
2025/01/25 - 2025/01/31
227位(同エリア319件中)
公共交通トラベラーkenさん
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2025年1月25日(土)~31日(金)までの7日間で三重県と和歌山県をぐるっと周遊してきました。旅のメインは熊野三山詣でになります。今年1年が素晴らしい年になりますように、日本屈指のパワースポットを練り歩きます。その他にも素敵な近代建築を見学したり、面白い宿に泊まったり、レトロな風情の残る街並みを散策したり、かなり盛りだくさんの1週間になりました。
旅行記その2は、紀伊半島を一気に南下して熊野市の観光になります。世界遺産熊野古道を少しだけあるいたり、海に面した断崖の岩場を歩いたり、巨石信仰の名残のような不思議な神社を参拝したり、盛りだくさんです。さらに三重県から和歌山県に渡って新宮市の近代建築も見学しておきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝6:00にチェックアウト。楽しい旅館泊でした。
まだ外は真っ暗です。 -
伊勢市駅からJR線に乗って移動します。
伊勢市駅 駅
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多気駅でJR紀勢本線新宮行に乗り換ます。
多気駅 駅
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約3時間の電車移動で、三重県の南部にやってきました。
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このあたりは複雑な海岸線が続いているので車窓観光が結構楽しいです。
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熊野市駅に到着しました。
熊野市駅 駅
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熊野市観光公社・観光協会で大きな荷物を500円で預かってもらいます。私達はちょど小銭がなかったのでこちらになりましたが、通りを挟んだ向かいにある民泊(わがらん家 -えんつなぎ-)の店先にコインロッカーもありました。値段は同じです。
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記念通りという道を進みます。1940年、皇紀2600年を記念して作られた道なんだそうです。
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歴史を感じさせる店構えが点在している通りです。
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すごい行列ができています。お祭りが開催されているようです。
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大量のサンマがつるされていました。
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一夜干しくらいの乾き方ですかね。
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サンマを1人に1本配布するイベントが行われているようです。
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歩道に沿って大量のサンマが吊るされていました。
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仮設の椅子とテーブルでもらったサンマを焼いて食べるみたいです。なかなかおもしろいイベントです。私達は観光のスケジュールが詰まっているので並ぶのは諦めるしかありませんでした。すごい行列だったので並んだとしても品切れでもらえなかったでしょう。
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先に進みます。いい感じの菓子問屋があります。小売もしているようです。
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世界遺産熊野古道館。
紀南ツアーデザインセンター 専門店
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この建物はこの地域の代表的な林業家だった初代奥川吉三郎氏が明治時代に建築した私邸で平成16年に市に寄贈されたものです。
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色々と古いものが陳列されています。
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先ほど見てきたサンマの行列はこの「さんま祭り」だったようです。偶然祭りの当日に立ち会えてラッキーでした。
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熊野古道 松本峠 木本登山口の入り口の標識がありました。
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世界遺産熊野古道に足を踏み入れます。
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割りと急な石畳の坂道が続きました。
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熊野古道 松本峠 に立つお地蔵さん。
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熊野古道 松本峠 東屋からの眺め。七里御浜が一望できます。
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鬼ヶ城センターに降りてきました。
鬼ヶ城センター グルメ・レストラン
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ここから海岸線の断崖に作られた遊歩道を歩きます。
鬼ケ城 自然・景勝地
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鬼ケ城という名称がピッタリの荒々しい風景が続きます。
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落ちたら死にます。
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そしてうっかり足を滑らせたら簡単に落ちそうです。しかも柵が所々サビて折れています。
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絶景です。
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晴れてよかったです。
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不思議な形の岩がたくさんあります。それぞれ名前がつけられています。
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これは蜂の巣だったかな。
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見晴らしの良い岩場の上に弁天神社がありました。
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鬼ケ城の西側に出てきました。「鬼ケ城西口」という食堂があったのですが、この日は営業終了していました。
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民家が密集して建つエリアにやってきました。海の近くではこういう集落をよく見かけます。
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木本神社。
「安政2年(1855年)徳川御三家の紀州藩直轄から新宮城主・水野氏に知行替えが交付された際、木之本村周辺住民の猛反対(安政の村替騒動)が起こり、当時の藩士吉田庄太夫の尽力により知行替えは中止された。境内には庄太夫を称え、吉田大明神の石祠が祀られている。」とのこと。木本神社 寺・神社・教会
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お祭りがあったのでしょうか、神輿倉庫が空いていました。
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片岡シェーク店というお店で昼食にします。レトロな雰囲気の店構えがいいですね。
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店内もレトロで地元の人たちの憩いの場という感じです。
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ラーメン大盛り。
あっさりしたスープが大変美味でした。 -
ハンバーガー2種類。エビチリとヒレカツです。どちらも大変美味でした。
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食後にシェイク。懐かしい味で美味。面白いお店に入ることができて良かったです。
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旧酒甚旅館。酒甚旅館は明治の初期に開業し130年の長きに渡り木本の宿として多くの旅人をもてなしてきたそうです。
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この通りには古い建物が散見されます。
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酒屋の看板も歴史を感じさせます。
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地図で見ると県道 204 号木本港熊野市停車場線と書かれています。かつて紀勢線は紀勢東線が尾鷲駅まで、紀勢西線が木本(今の熊野市駅)までで途切れていたそうです。その間を結ぶ輸送機関として木本(熊野)と尾鷲の間は「巡航船」で結ばれていました。この道は熊野市駅から木本港(先程の鬼ケ城の出口あたりにある港)を結ぶ重要な道でした。
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当時の幹線道路だった名残りが今でも通りの古い建築に残っているわけです。
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細い路地に入ってみます。
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なかなか風情のある看板です。
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婚礼着付もやっているみたいです。
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ちょっと洒落た作りの家がありました。立正佼成会 松阪教会南紀支部と地図にあります。
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味わい深い路地がいっぱいあります。このあたりの区画をぐるぐるあるき回って見ます。
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煙突発見。これはきっとレトロな銭湯があるに違いない。
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すでに廃業してしまっているようでした。銭湯の場合「廃湯」というらしい。
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熊野代官所跡という看板がありました。大きな黒松があり樹齢は約300年といわれていたそうですが、松食い虫の被害が原因で枯死してしまったそうです。枯れた根本だけが残されていました。
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天理教南紀大教会。
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井戸区民会館。井戸川にかかる亀齢橋の袂に建っていました。
井戸川を渡って海岸方面に進みます。 -
獅子巌。
獅子岩 自然・景勝地
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井戸川上流にある大馬神社の狛犬とされている岩です。大馬神社には今も狛犬が置かれていないそうです。
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続いて花窟神社です。
花の窟神社 寺・神社・教会
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イザナミノミコトとカグツチノミコトが祀られています。
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神話ではイザナミは火の神であるカグツチを産んだ際の火傷が原因で死んで、「紀伊国の熊野の有馬村」に埋葬されたとあります。それがここ花窟神社であると言われているそうです。
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参道の林の中を進むと御神体の巨岩がそびえています。
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神体の巨岩の麓にある「ほと穴」と呼ばれる大きな窪み。伊弉冉尊の葬地であるとされています。
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イザナミの巨岩の反対がにカグツチノミコトが祀られている祠と岩。
熊野地方に今も残る自然崇拝(巨石信仰)の迫力を生で感じることができました。プリミティヴで凶暴なパワーに圧倒される場所です。 -
境内社の稲荷神社・龍神神社があります。ご利益は商売繁盛と開運・金運。この俗っぽさにホッとします。
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道の駅 熊野花の窟
道の駅 熊野 花の窟 道の駅
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いざなみ米のお綱もち(こしあん)購入。いざなみ米という古代米を使っているそうです。お餅を食べながらバスを待ちます。
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約40分間のバス旅です。
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熊野川を渡って和歌山県に入ります。
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新宮市駅で下車。
新宮の町を少し散策します。新宮駅前交差点を渡ったところに小さい自動車が展示されていました。たぶんマイクロカーと呼ばれるものだと思います。比較に置かれた手前のカンガルーからもその小ささがわかります。 -
徐福公園に入ります。
徐福は秦の始皇帝の命で不老不死の霊薬を求めて数千人を従えて秦から東方に船出したという人物です、彼はその後新宮に住み着いて大陸からの文化や農耕、捕鯨や漁業に関する技術を新宮の人々に伝え、ここで歿したと伝わっています。徐福公園 公園・植物園
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この公園にある徐福の墓は、江戸時代の元文元年(1736年)に建立されたもので、紀州藩初代藩主である徳川頼宣が儒臣の李梅渓に「秦徐福之墓」の文字を書かせたものと伝えられるそうです。
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公園の裏手にある徐福寿司。外観から廃業していると思っていたら看板にテイクアウトのみ営業中との案内が。グーグルマップの表示では駅前にも店舗があるそうですが、そちらは臨時休業中らしい。(口コミは最近のものが上がっているのでよくわかりませんが。)サンマ寿司が名物らしい。
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新宮魚市場
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すでにこの日の営業は終わっていました。
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ふくふくに太った猫が数匹、のんびりと過ごしています。
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これも昭和レトロという感じの店構えです。
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駅前本通り。全体的に懐かしい感じの店が並んでいます。
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西村伊作記念館(旧西村家住宅)。文化学院の創設者であり、大正・昭和期に日本人の生活スタイル改善を目指した西村伊作が設計した自宅。
西村記念館 美術館・博物館
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それほど大きくないですが、かなり洒落た造りです。
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それまでの接客の場を重視する伝統的な住宅とは異なり、家族団らんのための居間が中心となった家族本位の思潮に基づいた住宅の先駆例なんだそうです。
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2階の風呂場。
ここで入浴しても落ち着かないですね。 -
正面からみたところ。
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熊野地方の民家に見られる伝統的な「ガンギ」という雨よけの幕板がついています。
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続いて旧チャップマン邸。
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西村伊作の設計により、アメリカの宣教師チャップマンの居宅として大正15年(1926年)に建築された建物です。
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昭和時代には増改築が行われ、同じく市名誉市民の芥川賞作家・中上健次も執筆活動を行った旅館「有萬」として使用されました。部屋の奥や廊下の隅、階段の下など、いたるところに収納スペースが作られていたのが面白かったです。
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西村伊作記念館は入館料220円、旧チャップマン邸は入館無料です。新宮市に来たらこの2軒は必ず入っておいたほうが良いでしょう。
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昨日のぎゅーとらに続いて、本日は和歌山県に入ったということでオークワで夕食を調達します。
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本日の宿はホテルニューパレスです。
ホテルニューパレス 宿・ホテル
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オークワの夕食。ぎゅーとらよりちょっと高いかもしれません。でも美味でした。
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みかんの自動販売機があったので買ってきました。3個入で200円。
結構美味しかったです。 -
部屋は広くて快適です。今日は山歩き・海岸の断崖歩き・古い町並み歩きとずっと歩いていたので熟睡できそうです。
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