2017/05/04 - 2017/05/06
383位(同エリア695件中)
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リトアニアを訪問(2017年5月)
ラトビアのリガからバスでシャウレイへ。十字架の丘を見る。
シャウレイからは鉄道でビリニュスへ。
ビリニュスでは、ハレス市場を訪れ、教会や大聖堂を見て周り、ゲディミナス塔からビリニュスの街のパノラマを眺め、「バルトの道」の敷石や「杉原千畝」の記念碑を訪れた。
食事は、リトアニアの伝統的な料理「ツェペリナイ」を賞味。カフェやバーなどにも行った。
ビリニュスからはアエロフロートでモスクワへと飛んだ。
★★★メインブログの詳細記事はこちら↓★★★
リガからシャウレイの「十字架の丘」を見てビリニュスへ(ラトビア・リトアニア)
https://search-ethnic.com/travel/riga-vilnius/
リトアニアの首都「ビリニュス」街歩き①|ハレス市場から旧市街へ【世界遺産】
https://search-ethnic.com/travel/vilnius/
リトアニアの首都「ビリニュス」街歩き②|旧市街からウジュピスへ【世界遺産】
https://search-ethnic.com/travel/vilnius-2/
リトアニアの首都「ビリニュス」街歩き③|「バルトの道」の敷石と杉原千畝の碑
https://search-ethnic.com/travel/vilnius-3/
★★★関連記事↓★★★
バルト三国の旅
https://search-ethnic.com/tag/baltic-travel/
世界の旧市街42カ所ご紹介(アジア・中南米・アフリカ・ヨーロッパ:世界遺産33カ所)
https://search-ethnic.com/travel/old-town/
世界の教会・大聖堂76カ所ご紹介(アジア・中南米・アフリカ・ヨーロッパ:外観と内観)
https://search-ethnic.com/travel/church/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ラトビアの「リガ」からバスで、リトアニアの「シャウレイ」へと向かう。
シャウレイ近郊にある「十字架の丘」という名所を見るのが目的だ。
★★★詳細記事↓★★★
リガからシャウレイの「十字架の丘」を見てビリニュスへ(ラトビア・リトアニア)
https://search-ethnic.com/travel/riga-vilnius/ -
バスは「リュクスエクスプレス(Lux Express)」というバス会社を利用。
ネットで事前予約し、運賃は11.50ユーロ。 -
バスは、リガを9:00分に出発。所要時間は2時間半。
バスはいつの間にか国境を越えてリトアニアに入国し、11:25分にシャウレイに到着した。 -
目的地である「十字架の丘」は、シャウレイからバスで15分ほど行った「ドマンタイ」という場所にある。
ドマンタイ行きのバスは、12:15発もあったが、昼ご飯を食べたかったので、13:10発で行くことにした。 -
十字架の丘へ行くのに、スーツケースをガラガラ引いて観光する訳にはいかないので、シャウレイのバスターミナルで荷物を預ける。
バスターミナルの中に荷物を預けられる場所があり、そこで預けた。
料金は1~2ユーロだったと思う。 -
1時間半近く時間があるので、シャウレイの街を散策してランチできる所を探す。
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小ぢんまりとしたシャウレイの街。
のんびりとした雰囲気がいい感じだ。 -
チョコレート博物館
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シャウレイの目抜き通り”ヴィリニアウス通り”
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お店やカフェなどが並んでいるが、適当な店が見つからない。
人通りはそれほど多くなく、賑わっている感じはしなかった。 -
学校らしき建物
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若い女性がたくさんいた。
女子大かもしれない。 -
結局、適当な店は見つからず、バスターミナルの中にあったフィンランドのハンバーガーチェーン「HESBURGER」で昼食を食べることにした。
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リトアニア語が読めないので写真で判断
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写真を指差し注文。2セットで7.00ユーロ。
味はまあまあ。 -
バスの出発時間となった。
バスは「JONISKIS(ヨニスキス)」行き。
十字架の丘の最寄り停留所の「Domantai(ドマンタイ)」までは、約15分だ。 -
15分後、バスは「Domantai(ドマンタイ)」の停留所に到着。
下車したのは、自分たちと日本人の女性ひとりのみ。
停留所がポツンとあるだけで、周りは何もない場所だ。 -
案内も何も無く、停留所からどこへ向かえばいいのかわからなかったが、一緒に降りた日本人女性が迷わず歩いて行ったので、こっそり?着いていった。
この写真に写っているT字路を左に歩いていく。 -
イチオシ
T字路を曲がると、長い一本道。
この道を20分くらい歩いていく。 -
しばらく歩くと、あと1kmの看板が見えた。
さらに歩いていくと、左手にお店のような建物が見えてきた。 -
近づいてみると、売店がいくつかあり、十字架がたくさん売られていた。
-
この売店で十字架を買い、「十字架の丘」にその十字架を置いていくのがセオリーらしい。
十字架は、小さいものなら1ユーロで買うことができる。 -
売店の奥のこの通路を通ると、その先に「十字架の丘」へと続く道がある。
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遠くに「十字架の丘」が見えてきた。
遠くからでも、物凄い数の十字架があるのが分かる。 -
丘の脇にも十字架が連なっている。
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「十字架の丘」に置かれた最初の十字架は、1831年のロシアに対する蜂起の後、処刑や流刑にされた人々のために立てられたと言われている。
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その後、ソ連軍により十字架がなぎ倒されては、また建てるということが何回か繰り返され、1990年には5万本もの数になったのだとか。
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今では、カトリックの聖地として数多くのリトアニア人が訪れ、十字架を捧げて帰って行くのだそう。
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そして、近年はますますそれが盛んになり、海外からの旅行者も十字架を残していくようになったのだとのこと。
-
イチオシ
一生分以上の十字架を一気に見た。
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「十字架の丘」をひと通りぐるりと巡った後、シャウレイ行きのバスの停留所へと戻ることにした。
-
まだ時間がありそうだったので、売店を物色。
十字架の他、琥珀のアクセサリーや木製コースターなども売られていた。
記念として、十字架やコースターを購入。 -
購入した十字架
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購入した木製のコースター。
来た道を再び歩いてバス停まで戻り、15:02出発のバスに乗ってシャウレイへ。 -
シャウレイに着いた後、ビリニュスへ向かう列車の出発時間まで、バスターミナルに併設されたショッピングセンターとスーパーを見て回った。
写真はチョコレート屋 -
リトアニアの伝統的なケーキ「シャコティス」
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スーパーマーケット『Rimi』
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魚売り場
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量り売りのドライフルーツ
-
こちらにも「シャコティス」
-
シャウレイからビリニュスまでは鉄道で行く。
列車の出発時間は17:25分。
少し早いがやることもないので駅に行くことにした。
バスターミナルからシャウレイ駅までは、歩いて6~7分。
スーツケースをガラガラ引きながら歩いていくと、小ぢんまりとしたシャウレイ駅が見えてきた。 -
閑散とした素朴な駅だが、なんだか情緒がある。
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貨物列車が通過していく。
-
イチオシ
旅客列車の本数は少ないが、貨物列車は頻繁に通る。
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ビリニュス行きの列車が到着。
3両編成。 -
ビリニュスへの車窓。
のどかな風景。 -
何もない平原に突然、整然と建物が並ぶ街があったりする。
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約2時間半でリトアニアの首都ビリニュスに到着。
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駅前に停まっていたトロリーバスに乗り、旧市街のホテルへと向かう。
駅前だけ見ると、タリンやリガに比べて田舎な感じがした。 -
トロリーバスの運賃は2.00ユーロ。
地図を見ながら、ホテルの近くの停留所で下車。 -
宿泊したホテルは、ビリニュス旧市街の南側に位置するホテル『City Hotels Rūdninkai (シティホテルズ ルドニンカイ)』
総部屋数17室のこじんまりとしたホテル。 -
『City Hotels Rūdninkai (シティホテルズ ルドニンカイ)』の部屋。
シンプルで温かみのある北欧的な色合いの内装。 -
机などの調度品は全て新しく綺麗で、気持ちよく過ごせた。
-
場所は旧市街の南端の方だが、ビリニュス旧市街は広くはないので、どこへ行くにも歩いて行くことができた。バスターミナルやビリニュス駅に近いのも便利。
★詳細記事↓
「City Hotels Rūdninkai 」(リトアニア・ビリニュス)@設備が綺麗で快適なホテル
https://search-ethnic.com/travel/rudninkai/ -
夕食は、旧市街にあるリトアニア料理を提供するお店『レイチャイ(Leiciai)』に行った。
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店に入ると満席状態。
しばらく待っていると、店員が地下の席に案内してくれた。
地下は、洞窟のような雰囲気で、少し薄暗い。
4人以上の大人数で来ている地元の人たちが多かった。 -
まずは、ビール。
「Light lager “Leiciy”」2.00ユーロ / 250ml と、「Leiciy black」2.00ユーロ / 250ml。 -
冷たいビーツのスープ。「Cold beetroot soup “Saltibarsciai”」4.00ユーロ。
-
チーズとりんごが入ったサラダ。「Marinated homemade cheese salad with cannabis seeds」6.00ユーロ。
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リトアニアの名物料理「ツェペリナイ Cepelinai」6.00ユーロ。
”ツェペリナイ” は、ドイツの飛行船 ”ツェッペリン号” に由来しているそうだ。 -
「ローストポークリブ Roasted pork ribs」7.00ユーロ。
リトアニアの名物料理が食べられる『レイチャイ(Leiciai)』
リーズナブルで料理の味も美味しく雰囲気も良い。
★お店の詳細はこちら↓
Leiciai(ビリニュス)|名物のジャガイモ料理や肉料理をいただけるリトアニア料理店
https://search-ethnic.com/gourmet/leiciai/ -
翌朝、「ハレス市場」に行ってみた。
ハレス市場は、1906年にオープン。110年以上続いている地元民のメインマーケットだ。
この建物は、18世紀末の領主の館で、改修を繰り返してきたとのこと。
★詳細記事↓
100年以上続いているビリニュス市民の台所「ハレス市場」(リトアニア)
https://search-ethnic.com/travel/hales-market/ -
肉屋。
市場は朝7時からのオープンだが、7時半頃行ったせいか、まだ準備中の店もあり、お客さんは少なかった。 -
パン屋。
イートインスペースもあり、おじさんが朝食を食べていた。 -
ハムやベーコンの店
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リトアニアの伝統的なケーキ「サコティス」
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綺麗に陳列された野菜
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ピクルス屋
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黒パン
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ハチミツ
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イチオシ
ヨーロッパらしいクラシックな市場
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缶詰や瓶詰、コーヒーなど色々なものが積み上げられている。
★詳細記事↓
100年以上続いているビリニュス市民の台所「ハレス市場」(リトアニア)
https://search-ethnic.com/travel/hales-market/ -
ハレス市場から見たピーリモ(Pylimo)通りの風景。
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ピーリモ通りを東に歩いて行くと、『夜明けの門』がある。
門の上部には、リトアニアの紋章が刻まれている。ソ連時代は、ここでしか見られなかったものだそう。
この夜明けの門は、1503年から1522年の間に建てられた城壁にあった5つの門のうち、現存する唯一の門だ。
向かって右側に、城壁が続いている。
★★★詳細記事↓★★★
リトアニアの首都「ビリニュス」街歩き①|ハレス市場から旧市街へ【世界遺産】
https://search-ethnic.com/travel/vilnius/ -
夜明けの門から、旧市街に入るところ。
右手には、内部に入る入口があり、そこから2階へ上がると、小さな礼拝所がある。 -
門の上が、礼拝所。
2階に上がって、礼拝所へ入ってみた。
礼拝所には、奇跡が起こると信じられている聖母のイコンがあり、信者たちが熱心に祈りを捧げていた。
下の道を通る人たちも、ここを通る時に、礼拝所の聖母に向かって、一礼をして祈りを捧げていた。 -
城壁の外側を通って「円形城塞」へと向かう。
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こちらが「円形城塞」
17世紀初めにつくられたものだそう。 -
円形城塞の周りは、綺麗に整備された公園になっており、ビリニュス旧市街を眺めることができる。
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朝食は、パンケーキの店『グスト・ブリーニネ(Gusto Blynine)』でいただいた。
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『グスト・ブリーニネ(Gusto Blynine)』の店内。
厨房の上にあるパンケーキのオブジェがインパクトあり。 -
積み上げられたパンケーキのオブジェ
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クレープパンケーキ(Crepes” bananais ir sokoladu)2.39ユーロ。
トラディショナル生地に、中身はバナナ&チョコレートにした。
ほかに、カッテージチーズ入りじゃがいものパンケーキ(Bulvinis blynas su suria vaeske )もいただく。2.39ユーロ。
気軽に入れるし、味も美味しい。
★お店の詳細はこちら↓
Gusto Blynine(リトアニア・ビリニュス)|店内が凝っていて可愛い♪ パンケーキのお店
https://search-ethnic.com/gourmet/gusto-blynine/ -
リトアニアにおけるロシア正教の中心的教会「聖霊教会」
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教会の内部には、緑色が印象的な豪華なバロック様式の祭壇があった。
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「旧市庁舎」
旧市庁舎では、コンサートや展覧会などがよく催されているそうだ。 -
旧市庁舎の近くには、民芸品などの店がいくつか出ていた。
定番のマグネットや、フェルト製の小物、リネン製品、琥珀のアクセサリーなどが売られていた。 -
リトアニアは琥珀が有名。
この露店でも琥珀のアクセサリーを売っていたので、こちらでハート形のネックレスを購入。4.0ユーロ。 -
こちらは、リトアニアで有名な”リネン”のお店の一つ『LINO NAMAI』
リトアニアはリネン製品がリーズナブルに手に入ると聞いていたが、意外といい値段がする。 -
その中で、お手頃だった刺繍入りリネンの巾着を購入。それぞれ3.70ユーロ。
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建物の軒下にも土産物屋が並んでいる。
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その中で目に止まったのが、旧ソ連グッズを売るおじいさんの店。
缶バッチやピンバッチ、メダルなど、マニアにはたまらない品々が並ぶ。 -
レーニンと、モスクワオリンピックのマスコット ”ミーシャ”のピンバッチを購入。
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通りを歩いていくと、道の向こうに「ケディミナス塔」が見えた。
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ピリエス通りを北上していくと、カテドゥロス広場にぶつかる。
広場の正面に建っているのが「大聖堂」
ビリニュスの中心に位置し、ビリニュスのシンボルになっている主教座教会だ。 -
イチオシ
大聖堂を横から見た図。
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大聖堂の手前には、高さ53mの鐘塔がある。鐘塔の下層部分は、13世紀の城壁の一部で、ビリニュスで最も古い建造物の一つと言われている。
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ギリシャ神殿のようなファサードの「大聖堂」
「大聖堂」は、13世紀半ばリトアニアを統一した王が、十字軍騎士団の圧力から逃れるため、キリスト教に改宗した際に建てた教会が起源となっている。
その後、増改築が繰り返され、18世紀の大改築で現在のクラシック様式になったとのこと。 -
太い6本の柱と、天井の模様が美しい。
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大聖堂の内部
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精緻な装飾が素晴らしい。
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大聖堂前の地面に写真のような敷石がある。
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敷石には『STEBUKLAS(奇蹟)』と書かれている。
1989年8月23日、ソビエト連邦の統治下にあったバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)で、「バルトの道」と呼ばれるデモ運動が行われた。
「バルトの道」は、バルト三国の200万人の人が手を繋いだと言われる「人間の鎖」である。
この「STEEBUKLAS(奇蹟)」と書かれた敷石は、その起点となる場所を示したものだ。
詳細は↓
https://search-ethnic.com/travel/vilnius-3/#toc2 -
大聖堂前の街並み
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イチオシ
「大聖堂」を訪れた後、その背後の丘の上に建っている「ゲディミナス塔(Gediminas’ Tower)」に登った。
★★★詳細記事↓★★★
リトアニアの首都「ビリニュス」街歩き②|旧市街からウジュピスへ【世界遺産】
https://search-ethnic.com/travel/vilnius-2/ -
塔の上へは歩いて登ることができる。ケーブルカーでも登ることができるとのことだったが、訪問した時はケーブルカーは動いていなかった。
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「ゲディミナス塔」は標高630mほど
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運休中だったケーブルカー。
これに乗ったら楽だった。 -
「ゲディミナス塔」まで登った。
町の東西を流れる「ネリス川」の流れと、その向こうに広がる新市街のビル群が見える。 -
こちらは、南側の旧市街の眺め。
16世紀に最盛期を迎えたリトアニア大公国の栄華の歴史が垣間見える風景。 -
緑溢れるビリニュスの町
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イチオシ
「ゲディミナス塔」の中から見たビリニュス旧市街
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「ゲディミナス城」
ビリニュス旧市街の町のパノラマを眺めていると、雨がパラパラと降ってきた。
一旦麓に降りて、お茶でもすることにした。 -
旧市街のピリエス(Plies)通りの北端にある、ベルギー製のチョコレートやチョコレートケーキを提供しているカフェ『AJショコラダス』に入る。
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クラシックな雰囲気の店内
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ズラリと並んだチョコレート
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ケーキの種類も豊富
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奥にあったチョコレートでできた部屋。
家具や暖炉までもチョコレート。 -
選んだチョコレートは、この6種類。
6個で3.29ユーロ。ドリンクは、コーヒー(1.50ユーロ)とカプチーノ(1.80ユーロ)。 -
ショコラティエのカフェの割りには、良心的な値段。
味も、甘すぎず食べやすくて美味しかった。
★お店の詳細はこちら↓
AJ Sokoladas(リトアニア・ビリニュス)|クラシックな雰囲気のショコラティエのカフェ
https://search-ethnic.com/gourmet/aj-sokoladas/ -
大聖堂のある「カテドゥロス広場」から旧市街のメインストリート「ピリエス通り」に入ってすぐの角を右に曲がったところに「ビリニュス大学(Vilniaus universitetas)」がある。
1579年に設立されたこの大学は、中・東欧において、ポーランド・クラクフの「ヤギェウォ大学」(1364年)、東プロイセン(現ロシア領)のケーニヒスベルクの大学(1544年)に次いで創立された、最も古い大学のひとつ。
キャンパスの中に入ると、お洒落で知的な感じの学生たちの姿があった。
写真は、大学に入ってすぐのところにあるメインの中庭「サルビエヴィユスの中庭(M.K.Sarbievijaus Kiemas)」 -
言語学部の2階ホールにあるのが、「ビリニュス大学」の見どころのひとつ、「四季(Petras Repsys画)」のフレスコ画。
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天井と壁面いっぱいに描かれているこのフレスコ画は、ビリニュスがキリスト教化される以前の自然崇拝時代の生活を描いたものであるとのこと。
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自然崇拝時代の生活が描かれている。
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イチオシ
訪問した時、ちょうど学生たちが課外授業で見学しており、先生の説明を熱心に聞いていた。
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樹木と人物などが描かれた天井画
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「ビリニュス大学」の書店。
書店の天井にもフレスコ画(こちらは近代に描かれたものかも知れませんが)が描かれていた。 -
こちらは「聖ヨハネ教会」
「聖ヨハネ教会」は、「ビリニュス大学」の中庭から入ることができる(入場料も共通)。
「聖ヨハネ教会」は、1387年にリトアニアがキリスト教を受け入れてすぐに建設が開始された教会で、16世紀にはイエズス会の教会となり、18世紀には大学の教会となった。 -
美しいバロック様式の建物は、1737年の火災の後に再建されたものだそう。
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本堂の東側にあるバロック様式の祭壇は見事。
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ビリニュス旧市街の東、ヴィリニャ川の橋を渡った向こう側は、「ウジュピス(Užupis)」という地域になっている。
橋を渡ってすぐ左にあるカフェレストランが『ウジュピオ』だ。 -
「ウジュピオ」の入り口
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川へりには、人魚の像がある。
この人魚の像を見つけると、幸せになれるのだとか。 -
テラス席に座り、ビールを頼んだ。
300ml で2.00ユーロと、かなりお手頃価格。 -
「リトアニアの冷製ビーツのスープ ポテト添え」
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「ドライクランベリー入りリトアニアのカードチーズのサラダ」
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「ローストチキン 野菜とフライドポテト添え」
どの料理も美味しく(もちろん、ビールも美味しい!)、何と言っても、爽やかな川のせせらぎや太陽が降り注ぐ中でいただく食事は、最高だった。
★お店の詳細はこちら↓
Uzupio(リトアニア・ビリニュス)|気持ちのいいテラス席でいただくリトアニア料理
https://search-ethnic.com/gourmet/uzupio-kavine/ -
食後、「ウジュピス」の界隈をぶらりと歩いてみた。
「ウジュピオ橋」を渡ったところが「ウジュピス」 -
イチオシ
「ウジュピス(Užupis)」 は、「川向こう」という意味で、15世紀頃から主に労働者や職人などが住み始めた地域。
16世紀に橋がかけられるまで、旧市街からは隔離されていたとのこと。
その後も、取り残されたような地域だったが、ソ連時代の後期から、そういった雰囲気を好んだ芸術家や学生などが住むようになり、”ビリニュスのモンマルトル” とも言われるようになったのだとか。
★★★詳細記事↓★★★
リトアニアの首都「ビリニュス」街歩き②|旧市街からウジュピスへ【世界遺産】
https://search-ethnic.com/travel/vilnius-2/ -
ウジュピオ通り
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「ウジュピス」のアートな界隈
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「ウジュピス共和国」を出て旧市街に戻り、ヴィリニャ川沿いを北へ進んだところに「聖アンナ教会」がある。
15世紀末に建てられた後期ゴシック様式の教会で、フランボワイヤン(火焔式)ゴシックの傑作と言われている。 -
「聖アンナ教会」は、創建から500年以上経った今も、当時のままの姿を留めている貴重な教会なのだとか。
-
こちらは「ベルナンディン教会」
15世紀半ばにビリニュスにやってきたフランシスコ会によって建てられた教会と修道院だ。 -
正面の主祭壇には、奇跡を起こすとされる金箔の十字架がある。
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ホテルに戻って2時間ほど仮眠した後、夕食がてら、旧市街へと出掛ける。
-
目的地である「カテドゥロス広場」は旧市街の北側にあり、ホテルからは1.5㎞ほどの距離。
少し遠いのでトロリーバスに乗ることにした。
★★★詳細記事↓★★★
リトアニアの首都「ビリニュス」街歩き③|「バルトの道」の敷石と杉原千畝の碑
https://search-ethnic.com/travel/vilnius-3/ -
トロリーバスは15分ほどで、新市街のメインストリート「ゲディミノ大通り」に面した「クディルコス広場」に到着。
ここでトロリーバスを降り、「ゲディミノ大通り」を東へと向かう。 -
訪問した時、ゲディミノ大通りでは、ヨーロッパ料理のフードフェスティバルが開催されていて、道は歩行者天国になっていた。
写真はソーセージや煮込み料理。 -
ハンバーグが焼かれている。
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旧市街のメインストリート「ピリエス通り」を歩く。
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リトアニア・ビリニュス旧市街、大聖堂からすぐのところにリトアニア郷土料理が食べられるお店『フォルト・ドゥヴァーラス(Forto Dvaras)』がある。
ここで夕食をいただく。 -
18世紀の修道院の建物を利用した店内は、洞窟のような雰囲気。
リトアニアの代表的な郷土料理「ツェペリナイ」が、13種類も揃っている。 -
「フォルト・ドゥヴァーラス」の店内とスタッフたち
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「Creamy wild mushroom soup served in a bread loaf bowl」3.75ユーロ。
黒パンをくり抜いた中にクリーミーマッシュルームスープが入っている。 -
「Zeppelins(Traditional with meat)」4.55ユーロ。
リトアニアの伝統的な料理 ”ツェペリナイ”。
このお店では、13種類ものツェペリナイが食べられる。 -
「The MANOR salmon steake」9.95ユーロ。
サーモンのステーキ、マッシュポテトとハーブバターとサラダ添え。
様々なリトアニアの名物料理を食べられる店。値段も手頃で雰囲気もあり、良いお店だ。
★お店の詳細はこちら↓
Forto Dvaras(リトアニア・ビリニュス)|ツェペリナイが13種も揃ったリトアニア料理店
https://search-ethnic.com/gourmet/forto-dvaras/ -
夕食後、再び「カテドゥロス広場」へ。
既に時間は夜の9時過ぎ。辺りは真っ暗になっており、 大聖堂も美しくライトアップされていた。
★★★詳細記事↓★★★
リトアニアの首都「ビリニュス」街歩き③|「バルトの道」の敷石と杉原千畝の碑
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イチオシ
ライトアップされた「大聖堂」
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「カテドゥロス広場」から「ゲディミノ大通り」を西へ歩いて、先ほどトロリーバスを降りた「クディルコス広場」へ。
右折して「ピーリモ通り」を北へ進む。
ビリニュスの町を東西に貫く川「ネリス川」を渡り西へ。
川沿いをしばらく進んでいくと、青々とした芝生が広がる緑地帯が現れる。
まだ7分咲きですだったが、桜の木もたくさん植えられていた。
ここは、通称「杉原桜公園」と呼ばれている公園。
日本のシンドラーと呼ばれ、多くのユダヤ人を救ったことで知られる外交官「杉原千畝」を記念して作られた公園だ。 -
公園の入り口には「杉原千畝の碑」というモニュメントが立っていて、彼の肖像と功績などが書かれている。
詳細は↓の記事に記載
https://search-ethnic.com/travel/vilnius-3/ -
「杉原千畝の碑」を見た後、モニュメントの裏手にある「リエトゥヴァ・ホテル」へと向かう。
このホテルの最上階は「スカイバー」というバーになっており、バーの窓からはビリニュスの街が一望できるらしい。 -
エレベーターで最上階の22階に上がると、「スカイバー」はあった。
店内は高級感溢れる大人の雰囲気。客層も若者はほとんどおらず、リトアニア紳士淑女の社交の場といった印象だった。 -
飲み物はモヒートを注文。お代は8ユーロ。
-
「スカイバー」のウェイトレスのお姉さん
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素敵なお姉さんの接客対応、美味しいモヒート、美しいビリニュスの夜景。
バルト三国の旅の締めとして、この上ないひと時となった。
★★★詳細記事↓★★★
リトアニアの首都「ビリニュス」街歩き③|「バルトの道」の敷石と杉原千畝の碑
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翌朝、ビリニュスを出発。
搭乗する飛行機アエロフロート航空2105便モスクワ行きは、11:10分出発なので2時間前チェックインを見越して9時に宿を発つことにした。
ホテルからは歩いてビリニュス駅へ。スーツケースを引きながら700mほど、10分くらいで到着した。 -
ビリニュス駅からは、空港行きの列車が出ている。
-
列車は2両編成のディーゼルカー。
列車のチケットは、車内で車掌から購入。料金は0.7ユーロ。 -
ビリニュス空港行き列車の車内
-
列車は7分ほどで空港に到着。
駅からは、歩いて5分ほど。 -
ここからモスクワへと向かう。
モスクワではトランジット時間が6時間20分あるので、ロシアに入国しモスクワを観光する予定だ。
詳細は↓の記事から
モスクワ・シェレメチェヴォ空港、トランジット6時間で「赤の広場」へ(ロシア)
https://search-ethnic.com/travel/moscow/
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