2025/02/08 - 2025/02/12
2110位(同エリア24254件中)
カロリーメイトさん
- カロリーメイトさんTOP
- 旅行記40冊
- クチコミ7件
- Q&A回答2件
- 100,658アクセス
- フォロワー16人
旅行時期: 2025年 2月8日(土)~12日(水)
旅の形態: 女一人旅
航空会社: タイ航空
ホテル: Punnawithi駅のARNI Skye Hotel(おすすめ)
【人を惑わす魅惑の食べ物カオニャオマムアン】
皆さんはかつて日本のコーヒーショップDOUTORで、何を血迷ったか一時期"南国タイのおはぎ"ことカオニャオマムアンが売られていたのをご存じだろうか?
カオニャオがもち米、マムアンがマンゴーを意味するこのローカルスイーツは、タイっ子も大好きなポピュラーな一品で、直前に純白の甘塩っぱいトロトロのココナッツソースと炒り米をふりかけて食べるのである。
私は木更津アウトレットの帰路のDOUTORで、偶然にも"東南アジアの誘惑"とでも例えるべき魅惑の味&食感&香りに出会ってしまって以来、寝ても覚めてもカオニャオマムアンが心の中にいる状態になってしまい早数年…。
「これはタイまで足を運んで本場の味を体験をするまで死んでも死に切れねぇや!」と思い、気がついたらバンコク行きの往復航空券を握りしめていた。
この旅行記は、寄生虫にコントロールされたカタツムリよろしく、カオニャオマムアンを愛しすぎてしまいバンコク旅行の間も常にカオニャオマムアンを食べながら生きていた一人の女の旅の物語である。
旅程表:
2/8(土)
17:12 スワンナプーム国際空港到着
・mango starのカオニャオマムアンを購入
→1st カオニャオママアン(旨すぎ問題発生)
2/9(日)
ベルトラのツアー
・メークロン市場
・ダムヌンサドアク水上マーケット
→2nd カオニャオマムアン購入(ぬるくて微妙)
・ザ・ツインタワーホテルのビュッフェランチ
・アユタヤ遺跡
(ワット・ロカヤスタ、ワット・ヤイチャイモンコン、ワット・マハタート、ワット・プラシーサンペット)
エレファントライディング
~夜~
サイアム駅のセントラルスクエア
・ソンブーンでディナー
・ドリアン専門店 Duri Buri
・トンロー駅 メーワリー
→カオニャオマムアンの聖地にして楽園
2/10(月)
自由行動
・ワットパクナム
尼僧と奇跡のお寺ランチ(尊い🙏)
・ワットアルン
→タイの民族衣装への憧れが募る、そして翌日…
・ワットポー
・ワットパクナム
・カオニャウオ ゴ パニット
→旧市街の歴史の染みた(?)カオニャオマムアン
~夜~
・サララッターナコーシンで孤独のグルメ
→イーグルネストバーで写真を撮るだけ
・ワットアルン ビューポイントで写真撮影
・9 Check in Punnawithi Massage
→ホテルの帰り道で偶然見つけた、隠れ家にして最高なホスピタリティのマッサージ店(タイ人の受付マネージャーが優しくてイケメン)で極上フットマッサージ
…この頃からカオニャオマムアンに飽きはじめる
2/11(火)
・ワットアルンでタイの民族衣装を着て写真撮影
レンタル衣装はUnique Costumes(お姉さんかわいい)
→カメラマンから突如カオニャオマムアンを授かる
・ゴーアンカオマンガイ プラトゥーナム
・ガネーシャ様とトリムルティ様の寺院
・セントラルワールド
→ジムトンプソン、フードコート、パンピューリ
…暴飲暴食によりこの辺りでお金が底をつきはじめる
・9 Check in Punnawithi Massageに再来
→アロママッサージで昇天&大人のヤングイケメンマネージャーに流れで空港までのタクシーの手配を手伝わせてしまう(御礼はシーフードヌードル、しかもBig sizeよ!)
・スワンナプーム国際空港に無事に到着、そしてタクシーの中でタイシックになり謎の涙をホロリと流す
→空港のレストラン兼バーで人懐こい可愛いタイ人の女の子と友達になる
帰る頃には、連日の度重なるテイクアウト暴食が原因で正直カオニャオマムアンにも飽きてしまったが、最高に楽しい旅になった、コップンカーップ!!
終わり
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩 バイク
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2月8日(土)
成田空港~バンコクまでのフライト
11:45発、17:05着
「日本で試作した偽物のカオニャオマムアンなんて興味ない!本場のカオニャオマムアンが食べたい!」
そんな欲望から始まったこの旅。
果たして、私は何皿の感動で心震えるカオニャオマムアンに出会えるのだろうか?!
完熟マンゴーのように、この旅への期待度がもはや最高潮に。その時に空から撮影したのがこの一枚。
タイの家々を眼下に捉える最中、この家々の台所にもまだ見ぬカオニャオマムアンがあると思うと興奮でドキドキした。 -
きたよきたよ!!
こちらはスワンナプーム国際空港に到着して、初めて顔を合わせたカオニャオマムアン。
mango starというお店だった。
ちょうどレートが良いとされるカシコン銀行に立ち寄る道すがら見つけた小さな奇跡。
結論、ファーストコンタクトも手伝い贔屓目もあるだろうが、ここのカオニャオマムアンはマンゴーは普通だったが、何よりも餅米がツヤツヤしていて舌の上でダンスするようで、めちゃくちゃ美味しかったのを記憶している。
到着ゲートから出て地下2階だった気がする、是非カオニャオマムアンマニアにはお勧めしたい一皿。 -
2月9日(日)
ベルトラのオプショナルツアーを予約して、早朝からメークロン市場へ。
朝が超絶苦手な私にとって、ホテルのロビー6時集合は試練以外の何物でもなかった。必死で目をこじ開けた。
メークロン市場は、日本のローカルな駅かと見間違うくらい日本人のツアー客でごった返していた。
市場すれすれに列車が走るタイのローカルな風景が見どころな観光地らしい。
余談であるが、3日目以降に自分も例に漏れなくなるのだが、日本人はみんなゾウ柄のタイパンツを履いているので分かりやすかった。 -
メークロン市場
反対側の市場の中を電車がすれすれに通る線路では、欧米やヨーロッパ、南米からの観光客もよく見られた。 -
市場にはドリアンなどの果物、タイコーヒー、魚、雑貨、洋服などありとあらゆるものが置かれていた。
特に物価は安いとは感じられなかったが、私はヤードムが好きなので一回購入。
後でガイドの女性に「おばあちゃんみたい!」という言葉の洗礼を受けることになろうとは。 -
メークロン市場
果物や魚や雑貨や服や…何でもあるが観光地プライスのように感じれた。
2025年の今や円安の影響で、今やタイバーツはそんなに安く感じられないのは私だけだろうか? -
…エイだろうか。
「えいえい、おー!!!」 -
観光客は電車の到着を待つ。
アナウンスが流れると蜘蛛の子を散らすように、だが同時に慣れた手つきで露天の屋根を折りたたみ、売り物を引き上げる地元の人々。
そうこうしないうちに、電車が線路の上に顔を出す。
って、危ないッッッ!!!
日本だったらアウトなくらい、この電車はめちゃくちゃギリギリに通るのだ。
みなさんもメークロン市場で観光の際は、電車に近づきすぎないようにご注意あれ。 -
色鮮やかなメークロン市場を駆け抜ける電車。 電車の中に乗って市場を見下ろすスタイル...
観光客は首を長くする、電車の到着を待ち焦がれて。 -
メークロン市場を駆け抜ける電車はかなりアグレッシブで、私たちの鼻スレスレを走っていて非常に危なかった。ちょうど千と千尋の神隠しで、お湯屋のなめくじ女のリンがエレベーターでへばる千に対して「鼻がなくなるよ」と言い放つシーンが脳裏に浮かんだ。
-
ダムヌン・サドゥアック水上マーケット
メークロン市場を後にして、今度は水上マーケットに。
私はここがその日の観光の中で一番面白かった。 -
船上で料理する器用なお母さん。
春巻きも美味しそう!
水上マーケットの食事を食べたが、特に健康面で不調が出ることはなかった。 -
これはカノムブアン。
タイスイーツが大好きな私は是非とも挑戦したかったのたが、水上マーケットはすぐに購入の決意を固めないと、船はすぐに通り過ぎてしまうのでスピードが命とも言える。 -
お母さんのサテも美味しそうだなぁ~
さて、次のお店はっと。
ここでも実はカオニャオマムアンを食べたのだが、足場の安定感の悪さもありうっかり写真を撮り忘れた。
食レポをすると、まず餅米が生ぬるくてマンゴーも微妙な味わいだった。カオニャオマムアンを美味しく感じさせる要素の中に、温度は一つの大きなキーワードかもしれない。
以上、カオニャオマムアン研究所より。 -
これは買って大正解なもの!
-
そう、ココナッツアイスだ。
私は日本で食べるどんな高級アイスクリームよりも、このタイの水上マーケットで食べたこのアイスクリームが至高だった。
ココナッツアイスの上に咲く可憐な蘭の花。
ココナッツミルクを吸って生き生きと。 -
ムカデの夫婦、ってこりゃまたデカい!!
ムカデは一匹いると、近くにもう一匹いるようだ。おしどり夫婦、おしどりムカデ。 -
涼しいホテルの中でランチビュッフェをいただく。
バレンタインデーにほど近く、ロビーには何とも可愛らしいピンクの薔薇で形成された特大テディベアーの姿があった。 -
待ちに待ったランチビュッフェ。
ほとんどが日本人のツアー客だった。
ここはカオマンガイが有名なホテルなのだそうで、ちょうど前の方にカオマンガイ係の人がいて、注文をしたらお客さんの目の前で作ってくれるスタイルだった。
カオマンガイは蒸し鶏が柔らかくて、生姜のピリリと効いた味噌ダレも絶品で2回もおかわりしてしまった。 -
ココナッツファーム
水上マーケットを後にして、ココナッツファームに。
ここはココナッツシュガーのできる過程を学べる施設となっている。
まさか、ココナッツシュガーがサヤの中に包まれたココナッツの花の蜜からできていようとは。 -
これがサヤに包まれたココナッツの花。
粒々が気になる存在。
ウォーリーをさがせみたいに、一つ一つを細部まで見てしまうから不思議。 -
ココナッツファームにいた眠り犬。
-
かわいい。
ココナッツシュガーを食べて太ってしまったのかも? -
ココナッツファームで飼われていた。
ここでは、ヤングココナッツのジュースも別途料金を支払い飲むことができて美味しかった。
飲み終わったらお店の人にココナッツを渡して、真っ二つにナタで割ってもらい、中のプルプルの果肉を食することができた。 -
アユタヤ遺跡
とにかくタイの午後は暑かった。
アユタヤ遺跡はなかなか自身の理解の範疇を超えてくるため、感想を割愛させていただく。
ここは有名なストリートファイターにも登場する遺跡なのだとか。余談だが、アユタヤは虫が多いことでも有名らしい。 -
遺跡犬
-
お目覚めの遺跡犬
-
もうどこがどの遺跡が忘れてしまったが、壮大であったことには変わりはない。
-
ワット・マハタート
こちらがアユタヤ遺跡で一番楽しみにしていた。
さすがに美しかった。
ビルマ軍がこの頭部を持ち去り忘れてくれてよかった。
木の根っこが守ってくれてよかった。 -
みんな大好きロティーサイマイ!!
アユタヤ名物なのだそう。
パンダンリーフで色付けされたクレープに細い飴細工を自分で包んで巻いて食べる新感覚スタイル。 -
アローイ(飴がファサッ)
ローランドの毛束のようだった。 -
アユタヤのエレファントライド
別途料金を支払い、川の中まで入ってくれるコースにした。 -
チップを器用に鼻で掴み、象使いに渡していて驚愕だった。
-
つぶらな瞳
-
赤ちゃんゾウは意外と目がコワイ
-
最後の4箇所目のアユタヤ遺跡観光をして、オプショナルツアーは幕を閉じた。
-
ここの仏像はちゃんと頭部が残っていて保存状態が良かった。
-
この光は偶然。
神々しくて、一瞬の輝きにコップンカーップ… -
全てを包み込んでくれるような柔和な微笑み。
-
タイには謎の鳥がいる。
鳴き声が「フォーーー!!」みたいな空飛ぶリコーダーみたいな鳥が。
多分この人。
ガイドさんは「恋人を呼んでいる^_^」と可愛いことを言っていた。 -
ナーガ神、私の好きな神様。
-
オプショナルツアーの解散地はサイアム駅だった。
若者の熱気と激しさを全身で感じる眠らない街、サイアム。大型ショッピングモールが多数ある都会のエリア。
待って、これ日本よりも都会じゃない?カルチャーショックを受けて眩暈がした。 -
サイアムのショッピングモール内にあるフードコートでは、プーパッポンカリーで有名なソンブーンが。中華系のお客さんが多かった印象。
お子様も大好き、ふわとろ卵の優しさに閉じ込めれた蟹の末路、プーパッポンカリーはタイ料理界のアイドル!!もちろんパーフェクトない美味しさだった。 -
ここのプーパッポンカリーは病みつきになる。
カオニャオマムアンくらい美味しい。
あ~~また食べたい私の中の伝説となれ!! -
Duri Buri
私にドリアンの美味しさを教えてくれた宣教師のような店。ドリアン愛好家によるドリアン愛好家のためのようなカフェ、Duri Bur。
さぁ、みんなで讃えよう、メインキャラクターのPURUを(PARUだったかもしれない)。 -
いま思えば、このクッションはドリアンの美味しさに免じて一個お持ち帰りした方が…いや、するべきだった。
-
PRUだった(大間違い)。
-
おおおお~本当においしいよ、ドリアンアイス!!
くさいのもご愛嬌^_^
PRUのジューシーなエキスたっぷり。 -
マンゴーの美味しさにおいては右に出るものはないと言われるカオニャオマムアンの伝説的な店、メーワリーに行くべくトンロー駅までの道を急ぐ。
-
メーワリー
夢にまでみたメーワリー、感慨深い。
千のマンゴーとなって…ここに私はいません。 -
イートインできるスペースはなく、メーワリーのカオニャオマムアンを3つテイクアウトして、一つをホテルで食した。
マンゴーがトロトロで最高以外の言葉が見つからなかった。糖度が高くまろやかで、芳醇で魅惑的な南国の香り。餅米もツヤツヤしててマンゴーとの絡みも抜群。
きっとこのマンゴーも来世でもメーワリーのカオニャオマムアンとして生まれてきたいと思ったと感じる、そんなハイクォリティーな逸品だった。 -
2/11(火) 旅行最終日
宿泊したARNI Skye HotelからPunnawitihi駅までの道中には、地元の屋台などが立ち並びローカルな雰囲気が漂う。この駅は中心地までは少し離れてこそいるものの、都会の喧騒から離れ閑静な住宅街という印象を受けた。
夜になっても治安もとても良く、安心して過ごすことができた。バンコクの宿泊でリピートしたい街のである。 -
屋台ではフライドチキンや謎のスープなど、地元民のための料理が展開されていた。
-
タイのアイドル、Ban Banというらしい。
イケメンで色白そしてスタイル抜群、まるで韓流アイドルのようだ。顔が最近スマホよりも小さいとは何事か。 -
ワットパクナムに行くためにBang Phai駅に到着。
そこからバイタクの兄ちゃんを捕まえて、寺院の近くまで行ってもらった。兄ちゃんと交渉して20バーツで行ってもらった。
当初ベルトラのピンクガネーシャとの半日ツアーを予約していたのたが、ここに関しては自力でも行けることが判明しツアーをキャンセルして足を運んでみた。
バイタクはこの橋の手前までとのことで、ここで降ろしてもらった。歩くとしたら気持ち遠く、午前中でもとても暑かったので助かった。
バンコクのBTSとMetroは、駅構内に案内も豊富で路線も非常にわかりやすく、旅行中何一つ困らなかった。
券売機も問題なく使えたし、BTSに関してはラビットカードを購入してスムーズに改札を利用できた。 -
エメラルドの寺院ことワットパクナム
-
イチオシ
ここは是非お勧めしたい。
天上界の孔雀が羽を広げたような美しく荘厳な寺院だった。 -
ワットパクナムの壁画
寺院内部に到着して少し経つと、ツアーの日本人のツアーの団体が入ってきた。ここは日本人にとても人気のスポットであるらしい。
寺院内は土足禁止で、入り口のところで靴を入れる袋を貸し出してくれる。最上階が寺院で、その下は博物館や美術館のようになっていた。
平日だったがエレベーターが使えて、スムーズに最上階に辿り着くことができた。 -
時間を出てゆっくり靴紐を結んでいると、このお寺に住んでいるという聡明な雰囲気漂う尼僧に出逢った。
気持ち寺院への寄付をした後、お寺では鯉に餌をあげられるらしく一緒に着いてきてくれた。
ここの鯉は食欲旺盛で、餌を撒くとピチピチと縦横無尽に跳ねまくり、返り水を浴びた際に少し池の水=聖水を飲んでしまった。 -
尼僧からのスペシャルなオファー!!
なんと、ワットパクナムの昼食に招待してくれたのだ。食事の費用は無料だという。
食事の前にはお祈りをして、左手の一段上がったところに並ぶお坊さん達と一緒に、食事の乗ったお盆を一品ずつ両手で一緒に持ち上げた。 -
ワットパクナムでいただいた寺院のお食事。
左手のフィッシュカレーは、スパイシーでパンチが効いていた。見ると尼僧は自身のよそっていない。
どういうことだろうか…。
聞くと辛い食べ物が苦手らしい。大人にも辛いものが苦手な人もいるのだ。
奥のつみれのスープは体に優しいお味で美味しかった。あとは、日本でもお馴染みのカボチャの煮付け、奥の小皿はタロ芋と黒い餅米にココナッツソースがかかったぜんざいのようなデザートだった。 -
まさか寺院で貴重なお食事をいただけるとは。
寺院内の静謐な空気の中、僧侶や尼僧といただく食事。人生で忘れられない体験をさせてもらったと今でも思っている。 -
Little bit…と伝えていたのだが、離席した後戻ってきたらたくさんよそってくれた、合掌。
-
尼僧が、僧侶エリアに突入してモンキーバナナを私の分まで取ってきてくれた。
日本のスーパーで見るバナナとは違いミニサイズで何とも可愛い。味も甘味と酸味のバランスが良く美味しかった。 -
ボランティアの男性が持ってきてくれた謎フルーツのシロップ漬け。このフルーツはなぜか少しの塩味を含み、カリカリとした歯応えのある食感だった。ちょうど日本の漬物のようだ。
世界にはまだ知らぬ食べ物がたくさんあるのだなと思った瞬間だった。 -
尼僧が「瞑想の部屋(?)」に案内する、とのことで着いていくことに。
途中、彼女達の部屋の近くを通りがかり二階に行く。ワットパクナムの深部に来てしまったような感覚に陥った。
祭壇の写真か金の像を見て尼僧が「メディテーションマスター」と言っていた。その横では、生身の僧侶たちが数人読経していた。すごく難しいお経なのだそう。
ちなみに、尼僧はここに入信して何十年(今が70代で入信したのが20代)と経つそうだ。人生の大半を仏様や神様と共に歩む人生も世の中にはあるのだと感慨深かった。 -
僧侶たちの読経
-
金箔が貼られた象の像
ここでも寄付金を入れる箱があり3種類から選べたのだが、私は尼僧に指示されるがまま「食事」の箱にお金を入れた。 -
おそらくワットパクナムで飼われてるニャン。
触ろうとしたら、ミシュランマンみたいなふわふわの白いオテテで猫パンチされて振り払われてしまった。 -
念願叶ってTHB10硬貨のワットアルンに足を踏み入れる。日本で言うところの平等院鳳凰堂のようなものだろうか。
イサラハップ駅からバイタクに乗ってたどり着いた。
初めて近くで目にしたとき、その陶器の模様の精密さに驚いた。このワットアルンは誰が何の目的でいつ創られたのがまだ分かっていないそう。
まるで、東南アジアのピラミッドのようだ。 -
お花が咲くタイルの模様が可愛らしく、塔の上の王子様と白馬も素敵。どことなく東南アジア版のイッツアスモールワールドのようなメルヘンチックな世界観だと感じた。
ワットアルンでは観光客が優雅で彩豊かなタイの宮廷衣装を身に纏って、悠久の時を経てきた建造物と一緒に自身の"生"残しておこうと思い出作りに余念がない。
そして、私は強く思った。
私も皆の同じようにここでタイの宮廷衣装をこの身に纏って記念撮影したいと!!
現地のタイ人から日本で言うところの京都の変装舞妓のようだと思われたっていい、だって私はこの優美なワットアルンの姿に一目惚れしてしまったのだから。
結果、翌日またここを訪れるのだった…。 -
ワットアルンの守護をしている。
神社の狛犬のいとこかもしれない。 -
対岸に向かうべく渡し船を利用した。
片道THB5と良心的。
チャオプラヤー川で水浴をするワットアルンも趣がある。 -
船内はこのように座席も両端に設置されていた。
-
美しい暁の寺院、ワットアルンを後にしてお次はワットポーへ。黄金に輝く涅槃像に感嘆のため息をもらす。
-
イチオシ
体勢だけで言うなれば、土日に部屋でくつろぐ自身のシルエットとそう変わりない。
バチが当たりそうだから、これ以上書くのはやめておくことにする。 -
ここではTHB20を寄付して、108の煩悩を捨てるためにズラリと堂内に並べられた鉢に一枚ずつコインを入れていく。
途中指が明らかに2枚か3枚のコインが誤って滑り落ちて鉢の中に落下してしまったのだが、必死に気付いていないという自己暗示をかけた。
結局鉢の数とコインの数はちょうど同じ数ではなく、案の定、一番最後とその手前の鉢だけ大量のコインで溢れていた。人々の"なんとか丸く収めたい"という世界共通の煩悩を見て感じ取れた。
また、無心でコインを鉢に一枚一枚全集中して入れていると、目の前に急にコインを欲しがる老いた手が現れた。驚いて顔を上げると、素っ頓狂な顔をした欧米系のお爺さんがこちらを見ていた。
聖なる堂内での体を張った上級者向けジョーク。まるでタイ版ミスタービーンみたいだったが、一言言わせてほしい。
どうしようもないけど、面白かった。 -
ワットポーとワットプラケオは目と鼻の先。
翡翠でつくられた仏像は神々しかった。ここは観光のルールが他の寺院と比べ厳しく、堂内の写真撮影は禁止されていた。
堂内ではタイミングよく空いた前の方に座り、少しだけお祈りをした。信心深いタイの人々が一心に祈りを捧げている姿が美しかった。 -
ワットプラケオの外にあった金箔の仏像。
-
ディナー前にカオニャオマムアンタイムを挟むのがカオニャオマムアン狂の日常と言っていいだろう。
もう体がカオニャオマムアン無しでは生きられないのだ。
ここは旧市街にあるカオニャオマムアンの名店、その名もカオニャウオ ゴ パニット。
あのトンロー駅に店を構えるメーワリーと肩を並べる実力店らしい。
テンションが上がりスイカジュースも一緒にオーダー。肝心のカオニャオマムアンというと…はい、これは間違いなく美味しい。
爽やかな香りと、自身の口の中で作り出すフレッシュジュースと言わんばかりの瑞々しい南国の果汁が口いっぱいに広がるマンゴー。
餅米も真珠のようにツヤツヤピカピカ。
カオサンロードがバックパッカーの聖地なら、この店はカオニャオマムアンマニアのサンクチュアリーだ。 -
一人でお洒落なレストランでディナーを目論む。
サラ ラッターナコーシンは、食事をしながらワットアルンが黄昏から宵闇につつまれる姿を優雅な時間の流れと共に楽しむことができるという。
ただ、入り口がかなりわかりにくい。
どうやら、こちらのスラム街のような路地の奥にあるようだ。 -
とんでもない敵が立ちはだかる。
それはフワフワのグレー毛で覆われ、ニャ~んと甘い声で誘惑するセイレーンのようだ。
港も近いからか、多くのニャンズを見かけた。
ちょうど別の店から出てきた別の観光客が、この愛しい刺客の姿を見てスマホを取り出し撮影しようとしたので、一瞬の隙をついて逃げ出してきた。
バンコクの無料のネコカフェだ。 -
サラ ラッターナコーシンへは20分も早く着いてしまった。まだ客は誰も来てない。
親切なウェイターが早めに入って店内を自由に撮影して良いと言う。その朗報を鼓膜が感知するや否や小躍りし、レストランのあらゆる角度から美しいワットアルンの姿を暫しプライベートな空間と共に楽しむ。
こちらは2階の室内。
大きな窓から見えるワットアルンも格別だ。 -
予約していたバルコニーの自席からの眺め。
…最高だった。
まるで人生の全てがうまくいっているように感じられるブリリアントな瞬間だった。
ここのウェイトレスも親切に写真を撮ってくれた。
一人旅は頼まないと誰からも写真を撮ってもらえないという難点があるのだが、その問題を見事に解決してくれた。若い女性だったからか、ポーズの指導もしてくれて有り難かった。
ウェイターの男性も行き届いていて「写真を撮りたかったらいつでも呼んでね!」と言ってくれて、素晴らしい接客であった。 -
チャオプラヤー川に黄金の夕陽が沈む。
-
太陽が沈み、ワットアルンがだんだんとライトアップしてきた。
-
宵闇に包まれるワットアルン。
-
近くで見る細密さ、遠くから見る壮大さ。
遺跡の二刀流、それがワットアルンだ。 -
ディナーの後は、レストランの最上部のバーから宵闇に咲くワットアルンを拝む。
まさにチャオプラヤー川に咲く月下美人のよう。 -
レストランを後にし、ビューポイントに移動。
あらゆる国籍の観光客にワットアルンを背に写真撮影をしてあげた。私がワットアルンにできる恩返し、それは入場料と他の誰かの写真撮影なのかもしれない。 -
最後の締めにクレイジーマンゴーが訪れたのは、トンロー駅にあるメーワリーとは反対側の出口にあるカオニャオマムアンの名店、Nings Mango Stand。
ただ、ここではカットマンゴーのLサイズのみ注文。もう米を胃袋に入れる余力が残されていなかったのだ。このマンゴーはメーワリーよりも大ぶりで、口に入れるとアラ不思議。
三ツ矢サイダーのように完熟マンゴー特有のシュワっと感を感じられた。マンゴーの質は間違いなくメーワリーで、箱入り娘マンゴーという感じだ。
ただ、Nings Mango Standの方は酸味と少しのワイルドさを感じるお味で大きさも相まってこちらも全然アリだと感じた。 -
超おすすめしたい隠れ家的マッサージ、9 Check in Punnawithi Massageを是非紹介させてほしい。
今回ホテルがバンコクの中心地から離れたプンナウィティ駅という閑静な住宅エリアにあったのだが、まさかこんなに素敵なマッサージ屋がホテルの帰り道にあるとは。駅から約10分強のところにある。
店内からマッサージ師の女性が「微笑みの国タイ代表」とも言わんばかりの優しい笑顔を向けてくれて前日から気になっていたのだ。
疲労困憊の体を引きずり、気がついたら私は店内のソファに足を投げだしフットマッサージを受けていた。
1時間 THB300と値段もgood。
まさにとろけるような至福の時間。
何度意識が飛んで眠りの世界に誘われそうになったことか。程よい指圧、謎のスースーするクリーム、全ての力加減が完璧で足の世界に平和と調和をもたらした。
私は英語がそんなに話せないが、受付の若い男性(のちにオーナー兼マッサージ師と判明する)とマッサージ師の女性達とのコミュニケーションはスムーズだった。
「また明日も行こう…!」
そう固く決意した瞬間だった。 -
店内はこのような感じ。
決して広くはないが、清潔でリラックスできる空間だ。
施術後は温かいハーブティーとミニサイズのペットボトルのサービスがあって、心ほぐれるホスピタリティを感じた。 -
メニュー表はこちら。
私はフットマッサージとアロママッサージ60分を体験してみた。アロママッサージは4種類のオイル(ローズ、ココナッツ、レモングラス、ラベンダー)から選べるのが楽しかった。私はレモングラスを選ばせてもらった。
アロママッサージも最高で、1時間では足りないくらいだった。 -
場所はここだ。
駅から少し距離があるが、一本道なので迷うことはないだろう。
バンコク在住者がうらやましい。
私だったら提供された店のスタンプカードがすぐに埋まるだろうと確信した。
店内は混雑しているわけでもなく、かといってお客さんが常にいるように感じた。地元の利用客から支持されて愛されているような印象を受けた。
またバンコクに訪れたら足を運びたい店の一つだ。
最初に受付のアルバイトだと勘違いした若い男性が実はオーナー兼マッサージ師ということが最後に発覚したサプライズ有り。とても感じが良く親切で、タイのイケメンだった。 -
2月11日(火)
タイ旅行も早いもので最終日となってしまった。
バンコクの変装舞妓となるべく、早朝からチャオプラヤー川を渡るアラサーの女がそこにはいた。 -
Unique Costumes
レンタル衣装の店に到着した。
店内には看板猫のシャム猫が。
ワットアルンでタイの王室の民族衣装を着て写真を撮りたいと思い、店内は冷房が効いてて涼しく快適。
衣装150バーツ、ヘアセットTHB 50、傘THB 50、カメラマンTHB 1,500、THB1,750
アクセサリーは含まれていた。
着付けとヘアセットしてくれたキュートな女性もとても親切で終始楽しい時間が過ごせた。
カメラマンのエイさんも1時間の間で驚くほどたくさんの写真を撮ってくれ、おまけに自身では苦手とするポージングも指示してくれるので色々と助かった。
ワットアルンでこのような素晴らしい体験ができて大満足だった。これからバンコクに行く予定があるのなら一生の思い出になること間違いないので、是非とも体験してみてほしい。 -
着付けの後のヘアセットの風景。
タイの王宮の衣装は自分で好きなカラーを選ばせてもらえる。 -
少し気恥ずかしいが、このような魔法のようなアングルの写真をたくさん撮影してくれる。
撮影した写真は即日USBを繋いでデータ転送してくれるから安心だ。 -
写真撮影のコツは、恥も外聞も捨て、ただただワットアルンと己とカメラマンの繰り出すポーズの指示に耳を傾け、ロボットのように動くことである。
-
さすが年がら年中観光客と共に一緒に映えスポットを練り歩く熟練カメラマンなだけある。
昨日は気が付かなかったワットアルンの最深部や「え?!ここにも道が?!」みたいな場所に連れて行ってくれた。
ただの記念撮影だけではない、ガイドブックには載っていないワットアルンの魅力を知ることができるオプションであるので、皆さんに是非とも勧めたい。 -
ワットアルンは本当に暑いので小まめな水分補給は必須だ。カメラマンがペットボトルを持ち歩いてくれて、割と高頻度で手渡してくれたので、衣装の効果も相まってドラマ撮影中の昭和の大女優にでもなった錯覚に陥った。
-
これはお気に入りの一枚だ。
ただ、私はハイヒールのレンタルを忘れてしまったので画竜点睛を欠くで足元が非常に残念であった。
写真撮影の際は、ハイヒールを持って行くかレンタルするのがベストであろう。 -
カメラマンは一瞬の人通りがなくなる瞬間を見計らって写真撮影してくれる優れ者。
できれば、比較的人の少なくて涼しい朝イチに行くのがいいだろう。次回は別の色で是非写真撮影をしてほしいところだ。 -
別のカメラマンが他のお客さんの写真撮影をしているときに、撮影場所待ちのときに撮影した一枚。
獅子の赤ちゃんの八重歯が可愛かったので。 -
レンタル衣装屋に着いたらシャム猫が起きていた。
名前を聞いたが、タイ語で全然聞き取れなかった。
Unique Costumeでは素晴らしいタイの王宮の衣装を身に纏ってワットアルンを散策できて大満足だった。
ここのカメラマンのエイ(メークロン市場で売り物のエイを思い出した)はとても優しい男で、私がタイに着いて間もないのにカオニャオマムアンを暴食した武勇伝を話したら、着替え後外に出たらまさに今、外の屋台で買ってきたであろうテイクアウトのカオニャオマムアンをプレゼントにとくれた。
…実はもうちょっと飽きてきたとも言えず、満面の笑みでコンプンカーップ!!!!を言って、後でチャオプラヤー川を眺めながら外で美味しくいただいた。 -
名残惜しくもワットアルンを後にして、ピンクのカオマンガイで有名なゴーアンカオマンガイに。
300円もしないでこのクォリティのカオマンガイが食べられるなんて、信じ難いにも程がある。
蒸し鶏はフワフワで、ご飯にも米の一粒一粒に鶏の出汁が染み込んでいる。
この時私は既に気がついていた…、
この国に心を強く鷲掴みにされている自身の心に。
私はタイが大好きです。
旅行期間の心の充実度はとにかく高かった。 -
Ganesha Shrineと呼ばれるCentral worldという大型ショッピングモールの目の前にあるお堂。
ガネーシャ神にはマリーゴールドを。
学生の参拝客が多かった。
一人の女学生が熱心に参拝した後、ガネーシャ神の傍らに寄り添うネズミの像の片耳をふさいで願い事を伝えていた姿が印象的だった。 -
トリムールティの祠
ガネーシャ神のすぐ隣にあるお堂。
恋愛の神様だという。
お供物は薔薇の花だった。 -
Central world内で人生初となるドリアンを体験した。
これぞ果物の王様とも言うべき貫禄が口の中いっぱいに広がった。烏骨鶏の卵黄のような濃厚な舌触りと芳醇な甘味、人々から敬遠されるスカトール含まれる臭いでさえもこのドリアンの前では美味しく食べる為の起爆剤にしかならないのであった。
予想を遥かに上回る美味さで、今まさにこの旅行記を書きながらも画面越しに手を伸ばして口に入れてしまいたくなる程また食べることを強く望んでいる。 -
旅の最後の観光は、このエラワン祠だった。
スカイウォークを歩いていたら、タイの人々が密集している場所があるなぁと思いる下に降りてみた。
何でも願いが叶うと御利益があると言われるこのエラワン祠。心願成就した人は舞や歌を奉納するようで、御礼参りの列も結構できていた。
タイの人々はとても信心深い。
祈る姿勢にそれは表れていると感じる。心から発せられる想いのパワーが身体から溢れているのだ。
私も心の中で、今回の初めてのタイの女1人旅が何事もなく終わりを迎えられそうなことに感謝の意を唱えた。
余談且つ前生地で既出だが、この後はプンナウィティ駅にある例の9 Check in Punnawithi Massageに2回目の訪問を果たし、レモングラスのアロマオイルマッサージを受けた。
施術後、こちらで心優しくて明らかに仕事ができるオーナーの力を頼り、Grabの最終奥義とも言うべき無料の電話機能でタクシーの運転手と直接話してもらい、スワンナプーム国際空港までのタクシーの配車をヘルプしてもらった。
「あの恩は忘れないぞ…!」
コップンカーップ…(祈りのポーズ) -
最後にありがとう、タイ。
拙い文章であったが、最後までお目通しいただいた皆様に感謝の意を示したい。
私は一人旅が好きだ。
その時の年齢や価値観や従事する職業、メンタルのコンディション等が絶妙に絡み合い起因し合って、魂から発せられる周波数に引き寄せられ、それに相応しい人々や場所や食べ物や未知なる体験、その後の人生を180度根底から変えてくれるような新しい出会いを生み出してくれるからだ。
タイ旅行は言わずもがな最高だった。
やはり勇気を振り絞ってあのとき航空券を買ってよかった。皆様にも素敵なタイの思い出がでることを願い、このページの幕を閉じることにしようと思う。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
バンコク(タイ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
112