2023/03/24 - 2023/03/24
3353位(同エリア3860件中)
ちふゆさん
2023年3月24日(金)11時、大相撲令和五年三月場所十三日目がスタート。まずは序ノ口。大相撲の6つの番付の中で一番下のレベル。江戸時代には番付の上り口という意味で「上ノ口」と表記していたが、「上」は上位と紛らわしくなるため、序ノ口に変わった。上から数えると五段目のため、かつては五段目とも呼ばれた。3番目で先日(2024年十一月場所)で新十両となった若碇が勝ち、初土俵を6勝1敗で終えた(下の写真1の左側)。
10分程で4番が済み、5番目からは序二段となる。少しレベルが上がる。番付表の下から2段目に書かれることに由来する名前。江戸時代には逆に上から4段目なので、四段目と呼ばれていた。定員は決まってなく、新弟子が登場する五月場所以外は序ノ口のおよそ4倍の人数にしている。
序二段2番目の取組みで初めての物言い。元琴欧州の鳴戸親方は分かる。2004年に国技館に行った時に平幕にいた元出島の大鳴戸親方に、元闘牙の千田川親方もいた。序二段5番目で初土俵の朝白龍が勝って、序の口優勝を決めた。
11時50分頃、序二段の途中で勝負審判交代。元高見盛の東関親方に、元垣添の雷親方、元玉春日の片男波親方は現役時代の取組みを前に行った国技館で見た。交代後6番目で勝呂(すぐろ)が2段目全勝優勝を遂げたが、度重なる網膜剥離で半年後に引退した。
序二段32番に続いて三段目に入る。上からでも下からでも番付の3段目に書かれることからの命名。三段目付出の力士を除き東西80枚の計160人が定員。12時半になったので、構内の売店で買ったお弁当の昼食。一冨士の菖蒲(あやめ)、1080円。ごく普通。
12時50分頃、三段目8番終わって、2回目の勝負審判交代。今度は元土佐ノ海の立川親方、元玉乃島の放駒親方、元雅山の二子山親方、元北勝力の谷川親方、元安美錦の安治川親方の5人とも前に行った時の国技館で取組み見た。
三段目後半では清乃海と東俊隆が全勝で並び、千秋楽の優勝決定戦に進み、東俊隆が優勝した。二人とも現在(2025年一月場所時点)も十両に上がれてない。
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1時40分頃、三段目2番を残して3回目の勝負審判交代。元栃乃洋の竹縄親方、元旭天鵬の大島親方、元朝赤龍の高砂親方は前に行った時の国技館で取組み見た。元横綱稀勢の里の二所ノ関親方も登場。三段目31番が終わり、幕下へ。明治初期までは十両がなく幕内のすぐ下だったので、この名になった。正式名称は幕下二段目。幕下付出を除き東西60枚の計120人が定員。
この日の幕下取組は18番だったが、その中ではこの翌年(2024年)の九月場所(秋場所)は幕内で取った白熊(この時は高橋)がザンバラ髪で6勝1敗の好成績を残した(下の写真2の右側)。その2番後で、龍王(現寒風山)が全勝で幕内優勝を果たした。
2時15分過ぎ、十両土俵入りが始まる。幕内に次ぐ上から2番目の階級で、正式名称は十枚目。これは1888年(明治21年)に給与制度を導入し、幕内の下の10枚目までを給与を支給する新しい階級として創設したことによる。その後、「十枚目二枚目」のような表現が煩わしいと云うことで、当時の年俸にちなみ十両と呼ぶようになった。
幕内力士と同様にプロの力士である関取として扱われる。給与も比較的高額らしい。個室に住むことも許される。付け人も付く。大銀杏と呼ばれる髷も結える。十両から1場所の取組が15番となる。定員は現在は14枚28人。
十両土俵入りは幕下上位5番の前に行われる。幕内土俵入りと形式は同じで、十両の全出場力士が幕内での取組が組まれている場合も、東方から上がる力士は東方から、西方から上がる力士は西方から行う。
化粧廻しをした力士が花道奥に集合、行司が先導して入場し、番付の低い順に土俵に上がり、俵に沿って円く並ぶ。十両土俵入りの先導行司は十両格行司が務める。力士が土俵に上がる際に名前と出身地と所属部屋が紹介される。
全員が土俵にあがるまでは各力士は外側を向き、最後の力士が上がるときに内側に向き直る。全員が勢揃いすると、拍手を打ち、右手を挙げ、化粧廻しをつまみ、両手を挙げるという一連の所作を行う。これは、右2回左1回の四股とせりあがりを簡略したもの。土俵入りを終えると花道を戻る。この形式になったのは1965年から。
幕下の最後5番が開始されるが、その前にまた勝負審判の交代。序二段の途中から担当していた審判のうち、元垣添の雷親方だけが元魁皇の浅香山親方に変わって再登場。幕下の最後から2番目の取組には2019年から約4年間幕内で活躍して、豪快な塩撒きで人気を博した小兵の照強が登場(下の写真3)。すでに負け越し決まっていたが、この日は勝った。残念ながら1年後の三月場所で引退した。
2時40分過ぎ、十両の取組が開始。12日目を終えて逸ノ城が1敗で単独トップ、2敗の朝乃山と3敗の豪ノ山がそれを追っていた。
4番目に登場した新十両の落合(現伯桜鵬)は9勝目を挙げ、この場所は2桁の10勝で番付を上げた。この次の場所に14勝を挙げ、優勝決定戦では豪ノ山に敗れたが幕内に昇進し、七月場所では幕内で千秋楽まで優勝争いをし、敢闘賞と技能賞をダブル受賞する。ただし、その後怪我で2場所全休して幕下まで落ち、今年(2025年)初場所にようやく幕内に復帰する。
その次の一番には2024年には前頭筆頭に3回進みながら勝ち越せず、三役になかなか手が届かない熱海富士が登場したが、貴健斗に敗れた(下の写真4)。後半にはジョージア出身の元大関栃ノ心が51場所ぶりの十両の場所だったが、この日も島津海に敗れて10敗となった(下の写真5)。翌場所途中で引退した。お疲れ様~
その次の取組は2019年から2020年に掛けて幕内でも活躍して、幕内最軽量として人気も博した炎鵬が登場、千代の国を送り出しで破り、勝ち越しを決めた(下の写真6)。しかし、翌場所途中に頚部椎間板ヘルニアで途中休場、1年間休場し、序ノ口まで落ちたが、三段目まで戻って来ている。
十両最後の一番には元大関でコロナキャバクラで1年間の出場停止を受けて三段目まで落ちたが、復活を目指す朝乃山が登場。天空海を下して2敗を守った(下の写真7)。残念ながらこの場所は1敗の逸ノ城に追い付けなかった。その後、2024年の五月場所で小結に復帰したが、その後の怪我で現在休場中。2025年は幕下まで落ち、休場しているので三段目に落ちる。
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幕内の取組は、続く
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