1996/12/07 - 1996/12/16
4264位(同エリア6837件中)
リュックさん
イタリア2
イタリアその1に続き、フィレンツェを後にして
ピサ、アッシジ、ローマへとイタリア半島を南下してゆく。
旅程
第6日目:12月12日
フィレンツェ~アッシジ~ローマ
第7日目:12月13日
ローマ終日観光
第8日目:12月14日
ナポリ、ポンペイ一日観光
ローマナイトツアー(オプション)
第9日目:12月15日
Lv. ローマ発 ミラノ経由 アリタリア航空
第10日目:
9時55分:Av. 成田
-
★ピサ
フィレンツェから列車で1時間。
西に位置する歴史ある町、ピサ。
ドウモ広場に立つ斜塔は世界的に知られている。 -
最大傾斜4メートルにも及んでいる。
斜塔の基礎周辺には倒壊を防ぐロープや重しなどが施されていた。
斜塔内立ち入り禁止で、
斜塔の傾斜側にあるアパートの部屋代は割安だとか。
確かに傾いている!!
この塔は鐘塔として1174年に着工、
塔の傾きを修正できず1350年に完成。
カリレオが落下の法則を発見した所縁の塔。
広場に面して建つドウモ荘厳なロマネスク様式で
内部にはガレリオが振り子の等時性を発見した
「ガレリオのランプ」がある。 -
★アッシジ
アッシジはフィレンツェとローマの中間の内陸部にある。
バスで2時間の距離。
町は堅固な石の城壁で囲まれ、山裾にへばり付くように造られている。
アッシジは山裾にしがみつくように造られている。
街並は山から切り出された石で造られて、
聖フランチェスコの質素の教え通り。
街角には黒をまとった僧がもの静か。 -
サンフランチェスコ聖堂
聖フランチェスコを慕い多くの巡礼者が
サン・フランチェスコ聖堂を訪れる。
聖堂内のフレスコ画は宗教美術の最高のものがあるといわれる。
我々が訪れた翌年、
地震で聖堂内の多くのフレスコ画が崩壊してしまった。
サンフランチェスコの大都市がアメリカにある。
移民が聖人を偲んでつけた名称か? -
サンフランチェスコ聖堂
壁、天井一面に絵が画れたフレスコ画。
美しく、見事。 -
サンフランチェスコ聖堂
決して豪華、華美ではないが、
宗教美術の最高のものがあるといわれた。
描かれたフレスコ画の青は神秘で落ち着く色だ。 -
アッシジ城内
街のあちこちにアーケードがあり、
下方に石段が伸びる。
その石段も長年、巡礼者に踏みしめられ、
中央はくぼんでいる。
石造りの町はひっそりと静か。 -
坂道を登りきったところに広場があり、
ここでしばし休憩。 -
クリスマスを控え町の空き地で
キリスト誕生の大きな飾りを準備していた。 -
石段を下って行く。
途中、当時の民家?をそのまま利用したような
リストランテ・フラントイオ(IL FRANTOIO RESTORANTE)で昼食。
内装は当時を模したアンティークな雰囲気で、料理もブオーノ。 -
★バチカン市国
ローマ市内の一角にあり、
カトリックの総本山。 -
バチカン宮殿には法王庁が布かれ、
一国として独立し、独自の通貨、切手を発行している。
お土産用として販売している。
通貨をお土産用に販売!? -
・サン・ピエトロ大聖堂
カトリックの総本山の主聖堂
313年ローマ皇帝が初めてキリスト教徒になり、
信仰の証として建てられた。
聖ペテロが暴君ネロの悪買いを受け殉教した地である。 -
・サン・ピエトロ大聖堂
訪れる者を圧倒させるその威容。
巨大なドームの空間。
ミケランジェロなどのルネッサンス時代の巨匠の
作品が溢れている。 -
★ローマ
紀元前から築き上げられた文化、遺産を数日で全てを見よう、
知ろうなどとするのは無理。
まして、始めてローマを訪れるものにとっては
謙虚にいろはのいの字の初歩からの見学になる。
今までヨーロッパの国々を訪れ、
あちこちのローマ人の足跡、遺跡を見てきた。
「その本拠地ローマに来たのだ!」 -
・ティトウスの凱旋門
ヴェスバシアヌス帝と息子のティトウスが
エルサレムを占領した記念に81年に建てられた。
ローマに残る最古の凱旋門とのこと。 -
・コロッセオ
この周辺には古代ローマ時代の遺跡がたくさんある。
紀元前72年から紀元80年にかけて建設された
古代ローマの円形競技場。 -
・コロッセオ内部
ここで剣闘士同士の決闘や
奴隷と猛獣の戦いなど血なまぐさいことが行われた。 -
・スペイン広場
トリニタ・ディ・モンティ教会を背に137段の階段が
広がり観光客で賑わう。
ここにスペイン大使館があったのでスペイン広場と呼ばれている。
この広場はなんと言ってもオードリヘップバーン、
グレゴリーペックの「ローマの休日」のロケに
使われたことで有名になったのでは。
スペイン広場の下にグローブという皮の手袋を売っている店がある。
円高も手伝い安かったので少し買った。
上部で今でも使っている。 -
・カフェグレコ
スペイン広場の正面にはコンドッティ通りが伸びている。
イタリアを訪れた女性の観光客は必ず、
何を差し置いてもここでブランドショッピングに行く。
プラダ、フェラガモ、ブルガリ....等の店が軒を連ねる。
その通りの中央に1760年創業のカフェ、グレコで一休み。
メンデルスゾーン、ワーグナーなどの多くの芸術家が訪れた。
店内は薄暗く、アンティークそのものの内装。
エスプレッソを注文し、しばし当時の雰囲気を味わう。 -
・トレビの泉
スペイン広場から近い。
ローマにある多くの噴水の中で一番有名な処だろう。
1730年に時の法王がコンクールで選んだデザイン。 -
・トレビの泉
「後ろ向きにコインを投げると再びローマに来られる」と
いわれ多くの観光客がコインを投げていた。
市は投げ込まれた小銭を集め、掃除をするのが大変らしい。 -
・ローマ市内
ローマ市内は古代遺跡ばかりではない。
遺跡群から街中に戻ると現代の生活がある。
何故か「ホットする」。 -
・カプリチョーザ
ローマ市内の観光めぐりで足が痛くなり、お腹がすいた。
コンドッティ通りからアウグストウス帝廟に向かい筋にある
レストラン。ピッザ、パスタ、ワインで夕食。
レストランの若者はイタリア的陽気で楽しかった。
その後、マルタ島からの帰りにローマに行き、
このレストランを訪れたが、
時間が早すぎて、店はまだ閉まっていた。 -
★ポンペイ
紀元79年のヴェスヴィオ火山の噴火で
一瞬にして火山灰に埋まってしまった都市。 -
★ポンペイ
古代ローマの一地方都市の高い文化水準と優雅で
合理的な生活の跡が生々しく残っている。
訪れた時はまだ発掘が半分も進んでいなかった。
発掘が進むにつれて新たな発見があるだろう。 -
★ナポリ
新都市という意味のネアポリスが語源のナポリ。
時間がなく素通りに近い。
時間があれば、ナポリのピッザ、
それも「マルガリータ」を食べたかった。
王妃が特注したピザが王妃の名前になっている。
今回イタリア半島を北から南につまみ食い的駆け足旅行であった。
次回、機会があれば、
限定した地区を時間を掛けじっくり見学したいと思うのだが。 -
ローマ フィウミチ―ノ空港
クリスマス前の華やいだ空港内 -
ハップニング
乗客は搭乗を終え、出発直前で座席の不具合。
後部座席は前に倒れた!
珍しい、こんな珍現象はもうないと信じたい。
側壁から隙間風が室内に入り、寒い。
無事成田に到着してホットした。
完
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