ベトナム紀行　25日目　フエ　ミンマン帝廟からカイディン帝廟へ行きました。

2025/01/06 - 2025/01/06

第2代皇帝ミンマン帝（在位1820～41）の陵墓でカムケー（錦鶏）山にあります。
ミンマン帝は先代とはかわって西洋文化を廃し、儒教的思想を重視していたため、陵は中国の明や清の陵制を参考にしています。
周囲1750mの城壁に囲まれた陵内には、拝庭、碑亭、寝殿、陵墓など主要な建造物が700m の真っすぐな参道の上に配置され、グエン王朝の最盛期を感じさせる構成になっています。
カイディン帝廟へ行きました。
第12代皇帝カイディン帝（在位1916～25）の陵墓で、応陵と称されます。
特に過剰なまでに装飾された啓成殿は素晴らしく、アジア各地から集めた美しい器や瓶などを材料として使っており、デザインも東洋様式とヨーロッパ様式が混じっている大変ユニークな建物になっています。
カイディン帝像があります啓成殿の豪華さはベトナムとは会思えない素晴らしい宮殿です。
次代バオダイ帝でグエン王朝は終焉をむかえます。そのためカイディン帝陵は王朝最後の帝陵となっています。
https://youtu.be/fcAcw25panU
https://youtu.be/THFPX6QkueQ

エリア フエ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミンマン帝廟は城壁の中にあります。

門をくぐると池に橋が架かっています。

やはりゾウや馬そして人物像が並んでいます。

碑亭です。

一段と高いようです。

ミンマン帝の功績が書かれた碑石（聖徳神功碑）が置かれています。

顕徳門です。

崇恩殿の前門です。
中央の扉は皇帝専用として閉じられています。

「崇恩殿」ここにミンマン帝と皇后の位牌が祀られています。

きれいです。

崇恩殿を抜けると立派な門があります。

門の先には新月池と聡明正直橋がありその先に明楼があります。

明楼です。

中には皇帝が生前使用した寝台が置かれています。

池側からの明楼です。

新月池と聡明正直橋があり奥には陵墓と玄宮があります。

新月池と聡明正直橋です。
ここからはわかりませんが池は三日月方になっています。

陵墓と玄宮です。

ミンマン王の遺体が安置されている地下宮殿であり、王の死後、彼の棺は地下水路を通じてこの宮殿へ運ばれました。
その後、水路は永久に封鎖されています。

カイディン帝廟へ行きました。

道路に面した幅広い石段は印象的です。

チケットインフォメーションの先に坪庭があり石段の上には碑亭があります。

豪華です。

今まで見てきた碑亭とは全く違う作りとなっています。

象や馬、兵士などの像があるのは同じです。

カイディン帝陵はフランスから輸入した高価な鉄筋コンクリート製です。

碑亭前の牌坊や左右に立つ華表柱にもフランス風のデザインがみられます。

石段の上には啓成殿があります。

壁面の装飾も素晴らしいです。

啓成殿前のテラスからです。

素晴らしいです。

カイディン帝像です。

部屋全体の装飾も素晴らしいです。

見事な装飾です。

素晴らしいです。

天井には九龍が描かれ、壁面はすべて華々しく彩られたモザイク装飾が施されています。

四季が描かれたモザイク装飾です。

素晴らしいです。