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 青春18切符の3日間用を使って、島根県と山口県北部を旅行しました。主な訪問先は次のとおりです。<br /><br />1日目∶姫新線・芸備線・木次線の秘境駅<br />    巡り<br />2日目∶萩市内の明治維新胎動の地・吉田<br />    松陰ゆかりの地を散策<br />3日目∶土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム<br />    と下関市の唐戸市場を訪問<br /><br /> 1日目は岡山駅から津山駅・新見駅・備後落合駅を通って出雲市駅まで行きました。その区間の芸備線と木次線には、秘境駅探検家「牛山 隆信」さんが作成した「2023年度秘境駅ランキング200」に入る駅が6駅(布原駅・内名駅・道後山駅・備後落合駅・油木駅・出雲坂根駅)も選ばれています。<br /><br />※牛山さんは「秘境度」「雰囲気」「列車到達難易度」「外部到達難易度」「鉄道遺産指数」の5項目の総合点で秘境駅を選んでいます。<br /><br /> また、木次線は1日の列車の本数が3本しかない超閑散区間(出雲横田駅~備後落合駅)もあります。そして、その区間でJR西日本で唯一のスィッチバック運転も楽しむことができました。また、列車の車窓から奥出雲おろちループ(日本最大規模の二重ループ方式の道路)を眺めることもできました。<br /><br /> なお、細かい日程、訪問地は、一緒に載せているスケジュール表でご確認ください

2024/12 島根県・山口県北部への旅行  1日目(姫新線・芸備線・木次線の秘境駅巡り)

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2024/12/20 - 2024/12/20

2259位(同エリア7723件中)

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放浪ラォレン

放浪ラォレンさん

この旅行記のスケジュール

2024/12/20

この旅行記スケジュールを元に

 青春18切符の3日間用を使って、島根県と山口県北部を旅行しました。主な訪問先は次のとおりです。

1日目∶姫新線・芸備線・木次線の秘境駅
    巡り
2日目∶萩市内の明治維新胎動の地・吉田
    松陰ゆかりの地を散策
3日目∶土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム
    と下関市の唐戸市場を訪問

 1日目は岡山駅から津山駅・新見駅・備後落合駅を通って出雲市駅まで行きました。その区間の芸備線と木次線には、秘境駅探検家「牛山 隆信」さんが作成した「2023年度秘境駅ランキング200」に入る駅が6駅(布原駅・内名駅・道後山駅・備後落合駅・油木駅・出雲坂根駅)も選ばれています。

※牛山さんは「秘境度」「雰囲気」「列車到達難易度」「外部到達難易度」「鉄道遺産指数」の5項目の総合点で秘境駅を選んでいます。

 また、木次線は1日の列車の本数が3本しかない超閑散区間(出雲横田駅~備後落合駅)もあります。そして、その区間でJR西日本で唯一のスィッチバック運転も楽しむことができました。また、列車の車窓から奥出雲おろちループ(日本最大規模の二重ループ方式の道路)を眺めることもできました。

 なお、細かい日程、訪問地は、一緒に載せているスケジュール表でご確認ください

  • <br /> 岡山駅から津山線に乗り、ここの津山駅で新見駅行きの姫新線に乗り換えました。


     岡山駅から津山線に乗り、ここの津山駅で新見駅行きの姫新線に乗り換えました。

    津山駅

  •  津山駅~新見駅の姫新線には個性溢れる駅舎が沢山、あります。最初の準秘境駅の美作千代駅に近づいて来ました。

     津山駅~新見駅の姫新線には個性溢れる駅舎が沢山、あります。最初の準秘境駅の美作千代駅に近づいて来ました。

    美作千代駅

  •  この駅舎は1923年開業時のそのままの木造駅舎です。レトロ感たっぷりです。

     この駅舎は1923年開業時のそのままの木造駅舎です。レトロ感たっぷりです。

    美作千代駅

  •  天井部分が高く、広い待合所を持つ美作追分駅です。

     天井部分が高く、広い待合所を持つ美作追分駅です。

    美作追分駅

  •  コミュニティハウスが併設された美作落合駅です。2階部分がユニークな駅舎です。

     コミュニティハウスが併設された美作落合駅です。2階部分がユニークな駅舎です。

    美作落合駅

  •  真庭市で一番利用客の多い中国勝山駅です。

     真庭市で一番利用客の多い中国勝山駅です。

    中国勝山駅

  •  この旭川を少し遡った所に、勝山町並み保存地区があります。勝山は出雲街道の宿場町・城下町として栄え、土蔵や白壁、格子窓の古い町並みが残っています。

     この旭川を少し遡った所に、勝山町並み保存地区があります。勝山は出雲街道の宿場町・城下町として栄え、土蔵や白壁、格子窓の古い町並みが残っています。

    中国勝山駅

  •  準秘境駅の岩山駅に近づいて来ました。利用客は秘境駅並みのレベルだそうです。

     準秘境駅の岩山駅に近づいて来ました。利用客は秘境駅並みのレベルだそうです。

    岩山駅

  •  開業は1929年で、当時のままの木造駅舎だと思われます。

     開業は1929年で、当時のままの木造駅舎だと思われます。

    岩山駅

  •  新見駅を出ると、「A級グルメのまち 新見市へようこそ」という大きな看板が立てられていました。新見市はB級グルメではなく、千屋牛、キャビア、ピオーネ等のA級グルメで売り出しているうです。

     新見駅を出ると、「A級グルメのまち 新見市へようこそ」という大きな看板が立てられていました。新見市はB級グルメではなく、千屋牛、キャビア、ピオーネ等のA級グルメで売り出しているうです。

    新見駅

  •  市内の中心部を流れる高梁川にかかる橋です。「甌穴(おうけつ)あり」という表示がありました。

     市内の中心部を流れる高梁川にかかる橋です。「甌穴(おうけつ)あり」という表示がありました。

  •  甌穴というのは、河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴です。橋の上流150m辺りの写真です。

     甌穴というのは、河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴です。橋の上流150m辺りの写真です。

  •  昼食の為に、駅から歩いて10分位の所にある「新見プラザ」に行きました。

     昼食の為に、駅から歩いて10分位の所にある「新見プラザ」に行きました。

    いんでいら グルメ・レストラン

  •  そこには「いんでいら」というお店があります。

     そこには「いんでいら」というお店があります。

    いんでいら グルメ・レストラン

  •  何故この店に来たかと言えば、ここが岡山県のご当地グルメ「えびめし」の発祥店と言われているお店だからです。ご当地グルメの中には、特にオリジナリティを感じないものもあります。しかし、デミグラスソースやカラメル等で作った「えびめしソース」にエビや玉ねぎを加えて、チャーハン風に作られている黒褐色のえびめしは、独創性豊かな料理だと思います。

     何故この店に来たかと言えば、ここが岡山県のご当地グルメ「えびめし」の発祥店と言われているお店だからです。ご当地グルメの中には、特にオリジナリティを感じないものもあります。しかし、デミグラスソースやカラメル等で作った「えびめしソース」にエビや玉ねぎを加えて、チャーハン風に作られている黒褐色のえびめしは、独創性豊かな料理だと思います。

    いんでいら グルメ・レストラン

  •  新見駅から芸備線の列車に乗って「備後落合駅」に向います。

     新見駅から芸備線の列車に乗って「備後落合駅」に向います。

    新見駅

  •  備後落合駅・東城駅方面に向かう本数は1日5本(平日)です。秘境駅も備後落合駅までに5駅あります。

     備後落合駅・東城駅方面に向かう本数は1日5本(平日)です。秘境駅も備後落合駅までに5駅あります。

    新見駅

  •  新見駅を出て直ぐに、牛山さんの作った「秘境駅ランキング」24位の「布原駅」に近づいて来ました。<br />

     新見駅を出て直ぐに、牛山さんの作った「秘境駅ランキング」24位の「布原駅」に近づいて来ました。

    布原駅

  •  布原駅のプラットフォームは短く、屋根のある旅客上屋もありません。

     布原駅のプラットフォームは短く、屋根のある旅客上屋もありません。

    布原駅

  •  今度はランキング19位の内名(うちな)駅です。民家は写真の左側に見えるものしかありません。秘境感たっぷりです。

     今度はランキング19位の内名(うちな)駅です。民家は写真の左側に見えるものしかありません。秘境感たっぷりです。

  •  しかし、この駅には待合所はありました。乗客が1人降りられました。

     しかし、この駅には待合所はありました。乗客が1人降りられました。

  •  芸備線を中国山地の山側に進むにつれて、積雪量も増えて来ました。前方に見えるのが、ランキング30位の道後山駅です。

     芸備線を中国山地の山側に進むにつれて、積雪量も増えて来ました。前方に見えるのが、ランキング30位の道後山駅です。

    道後山駅

  •  かつてはスキー場への行楽客で賑わっていたと言われる道後山駅です。現在、駅舎の一部は消防車の車庫として使われているそうです。

     かつてはスキー場への行楽客で賑わっていたと言われる道後山駅です。現在、駅舎の一部は消防車の車庫として使われているそうです。

    道後山駅

  •  崖が鉄道線路に迫ってきています。芸備線は大正時代から昭和初期にかけて作られたそうですが、大変な難工事だったと思われます。当時の人々の苦労が偲ばれます。<br />

     崖が鉄道線路に迫ってきています。芸備線は大正時代から昭和初期にかけて作られたそうですが、大変な難工事だったと思われます。当時の人々の苦労が偲ばれます。

  •  芸備線と木次線が交わる備後落合駅に着きました。かつては、山陽地方と山陰地方を結ぶ交通の要衝地としてかなり賑わった駅です。

     芸備線と木次線が交わる備後落合駅に着きました。かつては、山陽地方と山陰地方を結ぶ交通の要衝地としてかなり賑わった駅です。

    備後落合駅

  •  向いのホームには木次線の車両が停車していました。

     向いのホームには木次線の車両が停車していました。

    備後落合駅

  •  ここから木次・宍道方面(出雲横田駅まで)の1日の本数は3本と、日本の中でも屈指の閑散区間です。

     ここから木次・宍道方面(出雲横田駅まで)の1日の本数は3本と、日本の中でも屈指の閑散区間です。

    備後落合駅

  •  昔の駅の展示場もありました。以前には、駅前に商店や施設があったそうですが、今は秘境駅の一つとして数えられています。

     昔の駅の展示場もありました。以前には、駅前に商店や施設があったそうですが、今は秘境駅の一つとして数えられています。

    備後落合駅

  •  木次線車両のロングシートです。

     木次線車両のロングシートです。

    備後落合駅

  •  列車は秘境駅の油木駅に近づいています。ここは島根県との県境にある広島県側の駅で、秘境駅の一つでもあります。

     列車は秘境駅の油木駅に近づいています。ここは島根県との県境にある広島県側の駅で、秘境駅の一つでもあります。

    油木駅

  •  次に島根県側の三井野原駅に到着しました。ここはJR西日本の駅の中で最も標高が高い駅(727m)です。ここから次の出雲坂根駅との間(約6500m)で、全国でも珍しい3段式スィッチバック運転を体験することができます。

     次に島根県側の三井野原駅に到着しました。ここはJR西日本の駅の中で最も標高が高い駅(727m)です。ここから次の出雲坂根駅との間(約6500m)で、全国でも珍しい3段式スィッチバック運転を体験することができます。

    三井野原駅

  •  奥出雲おろちループ橋の最高地点にある赤いアーチの「三井野大橋」が眼下に見えて来ました。

     奥出雲おろちループ橋の最高地点にある赤いアーチの「三井野大橋」が眼下に見えて来ました。

    奥出雲おろちループ 名所・史跡

  •  奥出雲おろちループ橋は日本最大規模の二重ループ方式の道路で、ループ全体が二重にとぐろを巻くように円を描いています。

     奥出雲おろちループ橋は日本最大規模の二重ループ方式の道路で、ループ全体が二重にとぐろを巻くように円を描いています。

    奥出雲おろちループ 名所・史跡

  •  もう一度、雪化粧の中国山地を背景に三井野大橋の写真を撮りました。

     もう一度、雪化粧の中国山地を背景に三井野大橋の写真を撮りました。

    奥出雲おろちループ 名所・史跡

  •  幾多ものトンネルを通り過ぎて行きます。

     幾多ものトンネルを通り過ぎて行きます。

  •  スノーシェルターに入って行きます。スノーシェルターからはもう1本の線路が出雲坂根駅に向けて延びています。

     スノーシェルターに入って行きます。スノーシェルターからはもう1本の線路が出雲坂根駅に向けて延びています。

  •  スノーシェルターを出てから少しの所で列車は停まりました。

     スノーシェルターを出てから少しの所で列車は停まりました。

  •  ここで運転士は前部の運転席から車両の中を歩いて後部にある運転席に移動しました。

     ここで運転士は前部の運転席から車両の中を歩いて後部にある運転席に移動しました。

  •  列車は運転方向を変えて再びスノーシェルターの中に入って行き、右側の線路を進んで出雲坂根駅に向います。

     列車は運転方向を変えて再びスノーシェルターの中に入って行き、右側の線路を進んで出雲坂根駅に向います。

  •  秘境駅の出雲坂根駅に到着しました。

     秘境駅の出雲坂根駅に到着しました。

    出雲坂根駅

  •  秘境駅にしては、駅舎はかなり大きい建物です。駅舎の周囲状況から秘境駅に選ばれたのでしょう。

     秘境駅にしては、駅舎はかなり大きい建物です。駅舎の周囲状況から秘境駅に選ばれたのでしょう。

    出雲坂根駅

  •  標高が564mで3段式スィッチバックの停車場という標識もあります。

     標高が564mで3段式スィッチバックの停車場という標識もあります。

    出雲坂根駅

  •  運転士は再び、運転席を変えて出雲横田駅方面に向けて出発しました。

     運転士は再び、運転席を変えて出雲横田駅方面に向けて出発しました。

    出雲坂根駅

  •  木次線で2番目に乗車数の多い木次駅です。

     木次線で2番目に乗車数の多い木次駅です。

    木次駅

  •  本日の最終駅である出雲市駅に18時30分頃に到着しました。

     本日の最終駅である出雲市駅に18時30分頃に到着しました。

    出雲市駅

  •  出雲市から歩いて約5分の所にあるカプセルホテル「フルハウス」に到着しました。

     出雲市から歩いて約5分の所にあるカプセルホテル「フルハウス」に到着しました。

    カプセルホテル フルハウス 宿・ホテル

  •  夕食の為に、宿舎の直ぐ近くにある「五郎八」さんを訪ねました。このお店は「吉田類の酒場放浪記」で、吉田さんが立ち寄ったことで有名な、昭和の時代から続く「おでん屋」さんです。

     夕食の為に、宿舎の直ぐ近くにある「五郎八」さんを訪ねました。このお店は「吉田類の酒場放浪記」で、吉田さんが立ち寄ったことで有名な、昭和の時代から続く「おでん屋」さんです。

    五郎八 グルメ・レストラン

  •  「突き出し」に出たのは、だし巻き卵とレタス、タマネギのスライスです。

     「突き出し」に出たのは、だし巻き卵とレタス、タマネギのスライスです。

    五郎八 グルメ・レストラン

  •  注文したのは、さつま揚げ、ゆで卵、豆腐、白滝、じゃがいもの「おでん」です。辛子もありましたが、味噌ダレでいただきました。薄味の出汁がよく染み込んでいて、どの品も美味しかったです。特に、下ごしらえがきちんとできていて煮崩れのない、じゃがいものホクホク感は最高でした。

     注文したのは、さつま揚げ、ゆで卵、豆腐、白滝、じゃがいもの「おでん」です。辛子もありましたが、味噌ダレでいただきました。薄味の出汁がよく染み込んでいて、どの品も美味しかったです。特に、下ごしらえがきちんとできていて煮崩れのない、じゃがいものホクホク感は最高でした。

    五郎八 グルメ・レストラン

  •  本日の一品料理ということで、鯵のたたきも注文し美味しくいただきました。

     本日の一品料理ということで、鯵のたたきも注文し美味しくいただきました。

    五郎八 グルメ・レストラン

  •  宿舎に帰り、明日に備えて早く就寝につきました。

     宿舎に帰り、明日に備えて早く就寝につきました。

    カプセルホテル フルハウス 宿・ホテル

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