ミラノ旅行記(2024年12月)

2024/12/09 - 2024/12/10

2024年12月にチャンピオンズリーグ アーセナルvsモナコ観戦、及びイタリアとイギリス3都市旅行に行ってきました。
そのうちミラノ旅行部分です。
→2024/12/09-10 旅行 イタリア　ミラノ
　2024/12/10-10 旅行 イタリア　トリノ
　2024/12/10-13 旅行 イギリス　ロンドン
　2024/12/11-11 観戦 アーセナルvsモナコ

■サマリ
私は海外サッカー好きなので、ヨーロッパ各都市を訪れる際は基本的に、まずサッカー関連スポットに行く。その後時間に余裕があれば一般的な観光名所に行く。
結果、ACミランに関するスポット巡りが8割となった、しかし悔いなし！元々"ACミランのシェフチェンコのユニフォームを購入したい"から始まった往訪なので。
街中はクリスマスムードで、歩いているだけで楽しかった。
日中帯は変な雰囲気を感じなかったが、日が沈むと余計な声掛けが増えたため不安度は増した。

エリア ミラノ(イタリア)

■ミラノ到着まで
まずはANAで羽田→フランクフルト。12/8(日) 夜22:45発。プレミアムエコノミー席を購入したが当日ビジネスクラスにアップグレードされた！（マイルでの有償アップグレード）　恐らくだがANAの上級会員であることが良い方向に働いたのではと思う。

12/9(月)の朝5時過ぎにフランクフルト空港に着き、次はルフトハンザでミラノ マルペンサ空港へ。このフライトはガラガラだった上に非常口座席を割り当ててもらえて快適だった。

朝8時半にミラノ マルペンサ空港到着！ミラノ市内に行けるマルペンサエクスプレス（略称"XP"とのこと、なんだかカッコいい）ではタッチ決済が利用できるようだと事前に調べておいたが合っていた。Pay&Goと書かれている機械にタッチしたら"Card accepted"と音声が流れて安心した。

ミラノ マルペンサ国際空港 (MXP) 空港

こっちのミラノ チェントラーレ（Centrale:中央駅）行きには乗らず、ミラノ カドルナ駅行きの電車に乗る。電車待ち中、このプラットフォームで現地人に故意か偶発かでぶつかられ、Sorryと言われて身体をポンポンとタッチされたが恐怖でしかない。イタリアと言えばスリの国、というイメージがあるので。

ミラノ カドルナ駅というターミナル駅に来た。朝9時半くらい。

ミラノ カドルナ駅 駅

■ミラノ観光
キオスクで1日券を購入。（現金のみの取り扱いだった）

10時頃、まずは宿泊先にバックパックを預けに行った。キングモキンバホテルという、カドルナ駅すぐ近くのホテルにした。アメニティはほぼ無かったものの、カドルナ駅・ドゥオーモどちらも徒歩圏内であったため非常に立地が良かった。ミラノ再訪時はまた泊まる気がする。

モキンバ ホテルズ キング ホテル

ちょっと期待していたミラノの目的地の1つ、デカトロン。日本で言うスポーツデポで、スポーツ総合ブランドという立ち位置。

私は趣味でフットサルをやっているので良いシューズあるかな？と思ったものの、フットサル用のシューズはこれだけ。。ちょっと少なすぎた。5分ほどで退店。次次！

少しデカトロンにガッカリしたあと、Cairoli駅からメトロM1線に乗ってLotto駅まで行く。この天井が低く薄暗い感じは観光客を不安にさせると思う。ここで変な人々に絡まれたらかなり怖い。

10時半頃、Lott駅でM1線→M5線に乗り換えて終着駅のSan Siro Stadio駅へ。東京メトロを想起させる駅構内。

今回の旅、この眼で見ることを希ったサンシーロ！目の前に！
皆さんご存じの通りACミランとインテルが共同利用するスタジアム。

ジュゼッペ メアッツァ スタジアム(サンシーロスタジアム) スタジアム・スポーツ観戦

まずはサンシーロスタジアムツアーの受付で入場手続き。

始まりました、サンシーロスタジアムツアー！
いきなり過去名選手のユニフォーム展示コーナーが。シェフチェンコの神ユニフォームにいきなりお目見え。サンシーロのツアーであるため、当然ACミランだけでなくインテルの展示も沢山あった。また、ツアーはイタリア語→英語の順にスタッフ解説があるのでイタリア語分からなくても大丈夫。

ACミランのドレッシングルーム。なおツアー参加者はだいたいイタリア人6割、その他白人3.5割、アジア人（私）0.5割という内訳。

インテルのドレッシングルーム、簡素な感じ？

ピッチサイド！観客席が青は分かる、他の色は緑とオレンジなの？という印象。そして私の英語聞き取りが合っていれば棲み分けはこう ↓
　緑ゾーンはACミランサポーター用
　青ゾーンはインテルサポーター用
例えばACミランvsローマの場合はこう座る ↓
　緑ゾーン：ACミランサポ　青ゾーン：ローマサポ
例えばインテルvsローマの場合はこう座る ↓
　緑ゾーン：ローマサポ　青ゾーン：インテルサポ

2階席に当たるのだと思うが、この高さからの観戦とても良さそう

12時前、スタジアムツアーも終わりサンシーロストアへ。
探していたACミランホーム長袖、ACミラン125周年ボタン付きユニはどちらも置いていなかったため、20分ほど店内をうろうろし尽して何も買わず退店。125周年ボタン付きユニは友人が強く探していたため入手したかったが、日本のKAMOでも即完売であったため現地でも難しいのかな。

そして入るとすぐにACミラン125周年ユニがお迎えしているものの、

サンシーロストアは左側がACミランゾーン、右側がインテルゾーンになっていた

さすがに今シーズンユニは沢山あった

サンシーロを後にして次に向かったのはACミランの本部というカーサミラン。カッコいい建物だなあ。ここでもACミラン125周年ボタン付きユニは見つけられず。

12月初の往訪であったが、既にしっかりクリスマスムード

こちらにもACミラン125周年ユニ！ボタンなしverのものだが

他に買い物客がほぼおらずゆっくりできた

13時、日本からのフライト内で機内食を摂って（現地時間朝3時相当）以降何も食べていなかったため疲労感MAX。カーサミラン併設のカフェで休憩。

あまりに空腹であったため沁みた、イタリアはコーヒーが安い代わりに食べ物が高い

ランチを摂って少し回復したが15時ホテルチェックインにはまだ早い。疲れているもののミラノの観光メインどころであるドゥオーモに向かう。Lotto駅からM1線でSan Babila駅へ。メトロ車内はヨーロッパでよく嗅ぐ甘い匂いだが、正体は一体。。

観光中心地のSan Babila駅構内、より一層天井が低く感じる？

13時半、San Babila駅を降りたところ。観光やショッピングの中心地。
ミラノに降り立って5時間ほど経ってようやく観光地に行く、「フットボール関連スポットに目がないため、一般的な観光地往訪を省略しがちマン」な自分。

これこれ、これこそがミラノで観光していますという感じ

さっき "ようやく観光地に行く" と言ったな、あれは嘘だ。
ということでインテルのメガストアSan Babila店到達。しかし今回はACミランを深掘りしたいという気持ちでイタリアにやってきたため、「インテル最高！」とメガストアに入るのはなんだか違う気がした。

インテル ストア ミラノ 専門店

よってインテルメガストアは入口の写真を撮るに留め、この旅の主目的の1つであるACミランメガストアに来た。なおこの店舗、インテルメガストアのすぐ近くで、徒歩2分程度の近さ。ここでもACミラン125周年ボタン付きユニは売り切れ。

ACミラン ストア 専門店

やはり品揃えはピカイチであった

２階への階段では見知った顔だらけ

右側はジル男かと思ったらまさかのインザーギ、左はもちろんバレージでしょう

無事、シェフチェンコのユニフォームをゲット！！
　AC Milan 2024/25 Home kit Long Sleeve #7 Shevchenko

正直、上記のユニフォームを入手できたので後はもう流し。 "立ち合いは強く当たって、あとは流れで～"と同じ。
と言ってもここまでザ・観光地の往訪0件であったので、それはそれでどうなんだ、ということでまずはドゥオーモ。14時過ぎのこと。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ドゥオーモの表側に回れた。

メトロのDuomo駅を出てすぐこの光景というのは観光客にとって嬉しいだろうなと思った。

ドゥオーモの横の巨大なアーケード ガレリア に。ここもクリスマスムードかつカップルやファミリーだらけで少々居心地が悪かった。

ドゥオーモ・ガレリアをサッと見たあとホテルにチェックインしようと思っていたところ、 Football Teamというユニフォームショップがあったので立ち寄り。イタリアの小さなチーム分までユニフォームが並んであったのは流石。また奥の方には過去ユニフォームがいくつか販売されていた。しかしどれも数万円以上するもので手が出なかった。

フットボールチーム (ドゥオーモ店) 専門店

ではホテルに戻りましょう。ドゥオーモからホテルは徒歩10-15分。
疲れ果てているが歩ける距離。

歩ける距離ではあったが休憩が必要だった。ゆっくりコーヒー飲んで回復回復・・・と思って、有名らしいカフェMarchesi に来た。

イル マルケジーノ イタリアン

ここで小さいパンとカプチーノを頼んだところカウンターに案内された。色々説明を受けたところ「ここは頼んだものをカウンターでサッと飲食して、サッと帰るんやで」とのことであった。注文したあとの滞在時間は5分、座って回復した時間0分、という結果で店を後にした。

15時過ぎ、無事ホテルでチェックインでき、クローゼットにシェフチェンコユニを飾ってしばし休憩。ユニフォームを見ると心が癒される。

1時間ほど休憩して16時頃、薬局Parashopへ行きMARVISというお土産用歯磨き粉を入手。日本では高く取引されているらしい。

路面電車(?)は全く乗らなかった。地点A→地点Bにおいて、路面電車だと10分、徒歩だと15分、といった場合は迷わず徒歩15分を選択する系の性格をしているため。（路面電車が来るまで待つ上に、途中遅延したら結局15分以上かかる可能性全然あるよね、という考え方）

Hamleysというおもちゃ屋にも立ち寄り。シルバニアファミリーやポケモンカードイタリア語版には大層惹かれたが、前者は嵩張る点、後者はそもそもポケカにあまり興味がなかった点から購入見送り。
ミラノの観光中心地での行動はこれでおしまい。このあとはM1線でSan Babila駅→Cairoli駅に向かった。

17時前、Cairoli駅降りてすぐにあるスフォルツェスコ城に到着。しかしこれもただ写真を撮ったのみ。

スフォルツェスコ城 城・宮殿

城→最後の往訪スポットへの道中、おしゃれな通りを歩いていたのだが「ミサンガ？」と声を掛けられ、無視すると「$%&'(-~ ！！」と分からない単語を発しながら背中をボンボン叩かれた。人種や性別、風貌は記載を控えるが、これぞイタリア、これぞミラノという悪いイメージ通りの出来事であった。楽しい旅行体験を汚さないで欲しい。

この日最後の往訪スポット、ACミランフラッグシップストアというところにやってきた。ACミランのストアは4ヶ所目であったため目新しいアイテムは当然なし。ACミラン125周年ボタン付きユニもやはり無し。

最後にスーパーで簡単な食事とACミランビールを買い、18時前にはホテル帰宅。13時頃から疲労が溜まっていたこともあり、20時には就寝した。

■ミラノ出発（トリノへ）
12/10(火)、この日はミラノ→トリノ→ロンドンと移動する日。
まずは早朝5時台にチェックアウト。夜中もライトアップされているようで、早朝も街中は綺麗だった。

最寄りの メトロCadorna駅。改札がイタリアカラーに点灯している素敵。M2線でCadorna駅→Centrale駅へ。

Centrale（ミラノ中央）駅到着。圧倒的なビジュアルに、なぜ前日観光で来なかったのかと後悔した。なにせミラノ中央駅はスリや詐欺が横行しているイメージしかなかったため、近寄るつもりが前日時点で毛頭なかったのだ。

ミラノ中央駅 駅

駅構内の美しさ

それではトリノに向かいましょう。
ミラノ旅行記はこちらでおしまい。