2024/09/19 - 2024/09/30
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Alameda さん
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ラスベガス珍道中、読んで字の如く珍道へ突入!
9/28の飛行機に搭乗するはずが、トラブル発生につき延泊を余儀なくされる事態に。
ひとり娘は無事に帰国できるのか、最後までご覧ください!
本編にたびたび登場する「娘」による番外編です。
温かい目でご覧いただけますと幸いです。
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9/28、17時。
随分と見慣れたお部屋にいます。
本当であれば飛行機の中だったはずなのですが、想定外のトラブルに見舞われたためHorseshoeに戻ってきました。 -
昨夜Maroon5のコンサートを鑑賞中、謎の体調不良に。
症状としては酩酊時(酩酊したことはないので、あくまで想像ですが)のようなフラフラ感、体の震えなど。
人生で初めて体験する感覚だったため「とにかく誰かに相談しよう!」と、終演後Horseshoeのポーカールームに向かいました。
顔馴染みのディーラーさんに事情を伝えたところ、ホテルのメディカルスタッフの方を呼んでくださったので状況を説明。
ただ、その時点で既に意識朦朧となっていたため、救急車で近くのER(Sunrise Hospital、写真の地図参照)へ搬送されることとなりました。 -
救急車までも歩くことができず、ハンサム(だったはず)な救急隊員さんに抱えられて移動。
人生初のお姫様抱っこはもう少しロマンチックなシチュエーションがよかったです。
車内ではさまざまな質問をされましたが(「どこから来たのか」「名前、身長体重は」「いま自分がどこにいるかわかるか」など)、パニックだったので正直よく覚えていません。
体重はポンドでいくつになるのか不明だったため、「kgでしかわかりません…」と半泣き。
その後意識を失ってしまい、目覚めたときには病院。
おそらく日付が変わって9/28に突入していたと思われます。
腕には点滴とともに、名前入りのリストバンドが巻かれていました。 -
目が覚めたあとも意識朦朧とした状態が続きましたが、私には数多くのミッションが課されていました。
以下、私が行なった順にご説明します。
①保険会社へ連絡
非常に混乱していましたが、「とにかく保険が使えるのか確認せねば!」と急いで電話。
この時点では完全に覚醒していなかったため、状況を伝えるだけで四苦八苦でした。
担当の方から「おそらく保険対象ですが、証書を病院の方に確認してもらってください」的なアドバイスを頂戴します(あまり覚えておらず)。
②治療費について病院スタッフの方と相談
病院スタッフの方に「海外旅行保険に入っているが、この病院での治療は対象になるか」と確認。
「対象になりますが、一旦保険会社の代わりとして3000ドルの支払いが必要になります」と笑顔で言われ、一瞬フリーズ。
③再び保険会社へ連絡
「ご負担いただいた分は帰国後払い戻しできますが、そのために必ずメディカルレポートと領収書をもらってください」と教えていただきます。
④クレジットカードでお支払い
払い戻し可能と確認できたので、腹を括ってスタッフの方を呼びます。
写真をご確認いただければ一目瞭然ですが、3000ドルお支払いしました。
一時的な立て替えとはいえ、目が飛び出てしまいそうな額です。
⑤デルタ航空にフライト変更を依頼
保険に関して一応の決着がつきましたが、忘れてはいけないのはこの日が帰国日であるという事実。
大急ぎでデルタ航空へ連絡したところ、手数料なしで翌日9/29のフライトに変更していただけました。
⑤Excaliburに連絡
病院にいるためチェックアウト時間に間に合わない可能性があると伝えました。「多少遅れてもエキストラフィーなしにするから大丈夫!」と言われ一安心。
何か大事なことを忘れているような気もしますが、スマホのバッテリーが瀕死の状態だったためそれどころではありませんでした。
無事に歩けるまで回復したので、急いでUBERを呼びExcaliburへ戻ります。 -
延泊代は保険会社が負担してくださるとのことだったので、Horseshoeを予約。
Excaliburでチェックアウトしたあと、再びUBERを使って移動してきました。
(この時点では延泊代は審査対象だったため確実に払い戻ししていただけるかは不明でしたが、何かあったときのことを考えHorseshoeを迷いなく選択。)
最初1Kingのお部屋に案内されたのですが、あり得ないほどに大きい蜘蛛さんと遭遇。
フロントに電話したところ、2Queensのお部屋にチェンジしていただけることに。
のちに確認しに来たスタッフさん曰く「Medium」サイズらしいですが、私からすればExtra Largeだったため、一夜を共にすることは絶対に不可能でした。 -
新しいお部屋からはSphereが見えます。
しばらくベッドでウトウトしていると、いきなりお部屋の電話が鳴ったので大慌て。
電話に出てみると、相手は日本にいる母でした。
私が忘れていたことはまさしく「両親への連絡」です。
他のことで精一杯、かつバッテリーがなかったこともあり、後回しになっていました。
一応「具合が悪くなったので翌日のフライトで帰る」と必要最低限は伝えてあったのですが、詳細を送ることなく爆睡。
しばらく音信不通になってしまっていたため、心配した両親が紆余曲折を経てHorseshoeまで連絡してくれました。
さすがに申し訳ないことをしたと思います(3000ドルの立て替えも)。
この日はポーカーに行く気力がなく、速やかに就寝。 -
翌日9/29、いよいよ帰国です。
HorseshoeからUBERを使って空港に移動しました。
前日はほとんど何も食べていなかったため、ラウンジへ。
こちらのTHE CLUB LASもプライオリティパスで入ることができます。 -
早朝のためフルーツや軽食が中心でした。
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気休めですが、オレンジジュースとメロンでビタミン摂取。
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行きはシアトル経由でしたが、帰りはロサンゼルス経由。
LAXへ向かいます。 -
到着後、GAMEWAYで休憩。
LAXにはプライオリティパス対象のラウンジがないため、こちらに伺いました。 -
1時間のフリープレー+好きな飲み物とスナックをチョイスできるシステムです。
(アルコールを選んだ場合、スナックはなし) -
人生で初めてコントローラーに触ります。
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カービーのゲームがあったので挑戦しましたが、1度もクリアすることなく終了。
最初から最後までルールも操作方法もよくわかりませんでした。 -
Terminal Bにある免税店をチェック。
母からHERMESを見てくるように頼まれていたのですが、お目当てのものは在庫なしでした。 -
搭乗前にゲート近くにあったお店に立ち寄り。
ガガ様のVOGUE、まだ諦めていません。 -
前日までの不運(?)を帳消しにするかのような奇跡!
両親が探してくれていたときも売り切れが多かったので、本当にラッキーでした。
速攻でお迎えします。 -
購入後、こちらのゲートより出発。
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急遽変更になったため、今回は通路側のシート。
少し残念ですが、振り替えができただけ十分幸運でした。 -
機内食は行き同様にパスタを選択、メニューはラザニア。
久しぶりのごはん、美味しかったです。 -
着陸前の機内食は、どうやら両親も食べていたらしいカルツォーネ。
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無事に羽田空港に帰還。
キティちゃんをみると安心しますね。
ひとりで家まで帰宅予定でしたが、母が迎えに来てくれました。
海外で救急車に乗ることやERに運ばれることなど、本来はこのようなトラブルがないことが1番ですが、私の人生において非常に得難い経験ができたと思います。
語学面で困ることはないと過信していた部分がありましたが、緊急の場面で使えるフレーズをもう少し勉強しておくべきだったと気づくきっかけになりました。
また、多くの方々にサポートしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
いつかきちんとお礼をお伝えしたいと思っています。
何はともあれ、9泊11日のラスベガス珍道中、実際には10泊12日になって終了です!
ひとり娘の次回作にご期待ください! -
さすが珍道中、話はこれだけで終わりません。
保険会社に必要書類を送り、払い戻しの手続きをしていただいている最中の出来事。
スイスから謎の封書が届きました。
「あなたの医療費の総額は9575ドルです」と書かれており(写真赤矢印の部分)、家族全員大混乱。
送り主の会社に海外旅行保険に加入していた旨を伝えたところ、その後の手続きは保険会社との間で行なっていただけることになりました。
私が現地でお支払いした3000ドルには救急車代や救急車の中で受けた医療行為等の費用が含まれておらず、それらを一切合切含めた金額が9575ドルになったのだと思われます。
アメリカの医療費は本当に高額ですね。
海外旅行保険のありがたみを痛感しました。
ちなみに、何が原因で体調不良になったかは判明せず。
薬物の類が真っ先に疑われたらしく意識がないうちに検査が行われていましたが、何も検出されなかったようです。
「絶対に法律を犯すことはしない」という信念を持っているため、本当によかった!
念のため帰国後に複数の医療機関を受診したところ、「迷走神経反射」の可能性が高いのではないかと言われました。
コンサート会場の強い照明や音響が原因になった恐れがあるようです。
若干のすっきりしない感じは否めませんが、命あって何よりと思います。
これで本当に完結!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
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