エジプトの旅（５）切りかけのオベリスク、ナイル川クルーズ、コム・オンボ神殿

2025/02/27 - 2025/02/27

アラブの春、コロナ禍などで延期していたエジプト旅行へ行って来ました。
アブ・シンベル神殿、イシス神殿を訪れ、今回はコム・オンボ神殿です、

エリア アスワン(エジプト)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

朝食ビュッフェ

どれも美味しそうです。

今日は最初にバスで「切りかけのオベリスク」へ行きます。

その前に、キフィ香水店(KYPHI PERFUMES)に立ち寄ります。

ガラス細工のデモンストレーション

息を吹き込むと

パーンと破裂しました。

ガラス細工の作品が並んでいます。

香水瓶

バスに戻りました。

未完成のオベリスク (Unfinished Obelisk)

切りかけのオベリスク モニュメント・記念碑

古代の石切り場です。

切りかけのオベリスク モニュメント・記念碑

カルナック神殿のオベリスクを補うため、ハトシェプスト女王の命によって作成中だったと言われています。

切りかけのオベリスク モニュメント・記念碑

ひび割れが発生しなかったら約42mの大きなオベリスクになっていたそうです。オベリスクの作り方がよくわかります。

切りかけのオベリスク モニュメント・記念碑

クルーズ船に戻ります。我々の船は岸から2隻目です。

部屋に入るとバスタオルで作ったワニがいました。

時間があるので、アスワンの街歩きに行きます。

市場へ行ってみます。

八百屋さん

肉屋さん

魚屋さん、淡水魚を売っているのでしょう。

エジプト国鉄のアスワン駅

アスワン駅 駅

スパイス店

いろいろな種類のナツメヤシの実があります。

タマネギを運んでいるロバ

店の飾り付けはラマダンに対するものだそうです。

クルーズ船の中央部分を通過して目的の船に行くことが出来ます。

一番上のデッキにはプールがあります。

岸から遠い船から順に離れて行きます。

外側の船が離れました。

次は我々の船です。

ナイル川の真ん中へ出ます。

同じような船が4隻並んで停泊している様子が見えます。

ナイル川クルーズに出発

ナイル川は川幅が広く、水深も深いことがわかります。

アスワン橋 (Aswan bridge)

橋の下をくぐります。

真下です。

アスワン斜張橋　最大スパン 250m、長さ 977m

ナイル川の近くにだけ緑があります。

ナイル川の右岸を走るエジプト国鉄の列車

建設中の新しい橋

橋の真下

通り過ぎました。

アスワンハイダムの発電所からの送電線

コム・オンボの川岸

コム・オンボ神殿(Temple of Kom Ombo)
この神殿の南側はソベク神(ワニ)に捧げられ、北側はホルス神(ハヤブサ)のために建てられた二重神殿になっています。

この神殿はプトレマイオス朝時代に建てられ、ローマ皇帝アウグストゥスの時代に完成しました。

古代エジプト暦のレリーフ

ハヤブサの頭を持つホルス神が、プトレマイオス朝時代のファラオに、勝利の湾曲した剣と永遠の生命を意味するヒエログリフを授けています。

ホルス神の前のクレオパトラ3世とクレオパトラ2世

古代エジプトの手術器具と出産椅子(birthing chairs)に座る女性

ナイロメーター（Nilometer）

ナイル川の水位を測るための大きな井戸で底には階段があります。

コム・オンボ神殿の隣にあるクロコダイル博物館へ行きます。

クロコダイル博物館（The Crocodile Museum）
2012年に開館した博物館です。

メイン展示室には、ナイルワニのミイラが展示されています。

考古学者たちはこの遺跡で多数のワニのミイラを発見しており、その中にはプトレマイオス朝時代（紀元前305～30年）に遡るものもあります。

最も長いワニは体長4.30m、最も小さいものは2mとのこと。

ソベク神はワニの姿で描かれるか、もしくは太陽の円盤と2本の長い羽飾りが付いた雄羊の角の頭飾りをかぶったワニの頭を持つ男の姿で描かれます。

明日はエドフのホルス神殿へ行きます。