2024/11/07 - 2024/11/09
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masa8982さん
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2024年11月に岩手県と宮城の鳴子峡へ紅葉見物に出かけてきました。
盛岡に以前家族が住んでいたこともあり、岩手には過去何度が足を運んでいるのですが、紅葉を見に行ったことがありませんでした。
宮城の鳴子峡は以前から紅葉の名所と認識していて、機会があれば行ってみたいとずっと思っていました。
残念ながら大雨被害で鳴子峡を走る陸羽東線は2024年11月現在不通となっており、鉄橋を渡る列車は見られないのですが、中々訪ねる機会も無いので思い切って出かけてきました。
なお、上記のように鉄道が不通となっているところも多く、色々と寄り道をしようとするとダイヤの関係で日程的に厳しかったので、鉄道で行くのを諦めて車で出かけました。
久しぶりのロングドライブでしたが、結構楽しかったです。
またドライブ旅行に出かけたいと思いましたね。
旅程は以下の通りです。
1日目:自宅から鳴子峡へ向かい、その後は平泉へ
2日目:花巻温泉を見物してから盛岡へ
3日目:盛岡を出発し遠野を回ってから自宅へ
この旅行記は1日目の一関と平泉を回った際の記録になります。
よろしければご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
鳴子峡を一通り回った後、一関の厳美渓に向かいました。
今回の旅行は車で回りましたから、鳴子峡から厳美渓まで来るのは非常に楽でしたね。
鳴子峡から国道457号経由で、それほど時間も掛からずに厳美渓に出られました。
列車の場合は一度古川まで戻ってから、東北本線か東北新幹線で一関に出て、そこからバスで厳美渓まで行く必要があるので結構大周りになります。
かなりの時間の短縮になりました。
こちらは道の駅 厳美渓です。
一関は餅が有名なので、道の駅のモニュメントにも臼が飾られています。
道の駅の隣には一関市博物館が建てられています。
厳美渓までは歩いて5分程度ですね。道の駅 厳美渓 道の駅
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こちらの道の駅には建物が2つあって、1つはレストランと産直品を扱っている売店で、もう1つは一関の工芸品や土産物を扱っています。
写真は工芸日や土産物を扱っている建物の写真です。
餅が有名なので餅菓子を扱っているかな、と思って覗いてみましたが、扱いは無かったですね。
土産物もそこまで多くは無く、何となく閑散とした感じでした。道の駅 厳美渓 道の駅
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こちらは産直品の売店です。
地元の方が結構訪れていて活気がありました。道の駅 厳美渓 道の駅
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色々な品種のりんごが売られていました。
青森のイメージに押されがちですが、岩手もりんごの名産地で、全国3位の生産量を誇っています。
ジョナゴールド4個入り\400で売っていたので、お土産に買って帰りました。
ちょっと硬めでしたがジューシーで美味しかったですよ。道の駅 厳美渓 道の駅
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こちらには地元のお店のお菓子や惣菜が並んでいました。
和菓子だけでなくロールケーキなんかも置いてあって美味しそうでしたが、餅菓子は無かったです…道の駅 厳美渓 道の駅
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道の駅を出て、厳美渓に向かいました。
厳美渓はその名の通り渓谷ですが、普通に民家が立ち並ぶところにあります。
普通の渓谷は山深いところにあるのがお約束で、アクセスが非常に大変なところも多いですが、厳美渓はアクセスが良く簡単に訪ねられます。
民家が立ち並ぶ場所で渓谷美を楽しめるのが厳美渓の最大の魅力じゃないかと思いますね。厳美渓 自然・景勝地
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厳美渓は上流側の長者滝橋から下流側の御覧場橋までの一帯です。
ちょうど中心に天工橋が架かっているので、まずは天工橋からの景色を見てみました。
写真は天工橋からの景色です。
荒々しい岩肌とそこを流れる磐井川、木々が連なる景色は見応えがあります。
ただ、今回は紅葉を期待して行ったので、訪問した際にはがっかりしました。
写真の通り真っ青だったので。厳美渓 自然・景勝地
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天工橋から逆方向を見たところです。
造形は美しいのですが、やっぱり紅葉で彩られている景色を期待していたので、あまり景色が目に入って来なかったですね。厳美渓 自然・景勝地
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厳美渓レストハウスの脇から遊歩道に入れますが、そちらの景色です。
少し紅葉しています。厳美渓 自然・景勝地
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御覧場橋近くのあずまやです。
厳美渓を訪ねた範囲では、この辺りが一番紅葉していましたね。厳美渓 自然・景勝地
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御覧場橋です。
間が悪いというか何というか、どうも橋板が破損していたらしく通行止めになっていました。厳美渓 自然・景勝地
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めげずに紅葉を探すために対岸に回ってみました。
渓谷の造形は本当に美しいんですが、やっぱり紅葉が残念な感じです。厳美渓 自然・景勝地
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御覧場橋付近から天工橋を見たところです。
この景色も決して悪くは無いんですが…紅葉が最盛期だったなら素晴らしい光景を目にすることができたんじゃないかな。厳美渓 自然・景勝地
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気を取り直して、折角厳美渓に来たのだから団子を食べようと思い、空飛ぶ団子で有名な郭公だんごのあずまやに来てみましたが、団体客が押し寄せていました。
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なので、対岸にある郭公屋さんの店舗に伺いました。
あまり知られていないのかも知れませんが、団子はこちらの店舗でも購入できますし、店内で食べることも出来ます。
厳美渓越しに渡ってくる団子を受け取って食べるのも旅の醍醐味だとは思いますが、過去に体験しているので今回は素直に店舗に行きました。郭公屋 グルメ・レストラン
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郭公屋さんの店内です。
以前はガラス戸をあけて外にあるテーブルで厳美渓を見ながら団子を食べられたと記憶していますが、時期的なものなのか、外には出られなくなっていました。郭公屋 グルメ・レストラン
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こちらが郭公だんごです。
みたらしと餡子、胡麻の三種類が入っています。
珍しいのは団子が平ぺったいことですね。
普通は丸い団子が串に刺さっていると思いますが、こちらでは平たい団子が5つ串に刺さっています。
団子はもちもちで柔かく、それぞれの味付けも美味しかったです。
空飛ぶ団子のイメージが強いですが、団子自体も美味しいので、厳美渓に来たら是非味わってみてください。郭公屋 グルメ・レストラン
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団子も食べたので厳美渓を離れ、平泉に向かいました。
向かったのは中尊寺です。
中尊寺には過去にも訪れていて、恐らく今回は3回目くらいだと思います。
ただ、前回来てから二十年近く経っているので大分久しぶりではあります。
今回中尊寺を再訪して、こんなに狭かったっけ?、と思いました。
もっと境内が広大だった記憶があるんですが、今回一回りしてみて、かなり小ぢんまりしているな、と感じました。
京都や滋賀の大伽藍を見て回ったからなのか、大分印象が変わりました。
あと、境内も無料だったんですね。
拝観料を取られるのは讃衡蔵や金色堂で、その他の堂宇は無料で拝観できました。
太っ腹です。中尊寺 寺・神社・教会
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月見坂を上りきったところです。
月見坂ももっとキツかった印象があるんですが、そこまでキツいとは感じませんでした。中尊寺 寺・神社・教会
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こちらは弁慶堂です。
紅葉が目についたので回ってみました。
中尊寺も紅葉には大分早く、全体的にかなり青々としていました。
ピンポイントで紅葉が見頃になっているところもありましたが、そのような場所は少なかったですね。中尊寺 寺・神社・教会
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弁慶堂を裏から。
中尊寺 寺・神社・教会
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こちらは本堂になります。
月見坂からここまで、いわゆる『門』は無かったのですが、これが山門か総門になるのかな?中尊寺 寺・神社・教会
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中尊寺の本堂です。
有名な寺院だけあって、伽藍は立派なものです。
本尊の釈迦如来は平成になってから作られたものなので、まだまだ綺麗でしたね。中尊寺 寺・神社・教会
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本堂の境内の景色です。
金色堂方面が綺麗に紅葉していました。中尊寺 寺・神社・教会
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ちょうど訪問した際は紅葉銀河ライトアップを実施している最中だったんですが、その一環なのか、地元の菊愛好家の方々の菊が展示されていました。
中尊寺 寺・神社・教会
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峯薬師堂です。
紅い紅葉と青紅葉が良い感じでした。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂に向かって行くに従って紅葉している木々が増えていきます。
とは言え、最盛期とは言い難くかなり青い個所も多いですが。中尊寺 寺・神社・教会
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讃衡蔵の前です。
この辺りが一番綺麗に紅葉していました。中尊寺 寺・神社・教会
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阿弥陀堂の隣の消防用設備が置いてある小屋です。
紅葉が綺麗だったので撮った一枚。中尊寺 寺・神社・教会
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有名な金色堂です。
この建物が金色堂ではなく言わば覆堂です。
中に強化ガラスで囲まれて金色堂が鎮座しています。
やっぱり中尊寺の目玉と言えばここだと思うので、基本的に見学して当然の場所だと思います。
ただ、私の場合は過去に見学していますし、今回は紅葉が目当てだったので見学はしませんでした。
なので外観のみです。
まぁ、どのみち金色堂の写真撮影は禁止なの撮れませんが。中尊寺 寺・神社・教会
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弁財天堂です。
周囲も若干ではありますが紅葉していて、中々見応えがありました。
池に囲まれて建っているので、ライトアップ時は池に紅葉と堂宇が写り込んで幻想的な景色を見せてくれます。中尊寺 寺・神社・教会
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弁財天堂を囲む池です。
堂宇や紅葉が写り込んではいますが、まだ昼間なのでそこまでくっきりとは見えない感じですね。中尊寺 寺・神社・教会
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中尊寺の一番奥にある白山神社能舞台です。
厳密には中尊寺の堂宇ではなく、中尊寺の鎮守社である白山神社の建物ですが。
江戸時代末期のもので、国の重要文化財です。
こちらは現役で使用されていて、毎年8月には薪能が上演されるそうです。
一度見てみたいですね。中尊寺 寺・神社・教会
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中尊寺の参拝を終えて毛越寺に回りました。
中尊寺と毛越寺を訪ねるのは平泉のお約束だと思っています。
訪ねた時間が遅かったので、受付の方には閉門していた場合にどうやって外に出るか、というのを丁寧に説明して頂きました。
こちらも過去に何度か訪ねていますが、最後に訪ねた時とは違って世界遺産の看板が掲げられていました。
この看板を見て、そういや平泉は世界遺産に認定されていたんだっけ、と思い出しました。毛越寺 寺・神社・教会
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毛越寺の本堂です。
以前からあったっけ?、とクエスチョンマークが頭の中で飛び交いました。
何となく、毛越寺は庭園しか残っていないという印象があったので、不思議な感じでした。
勿論、お参りはしましたが。毛越寺 寺・神社・教会
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大泉が池の景色です。
中尊寺よりは紅葉が進んでいて、一面が紅葉している、というわけでは無かったですが、アングルさえ選べばそれなりに綺麗な紅葉を楽しめました。毛越寺 寺・神社・教会
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開山堂です。
毛越寺開山の慈覚大師 円仁を祀ったお堂です。毛越寺 寺・神社・教会
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常行堂の近くの紅葉です。
ちょうどこの辺りに遣水が通っています。
この辺の紅葉が一番綺麗だったかな。毛越寺 寺・神社・教会
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常行堂です。
江戸時代に再建されたもので、茅葺の屋根が古刹っぽい雰囲気を醸し出しています。
写真では扉が閉まっていますが、普段は空いていて内部も見学できるようです。
ちょうど私が着いたタイミングでお寺の方が扉を閉めていました。毛越寺 寺・神社・教会
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大泉が池のほとりの紅葉です。
色付きが見事だったので撮った一枚です。毛越寺 寺・神社・教会
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毛越寺の見学を終えた後、ちょうどライトアップが始まる時間になったので中尊寺に戻りました。
中尊寺は普段はライトアップをしていませんが、紅葉の時期は『紅葉銀河』と称してライトアップを行っています。
ライトアップの時間はかなり短く、2024年は16:30~18:30まででした。
時期が近付くとホームページに詳細が公開されるので、紅葉時期のライトアップをご覧になりたい方は、事前に確認しておくと良いでしょう。
写真は金色堂へ向かう参道のライトアップです。
なお、写真だと十分に明るいように感じますが、このくらい明るく照らされているのは峯薬師堂辺りからです。
本堂くらいまでは参道に微かな明かりしか灯されておらず、特に月見坂は暗いので注意が必要です。
ライトアップをご覧になる際は懐中電灯を持っていくと良いかも知れません。中尊寺 寺・神社・教会
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讃衡蔵のライトアップです。
もう少し紅葉が進んでいればもっと見応えがあったろうな、と思います。中尊寺 寺・神社・教会
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弁財天堂のライトアップです。
正面からではなく、裏から見たところです。
夜になって、水面に弁財天堂と紅葉がくっきりと映り込み、見事な光景です。
紅葉銀河の時期にしかいることが出来ないので、その意味でも貴重な光景です。中尊寺 寺・神社・教会
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水面をアップで。
十分に見応えのある光景ですが、やっぱり紅葉がもう少し進んでいて欲しかったです。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂のライトアップです。
紅葉とかあまり関係ないですが、お約束ということで。中尊寺 寺・神社・教会
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中尊寺のライトアップを鑑賞し、一関まで戻ってきました。
折角岩手に来ているのだから地元の食べ物を食べようと思い、キムチ納豆ラーメンが名物の柳家さんに行きました。
本店は盛岡にありますが、岩手県内に幾つか支店があり、こちらもその1つです。
一関ICの直ぐ近く、カワチ薬品の敷地内にあります。
一ノ関駅からは若干遠いので、列車で動いている方は行きづらいかも知れませんね。
店内にはカウンター席と、4人掛けテーブルがひとつ、小上がりの座敷席があります。
入口に食券販売機があり、クレジットカードやpaypayなども使えました。 -
キムチ納豆ラーメンです。
納豆が具材として乗ってくるのかな、と思いましたが具には納豆は入っていませんでいた。
納豆の香りはするので、恐らくすり潰してスープに混ぜているのだろうと思います。
名前からすると奇抜な感じですが、普通に美味しいラーメンでした。
味噌ベースのスープにキムチと納豆が混ぜられていて、絶妙にマッチしていました。
納豆の匂いが気になる方にはお勧めできませんが、納豆が問題無い方は一度味わってみてください。 -
柳家さんを出て、ホテル松の薫一関さん(旧ホテルサンルート一関)にチェックインしました。
写真は翌日朝に撮ったものです。
一ノ関駅の目の前で、立地は非常に良いと思います。
近くにコンビニやスーパーもあるので、買い物にも困りません。
駐車場もホテルと隣接して用意されていますし、チェックイン後も出入り自由でした。
若干設備は古いですが、アメニティも問題は無く、スタッフの方も親切でゆっくりと過ごせました。
難点を上げるとしたら、周囲に食事を取れるような場所が少ないことでしょうか。
居酒屋などはありますが、落ち着いて食事を取れるような店舗が周囲にありません。
郊外型の発展をしている街ではロードサイドに店舗が集まるので駅周辺は寂れますが、一関も御多分に漏れずロードサイドが発展しており、駅前は寂しい感じでした。
このホテルに限った話では無いですが、一ノ関駅近辺のホテルに宿泊する場合、居酒屋で食事を取るのでなければ食事を取った後にチェックインされた方が良いでしょう。スタッフが親切で、落ち着いて過ごせるホテル by masa8982さんホテル松の薫一関 宿・ホテル
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