2024/02/22 - 2024/02/28
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moondustさん
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銀の道の途中のカセレスから東に向かい、守護聖母を祀るグアダルーペを経由してマドリードへ。近郊の世界遺産を中心に観光。表紙の写真はマドリード郊外エルエスコリアル修道院。栄えた時代の遺産をいくつも観光しました。
ネットのおかげで40年前より快適に旅行できました。
全行程は
Part 1
2月7日 出発、8日マラガ、9日ミハス、マラガ、10日 ネルハ、フルヘルリア、マラガ、11日マラガ、ロンダ、12日 セテニル、ロンダ、13日 グラサレマ、シエラ、 オルベラ、アルコスデラフロンテーラ、14日アルコスデラフロンテーラ
Part2
14日 カディス 15、16日 へレス・デ・ラ・フロンテーラ、17,18日セビリア、19日サフラ、20日メリダ、21、22日カセラス
Part 3
23日グアダルーペ、24ー27日 マドリード
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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22日(木)車の運転ができないので、バスでグアダルーペへ移動。ローカル線しかないという情報もあったが、大手のaisaが平日1日2便運航。そこそこ混んでいるが、途中で降りていく。2時間半ほどかかってグアダルーペバス停着。
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少し歩いて中心にある修道院。大きくて立派。歴史を感じさせる。
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宿泊は修道院のホテル。パラドールもあるが、修道院の宿坊だったというのに魅かれて選択。ホームページから予約。どのホテルでも予約確認メールが来るのだが、来なかった。予約画面の写メを念のために保存。ちゃんと予約できてきた。
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昔のままの建物で、いい感じ。
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部屋は簡素ですが宗教画もかかっている。シャワー、トイレ、WIFI、暖房付きで快適。
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早速、サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院を見に行く。修道院の中は撮影禁止。夕方のせいか、人は少ない。気にせず撮影している人も。写真は14世紀に発見された聖母像(黒いマリア様)の絵。イスラム教徒の撃退や新大陸のキリスト教化のシンボルとしてスペイン語圏では守護聖母となっている。
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町の食料品店。地元産のチーズやジャムなどもある。
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23日(金)。修道院の食堂(朝食会場)。リュックを背負ったシニアの団体がいくつか。周辺が巡礼路になっているようだ。
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聖母にお目にかかるにはツアーに入る必要がある。10時のツアー、スペイン語のみ、スペイン人らしき数名と一緒。写真はツアーの待合場所。横に売店がある。
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中庭でしばらく待たされる。
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前半は案内係が説明してくれる。回廊のある中庭には絵画や彫刻がある。案内係が、中庭に面した部屋の鍵をあけながら、説明してくれる。聖具室には、保存状態のよい衣装など。鮮やかな色で今まで見た中で一番きれいと思えた。
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途中のホールで案内係はいなくなり、15分ほど待つ。神父さんが現れて、別の部屋に案内される。小さな絵がはめ込んだドラムのようなものを回すと、着飾った聖母が登場する。豪華な衣装に埋もれたように見える。他の人は神父さんとともにお祈りを唱え、頭を垂れて、拝んでいる。写真は撮影できないが、神父さんが一枚づつ小さなカードを配ってくださる。お守り代わりによい。
もう一枚もらえる?と頼んだおばさんは首尾よくもらっていた。絵葉書は売店で買える。黒いマリアはスペインに3か所あると言っていたような気がした。バルセロナ近郊のモンセラート、一昨日のカセレス? -
小さな町の中を散歩。水飲み場。
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時間があるので周辺を散歩する。立派そうな橋を渡る。
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たぶん巡礼路の一部と思われる。牧場の中に道がある。San Blas 教会。
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グアダルーペの町と修道院。修道院が巨大であることがわかる。
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巡礼路の紹介マップ。
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修道院の食堂でランチ。スペインではコロッケ(前菜)をよく見かける。半人前ぐらいでいい。
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バスで4時間ほどかけてマドリードへ。始発ではないので予約をしたかったが例によってなかなか決済ができない。何度かやってみて、たまたまできたのでよかった。バスはそこそこ混んでいる。途中で乗り替えの指示があり、マドリードへ。タクシーでホテルに。マドリードはホテルが高く、カプセルホテルみたいなところが1泊100ユーロ。宿泊したところは雑居ビルの一部をホテルにしたようなところ。寝るには問題はない。
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24日(土)。トレドに行こうと早めにアトーチャ駅へ。昔(40年前)は近郊電車で行った記憶があるが、今は予約が必要な路線。13時過ぎまで予約でいっぱいだそうで、行先をアランフェスに変更。週末は混むとのこと。10ドルで近郊電車(Cercanis)区間に4月まで?乗れるチケットがあるから近郊電車の窓口で買うように熱心に勧められた。明日も使えるので、購入。アランフェスは王家の保養地で、16世紀から18世紀にかけて作られた。世界遺産。駅から少し歩くと王宮が見えてくる。
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巨大なので写真に入らない。残念ながら内部は撮影禁止。部屋ごとにテーマがあり、青を基調にした部屋、赤を基調にしたイスラム風の部屋、中国人を描いた陶器の部屋など見ごたえがあった。
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周囲は広大な庭園(レイ庭園、パルテレ庭園他)になっている。冬なので木々に葉がなく寂しい。
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ずーと歩いていくと王家の小舟博物館。王宮の入場券で入れる。金ぴかのフェリペ5世のゴンドラなど。わざわざ来るほどでもないかな。さらに歩くと農夫の家があるが、遠そうなので行かず。
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川が流れていて学生のボートレースが行われていた。
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せっかく乗り放題の切符を買ったので、電車で市内(チェルマカン駅)まで戻り、修道院(世界遺産)のあるエル・エスコリアルに行く。アランフェスとは正反対の方向。知らなかった修道院だったがとてもよかった。駅から、広い公園を15分ほど行くと見えてくる。アランフェス同様、大きい。スペインの黄金時代の象徴だとか。植民地の富をつぎ込んだのだろう。
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中の部屋を順にみていく。とにかく広い、スケールが大きい。
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大きな礼拝堂。人と比べると大きさがわかる。
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天井のフレスコ画?
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棺だったかな?
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貴重な本のコレクション。4万冊もの蔵書。
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庭。市内に帰ると暗くなっていて繁華街はすごい人出。
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25日(日) ホテルを変わる。地球の歩き方に載っているHostel Barreraへ。アプリをダウンロードしておくと電子キーが送られてくるのでスマホで玄関を開けられる。ベルを押してもよい。家庭的な雰囲気のホステル。ドン・キホーテの著者セルバンテスが生まれた大学町アンカラ・デ・エナーレスへ近郊電車で。計画的に設計された初めての都市ということで、世界遺産になっている(それほどでもないと思ったが)。大学の広場。
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大学本部が置かれている旧アルカラ大学。内部をツアーで見学できる。人気があるようで50人ほどのツアー。
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入ってすぐの庭。
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中に礼拝所がある。
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コウノトリの巣。高いところに大きな巣を作る。コウノトリは最近減少している。
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アンテサナ病院。1483年創設。セルバンテスの父親が勤務していて、セルバンテスはここで1547年に生まれた。見学できるはずが閉まっていた。
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セルバンテスの家。16世紀の生活を垣間見ることができる。セルバンテスは、ドン・キホーテ以上に波乱万丈の一生だった(Wikipedia)。家の前にはドンキホーテらの像あり。
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台所。寝室やドン・キホーテの本もある。
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通りは人で結構にぎわっている。ケーキ屋さんで休憩。
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見かけたドン・キホーテの絵。小説ドン・キホーテは当時よく売れて、セルバンテスは続編を出した。岩波文庫で計6冊という長編。偽物も出版された。
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マドリードに戻って見かけた猫バー。
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プラド博物館が月曜の夕方が無料なので並んでみる。待ち時間長いし、混んでいたので、鑑賞には向かない。
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26日(月)。レティロ公園に行ったら修復中で休園。ソフィア王妃芸術センターに15分ほど並んで入る。65才以上無料。4階からまわる。フランコ時代の展示。機械部品を並べた抽象芸術は理解できなかった。ゲルニカの前には人だかり。ピカソ、ミロ、ダリから印象派、エル・グレコまで多数の展示があり、一通り見るだけでもお昼までかかった。校外学習の生徒たちもみかけた。
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ティッセン・ボルネミッサ美術館。今日は無料の日。ボルネミッサ男爵家の個人コレクションの美術館。写真の絵は男爵夫妻。展示場は時代別に三階あり、膨大な量。宗教画もあり。
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王立植物園。2月なので咲いている植物は少ない。ブドウのアーチやバラ園もあるが休眠中。
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盆栽コーナーもあり。
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女性植物画家の企画展が開催されていた。
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27日(火)現地出発日。荷物をホテルに預け、考古学博物館を目指す。途中で見かけた国立図書館。マドリードは巨大な建物が多い。
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考古学博物館。
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イベリア半島には洞窟がたくさんあり、早くからヒトが住んでいた。壁画も残っている。
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他の博物館でも見かけた先史時代の彫り物。
また、金属の利用も盛んだった。 -
ローマ時代、キリスト教の展示もあり。
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エジプトのミイラなど国外の展示も。たくさんあるのでゆっくり見ると1日かかる。イスラム関係の資料がないのは意外。どうしても西洋、キリスト教中心になる。
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マドリード16時発のフライト。写真はイベリア航空のラウンジ。フランクフルトでわずか50分の乗り継ぎだったが、JALの係員がおりたところで待っててくれて、搭乗口まで案内してくれたので、間に合う。荷物はまにあわず、家まで配達になる。かえって楽ができた。了。
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