:42「島原港駅」到着。

終点だなぁ。

すぐ向こうは熊本へ渡るフェリーの乗り場です。

すぐに友人の車がやって来て、無事に合流できました。おう、なんか久しぶりやなぁ(笑)

後半につづく・・・

島原港駅 駅