2025/01/24 - 2025/01/25
3652位(同エリア6100件中)
うーたさん
この旅行記のスケジュール
2025/01/24
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飛行機での移動
羽田空港⇒ヘルシンキ空港
2025/01/25
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飛行機での移動
ヘルシンキ空港⇒ロヴァニエミ空港
2025/01/26
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飛行機での移動
ロヴァニエミ空港⇒ヘルシンキ空港⇒タリン空港
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この旅行記スケジュールを元に
10月の終わりごろ、松坂屋でやっていた北欧展を見て素敵な家具や雑貨にひとめぼれ。
「そうだ北欧に行こう!」とひらめいて、
1月頃に仕事が落ち着くから有給とれるという娘と盛り上がり、とんとん拍子に話が進み…
でも、夫は仕事が休めないし大学生の娘はちょうど試験期間だから無理ということで初の親娘ふたり旅に出かけることに。
冬の北欧はマイナス20度とかの世界。昼でも夜でも暗い極夜や極寒体験。
ちょっと冒険の旅行になりそう。
北欧といっても色々あるけれど、一番行きやすいのは直行便が出ている都市。ということで、JALで羽田⇒ヘルシンキ便がでているフィンランドに決定。
出発前に一番気合をいれたのは寒さ対策。
冬山登山用のグッズで対策しようと思ったけれど、分厚い防寒防水グッズは結構なお値段。店員さんから、今後あまり使わないであろうグッズはワークマンがおススメですよと教えてもらい、寒さ対策にかける予算をだいぶ抑えることができました。自社の製品を売りつけない優しい店員さんに感謝。
旅行記は、
フィンランド最北の行政区ラップランドの中心地「ロヴァニエミ」を旅したこの旅行記①
フィンランドから、バルト海を挟んだ隣国エストニアの首都「タリン」の旧市街を街歩きした旅行記②
フィンランドに戻り「ヘルシンキ」の街と、フィンランドにある6つの中世都市の中で2番目に古いと言われている「ポルボー」の街を旅した旅行記③の3つを作成。
この旅行記では、出発からロヴァニエミで北極線を越えたこと、サンタクロースに会ったこと、オーロラツアーに行った事を記録に残します♪
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羽田空港からJALの直行便を利用してヘルシンキへ向かいます。
ヘルシンキまでの飛行時間は約13時間。
長時間座った体勢で過ごすのは体力的に自信がなかったので、娘には悪いけれど私はビジネスクラスを利用。(ここはシビアに別会計!) -
だけどラウンジへは一緒に入れます。
一昨年、マイル修行を終えている娘は会員としてラウンジ利用ができるので、二人仲良くサクララウンジへ。
2人ともラウンジ(お酒!? 笑)が大好き。
特別飲みたいわけじゃないけれど、やっぱりここはビールで乾杯☆ -
予約した時点でビジネスクラスはほとんどの席が埋まっていたため、座席はビジネスクラスの最後尾で通路側の席。
娘はエコノミー席の最前列を指定していたため、結果カーテンを挟んですぐ近くの前後席になりました。 -
いよいよ出発。ワクワクとちょっとした緊張感がある最高の瞬間☆
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機内食はいつものように和食。
JALの機内食は「低グルテン」対応のものはあるけれど、これはアレルギーやグルテン不耐症に対応しているものではないので、グルテンにアレルギーがある私は、比較的小麦製品を避けやすい和食を選んでいます。 -
今日の航路は北極圏を通過します。
CAさんに、もしオーロラが見えていたら教えてくださいとお願いして、ひと眠り。 -
途中、ふと目を覚ました時にCAさんにオーロラがみえてますよ!と声をかけてくれました。
初のオーロラ。
肉眼では白い雲のような感じだけど、スマホの画面を通すと少し緑色に見えるから不思議。私はいつも写真は全てスマホのみだけど、いいカメラだったら多分もっときれいに撮れるんだろうなー。
娘と席が近かったから一緒に見る事ができてよかった♪ -
もうすぐヘルシンキ空港に到着。
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窓の外が、雪と氷で真っ白な世界になってる!!
北欧に到着することを実感。 -
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着。
多くの人が乗り継ぎゾーンへ。そのまま入国する人は少ないようで、入国審査のブースはガランとしていました。
娘が先にブースに行くと、同行者だったら一緒に来てと手招きされて、二人同時に入国審査。パスポートを見るなり「こんにちわ」と日本語で声をかけてくれました。フレンドリーな雰囲気の中、滞在日数や訪問先を聞かれて終了。
私たちは英語で質問を受けましたが、隣のブースのスタッフさんは相手が日本人と分かると、日本語で「滞在は何日ですか?」と流暢に質問していました。
こんな日本語フレンドリーな入国審査は初めてです。 -
ヘルシンキ到着時刻は現地時間14:40。これは日本の時間でいうと23:40。
私たちの最初の目的地は、フィンランド最北の行政区ラップランドにある「ロヴァニエミ」。
だけど時差ボケの状態で極寒の中元気に遊ぶことは難しいだろうと考え、この日はヘルシンキ空港内にあるホテルに宿泊することにしていました。
ホテルの名前は「コンフォートホテル エクスプレス ヘルシンキ エアポートターミナル」。入国審査を終えてゲートを出るとすぐ左側にホテルへの矢印。 -
矢印をつたい、階段を降りるとフロントが。
空港の外に出ることなくホテルにチェックインできます。もともと空港の事務所だった場所では?と思われるほどの至近距離。 -
空港の地下部分だから当然窓なし部屋。
狭いのは分かっていたからいいとして、このお部屋かなり寒くって‥。セントラルヒーティングっていうのかな、自分たちで温度調節もできない仕様。
寒い地域は部屋の中が暖かくって…みたいなことを想像していたからちょっとイメージと違う。夜は着込んで寝ないと。
疲れているものの、若干の興奮もあるので荷物を置いて空港内を探検に。
外に出る事がないのでコートはなくても大丈夫。 -
空港内にはスーパーやドラッグストア、衣料品店まであるのでとても便利です。
さっそくスーパーへ。
色とりどりの果物や野菜、フレッシュジュースも多くてとてもカラフルできれいです。
すぐ隣にオシャレなカフェもあるので食事して帰ることに。 -
日本時間では深夜だから、軽くサラダで。
と思ったけれど、ビール2杯と、この2つのサラダで50ユーロちょっと。約8000円!!
お会計は〝軽く〟とはいかないフィンランド。 -
ぐっすり眠れず翌朝を迎え、空港へ。
出発フロアは2階です。ホテルから5分もかからない距離。やっぱり空港から一歩も出なくていいというのはとても便利でした。
自動チェックイン機で手続きをして荷物の預け入れ。少し戸惑っていたら、すぐにスタッフさんが近寄ってきて笑顔で対応してくれました。フィンエアーの人はみんなすごく親切。
保安検査は厳しめ。すごくキッチリしています。手荷物は半分ぐらいがはじかれている印象でした。
私の荷物もはじかれて検査を受けましたが、ジェル状のアルコール消毒液にひっかかったようでした。(目視してすぐに返してくれました)
他にもハンドクリームやシャンプーなどを荷物から出されている人も見かけました。
検査員の人たち、忙しいのにマナーがよくて感じ悪くないから幸いです。 -
保安検査を終えて中に入るとかわいいお店がたくさん。
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中でも一番目につくムーミンショップは、店内に入らなくても外観だけでもかわいくて。絶好の撮影スポット。
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一年中、クリスマスグッズを専門に扱うお店もありました。
今から向かう〝サンタクロースが住む町〟ロヴァニエミに期待が膨らみます。
ロヴァニエミへは「サンタクロース・エクスプレス」という夜行寝台列車で約12時間かけて行くのも人気。
それも楽しそうだけど、体力温存のため今回は飛行機で。飛行機だったら1時間45分ほどで移動できます。 -
ヘルシンキ空港はとても広くて、コンビニやカフェも充実しています。
コンビニのようなところに入ってみたら冷蔵庫の中に色んな形のパンがたくさん。
店員さんに聞いてみたら、グルテンフリーのパニーニを進めてくれて、レジ横のプレス機で焼いてくれました。
合わせて購入したコーヒーは、日本のように料金を払うとカップを渡してくれる方式じゃなくて「マシンの横にカップがあるから自由にいれてね~」という感じで、すごくラフ! -
搭乗口へ向かいますが、ロヴァニエミ行は国内線乗り場の端っこ。小さな待合でした。
保安検査口から結構な距離があって。多分15分くらい歩いたかな。(動く歩道はなし) 時間ギリギリで動いていたら、絶対焦るやつ…。 -
ロヴァニエミ行きは小さいプロペラ機。歩いて乗り込みます。
座席は2×2。軽量化に重視かな、肘掛けもテーブルも華奢な作りです。
乗客が乗り込んだ後に荷物を詰め込むようで乗客は機内でしばし待機。
スーツケースを乗せる度に機体が揺れてました。全部入れ終わったら、ガチッと扉を閉める音がしてすぐに出発。
機内サービスはジュースの配布があって、水かブルーベリージュースが選択可能。フィンエアーの名物というブルーベリージュースを選択。
思ったよりは甘すぎなかったけど、もっと冷やして飲みたいなぁーという感じの味。やっぱり甘いのか…(笑) -
機内モニターがないから、どのあたりを飛行中か分からないまま進み、スピードが落ちてきたので、窓の外を見てみると真っ白い街が見えてきました。
川は凍っていて、その上に雪が積もっているので真っ白。
時間は午前11時前なんだけど、すでに夕方のような街の色。 -
飛行機を降りると、搭乗口周辺は大混雑でビックリ。
ロヴァニエミの空港は出発も到着も、国内線も国際線も同じターミナル。だからタイミングによっては大混雑するんだそう。
人をかき分けながら荷物ピックアップゾーンを目指しました。
荷物を受け取るだけで手続きは完了。扉を出るとすぐにタクシー乗り場です。
なのでこの場所で、スーツケースを開けてスノーブーツに履き替えて出ることに。 -
ロヴァニエミはバスが唯一の公共交通機関。
だから空港にはタクシーがたくさん待機していたけれど移動はUberで。
フィンランドは、フィンランド語とスウェーデン語が公用語。
ホテルや空港などほとんどの場所で英語が通じるとのことだったけれど、町中の売店などでは英語が通じないことが何度かありました。
これからホテルに向かって、荷物を預けます。 -
こちらが宿泊先の「スカンディック ロヴァニエミ シティ」。
ロヴァニエミは宿泊料金が結構高め。
天井がガラス張りになっていて部屋の中からオーロラを見れるホテルとか、サンタクロース村に隣接しているホテルなんかは手が届かない値段。
それに対してスカンディックは、新しいし比較的お手頃価格。宿泊者は無料で利用できるフィンランド式サウナやジムもあるし、すぐ近くにスーパーや飲食店も集まっているのでおすすめです!
夕方みたいだけどまだお昼前。
荷物を預けて身軽になって「サンタクロース村」に向かいます。 -
「サンタクロース村」までもUberで。
運転手さんは優しく陽気なおじいちゃん。日本人を乗せたのは初めてだ!と喜んでくれました。英語が苦手とのことでグーグル翻訳を通じてお喋り。
気候変動でフィンランドも夏は30度を超える日があるから大変だよとか、白夜の時の過ごし方とか…いろんな話をしてくれました。
楽しいお喋りで、あっという間に「サンタクロース村」にの入り口に到着。向こうに村が見えています。 -
大きな雪だるまがお出迎え。
サンタクロース村は、一年中サンタクロースに会える場所。
この時の気温はマイナス5度。この時期にこの気温はかなり温かいみたい。
この時の私の服装は…
インナーは上下ともに、極暖ヒートテック+超極暖ヒートテック。
日本で普通から着ているセーターにデニム。コートはロングダウン。
スノーブーツと帽子、手袋は必須だけど、これぐらいの軽装で寒さは感じないどころか、動いたら暑くなるぐらいでした。 -
先ほどのUberの運転手さんから、サンタクロースと記念撮影できる場所と、サンタクロース郵便局にはぜひ行ってね!と教えてもらっていたので、まずは「ミートサンタ」へ行ってみます。
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クリスマス一色の、かわいく装飾された薄暗い通路を夢見心地で進んでいくと、いきなり撮影禁止の看板がデーンと現われます。サンタクロースと会えるお部屋は自分のカメラで撮影禁止。
でもサンタさんと自由にお喋りはできます。
日本から来たと伝えるとめちゃくちゃ流暢に「こんにちわ!よく来たね」と言ってくれました。イメージだったら「こんにぃちぃわぁ~」みたいなカタコト日本語なんだけど…サンタさん発音良すぎ~。
私たちが行った時は混んでなかったからか、時間制限もないんだけど、話すこともない...。お互い少々気まずい無言の時間を経てスタッフが行う撮影タイムに(笑)
出口では、スタッフが撮ってくれた写真を販売中。1番小さいサイズで30ユーロ。結構なお値段だけど、すでに印刷されてるから買わずに去れないパターンです。 -
続いてこちらがサンタクロース郵便局へ。
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世界中の子供からの手紙がここで保管されています。
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ステキなポストカードや切手も売っていて、その場で書いて郵送することもできます。筆まめな娘は、今回お留守番している妹(大学生は試験中)とおばあちゃんにお手紙書き書き。
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通常のエアメール郵便を希望する場合は黄色いポストへ、直近のクリスマスに合わせて郵送して欲しい時は赤いポストへ投函します。
娘は2025年クリスマス着の赤いポストへ投函♪ -
サンタクロースはこの街から世界中を飛び回ります。だから各都市への距離を示す看板も。東京までは7340㎞。
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サンタクロース村の中は北極圏への入口もあります。
ここへ来るのが楽しみでした。 -
イチオシ
これがその境界を示す北緯66度33分の北極線。
この線を境に景色や空気が変わるわけじゃないけれど、北極圏に足を踏み入れた~という大きな喜びがあります☆ -
このラインのそばにライブカメラが設置されているのを知っていたので、カメラに向かってお手降り!!
日本で留守番している娘と夫にリンクを送って、「見てみて、ここだよ~!!」と手を振ってる図を日本で娘がスクショしてくれていたもの。
ちょっと嬉しい記念の一枚。 -
サンタクロース村には他にも見どころたくさん。
人気があるのがトナカイソリに乗る体験。
順番が来るまでの待ち時間は、すぐそばで焚いてある焚火でマシュマロを焼きながら待っているチビッ子がたくさんいて、かわいい姿にほっこり。
だけど私には獣臭がどうにも…
貴重な体験かもだけどトナカイソリの体験はパス。 -
ランチは村の中にある「コタホヴィ」というレストランで。
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ラップランド地方の小屋をイメージしてある店内。
空間に浮かんでいる鳥は、もしかして剥製なんじゃないかと思うようなリアルさ。 -
真ん中で薪がたかれてホカホカ。
暖炉の煙は三角屋根の上までつながった煙突から出ていきます。
証明も温かみがあって、なんとも落ち着く空間。 -
娘はトナカイ肉、私は豚肉料理をチョイスして食べ比べ。
トナカイ料理は、豪快に焼いた肉が出てくるのかと思いきや、マッシュポテトの上にそぎ切りにした細かい肉が乗っているものでした。少し甘めな味付け。なので添え物は甘酸っぱいベリーと丸々一本分のきゅうりのピクルスです。
反対に豚肉料理の方は、グリル野菜の下に柔らかく煮込んだ分厚い肉が忍ばせてあるものが。
両方とも脂身が少ないいお肉でワイルドな美味しさ。絶対赤ワインとあう味だったけど、サンタクロース村は夢の世界だからかな?アルコールの取り扱いがある店がひとつもなかったです。 -
サンタクロース村を満喫し、ホテルにチェックインしてひと休み。
今日は窓もあるし広々したお部屋。
スリッパやアメニティ、カップやグラス、紅茶のパックはおいてあります。だけど湯沸かしポットはないのでお茶はいれられない…。
私達はお出かけしたので利用できませんでしたが、時間が合えば17:30~22:00まで無料でサウナも使えます。 -
海外ホテルのトイレは便座が冷たくて使うたびに何度でもヒヤッとしてしまうのがとても苦手。
そこで今回登場するのは、100均の便座カバーのシート。
嵩張らないし重くもないし、粘着ではないのでホテルに迷惑をかけることもないし。これがあるだけでかなりQOLが上がりました!!
日本では、衛生面的にあまり利用したくないと思っていた商品だけど、便座ヒヤッとから解放されるなら、これは海外旅行の定番持参品のひとつになりそうです。 -
お部屋の窓からの景色はこちら。ロヴァニエミの中心地なので人通りも多いし、車の交通量もあります。
この日はこの後、ベルトラで予約しているオーロラツアーに参加します。
ツアーの名前は「湖畔のオールドコテージ訪問+オーロラ鑑賞ツアー」。
https://www.veltra.com/jp/europe/finland/a/182361 -
集合場所は各ホテル。集合時間は19時45分。ガイドさんがホテルのロビーまでお迎えに来てくれるので寒さ知らずで待てました。
8人乗りのバンに乗って、真っ暗な広い道を20分ほど進み、最後は脇道にそれて細い山道へ。
私たちは遭遇しなかったけど、トナカイやムース(ヘラジカ)など大型動物が現れることがよくあるんだって。
車とぶつかることもあるんだけど、トナカイは大丈夫だけどムースと衝突したら大変なんだ~って。いやいや、トナカイでも大変そうだし… -
「Tahtamalampi」という湖の前に建つこのロッジが拠点。
凍った湖の上に雪が積もっているから、どこから湖が始まっているかは分からない、真っ暗で、真っ白な景色。 -
ロッジの中は研修施設を思い出すような懐かしい感じ。
石造りの大きな暖炉もありました。
まずは、ロッジの中でホットチョコレートを楽しみながら、オーロラについての映像を見ます。
この日参加者は私たち親子2人と、5人組の若い友人グループ。彼らは様々な国出身とのことで、グループの中の1人が「僕たちみんな母国語が英語じゃないから、ラフな英語で喋ってもいい?」と質問。「もちろんさ、僕もロシア出身だよ」なんて会話が行われ。
ラフな英語って…みなさん完璧な英語に聞こえるよ…
1人取り残されてる感が満載の私だったけど、「これから流す映像はいろんな言語に対応してから日本語の字幕つけよっか?」と聞いてくれました。優しい。 -
映像を見た後は外に出て実地勉強。
オーロラはいつでも出ているんだけど、条件によって見えるか見えないかっていうことだけらしくて、こんなぼやーと白い霞のようなものが肉眼で見えたら、スマホで映してみて、それが、ぼんやり赤や青の光に見えてきたら、オーロラなので、それが大きくなるのを観察するという具合。
この画像のように、ただ白いのはオーロラじゃないそう。
オーロラが現れる瞬間まで、ロッジの中で過ごしても、外の焚き火で暖まろうと、近くの雪山でそり遊びをしていても自由に過ごしてオッケー。 -
昼間Uberの運転手さんも言っていたけれど、この日はやっぱり異常気象。
この時期マイナス10度~マイナス20度ぐらいが平均気温、もっと寒い日もあるけど、この日は、お昼から気温が上がって、なんとプラスの0.5度!! 現地の人が口を揃えてこんな事は滅多にない!というほど暖かい夜に。
夜には冷え込むことを予想した私が、この時に着ていたもの。
◎足下
指付き靴下 → 綿靴下 → トレッキング用靴下 → ロングのスノーブーツ
◎下半身
ヒートテック → 極暖ヒートテック → 超極暖ヒートテック → モンベル登山用パンツ → ワークマン防水キルトパンツ
◎上半身
下半身と同じヒートテックのラインナップで3枚重ね着 → フリースハイネック → バッテリーで暖かくなる電熱ヒーター付きベスト → ロングダウンコート → ワークマン防水防風ジャンパー
スーツケースの中は、ほぼ防寒具という感じに鉄壁の対策だったけど、氷点下にもならない気温の中でこれだけ着ていたら暑すぎて。ロッジの中で何枚か脱皮。
この他にバッテリーで暖かくなる靴下や、カイロも多数持ってきていたけれど全く出番なし。 -
寒くないので、外でウインナーを焼いたり、マシュマロ。焼いたりしてオーロラを待ちます。
ガイドさんや若い5人組とお喋りタイム。先ほどロシア出身と言っていたガイドさんは戦争が始まってたため、この地に来て働くようになったと話してくれました。
5人組の方は、同じ大学出身でまだ社会人になって日が浅いという感じで娘と境遇がよく似てる。
彼らはスペイン語、ドイツ語、フランス語が母国語みたいで、英語を基本としていろんな言語を入り交ぜてお喋りしてる!!すごいなぁ~。
日本語も勉強してるそうで「日本語版のデュアリンゴやってるよ~」「私も英語版やってるよ!あれいいよねー」と娘と盛り上がっていました。 -
最後に確認した薄い白い霞の色は白。
結構大きく白く輝いていたけれど、ガイドさんによるとこれもオーロラじゃないとのこと。
残念だけど今回は見えず! -
でも何か楽しい時間だったので、名残惜しい感じもなく、ご機嫌のまま帰路へ。
車の中では、なぜかワムのラストクリスマスを熱唱しながら。ずーっとお喋りしてる陽気な人たちとの出会いでした。 -
このツアーでは解散時に、希望する送り先をリクエストできました。
若者達は、世界最北端のマクドナルドで下車。
いまだ若干時差ボケを引きずっている私たちはおとなしくホテルに帰って就寝します。 -
翌日。
何も状況が変わっていないように見えるけれどこれは朝です。
この日はロヴァニエミを後にし、エストニアのタリンに向かいます。
まずは朝食をとってエネルギーチャージ。 -
レストランは吹き抜けになっていてちょっとおしゃれ空間。
ビュッフェは日照不足による栄養不足を考慮してあるのか、果物やスムージーが多い印象。アレルギー表示もしっかりあるし、グルテンフリーパンも用意されているので安心です。 -
朝食を終えて、Uberでロヴァニエミ空港へ。
ロヴァニエミ空港に到着した時に大混雑を経験したことと、自動チェックイン機が一台もなくて、全て手作業なのでのでかなり混み合うという情報から、2時間前に空港に到着していたけれど、この日は全く混み合うことなくサラッと手続き完了。時間を持て余してフラフラ。 -
空港内に地図と世界時計が。
ロヴァニエミを中心とした地図だと、日本が細長くて面白い。
ラップランド地方の子供達はこの地図で世界の形を知るんだなぁ。
世界時計の中に、ニューヨークやロンドンに並んでTOKYOが表示されているのが嬉しい。 -
この空港、保安検査前のゾーンには小さな売店が1軒あるだけで何もないから、チェックイン後はすぐにセキュリティーチェックを受けて、搭乗口周辺に移動するようになります。
だけど、待合にベンチが少ないので、座って待ちたかったらどうしてもどこかお店に入ることになる仕組み… 結構な割合でみんなビールを飲んでいて。
完全にビールテロにあい私たちもカフェへ。ポテトとビール2杯で32ユーロとちょっと。これだけで日本円にして5000円…。 物価を忘れて軽い気持ちで入店してちょっと後悔。 -
いよいよ搭乗。
まずはヘルシンキまで1時間20分のフライトです。
そこから乗り換えてタリンに向かいます。 -
飛行機がなかなか動かないなと思って窓の外を見ていたら、何やら泡のようなものを翼にかけていました。
段々近づいてきて、最後は窓にベチョッと塗っておしまい。ビックリしたけどスプラトゥーンみたいで面白かった!
凍結していたのかな、この作業が終わったら即刻出発。 -
1時間20分という短いフライトだけど、お茶かブルーベリージュースの2択の機内サービスがありました。忙しいのにCAさんが親切で丁寧なのが印象的です。みんなとても優しい笑顔なの。
あっという間にヘルシンキ空港に到着。
これから飛行機を乗り換えてエストニアのタリン行きに乗ります。荷物はタリンまで届くので楽々です。 -
乗り換えまでの時間は65分。(フィンエアーの公式サイトで予約時に提案された乗り換えダイヤ)
この短時間での乗り換えって大丈夫なのか心配していたけれど、フィンエアーは、とてもキッチリした航空会社というのをひしひしと感じるので、この乗り継ぎ時間でも余裕なんだなーということが分かってきました。
飛行機までバスで移動します。 -
乗り換えた飛行機は2×2の小さな飛行機。
ヘルシンキからタリンへは、わずか35分の飛行。
タリンへの行き方で一番ポピュラーなのは、ヘルシンキ港から出ているフェリーでタリンへ向かうこと。
なのでヘルシンキが経由地である人以外はあまり使わない路線なので座席数の少ない小さな飛行機です。
タリンには17時到着予定。
朝でも昼でも夕方でも、さほど変わらない空の色。
しっとりとした極夜の世界もなかなか味わい深くて好きだな。
旅行記は②のタリン編に続きます。
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