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長い冬を越え、花々のつぼみがほころぶ季節になりました。梅が見頃になり、友人と今年はどこに行こうかと相談していた時に『隨心院』で花のイベントが開催されていると知りました。<br /> <br />隨心院は京都市山科区にあり、絶世の美女といわれる平安時代の歌人小野小町が余生を送った場所と伝えられる古刹。「そうだ、京都行こう!」の特別企画で、今年も期間限定(2月26日~3月14日)でお部屋が花一色に埋め尽くされる「花の間」が実施されるとのこと。お花が好きな幼なじみの友人と意見が一致し、今年は隨心院を訪問することになりました。<br /><br />この古刹がある地は遅咲きの梅の名所としても知られていますが、行ってみると、まだ梅はほとんど咲いていなかったので、「花の間」を隨心院で楽しんだあと場所を移動し、京都駅近くの梅小路公園へ!ここではちょうど梅が見頃で、思いがけず蒸気機関車と梅のコラボも見ることができました。

小野小町ゆかりの『隨心院』&『梅小路公園』を巡り、花の彩りと梅を愛でる京都旅♪

104いいね!

2025/03/07 - 2025/03/07

18位(同エリア596件中)

18

69

akiko

akikoさん

この旅行記のスケジュール

2025/03/07

  • 「大阪駅」からJR京都線で「山科駅」へ行き、京都市営地下鉄東西線に乗り換え

  • 京都市営地下鉄東西線で「山科駅」から「小野駅」へ

  • 小野駅から歩いて10分ほどで隨心院へ

  • 「小野駅」から京都地下鉄東西線で「山科駅」へ

  • JR「山科駅」から「京都駅」へ行き、嵯峨野線に乗り換え「梅小路京都西駅」へ移動

この旅行記スケジュールを元に

長い冬を越え、花々のつぼみがほころぶ季節になりました。梅が見頃になり、友人と今年はどこに行こうかと相談していた時に『隨心院』で花のイベントが開催されていると知りました。
 
隨心院は京都市山科区にあり、絶世の美女といわれる平安時代の歌人小野小町が余生を送った場所と伝えられる古刹。「そうだ、京都行こう!」の特別企画で、今年も期間限定(2月26日~3月14日)でお部屋が花一色に埋め尽くされる「花の間」が実施されるとのこと。お花が好きな幼なじみの友人と意見が一致し、今年は隨心院を訪問することになりました。

この古刹がある地は遅咲きの梅の名所としても知られていますが、行ってみると、まだ梅はほとんど咲いていなかったので、「花の間」を隨心院で楽しんだあと場所を移動し、京都駅近くの梅小路公園へ!ここではちょうど梅が見頃で、思いがけず蒸気機関車と梅のコラボも見ることができました。

  • 最寄りの小野駅から10分ほど歩いて向かうと、隨心院総門が見えてきます。この門は江戸時代に「二条家」より移築された門なんだそうです。<br /><br />隨心院は代々摂関家が住職を務めた門跡寺院だそうで、五摂家の「九条家」「二条家」の庇護を受けてきたのだとか。

    最寄りの小野駅から10分ほど歩いて向かうと、隨心院総門が見えてきます。この門は江戸時代に「二条家」より移築された門なんだそうです。

    隨心院は代々摂関家が住職を務めた門跡寺院だそうで、五摂家の「九条家」「二条家」の庇護を受けてきたのだとか。

  • 門のところに境内図がありました。総門の前には薄紅色で描かれた「小野梅園」があり、この梅園も境内に入っています。ここの梅は遅咲きらしく、私たちが訪問した翌日から一般公開されるということで、まだ閉鎖されていました。ん~残念(&gt;_&lt;)

    門のところに境内図がありました。総門の前には薄紅色で描かれた「小野梅園」があり、この梅園も境内に入っています。ここの梅は遅咲きらしく、私たちが訪問した翌日から一般公開されるということで、まだ閉鎖されていました。ん~残念(>_<)

  • これは初めて隨心院心院を訪問した時(2018年)の小野梅園の様子です。3月12日でもまだ咲き始めという感じで...

    これは初めて隨心院心院を訪問した時(2018年)の小野梅園の様子です。3月12日でもまだ咲き始めという感じで...

  • ちらほら紅白の梅が咲いていたのでした。(2018年3月12日撮影)<br />この小野梅園が見頃を迎えるころ、地元の子どもたちが紅梅を花笠にして可愛らしい踊りを披露する『はねず踊り』が開催されるそうで、今年は2025年3月30日だそうです。

    ちらほら紅白の梅が咲いていたのでした。(2018年3月12日撮影)
    この小野梅園が見頃を迎えるころ、地元の子どもたちが紅梅を花笠にして可愛らしい踊りを披露する『はねず踊り』が開催されるそうで、今年は2025年3月30日だそうです。

  • 総門を入ると、真っ直ぐに参道が続いていました。右側に隨心院寺紋の「九条藤」と「心」の文字が刻まれた石燈籠が!<br />

    総門を入ると、真っ直ぐに参道が続いていました。右側に隨心院寺紋の「九条藤」と「心」の文字が刻まれた石燈籠が!

  • 参道を進んでいくと、長屋門があり、築地塀が続いていました。

    参道を進んでいくと、長屋門があり、築地塀が続いていました。

  • 拝観入口は築地塀のところにあり、この塀には、確かに門跡寺院の証として5本の白線が引かれていました。<br /><br />入口を入ってすぐのところに、「観梅会」と「花の間」のポスターが置かれていて、特に「花の間」のゴーシャスな様子に期待に胸が躍りました。旅行記で見てはいたのですが、実際見るのが初めてでした。

    拝観入口は築地塀のところにあり、この塀には、確かに門跡寺院の証として5本の白線が引かれていました。

    入口を入ってすぐのところに、「観梅会」と「花の間」のポスターが置かれていて、特に「花の間」のゴーシャスな様子に期待に胸が躍りました。旅行記で見てはいたのですが、実際見るのが初めてでした。

  • 庫裡が見えてきました。この建物も二条家の寄進により移築されたものだとか。僧侶の生活空間として使用されてきたそうですが、現在は参拝者の玄関口に。

    庫裡が見えてきました。この建物も二条家の寄進により移築されたものだとか。僧侶の生活空間として使用されてきたそうですが、現在は参拝者の玄関口に。

  • そばに、小野小町の有名な歌が刻まれた歌碑がありました。<br />「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」<br /><br />花は「桜」のことで、花の色は「女性の若さ・美しさ」を暗示し、自身の容姿もむなしく衰え色あせてしまったことを嘆く歌だと、昔習いましたよね(*^^*)

    そばに、小野小町の有名な歌が刻まれた歌碑がありました。
    「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」

    花は「桜」のことで、花の色は「女性の若さ・美しさ」を暗示し、自身の容姿もむなしく衰え色あせてしまったことを嘆く歌だと、昔習いましたよね(*^^*)

  • 玄関を入ると、左に下足場と、奥に拝観受付と小野小町を描いた織り物の作品が見えていました。<br /><br />拝観料は500円でしたが、先に買われた方が「限定御朱印の分で」と言っておられ、聞いてみると、昨年はすぐ売り切れた切り絵の御朱印付きで拝観料(1,500円)を支払ったということでした。&quot;すぐに売り切れた&quot;という言葉に誘惑され、私もそれでお願いしたのでした^ ^

    玄関を入ると、左に下足場と、奥に拝観受付と小野小町を描いた織り物の作品が見えていました。

    拝観料は500円でしたが、先に買われた方が「限定御朱印の分で」と言っておられ、聞いてみると、昨年はすぐ売り切れた切り絵の御朱印付きで拝観料(1,500円)を支払ったということでした。"すぐに売り切れた"という言葉に誘惑され、私もそれでお願いしたのでした^ ^

  • 「小野小町うた屏風」<br /><br />平安の女流歌人 小野小町は、809年出羽の国(現在の秋田県)で生誕。 幼い頃から歌や踊り、琴、書道となんでも上手にこなし、13才の頃には都へのぼり、都の風習や教養を身につけたそうです。 <br />宮中に仕えるようになった小町は、その容姿の美しさと優れた才能から多くの女官の中でも飛び抜けていて、六歌仙および三十六歌仙に名を連ねる女流歌人となりました。

    「小野小町うた屏風」

    平安の女流歌人 小野小町は、809年出羽の国(現在の秋田県)で生誕。 幼い頃から歌や踊り、琴、書道となんでも上手にこなし、13才の頃には都へのぼり、都の風習や教養を身につけたそうです。
    宮中に仕えるようになった小町は、その容姿の美しさと優れた才能から多くの女官の中でも飛び抜けていて、六歌仙および三十六歌仙に名を連ねる女流歌人となりました。

  • &quot;はねず踊り&quot;の陶器の人形も飾られていました。<br /><br />「はねず」とは薄紅色を指す色の名前で、境内の小野梅園には八重の紅梅があり、はねずの花を咲かせます。&quot;はねず踊り&quot;は、小野小町と深草少将との恋物語を題材に、少女たちが伝承のわらべ唄に合わせて舞を披露するもので、地元の春の風物詩になっているんだとか。

    "はねず踊り"の陶器の人形も飾られていました。

    「はねず」とは薄紅色を指す色の名前で、境内の小野梅園には八重の紅梅があり、はねずの花を咲かせます。"はねず踊り"は、小野小町と深草少将との恋物語を題材に、少女たちが伝承のわらべ唄に合わせて舞を披露するもので、地元の春の風物詩になっているんだとか。

  • 廊下から表書院が見えていて、手前の坪庭には黄色の小さな花が咲いている木がありました(右手前)。

    廊下から表書院が見えていて、手前の坪庭には黄色の小さな花が咲いている木がありました(右手前)。

  • サンシュユでした。葉がつく前の枝一面に黄色い小花が30個ほど集まり小さな花序になって咲く姿が美しい枝もので、早春に咲くんだそうです。

    サンシュユでした。葉がつく前の枝一面に黄色い小花が30個ほど集まり小さな花序になって咲く姿が美しい枝もので、早春に咲くんだそうです。

  • サンシュユをバックに、例の切り絵の春季限定切り絵御朱印をパチリ!<br />これは隨心院の遅咲きの梅『はねずの梅』が素敵に描かれ、そこに小野小町の後ろ姿も.:*☆*:. とても春らしい切り絵で気に入りました♪

    サンシュユをバックに、例の切り絵の春季限定切り絵御朱印をパチリ!
    これは隨心院の遅咲きの梅『はねずの梅』が素敵に描かれ、そこに小野小町の後ろ姿も.:*☆*:. とても春らしい切り絵で気に入りました♪

  • 坪庭には椿も咲いていました^ ^

    坪庭には椿も咲いていました^ ^

  • 順路を進んで行くと、表玄関があり摂関家の方や天皇家の勅使などが迎えられた間がありました。表玄関の反対側に&quot;薬医門&quot;が!薬医門とは中世から続く格式の高い門の様式で、寛永年間に天真院尼から寄進されたものだとか。<br />右下の扉を抜けると、表書院が続いていました。

    順路を進んで行くと、表玄関があり摂関家の方や天皇家の勅使などが迎えられた間がありました。表玄関の反対側に"薬医門"が!薬医門とは中世から続く格式の高い門の様式で、寛永年間に天真院尼から寄進されたものだとか。
    右下の扉を抜けると、表書院が続いていました。

  • 表書院には狩野派の絵師によって描かれた障壁画(撮影不可)があり、大変美しい襖絵にしばし目をとめたのでした。<br /><br />そして、この立派な引き戸の向こうには「能の間」があり、そこが期間限定でお花のアート空間「花の間」となっていたのでした。

    表書院には狩野派の絵師によって描かれた障壁画(撮影不可)があり、大変美しい襖絵にしばし目をとめたのでした。

    そして、この立派な引き戸の向こうには「能の間」があり、そこが期間限定でお花のアート空間「花の間」となっていたのでした。

  • これが見たかった「花の間」でした!<br />歴史を紡いだ寺院のお部屋が一面春の花世界となり、生花ではなかったのですが、その華やかな雰囲気に思わず圧倒されました.:*☆*:.

    これが見たかった「花の間」でした!
    歴史を紡いだ寺院のお部屋が一面春の花世界となり、生花ではなかったのですが、その華やかな雰囲気に思わず圧倒されました.:*☆*:.

  • この日は、まだ梅には早く時間帯も早かったので、この時の訪問客が7~8人。写真を撮るにはとてもラッキーでした^ ^ <br />まずは全体を引きで撮り、次に中央の盛り花から隨心院のあまりにも有名な襖絵「極彩色梅匂小町絵図」とのコラボを撮影。

    イチオシ

    この日は、まだ梅には早く時間帯も早かったので、この時の訪問客が7~8人。写真を撮るにはとてもラッキーでした^ ^
    まずは全体を引きで撮り、次に中央の盛り花から隨心院のあまりにも有名な襖絵「極彩色梅匂小町絵図」とのコラボを撮影。

  • 「極彩色梅匂小町絵図」の前にはカラフルな和傘が並べられ、照明器具にもお花が装飾され花のシャンデリアとなり、その絵になる空間に心をすっかり奪われました。

    イチオシ

    「極彩色梅匂小町絵図」の前にはカラフルな和傘が並べられ、照明器具にもお花が装飾され花のシャンデリアとなり、その絵になる空間に心をすっかり奪われました。

  • 移動して、このような角度からも撮影(^^)♪

    移動して、このような角度からも撮影(^^)♪

  • 和紙で作られた花のオブジェとおみくじがセットになった「Naked花みくじ」が金曜・土曜・日曜に数量限定で実施(無料)されていて、好きな色や形の花を一ついただけました。<br /><br />私は右の花瓶のオレンジ色の花をチョイス。おみくじの結果は「末吉」。グラジオラスが私の花で、花言葉は「用心」だそう(笑)&quot;他人の口車に乗せられたり、あらぬ噂を立てられないように、慎重に人生を歩めば良い運勢が得られる&quot; んだとか。なんとも微妙な運勢結果に思わず失笑(^▽^;)

    和紙で作られた花のオブジェとおみくじがセットになった「Naked花みくじ」が金曜・土曜・日曜に数量限定で実施(無料)されていて、好きな色や形の花を一ついただけました。

    私は右の花瓶のオレンジ色の花をチョイス。おみくじの結果は「末吉」。グラジオラスが私の花で、花言葉は「用心」だそう(笑)"他人の口車に乗せられたり、あらぬ噂を立てられないように、慎重に人生を歩めば良い運勢が得られる" んだとか。なんとも微妙な運勢結果に思わず失笑(^▽^;)

  • この花みくじを担当されている方に、「極彩色梅匂小町絵図」に描かれている小野小町と深草少将との恋物語のことを教えていただきました。<br /><br />この4枚の襖絵には小野小町の生涯と数々の伝説が描き込まれています。<br />襖絵は左から右へ「生誕の図」、「饗宴の図」、「伝承の図」、「夢幻の図」。それぞれ、小野小町の生まれた秋田の風景、京都御所での宮仕え、山科での隠居生活、諸国放浪の旅に出た様子、が描かれているとのこと。<br /><br />そして特に私が注目したのは、深草少将の『百夜通い』が描かれている部分でした。お聞きすると、2枚目と3枚目にそのシーンがあるということでした。

    この花みくじを担当されている方に、「極彩色梅匂小町絵図」に描かれている小野小町と深草少将との恋物語のことを教えていただきました。

    この4枚の襖絵には小野小町の生涯と数々の伝説が描き込まれています。
    襖絵は左から右へ「生誕の図」、「饗宴の図」、「伝承の図」、「夢幻の図」。それぞれ、小野小町の生まれた秋田の風景、京都御所での宮仕え、山科での隠居生活、諸国放浪の旅に出た様子、が描かれているとのこと。

    そして特に私が注目したのは、深草少将の『百夜通い』が描かれている部分でした。お聞きすると、2枚目と3枚目にそのシーンがあるということでした。

  • これは2枚目の襖の絵で、小野小町の「京都御所での宮仕え」が表現されています。右の方に、これから御所の近くから、山道を越えて、3枚目の隨心院まで歩く深草少将(白い装束に烏帽子を被る男性)がありました!<br /><br />『百夜通い伝説』とは... <br />絶世の美女といわれた小野小町に恋した深草少将が、小野小町のもとに100日通い続けたが、望み叶わず亡くなったという伝説。<br /><br />。..。..。..。..。..。..。.。..。..。..。..。..。..。.。..。..。..。..。..。..。.。..。..。..。..。<br /><br />小町36才の時、宮中を退き、小野の里へと帰郷。庵を造って静かに歌を読み暮らしていたところ、小町を想う深草少将は、小町に会いたさから都から小野の里へとやってきました。<br /><br />深草少将は、会いたい旨の恋文を小町へと送りましたが、小町はすぐに少将と会おうとせず、「わたしを心から慕ってくださるなら、百夜訪ねて来てくれたら、お心に従いましょう」と伝えました。 少将はこの言葉を信じ、小町の元へ毎夜通い続けました。闇夜も雨の夜も欠かすことなく通い続けましたが、あと一夜というところでついに力尽きてしまい大雪と病によりこの世を去ります。<br /><br />小町は少将が来るたび、かや(榧)の実を一つずつ糸で綴り、想いを遂げられる日を心待ちにするようになっていました。深草少将が亡くなったことを知り悲しんだ小町は、99の榧の実を小野の里に植えたのだそうです。そしてそれが大木になり、今でも小野の里に残っているとのこと。

    これは2枚目の襖の絵で、小野小町の「京都御所での宮仕え」が表現されています。右の方に、これから御所の近くから、山道を越えて、3枚目の隨心院まで歩く深草少将(白い装束に烏帽子を被る男性)がありました!

    『百夜通い伝説』とは...
    絶世の美女といわれた小野小町に恋した深草少将が、小野小町のもとに100日通い続けたが、望み叶わず亡くなったという伝説。

    。..。..。..。..。..。..。.。..。..。..。..。..。..。.。..。..。..。..。..。..。.。..。..。..。..。

    小町36才の時、宮中を退き、小野の里へと帰郷。庵を造って静かに歌を読み暮らしていたところ、小町を想う深草少将は、小町に会いたさから都から小野の里へとやってきました。

    深草少将は、会いたい旨の恋文を小町へと送りましたが、小町はすぐに少将と会おうとせず、「わたしを心から慕ってくださるなら、百夜訪ねて来てくれたら、お心に従いましょう」と伝えました。 少将はこの言葉を信じ、小町の元へ毎夜通い続けました。闇夜も雨の夜も欠かすことなく通い続けましたが、あと一夜というところでついに力尽きてしまい大雪と病によりこの世を去ります。

    小町は少将が来るたび、かや(榧)の実を一つずつ糸で綴り、想いを遂げられる日を心待ちにするようになっていました。深草少将が亡くなったことを知り悲しんだ小町は、99の榧の実を小野の里に植えたのだそうです。そしてそれが大木になり、今でも小野の里に残っているとのこと。

  • 色味が違います(これはカメラで撮影)が、3枚目の襖絵です。 <br />白いシルエットで描かれているのが小町で、死後の小町が昔を振り返っている様子を表しているとのこと。<br /><br />黒い丸で小町と深草少将に印をつけてみました。小町が空を飛び、少将は小町のいる隨心院へ通う姿が表されているのがわかりました。<br /><br />ちなみに、下の方に境内で&quot;はねず踊り&quot;が催されているシーンも...。

    色味が違います(これはカメラで撮影)が、3枚目の襖絵です。 
    白いシルエットで描かれているのが小町で、死後の小町が昔を振り返っている様子を表しているとのこと。

    黒い丸で小町と深草少将に印をつけてみました。小町が空を飛び、少将は小町のいる隨心院へ通う姿が表されているのがわかりました。

    ちなみに、下の方に境内で"はねず踊り"が催されているシーンも...。

  • 4枚の襖絵のそれぞれの上部に雲に乗って空をゆく小町の絵が描かれ、それぞれの雲の部分に「小」「野」「小」「町」という4文字が隠されていることも教えてもらいました。

    4枚の襖絵のそれぞれの上部に雲に乗って空をゆく小町の絵が描かれ、それぞれの雲の部分に「小」「野」「小」「町」という4文字が隠されていることも教えてもらいました。

  • この企画のために、花を飾っている部分の畳、そして障子もピンク色に替えているんだそうです。障子は、よく見るとピンク色に桜が大きく描かれていました。

    この企画のために、花を飾っている部分の畳、そして障子もピンク色に替えているんだそうです。障子は、よく見るとピンク色に桜が大きく描かれていました。

  • この障子がわかりやすいですね。

    この障子がわかりやすいですね。

  • 「花の間」に面した渡り廊下に係りの方がいて、アンケートに答えるとオリジナルステッカーがプレゼントされるということでした。<br />「そうだ 京都、行こう。」に関するもので、私たちも10問余りのアンケートに答えて、下のステッカーをいただきました(*^^*)<br /><br />お庭の奥にあるのは本堂で、このあと、ご本尊の『如意輪観世音菩薩坐像』や『阿弥陀如来坐像』と『金剛薩埵坐像』などを見学。本堂の前にあるお庭には一面杉苔が生えていて、現在は残念ながら、少し苔が衰えてきたそうですが、過去その苔の美しさから「洛巽(京都の南東)の苔寺」とも称されたそうです。

    「花の間」に面した渡り廊下に係りの方がいて、アンケートに答えるとオリジナルステッカーがプレゼントされるということでした。
    「そうだ 京都、行こう。」に関するもので、私たちも10問余りのアンケートに答えて、下のステッカーをいただきました(*^^*)

    お庭の奥にあるのは本堂で、このあと、ご本尊の『如意輪観世音菩薩坐像』や『阿弥陀如来坐像』と『金剛薩埵坐像』などを見学。本堂の前にあるお庭には一面杉苔が生えていて、現在は残念ながら、少し苔が衰えてきたそうですが、過去その苔の美しさから「洛巽(京都の南東)の苔寺」とも称されたそうです。

  • 「花の間」でお花を満喫した後、いただいた「花みくじ」の花をお庭の池をバックにパチリ!

    「花の間」でお花を満喫した後、いただいた「花みくじ」の花をお庭の池をバックにパチリ!

  • 奥書院の方向に渡り廊下を進むと、中庭が見えてきます。<br /><br />

    奥書院の方向に渡り廊下を進むと、中庭が見えてきます。

  • そして奥書院北側の庭園に「小町堂」が!<br />このお堂は、女性のための永代供養の場として建立されたんだそうです。望遠で中を見ると、小野小町が描かれ、たくさんのお花が供えられていました。

    そして奥書院北側の庭園に「小町堂」が!
    このお堂は、女性のための永代供養の場として建立されたんだそうです。望遠で中を見ると、小野小町が描かれ、たくさんのお花が供えられていました。

  • 奥書院では撮影禁止になっていたので写真はありませんが、狩野派による「舞楽図」「宮廷人物図」「竹虎図」などの美しい襖絵が見学できるようになっていました。<br />その続きに、このような間がありました。<br />奥に「告白」と書かれたピンクの板絵が飾られ、&quot;文張供養&quot;という体験型のお参りができるようになっていました。平安時代の歌人である小野小町にならい、かつて想いを寄せてくれた人を思い出しつつ手紙を書くことで、その人の幸福を願う体験なんだとか。<br /><br />&quot;文張&quot;とは、小野小町は数えきれないほどのラブレターを受取ったそうで、想いを寄せてくれた人のことを思いながら、もらった恋文を仏像に貼り付けていたんだそうです。境内には、小町がそのラブレターを張り付けて供養したと伝わる「文張地蔵尊像」もあります。

    奥書院では撮影禁止になっていたので写真はありませんが、狩野派による「舞楽図」「宮廷人物図」「竹虎図」などの美しい襖絵が見学できるようになっていました。
    その続きに、このような間がありました。
    奥に「告白」と書かれたピンクの板絵が飾られ、"文張供養"という体験型のお参りができるようになっていました。平安時代の歌人である小野小町にならい、かつて想いを寄せてくれた人を思い出しつつ手紙を書くことで、その人の幸福を願う体験なんだとか。

    "文張"とは、小野小町は数えきれないほどのラブレターを受取ったそうで、想いを寄せてくれた人のことを思いながら、もらった恋文を仏像に貼り付けていたんだそうです。境内には、小町がそのラブレターを張り付けて供養したと伝わる「文張地蔵尊像」もあります。

  • 拝観を終え、受付の横の授与所を少し見てみました。小野小町ゆかりの品物(書籍、便箋、御朱印帳など)が並んでいて...

    拝観を終え、受付の横の授与所を少し見てみました。小野小町ゆかりの品物(書籍、便箋、御朱印帳など)が並んでいて...

  • 小町の絵馬が可愛くて、写真を撮らせてもらいました。<br /><br />~「花の間」イベント~<br />■開催期間:2025年2月26日(水)~3月14日(金)<br />■拝観時間:9:00~17:00<br />■拝観料:大人:500円

    小町の絵馬が可愛くて、写真を撮らせてもらいました。

    ~「花の間」イベント~
    ■開催期間:2025年2月26日(水)~3月14日(金)
    ■拝観時間:9:00~17:00
    ■拝観料:大人:500円

  • 外に出て、絵馬掛けの前を通りがかりました^ ^ 可愛い絵馬がたくさん並んでいて、「美しく輝き 幸せになれますように」「心が清らかで 素敵な人になれますように」などの願い事が書かれていました。

    外に出て、絵馬掛けの前を通りがかりました^ ^ 可愛い絵馬がたくさん並んでいて、「美しく輝き 幸せになれますように」「心が清らかで 素敵な人になれますように」などの願い事が書かれていました。

  • 隨心院の見どころスポット【化粧の井戸】も行ってみました。<br />境内の外れにある竹林があるところには、かつてこの場所には小野小町の屋敷があり、その屋敷跡に残った井戸なんだそうです。<br /><br />

    隨心院の見どころスポット【化粧の井戸】も行ってみました。
    境内の外れにある竹林があるところには、かつてこの場所には小野小町の屋敷があり、その屋敷跡に残った井戸なんだそうです。

  • かつて、小町が化粧をする際にこの井戸を使用していたそうで、今では何でもない井戸ですが、絶世の美女とされた小野小町がこの井戸を使っていたと思うと、平安の歴史ロマンが頭をよぎったのでした。

    かつて、小町が化粧をする際にこの井戸を使用していたそうで、今では何でもない井戸ですが、絶世の美女とされた小野小町がこの井戸を使っていたと思うと、平安の歴史ロマンが頭をよぎったのでした。

  • もう1カ所、本堂裏にある【小町文塚】も行こうとしたのですが、前回訪問した時とは場所が変わっていて、今回は見に行くことができませんでした。この写真は2018年に撮影したものです。<br /><br />これは、多くの貴公子から小町に贈られた千通の恋文を埋めたと伝わる五輪塔。小町は貴公子たちの期待に応えられないことを罪に感じ、恋文を供養し貴公子たちの菩提を弔ったのだそうです。<br /><br />それにしても、千通のラブレターとは、仮に毎日一通もらったとして、毎日欠かさず3年間という計算に..。数は別にしても、それだけ小野小町は魅力的な女性だったということですね。

    もう1カ所、本堂裏にある【小町文塚】も行こうとしたのですが、前回訪問した時とは場所が変わっていて、今回は見に行くことができませんでした。この写真は2018年に撮影したものです。

    これは、多くの貴公子から小町に贈られた千通の恋文を埋めたと伝わる五輪塔。小町は貴公子たちの期待に応えられないことを罪に感じ、恋文を供養し貴公子たちの菩提を弔ったのだそうです。

    それにしても、千通のラブレターとは、仮に毎日一通もらったとして、毎日欠かさず3年間という計算に..。数は別にしても、それだけ小野小町は魅力的な女性だったということですね。

  • 楽しみにしていた小野梅園でしたが、まだ梅を見ることができなかったので、代わりに京都駅近くの梅小路公園で梅を愛でようということになりました。<br /><br />京都地下鉄東西線に乗り、山科駅まで戻り、評価が高い「ライオン カフェ」でランチタイムをすることに(^^)♪ 歩いて5分ほどのところにあるビルの3階にお店がありました。

    楽しみにしていた小野梅園でしたが、まだ梅を見ることができなかったので、代わりに京都駅近くの梅小路公園で梅を愛でようということになりました。

    京都地下鉄東西線に乗り、山科駅まで戻り、評価が高い「ライオン カフェ」でランチタイムをすることに(^^)♪ 歩いて5分ほどのところにあるビルの3階にお店がありました。

  • ここは人気店のようで、12時少し前に入店すると、席はほぼ埋まっていました。このお店は「美と健康のサラダバーランチ」(1,480円)が人気なんだそうです。

    ここは人気店のようで、12時少し前に入店すると、席はほぼ埋まっていました。このお店は「美と健康のサラダバーランチ」(1,480円)が人気なんだそうです。

  • 私たちは人気のサラダバーランチを食べることにし、私はメインに「アボカドサーモン丼」を、そして友人は「今日の日替わり:クラムチャウダーセット」をオーダー。<br />サラダバーには常時15種類のサラダが並ぶそうで、ドレッシングも珍しいイチゴドレッシングなども含めて10種ほどありました。また、スープもセルフでいただけるようになっていました。

    私たちは人気のサラダバーランチを食べることにし、私はメインに「アボカドサーモン丼」を、そして友人は「今日の日替わり:クラムチャウダーセット」をオーダー。
    サラダバーには常時15種類のサラダが並ぶそうで、ドレッシングも珍しいイチゴドレッシングなども含めて10種ほどありました。また、スープもセルフでいただけるようになっていました。

  • テーブルが小さめで、うまく写真が撮れなかったのでコラージュに!サラダはおかわりできました^ ^ 最近お野菜が高いので、いろんな種類の新鮮な野菜を好きなだけ食べられて嬉しいねと友人とニンマリ*(^^)* <br />「アボカドサーモン丼」は、スモークした卵黄を崩して食べるようになっていて、とても美味しかったです。友人のクラムチャウダーもとてもおいしかったそうです。

    テーブルが小さめで、うまく写真が撮れなかったのでコラージュに!サラダはおかわりできました^ ^ 最近お野菜が高いので、いろんな種類の新鮮な野菜を好きなだけ食べられて嬉しいねと友人とニンマリ*(^^)* 
    「アボカドサーモン丼」は、スモークした卵黄を崩して食べるようになっていて、とても美味しかったです。友人のクラムチャウダーもとてもおいしかったそうです。

  • そして食後のセットドリンクは200円で、お得なデザートセットもあり、パンケーキサンド&ドリンクがLINEでお店を友達追加すると、200円引きで270円に!<br />このふわふわパンケーキサンドは婦人画報のお取り寄せランキング、スイーツ部門1位(2022年)になったこともあるのだとか...。とても美味しくいただきました♪

    そして食後のセットドリンクは200円で、お得なデザートセットもあり、パンケーキサンド&ドリンクがLINEでお店を友達追加すると、200円引きで270円に!
    このふわふわパンケーキサンドは婦人画報のお取り寄せランキング、スイーツ部門1位(2022年)になったこともあるのだとか...。とても美味しくいただきました♪

  • 山科から「梅小路公園」まで移動してきました。<br />梅小路公園は、市街地の中心にあり緑と花で人が憩える空間として、また災害時に避難できる場所として、平成7年に開園した都市公園。<br /><br />いろんな施設がありますが、この時期になると「梅まつり」が開催されます。

    山科から「梅小路公園」まで移動してきました。
    梅小路公園は、市街地の中心にあり緑と花で人が憩える空間として、また災害時に避難できる場所として、平成7年に開園した都市公園。

    いろんな施設がありますが、この時期になると「梅まつり」が開催されます。

  • 地図を拡大してみました。<br />梅林があるのは、梅小路京都西駅から反対側の「芝生広場」の東南側でした。<br />その梅林は2000年に下京区誕生120周年を記念して、14品種、約150本の梅が植栽されたのがはじまりなんだそうです。<br />

    地図を拡大してみました。
    梅林があるのは、梅小路京都西駅から反対側の「芝生広場」の東南側でした。
    その梅林は2000年に下京区誕生120周年を記念して、14品種、約150本の梅が植栽されたのがはじまりなんだそうです。

  • このユニークな建物は“緑の館”というレストランのようで、「朱雀の庭」という現代和風庭園のの入り口になっているようです。

    このユニークな建物は“緑の館”というレストランのようで、「朱雀の庭」という現代和風庭園のの入り口になっているようです。

  • ずっと歩いて行くと、線路沿いに梅の木が並んでいるところが!

    ずっと歩いて行くと、線路沿いに梅の木が並んでいるところが!

  • ここには「大盃」というピンクの梅や、緑がかった「月影」、そして冬至の頃に咲くという「冬至」などが咲いていました。

    ここには「大盃」というピンクの梅や、緑がかった「月影」、そして冬至の頃に咲くという「冬至」などが咲いていました。

  • 京都駅が近くにあるので、ひっきりなしに列車が行き交っていました。これはキティちゃんが描かれた「ハローキティはるか」かな。

    京都駅が近くにあるので、ひっきりなしに列車が行き交っていました。これはキティちゃんが描かれた「ハローキティはるか」かな。

  • 可愛いわんちゃんも飼い主さんと記念撮影中でした。<br />友人も犬を飼っているので、飼い主さんとしばし犬談義。名前も聞いたのですが、男の子で、カメラ目線をしてくれてとても可愛かったです。

    可愛いわんちゃんも飼い主さんと記念撮影中でした。
    友人も犬を飼っているので、飼い主さんとしばし犬談義。名前も聞いたのですが、男の子で、カメラ目線をしてくれてとても可愛かったです。

  • さらに歩いて行くと、梅林が現れました。

    さらに歩いて行くと、梅林が現れました。

  • 梅林のてくてく散策マップが!このあたりが目的の梅園でした.:*☆*:.

    梅林のてくてく散策マップが!このあたりが目的の梅園でした.:*☆*:.

  • これは白梅ですね。

    これは白梅ですね。

  • アップにすると、萼片が赤くて目立っていたんです^ ^<br /><br />この日は曇りがちでしたが、時々青空が顔を見せてくれ、梅も可愛く見えました(^^)♪

    アップにすると、萼片が赤くて目立っていたんです^ ^

    この日は曇りがちでしたが、時々青空が顔を見せてくれ、梅も可愛く見えました(^^)♪

  • 梅を愛でているときに、大きな音が聞こえてきて、振り返ると蒸気機関車がこちらの方に来るではないですか。

    梅を愛でているときに、大きな音が聞こえてきて、振り返ると蒸気機関車がこちらの方に来るではないですか。

  • 急いで線路脇に移動し、梅と機関車のコラボを撮影!<br />これは調べてみると、「SLスチーム号」で、本物の蒸気機関車が牽引する客車に乗車体験ができる、京都鉄道博物館のイベントだったようです。久しぶりに煙を吐く蒸気機関車を見て、ちょっと感動.:*☆*:.

    イチオシ

    急いで線路脇に移動し、梅と機関車のコラボを撮影!
    これは調べてみると、「SLスチーム号」で、本物の蒸気機関車が牽引する客車に乗車体験ができる、京都鉄道博物館のイベントだったようです。久しぶりに煙を吐く蒸気機関車を見て、ちょっと感動.:*☆*:.

  • 梅林に戻り、可愛い梅を見つけては撮影しました。

    梅林に戻り、可愛い梅を見つけては撮影しました。

  • この木はさほど大きくないのに古木のようで...

    この木はさほど大きくないのに古木のようで...

  • 幹からすぐこのように花が咲いていたり...

    幹からすぐこのように花が咲いていたり...

  • 細い若い枝から花を咲かせていました。

    細い若い枝から花を咲かせていました。

  • この濃ピンクの花は「大盃」で...

    この濃ピンクの花は「大盃」で...

  • これも幹から直接花が咲いていたんです。

    これも幹から直接花が咲いていたんです。

  • 「ここの梅林には残念ながら枝垂れ梅はないね~」と友人と話しながら歩いていると、1本だけ枝垂れがあったんです\(^o^)/

    「ここの梅林には残念ながら枝垂れ梅はないね~」と友人と話しながら歩いていると、1本だけ枝垂れがあったんです\(^o^)/

  • このような枝垂れの花が大好きです*(≧∀≦)*<br />

    このような枝垂れの花が大好きです*(≧∀≦)*

  • 毎回、同じような写真を撮っている気がしますが、好きなのはこのように垂れ下がった枝先に花が集まって咲いている部分☆彡

    毎回、同じような写真を撮っている気がしますが、好きなのはこのように垂れ下がった枝先に花が集まって咲いている部分☆彡

  • 花が枝に並んで咲いている部分も大好きです。この枝垂れが気に入り、何枚も写真を撮りながら可愛さを楽しみました。<br />最後に、可愛い梅の花が見られて大満足(^^)v <br /><br />

    花が枝に並んで咲いている部分も大好きです。この枝垂れが気に入り、何枚も写真を撮りながら可愛さを楽しみました。
    最後に、可愛い梅の花が見られて大満足(^^)v

  • 関西では梅の開花が遅れ、ちょうど見頃になってきました。聞くところによると、桜も今月末に見頃になるとのこと。「次は、桜だね」と友人と話しながら梅小路公園の梅園をあとにしました。<br /><br />今年の観梅は結局、梅小路公園となりましたが、隨心院の華やかな「花の間」も見ることができ、&quot;花の彩りと梅を愛でる京都旅&quot; となりました。

    関西では梅の開花が遅れ、ちょうど見頃になってきました。聞くところによると、桜も今月末に見頃になるとのこと。「次は、桜だね」と友人と話しながら梅小路公園の梅園をあとにしました。

    今年の観梅は結局、梅小路公園となりましたが、隨心院の華やかな「花の間」も見ることができ、"花の彩りと梅を愛でる京都旅" となりました。

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この旅行記へのコメント (18)

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  • milkさん 2025/04/19 23:54:28
    さすが絶世の美女!
    akikoさん、こんばんは☆

    美しい「花の間」に惹かれてこちらも拝見させて頂きました。
    お花はもちろんですが、小野小町の生涯が描かれた「極彩色梅匂小町絵図」の美しい事!
    特に深草少将の『百夜通い』は興味深かったです。
    このお話について少し調べてみたら、この頃の小野小町は実は天然痘を患っていて、「100日も経てば治るだろう」と思っての事だったとか。
    「百夜通い」は本当に通っていたかは定かではないにしても、約束の100日目を目の前に亡くなったという事が事実なら悲恋ですよね...。

    それにしてもこの襖絵は見れば見るほど面白くて、じっくり拝見させて頂きました。
    詳しい解説を聞いて下さったおかげです(^o^)

    そして今回のランチも美味しそう( *´艸`)
    食いしん坊なので、つい目が行ってしまいます。
    野菜好きなので、サラダバーは大歓迎♪
    そしてパンケーキサンド、食べてみたくなりました。

    梅林も綺麗でしたね。
    桜も綺麗ですが、ちょっとぽってりと咲く梅も愛らしくて好きです。

    milk


    akiko

    akikoさん からの返信 2025/04/20 15:52:12
    RE: さすが絶世の美女!
    milkさん、引き続きありがとう〜〜

    milkちゃんは京都の隨心院はまだでしたか?
    梅が美しい時期に「そうだ、京都行こう。」の特別企画で
    「能の間」が花一色に埋め尽くされる「花の間」になるんです。
    この「花の間」はどこから見ても綺麗で、写真を撮るのが
    好きな者には堪らないイベントでした。

    ピンクのはねず色の襖絵もとっても美しいでしょ!
    以前に見た時は、小野小町の一生が描かれているとは知って
    いたんですが、『百夜通い』の伝説のことは全く知らず、
    今回初めて、ネット情報で知ったのでした。でもどの方が
    深草少将かはっきりせず、係の方に教えてもらって納得!
    milkちゃんも調べてくれたんですね。そうそう、小町が天然痘
    に罹り、すぐは会えないけど、100日もすればきれいになると
    思って、「100日通ってくれたら…」と申し出たとも書かれて
    いたでしょう。この伝説が真実かどうかはわかりませんが、
    実際そういう人がいたのは事実だったそうです。

    小野梅園の梅は遅咲きなんですが、梅が咲く頃にタイミングが
    合えば、襖絵も一緒に見に隨心院を訪れてみてね〜

    akiko
  • ドロミティさん 2025/03/28 10:23:57
    梅とSLのお写真いいわぁ♪
    akikoさん、おはようございます。

    ピンクの梅便りに春を感じました。
    隨心院の梅の開花が遅れていたのは残念でしたが、
    今年は例年にない天候不順でお花見も予定通りには行きませんね。
    でも有名なふすま絵もとても華やかで、お花に囲まれた「花の間」
    ゴージャスです。
    「百夜通い伝説」も切ないお話で、何でそんなふうに勿体付けちゃ
    って幸せを逃したのよ~とこの話を聞いた時感じたものでした。

    梅小路公園での梅とSLのコラボ、とても素敵☆彡
    雲のように沸いた蒸気とたち上る煙に可憐な桃色の梅~
    最高のコンディションで素晴らしいお写真が撮れましたね!

    気温が急に上がって桜の花が前の日はまだ一分咲きくらいだった
    近所の桜が一気に開き始めました。老木なのに生命力ってすごいなぁと
    感心しています^^

                             ドロミティ
               

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/03/28 20:18:21
    RE: 梅とSLのお写真いいわぁ♪
    ドロミティさん、こんばんは〜

    ほんと今年の冬から春にかけて天候不順でしたね!
    梅も咲きおくれて、関西では今も梅が咲いているんですよ。
    この時は、梅園は全然でしたが、一転隨心院の中は春爛漫.:*☆*:.
    はねず色(ピンク)の襖絵だけでも十分華やかなのに、
    その前に和傘と花の見事な装飾で、見るからに「花の間」に
    なっていたんです^ ^
    襖絵にも描かれていた「百夜通い伝説」、ドロちゃんの言う通り、
    小町さん、勿体付けたんですよね〜
    最初は断る気で、わざと百日も通うという無理な難題を突きつけて、
    諦めてもらうつもりだったんだけど、あまりに忠実で熱心だった
    様子を知って、途中から心変わりをして、次第に心待ちするように
    なったんだとか。。。そして最後の最後に、ね!

    梅小路公園でやっと梅を楽しむことができて、そしてSLとの
    遭遇という思いがけない出来事があって、ニンマリ(^^)♪
    機関車の客車には幼稚園児たちが乗っていたのでした。

    東京ではもう桜が咲いているんですね!こちらはまだ開花した
    ばかりで、来週末ぐらいが満開になるとか。
    また東京のお花見の様子も知らせてもらえれば嬉しいです(^_-)-☆

    akiko
               
  • elenaさん 2025/03/26 22:17:02
    春爛漫
    akikoさん、初めまして~(笑)
    フォローして頂きありがとうございました!!

    春爛漫な一冊にお邪魔しました。
    ピンクの襖絵が見たくて随心院に行ったことがあります。
    でもこんなお花がいっぱいになってる時期があるんですね~知りませんでした。
    春限定の御朱印もとっても可愛いですね(#^.^#)

    akikoさんの詳細なるキャプションでいっぱいお勉強になりました。
    でも、雲の部分に「小」「野」「小」「町」って文字に印を付けてくださっているにもかかわらずわからない私(爆)

    そういえば花咲く京都ってイベントは毎年やっているのかな?
    何年か前に泉涌寺 / 雲龍院のに行ったことがありますが、断然髄心院の方が素敵だわ~

    梅の花とSLのコラボ写真、すごい!!素晴らしい瞬間ですね。
    お天気も良くてお花を愉しむ素敵な一日でしたね。
    京都に久しぶりに行きたくなりました。

    elena

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/03/27 21:16:49
    RE: 春爛漫
    elenaさん、こんばんは〜

    今日、大阪でも桜の開花宣言があり春本番となりました。
    桜の前にいつも梅のお花見にも行くのですが、今年は隨心院へ行こうということに!
    隨心院では3年前からこの時期に「そうだ、京都行こう!」の特別企画で「能の間」が花一色に飾られた「花の間」に期間限定でなっているのだそうです。

    梅には早かったのですが、「花の間」は期待通りの美しさでニンマリ*(^^)* 春限定の御朱印も可愛いでしょう!最近はこのような切り絵の美しい御朱印も増えてきたみたいです^ ^

    小野小町は「絶世の美女」として知られていますが、都を去ってから亡くなるまでこの小野の里で過ごしたそうで、いろんな伝説も伝わっているんだとか。そして、その小町の生涯や伝説の話がはねず色(ピンク)の襖に描かれているところまでは知っていました。でもどこに伝説の話が描かれているのかわからず、当日係の方にお尋ねして知ったのでした。elenaさんが触れてくれた雲の部分の「小」「野」「小」「町」は印をつけても分かりにくいですよね!教えてもらわなかったら、絶対にこのような隠された仕掛けがあるのは見つけられませんでした(笑)elenaさんもこの襖絵「極彩色梅匂小町絵図」はご覧になったことがあるのですね(^_-)-☆

    ところで「花咲く京都」というイベントは2023年と2022年に開催されたんですって。今年はトップページに「春が来た。京都が、咲いた。」とありますが、「花咲く京都」というイベントはないみたいです。いずれにせよ、お花のイベントはwelcomeですよね!

    梅小路公園は私は初めてで、鉄道博物館があるとは知っていたけれど、まさか梅園の近くをSLが通るとは全く知らなかったんです。突然大きな大きな音がして、振り返ると横の線路にSLが近づいていてびっくり!急いで梅の花とのコラボを撮ろうとカメラを向けたのでした^ ^

    来週あたりは桜も咲き進み、お花見が楽しめそうですね!今年はどこに行こうか、まだ決めていなくて、そろそろ決めなくてはと思っています。コメントどうもありがとうございました。

    akiko
  • yokoさん 2025/03/17 07:16:06
    冬の寒さから、一気に春を感じさせてもらいました♪
    akikoさん おはようございます(^^)

    この2,3日冬のような寒さでしたね。私は外出していたので、寒さに震えていました(>_<)
    でも、akikoさんの旅行記のお陰で一気に春になった気分です(^^♪ 今年の梅は随分遅れていましたよね。私も3/8に中山寺にお参りした時に梅園をのぞいたのですが、まだ咲き始めでした。「小野梅園」も、まだ開園していなかったのですね。「隋心院」のサンシュユの黄色をバックにして撮られた、ピンクの限定ご朱印が春らしくて良いですね。私も行っていたら、きっと頂いていると思います(^_-)-☆

    『花の間』は更に華やかで、そこだけは春爛漫という感じですね♪ 襖絵「極彩色梅匂小町絵図」とのコラボが、色合いもバッチリですね。おみくじの結果には、クスッとしてしまいました。『百夜通い伝説』も詳しく説明して頂いて、ただ美しいと思って見ていた襖絵をじっくり見せて頂きました。畳や障子までピンクや桜を入れていて力が入っていますね。

    「ライオンカフェ」のランチは、野菜が多くて女性には嬉しいランチですね。「梅小路公園」には、夏のサルスベリが咲く頃に行ったことがありますが、名前にもなっている梅の季節には行ったことがありませんでした。こちらでは梅が咲いていて良かったですね。白梅は、お日様が顔を出すと浮き立って見えて美しいです。蒸気機関車と紅梅の写真は、ばっちり”イチオシ”に間違いなしです!! お花好きで好みの合う幼馴染のお友達と、枝垂れ梅も見られて大満足の一日になりましたね♪

    yoko

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/03/17 20:54:03
    RE: 冬の寒さから、一気に春を感じさせてもらいました♪
    yokoさん、こんばんは〜

    もう3月中ばを過ぎたというのに、今年の冬はいつまでも寒いですね!週末からは本格的な春になるとのことだけど、梅も出遅れる筈ですよね〜
    yokoさんも8日に中山寺に行かれたとか。お礼参りですね(^_-)-☆ もうそろそろ双子ちゃんたち1歳になるんですね〜 中山寺の梅もまだ咲き始めでしたか!お花と一緒に記念撮影できたかな...。

    「隋心院」の春季限定の御朱印、可愛いでしょう!最近、切り絵風の御朱印って増えてきましたね。昨年はすぐに売り切れたんですって。それを聞くと、買わずにいられませんでした(笑)
    『花の間』のアート空間は3年ほど前から行われているそうで、旅行記で見たことがあってぜひ見てみたいと思っていたんです。まさに春爛漫という感じでしょ!おっしゃるように、襖絵とのコラボもバッチリですよね〜〜
    無料で「花みくじ」もいただけたので、見かけ重視でピンクのお花を選んだら、なんとも微妙な結果で... 外見に惑わされずに"慎重に人生を歩まなくては"と肝に銘じたのでした(笑)

    隋心院の近くにはこれといったお食事処がなく、山科まで戻って「ライオンカフェ」へ行ったんですが、高評価がつくだけあって嬉しいランチ内容でした。特におかわり自由のサラダバイキングはホント女性好みでした^ ^
    「梅小路公園」にyokoさんも行かれてましたよね!私は初めてだったんです。ちょうど梅が「見頃」となっていて、帰り道に寄れそうだったので。梅の種類はそれほど多くなかったんだけど、見頃の梅が見られて良かったです^ ^ 蒸気機関車が通るなんて思っていなかったので、嬉しい誤算でした。梅小路公園は広くて子どもたちも喜びそうですね!双子ちゃんたちも気にいるかも...なんて思いましたよ。そろそろ桜の季節ですね!yokoさんはどちらへ行かれるのかしら?

    akiko
  • 川岸 町子さん 2025/03/16 16:55:37
    ゴージャス花の間
    akikoさん、こんにちは

    表紙から素敵~♪
    これほどゴージャスなお花が数か所も生けられているのは、すご過ぎます(^O^)/
    しかも同系色の雅やかな襖絵までゴージャスで、明るく華やかな光景です。
    お花で埋め尽くされる空間から、離れたくなくなりますね。
    桜の障子も初めて見ましたが、桜が散ったら破いちゃうのかな?
    これほど美しい障子ならば、季節関係なく残したくなるわ…。

    私は隨心院を計画に入れていたのに、醍醐寺で時間が無くなっちゃいました…。
    いつかお花の時期に参拝したいです。

    akikoさんも御朱印帳を持っておられるのですね。
    隨心院の切り絵の春季限定切り絵御朱印は、素晴らしいですね(^^♪
    梅が紅白あり、大きいお花もあれば、端っこまで小さなお花が沢山咲いてくれて、愛らしいデザインです。
    私は関東に戻った頃から御朱印を集め始めました。
    今使っているのは、奈良在住の4トラ仲間の皆さんに案内して頂いた唐招提寺の御朱印帳です。
    子ども達には「お母さんがが死んだら、お経や戒名などは不要で、お棺に御朱印帳を入れてね」と言ってあります(笑)

    襖絵の伝説、初めて知りました。
    小野小町は少将が約束を叶えてくれるのを心待ちにしていたのに、悲しい結末に。
    当時の環境での100日は、厳しく過酷だったのかなと感じます。
    そのような恋物語が加わり、歴史に花を添えるのでしょうね。

    いつも素敵なランチのお店を見つけられますね。
    彩りよくて美につながる内容で、美味しそう♪
    私もパンケーキを食べちゃうだろうな。
    京都へ行く前に悩むのが、食事のお店です。
    火水の休みが多く、席数が少なめなので。
    akikoさんセレクトのお店が参考になります。

    梅小路公園は、今は京都府在住の元同僚のおススメスポットの一つです。
    まだ行ったことないのですが、お花がきれいだと聞いています。
    はんなりしたしだれ梅、本当に可愛らしく、柔らかな色合いがたまりませんね。
    お写真を見せて頂くだけで、うっとりします(#^^#)

    「梅と機関車のコラボ」うわぁぁ~、なんてカッコいいのでしょ(^O^)/
    私はきっと大興奮すると思う(笑)
    ふふふ、危ない危ない(笑)
                 町子

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/03/16 20:56:12
    RE: ゴージャス花の間
    町子さん、こんばんは〜

    表紙の写真、褒めてもらって嬉しいです(*^^*)
    隨心院のHPや旅行記で見てはいたのですが、実際に春の花の豪華な装飾を見てまず感動.:*☆*:.そして友人と、これは芍薬、これはダリア、ラナンキュラス、蘭などと装花を確認しながらお花を愛でていきました^ ^ 花好きにはたまらない空間で、夢中で写真を撮ったのでした。

    はねず色の襖絵もキュートでしょう!小野小町の一生が描き込まれていて、亡くなったあとの小町が昔を振り返っている様子が表されているんですって。『百夜通い伝説』は今回知ったものでしたが、襖絵にもそのシーンがあって、小町の一生には無くてはならないエピソードとなっているようです。その襖絵の前に色とりどりの和傘が飾られていてとてもフォトジェニックでした。桜の障子はこのイベント用に用意されたものかもしれませんね。また同様のイベントがあれば、使われるのでしょう。とても綺麗ですよね^ ^

    町子さんは以前に隨心院に来られる予定だったそうですね!この「花の間」のイベントがある時が一番華やかだと思いますが、シャクナゲなども美しく咲くとのことで、お花の美しい季節にぜひ訪ねてくださいね。

    切り絵の春季限定御朱印、可愛いでしょう!とても良い記念になりました♪ ところで町子さんはもうかなり御朱印をお集めになられたようですね。思い出が詰まった大切なもので、最終的にはお棺に入れてもらうと決められていらっしゃるとか(笑)どんどん増やしていきたくなりますよね(^_-)-☆

    ランチもお出かけの楽しみの一つで、お得なランチがないか探すのも結構楽しいです^ ^ 幼なじみの友人とは気心が知れていて、好みも共通で、今回はカフェで『美と健康のサラダバーランチ』をチョイス。"美と健康"というネーミングがポイントです(笑)パンケーキは余分でしたが、このお店の自慢の商品で、お値段に惹かれてしまいました〜〜

    梅小路公園は、町子さんもおススメされたことがあるんですね。とにかく広い公園で梅園以外にも現代風日本庭園もあって、いろんな楽しみ方ができそうです。町子さんは鉄道ファンですか?鉄道博物館のイベントで往復1km蒸気機関車が走る体験もあるらしく、今回はたまたまSL撮影ができたんです。この公園は京都駅からも近く、どこかに行ったついでに訪問ができると思います。機会があれば、行ってみてくださいね!

    akiko
  • ネコパンチさん 2025/03/14 22:54:44
    ひと足早い春爛漫♪
    akikoさん、こんばんは!

    今年は2月後半に寒波が来たり
    3月に雪が降ったりとなかなか暖かくならず
    梅の開花は大きく影響を受けましたね。
    随心院も例外ではなかったようで
    梅園は残念なことに…
    でも花の間の特別展示や限定御朱印など
    この時だけの企画を楽しめて何よりでした。

    あの襖絵は普段でも存在感たっぷりですが
    さらに華やかさが増していますね!
    仰る通り、梅園オープン前だったから
    拝観者も少なく落ち着いて撮影できたことと思います。
    そして私が「わー、きれい!」と眺めただけの襖絵を
    丁寧に解説してくださり嬉しいです^^;
    小野小町のシルエットが描かれていたなんて
    全く知らなかった!しかも漢字まで!
    「百夜通い」の話は仰る通り伝承で
    真偽のほどは定かではないですよね。
    絶世の美女で恋も成就して、じゃ完璧過ぎて
    面白味がないから、ちょっと意地悪な脚色が
    入った話が広まったのかな、なんて
    考えてしまいました(笑)

    梅小路公園の梅はまだ若木が多いけど
    種類が豊富ですね。
    中心が緑がかった「月影」は好みの色合いです。
    ピンクのしだれ梅も可愛い~(*^^*)
    先っぽに丸く固まって咲く姿は私も大好きです。
    梅だけじゃなくて桜もね♪
    その桜、開花予想が発表されましたが
    果たして予想通りに咲くのでしょうか…?
    akikoさんの桜だより、楽しみにお待ちしています♪

    ネコパンチ

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/03/15 19:22:05
    RE: ひと足早い春爛漫♪
    ネコパンチさん、こんばんは〜

    梅は通常2月中旬に咲きますよね。関西では2週間ほど
    例年より遅かったみたい。
    隨心院で開催のJR東海の「花の間」はたぶん梅の見頃に
    合わせて2/6〜3/14に設定されたのでしょうが、
    3/7でも梅園は閉園状態で、訪問客はあまりいない状態。
    私たちには花の間を撮影するのに好都合でしたが、
    前もってイベント期間を設定するのはとても難しそうね。

    「極彩色梅匂小町絵図」はフォトジェニックですよね〜
    7年前に訪れた時はこれが見たくて行ったのでした。
    その時も小町の一生が4枚の襖絵で表されていると、
    聞いていたんだけど、今回はもっと内容に踏み込んだ
    鑑賞法を教えてもらって楽しむことができました(^^)v
    例えば、小町が空を飛ぶ絵で漢字が隠されているなんて
    教えてもらわないと、絶対気づかないことでした。

    「百夜通い」のネコちゃんの解釈に座布団10枚!!!
    そうよね! 絶世の美女で恋も成就するなんて完璧過ぎ!
    結局、千通も恋文ももらったそうだけど、晩年は容姿も
    衰え、それらの恋文を供養して寂しく過ごしたのよね。
    それにしても、100日通うという途方もない要求をし、
    成就1日前に少将が力尽きて亡くなるというストーリー
    はちょっと出来過ぎという気がするけど、例えば10日なら
    物語としてはうまく成り立たないでしょうし、よくできて
    ますよね(^_-)-☆

    小野梅園の代わりに行った梅小路公園はファミリーで
    楽しむにはもってこいの梅園だと思いました。
    近くに鉄道博物館や水族館もあるし、SLが見られるのも
    子供達は喜びそう^ ^
    ネコちゃんは「月影」が気に入られたとのこと。
    緑がかった梅、地味だけど私も気に入りました。
    最後に見たピンクのしだれ梅、可愛いでしょう!
    梅も桜も"しだれ"は可愛いですよね(๑>◡<๑)
    桜は予定だと大阪と京都は3月26日(水)に開花の予定
    なんですって。4月早々に満開になるのかしら。。。

    ところで、今年はスギの花粉が多く飛んでいるみたい
    だけど、ネコちゃん花粉症大丈夫ですか?
    私は重症じゃないけど喉がイガイガして不調です(>_<)
    どうにか乗り越えて、お花見を楽しみましょうね〜〜

    akiko
  • takaさん 2025/03/12 20:40:32
    一番輝く時。
    akikoさん、こんばんは。

    随心院の「極彩色梅匂小町絵図」が一番輝く時に訪問したのですね。ああ、羨ましい。以前の私の旅行記でもここを撮ったのですが、akikoさんも見ていただいた通り、何もない畳だけの部屋でした。私も、この時季には花を飾るのは知っていたのですが、何分、他もいろいろ行きたい所があるので寒い時季には来られない。でも、akikoさんは近いので、これだけをメインで見に来られるというのが本当に羨ましいです。

    生花ではないにしろ、でも、離れて写真に撮るだけだったら造花でも十分に綺麗。本物と言ってもわからないですね。お店で造花の花も良く見ますが、最近は一見、本物と区別つかないものも多いですよね。

    花みくじの花も工夫して作ってあり、手作り感が温かいですね。授与所も私も寄りましたが、綺麗なものがいっぱいでみんなほしくなりましたよ。人も少なかったようでここは穴場ですよね。私のときも一人で30分以上、行ってから帰るまで独占状態でしたから。でも、これから、更にインバウンドが増えるとどうなるかわかりませんね。

    それから、私、はねず踊り、これもいつかは見てみたいと思ってるんですよ。以前、you tubeで見て、いいなあと。地元の小学生の子が踊る可愛い舞。毎年3月末の日曜日なのは調べて知っているんです。でも、この時季もここだけのためには出られないなあと半分諦めもあるんですが。

    カフェでのランチやパンケーキもさすが!akikoさんが選ぶお店やメニューは映えないものは何一つない。全て色鮮やかで見た目も美味しそう。下調べも万全ですね。

    梅小路公園の梅も満開で最高の見頃のようですね。綺麗な梅は北海道には少ないので私は見たことがありません。大いに楽しませてもらいました。SLと梅のコラボも出来過ぎですよ、akikoさん。これ、偶然ですか?下調べはないんですか。毎回、完璧な旅行記で感服するばかりです。ありがとうございました。

                       taka

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/03/13 19:00:34
    RE: 一番輝く時。
    takaさん、こんにちは〜

    隨心院はtakaさんも訪問されたのでしたね。小野小町の一生が描かれた「極彩色梅匂小町絵図」は、鮮やかなピンクを基調色にしたフォトジェニックな襖絵で、これを見るだけでも訪れたくなりますよね!私も7年ほど前にこの襖絵見たさに隨心院へ行ったのでした。
    あの襖絵のある「能の間」が花いっぱいの『花の間』になればこれ以上ない魅力的な空間に...。それが見られると知り、これはぜひにとばかりに出かけてきました^ ^ (でも時季がtakaさんのように遠くから来られる方にとって、まだ少し寒い梅のシーズンというのは微妙なタイミングですよね)

    飾られているお花が本物なら言うことがないのですが、あれだけのお花を飾るのは無理なのかもしれません。どこかに"百花繚乱"と書かれてましたが、まさにそんな感じがしました(^^)♪ おっしゃるように、最近の造花はよくできていますね。どの角度からお花を撮ればいいのかいろいろ試しながら、お花の撮影を楽しむことができました。

    授与所には綺麗なものがいっぱいありましたね!特に艶やかな「極彩色梅匂小町絵図」が表紙になった御朱印帳や一筆箋などが魅力的に思えました。私は春季限定の切り絵の御朱印を入手したので、他のものはグッと我慢したのでした。

    「はねず踊り」のことですが、私も見たことがなく、梅園が見頃な頃に、地元の子どもたちが踊る舞を見てみたいです。takaさんは無理にしても、私は関西に住んではいますが、3月末はいろいろ忙しくてなかなかドンピシャの日に行くことはできないものですね。

    梅や桜など季節の花はいつも同じ友人と出かけるのですが、ランチは楽しみにしているんです。いつもお手頃な値段のものばかりですが、訪問先の近くで良いお店がないか調べることにしています。今回は隨心院の近くにはこれと言ったお店がなくて、山科まで戻ってのランチになりました。野菜バイキングはヘルシーだし大好きなんです。パンケーキは食べる予定ではなかったのですが、とてもお得だったので、つい(笑)

    梅小路公園の梅林は、帰り道に寄りやすいという理由で行ったのでした。もし小野梅園の梅が見られたら、行く必要もなかったのですが、せっかく京都まで行くのだから、梅も見たいと思って...。梅小路公園の梅は、種類が限られているので単独で行くには物足りないかもしれません。でも列車とのコラボが楽しめるのは珍しくていいかも!今回、SLとの遭遇は全くの偶然なんです。列車と一緒に梅が見られるのも行ってみて初めてわかった次第で^ ^ ラッキーでした。

    メッセージどうもありがとうございました(*^^*)

    akiko
  • ももであさん 2025/03/12 19:37:54
    #小町マジ鬼で炎上!? 100日耐久恋愛の行方
    こんばんは akikoさん♪

    以前隋心院の近くに住んでいたので、隋心院や醍醐寺は
    庭レベルによく散策してました。

    小野小町と深草少将の「百夜通い」って、ロマンチックな
    純愛物語…かと思いきや、小町さんなかなかどうしての
    「鬼ハードル」設定ですよね~。

    だって「百夜通えばOK」だなんて、もはや修行僧レベル。
    しかも、その間一度も顔見せしなかったって、まるで
    「顔出しNGのカリスマYouTuber」!
    耐久チャレンジ系の少将はマジで根性見せすぎです。

    これが現代なら、パワハラ/モラハラ認定は必至!
    間違いなくSNSで炎上案件。「#小町マジ鬼」
    「#少将頑張れ」のハッシュタグで溢れかえって
    いたことでしょう。

    いくら絶世の美女だとしても、オラこんな恋愛なら
    ゴメンだ~!!

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/03/13 14:49:22
    RE: #小町マジ鬼で炎上!? 100日耐久恋愛の行方
    ももであさん、こんにちは♪

    そうでしたか、ももであさんは隋心院のお近くにお住まい
    だったのですね!京都の郊外で、まだ自然が多く残って
    いるので、散策にはもってこいの地ですよね〜

    小野小町と深草少将の「百夜通い」の伝説のことですが、
    ももであさんのコメントがおかしくて、笑いを堪えるのが
    大変でした。言葉のチョイスが秀逸で、頭の固い私には
    紡げない言葉やフレーズばかり。こんなユーモア溢れる
    コメントが書けたらなって思いますが、でも絶対無理〜〜!

    本題に戻って...
    小町が要望したことは難題どころか、ホント 「鬼ハードル」
    ですね!!!
    少将がいた深草から小町の住むところまで5kmの道のり。
    これを百夜続けるなんて、"修行僧レベル"に違いないです!

    >「耐久チャレンジ系の少将はマジで根性見せすぎです」
    → ですよね〜〜
    毎回往復だけで10km、それを100日間続けてねというのは、
    現代なら「#小町マジ鬼」 「#少将頑張れ」のハッシュタグが
    つき、炎上必至ですね!(爆)

    そんな小町も、無理難題を言っては見たものの、少将が
    やり遂げ、会える日を心待ちにするようになっていたとか。
    結局、切ないストーリーとなり、結末に!
    (もちろん、この伝説はフィクションでしょうが... )

    「百夜通い」の話しをこんな風にユーモアたっぷりに深めて
    くれてありがとうございます(#^.^#)

    akiko

    追伸
    「#小町マジ鬼」というフレーズ、とても新鮮でずっと頭に残り
    そうです^ ^
  • cheriko330さん 2025/03/12 19:14:41
    春の訪れ☆梅の開花☆・゚:*
    akikoさん、こんばんは~☆彡

    今年の梅見は京都だったのね。私もakikoさんの旅行記で
    梅の素晴らしさを知ってから、梅を見に行きたいと思いながら
    なかなか実現しません。今年も無理でした。
    ちょうど、akikoさんが行かれて旅行記を拝見して行った気に
    なっています。
    今年も素晴らしい場所へ行かれましたね。
    小野小町が余生を送ったといわれる隨心院。梅はまだでしたが
    ゴージャスな「花の間」素晴らしいですね。花好きにはたまりません。
    襖絵「極彩色梅匂小町絵図」とのコラボ、とっても素敵。
    襖絵だけでも十分なのにね。
    照明の花飾りも良いですね。この目で実際に見たいと思いました。
    まだ人出も少なくて、写真を撮るにはピッタリね。
    梅の花が咲いた頃には、人、人、人に。
    切り絵の御朱印も、これは欲しくなりますね。きれいです。

    「極彩色梅匂小町絵図」の詳しく分かりやすい説明も嬉しかったです。
    それにしても、後一夜だけだったなんて切なすぎるわね。
    「はねず踊り」も初めて知りましたが、衣装もとっても可愛くて
    踊りも見たいと思いました。

    お楽しみのランチですが、今回も良いお店を見つけましたね。
    「アボカドサーモン丼」も「クラムチャウダーセット」も良いね。
    迷うわ~(笑) サラダもたっぷり!
    パンケーキも美味しそうね。

    「梅小路公園」では、撮り鉄akikoをご披露くださり素敵なコラボ写真。
    ここで可愛い梅をたくさん見ることができて何よりでした。
    また最後に枝垂れ梅も登場。私も楽しませていただきました。
    行かずして梅を愛でることができて、嬉しいです。
    もう桜もすぐなんですね。どこか行けると良いけど。
    季節の変わり目で体調に気をつけてね。

     cheriko330

    akiko

    akikoさん からの返信 2025/03/12 22:44:32
    RE: 春の訪れ☆梅の開花☆・゚:*
    cheriko330さん、こんばんは~☆

    福岡の梅は今年はどうですか?もう見頃は過ぎてしまったのかしら?関西は今年梅の見頃はかなり遅くなってしまい、ようやく梅の頼りも聞かれるようになったので出かけてきたのですが、隨心院の梅は遅咲きらしく、ほとんど開花もしてない状態でした。

    でも隨心院の花のイベント「花の間」は、期待を裏切らない美しさで、行って良かったです。お寺の一室が、まるでお花畑のような空間になっているでしょう!天井の照明器具も花のシャンデリアのようになっていて、ほんと花好きにはたまらない空間ですよね!
    8日から梅園もオープンし、きっと今ごろは「花の間」も多くの人が押しかけているような気がします。せっかくの美しいアート空間も人がたくさんいたら、写真撮影が思うようにできなくて残念な思いをするのでは...。その点、早い時季の早めの時間帯に行って正解でした(^^)♪

    有名なピンクの襖絵「極彩色梅匂小町絵図」は、cherikoさんが言われるように、これだけでも華やかな芸術作品で、2018年に訪れたときは、この襖絵を見たくて出かけたのでした。でもその時は、小野小町の一生を4つの場面に分けて表現されているとしか知らず、今回は色々教えてもらって、さらに「極彩色梅匂小町絵図」のことを深く理解できて嬉しかったです。まさか、亡くなった後の小野小町が乗っている雲に「小」「野」「小」「町」と書き込まれているとは思ってもいませんでした(笑)

    『百夜通い伝説』もいろんなストーリーがあるみたいです。でも共通しているのは、深町少将が小町に会いたいと願い、一生懸命99日間通い続けたことで、あと一夜というところで力尽きるなんて、、、ホント切な過ぎますよね。

    「はねず踊り」はYouTubeで紹介されていました。「花の間」が催された「能の間」で少女たちが披露。よかったら、ちらっと見てみてね。https://youtu.be/8YbOgYIb_vI?si=f3K3myiT_TTaAoHM

    ランチは隨心院の近くにこれといったお店がなかったので、山科まで戻り、評価の良かったお店へ。「美と健康のサラダバーランチ」って惹かれるでしょ!「アボカドサーモン丼」も体に良さそうで、バッチリでした(^^)v ふわふわパンケーキも美味しくて、全部食べたらお腹がパンパンに(笑)

    隨心院ではお花を楽しめたけど、やっぱり梅も見たいと調べたら、帰り道の近くに「梅小路公園」がヒットし行くことに!それほど梅の種類が多かったわけでもなかったので、少しがっかりしていたところに、思いがけずSLと遭遇!!!最後に枝垂れ梅も見ることができて良かったです〜〜♪

    寒さももう終わりのようで、今月末には桜が咲きそうですね!またどこにお花見に行くか決めないとね〜(^_-)-☆
    cherikoさんも身体に気をつけてお過ごしくださいね.:*☆*:.

    akiko

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