
2023/09/19 - 2023/09/19
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frau.himmelさん
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旅行期間中にミュンヘンでオクトーバーフェストが開催されることは知っておりました。
K氏もNさんもまだ本場のオクトーバーフェストは経験がないとのこと、これはもう行かないという選択肢はありません。
問題は開催期間中ミュンヘンのホテルがもの凄く高騰すること。2倍?いえもっと高いかも。そこでミュンヘンに比較的近いアウクスブルクにホテルをとって、そこからお祭りに行くことにしました。アウクスブルクを宿泊地に選んだのはそんな理由からです。
オクトーバーフェスト会場では今までのトラブルを忘れて目いっぱい楽しみました。
さて、ATMでキャッシングできなかったトラブルの件、これは昨夜日本のクレジットカード会社に国際電話をして限度額をアップしてもらったので解決済みだと思っていました。
ところがまたまた問題発生。もうーっ!!
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝のうちにアウクスブルクの大聖堂と市庁舎の黄金の広間を見学してミュンヘンにやってきました。
ミュンヘンは端頭式駅。
列車が到着すると続々と乗客が掃き出されます。 -
男性はレダ―ホーゼン、女性はディアンドルを身につけた人もチラホラ見かけます。
さて、私たちもオクトーバーフェスト会場に向かいましょう。
地下鉄の路線図で、Theresienstrasse(テレ―ジエン通り)を見つけてU2に乗る。中央駅から2つ目。 -
地下鉄を降りてワクワクしながら地上に出る。
あれ~?
地下鉄をおりたらすぐ近くが会場のはずなのに、なんだか様子が違う。
近くにいた男性に訊ねた。
「オクトーバーフェストはどこですか?」
男性が、「ここはテレージエンシュトラーセ。フェスト会場はテレージエンヴィーゼの方だよ。」 -
「テレ―ジエン」とだけ覚えて、まるっきり反対方向に向かったみたいです。
また地下鉄に乗って中央駅まで行き、U4に乗り換えます。
テレージエンヴィーゼは次の駅。
そんなこんなでグズグズして40分のロス。 -
テレージエンヴィーゼの地下鉄駅を出ると、目の前には民族衣装をつけた男性女性。ワクワク。
私たちも早く行こう!。 -
オクトーバーフェスト会場入り口。
まだお昼だっていうのにすごい人。黄色いベストの警備の人も大勢。
中に入る時に荷物検査がありました。 -
ゲートの上にはミュンヘン小僧(赤矢印)
-
入り口近くにはトイレやATMもあります。
まずトイレを済ませて・・・。 -
インフォメーションもあります。
あ、ビール樽を積み込んだきれいな馬車が入ってきました。
早く早く! -
オクトーバーフェスト豆知識。
オクトーバーフェストで提供される「オクトーバーフェスト・ビア」はミュンヘンのビール醸造所で製造された6社のビールのみ。
写真左から、アウグスティナー、ハッカープショール、ホフブロイ、レーベンブロイ、パウラナー、シュパーテン。
写真はオクトーバーフェスト公式ページより。 -
馬も荷車も美しく飾りたてられ、ビールの樽をいっぱい積み込んだ馬車が入ってきました。パウラナーの馬車です。
馬具が豪華ですね。 -
パウラナーの馬の顔飾り(顔カバー?)も豪華です。
-
次に入ってきたのはシュパテン・ブロイの馬車の列。
馬も飾りつけも立派だけど御者さんも恰幅がいい。 -
シュパテンビアって私は知らなかったけど、1397年創業の古い歴史がある老舗ビール醸造所だったのですね。
「シュパテン」とはスコップのこと。
マークは赤地にスコップのすっきりしたデザインです。 -
次の馬車の隊列はお馴染みのホーフブロイ。
-
ホーフブロイ(王立醸造所)。現在はバイエルン州唯一の州立公共醸造所だそうです。
樽の上には燦然と王冠が輝いています。 -
馬の飾りつけにも威厳があります。
馬さんも美女に顔を撫でられて嬉しそう。 -
アウグスティナーはまたひときわ美しい花で飾られた豪華な馬車。
写真撮影の人気スポット。 -
レーダーホーゼンやディアンドルの民族衣装を着た若者が集まっています。
-
これもアウグスティナーブロイ?
同じアウクスティナーでも飾りつけがさっきより大人しい。
マークの色が違うからビールの種類によって馬車も設えているのでしょうか。 -
黄色い花で飾られた馬車はハッカープシュール。
このビールも私の知らない醸造所です。
これでオクトーバーフェストで提供することを許された6醸造所の5つの馬車を撮ったことになります。
もう一つはレーベンブロイ。
有名なビールですが、何故だか撮っていません。 -
一通り醸造所の馬車行列も見たし、満員にならないうちにテントに入ってオクトーバーフェスト・ビアを飲みましょう。
通りにはさっきより大勢の人々。
大きなテントや小さな売店、遠くには移動遊園地の観覧車が見えます。 -
どのテントに入りましょうか?
やっぱりホーフブロイでしょう!
ホーフブロイのテントは広大です。なんと10,000人を収容する広さがあるそうです。
それでもまだ昼間なのに、7割くらいの人が入っている。 -
天井からぶら下がっているのはホップの飾り。
既に凄い熱気。
楽しそうな音楽をガンガン演奏しているけど、どこから聞こえるの? -
あらぁ~。あんなところに楽団のブースがあります。
-
空いている席に座ろうとしたら、こんな札が。
このテーブルは3時から予約が入っているそうです。
それまでに出ればいいのよね。 -
テーブルの上にあるメニューを見る。
1マス(1ℓ)オクトーバーフェストビア 14.50ユーロ。とある。
1ℓも飲めるかしら?
でもやっぱりここではマスビールを飲まなければね。 -
大きなグラスが運ばれてきた。
これがホーフブロイミュンヘンのオクトーバーフェスト・ビアです。
売り子さんに、3時までに出てくださいねと念を押される。 -
時間が限られているからあんまりいろいろ頼めない。
とりあえず白ソーセージを注文する。
甘い芥子(ゼンフ)が付いてくる。 -
大きなプレッツエルを売りに来たから、これもいただきます。
大きい~~!
3人で分けていただきます。 -
会場は賑やか賑やか。みんな飛びっきりの笑顔。
時々楽団の音楽に合わせて、みんなでグラスを掲げて「アイン、ツヴァイ、ドライ、プロジット!!」。
このテントにいる数百(千?)人が一斉に声を出します。 -
立ちあがって乾杯する人も。
2階の席からも下に向かって「プロジット!!」 -
そろそろグラスも空になった。外に出ましょうか。
よく飲んだわね~~! -
売店には大量のプレッツェル。
これがみんな数時間で捌かれるのですね。 -
お土産用のホフブロイのマグカップ。ビアグラス。
-
お土産屋さん。
三角の帽子を被っている男性の前に並んでいるのは(赤矢印)チキンの丸焼きではなく丸焼き型ハット(帽子)なのです。
これを被ってる人をさっき見た時はギョッとしました。 -
外に出ます。お馴染みのハート型のレープクーヘン。
シュガーでメッセ―ジが書かれています。
手前は「イッヒ・リーベ・ディッヒ」(愛しているよ) -
売場に座っているおじさんの太い指にはびっしりと指輪。首にはジャラジャラのネックレスが重そう。
さながらおじさん自体が商品陳列棚。 -
他のテントも周ってみましょう。
これもオクトーバーフェスト公式サイトより地図をお借りします。
オクトーバーフェストの会場はテレージエンヴィーゼと呼ばれる42ヘクタール、東京ドーム9個分の広大な広場です。
その中に大きなテントが18か所(赤丸白抜き数字)と21の小さなテント(グリーンの白抜き数字)があります。
私たちは右中央のメイン入り口から入って、③のホフブロイのテントから出てきました。 -
ここはアウグスティナーのテント。
塔を備えた立派なテントです。
1325年創業の歴史ある古い醸造所。 -
アウグスティナーは6つのオクトーバーフェストビールのうち唯一木樽で製造されたビールを提供しています。
テントの前には樽で組まれたやぐら、その上でラッパを吹いている人形は、「ビールが出来たぞー」と知らせているのでしょうか。 -
中の様子を見てみよう。
グリーン色の大きなテントの中には満員の人・人・人。
ここも数千人が一度に入れるそうです。 -
楽団は奥の方で賑やかな音楽を演奏しています。
-
壁の絵もいいですね。
バイエルン地方の民族衣装。
そして壁を取り囲んでいるのはバイエルン地方の旗でしょうか。 -
さっと写真だけ撮って出てきました。
-
さーて次はどこへ?
さっきより格段に人が多くなりましたね。
大小さまざまなテントや、奥のほうには観覧車。
オクトーバーフェストは大人だけでなく子供も楽しめるお祭りです。 -
ミュンヘンの新市庁舎とフラウエン教会が両側に描かれたテントを見つけました。
ハッカーフェストツェル。
ハッカープショー醸造所のテントです。
いかにもザ・ミュンヘンと言ったテントです。中に入ります。 -
うわー、明るいわね!
人の入りはホフブロイやアウグスティーナほどではないけど、ブルーの空が天井一杯に広がって開放感のあるテントです。 -
音楽の演奏は、屋根の上でたる職人がくるくる踊っているあのブースの中ですね。
-
壁の絵がまたいいのです。
ミュンヘン市民の生活が生き生きと描かれています。
席が空いていたからここで飲んでもよかったわね。 -
土産物屋さんやスゥイーツ屋さんの先にちょっと目を惹くイエローのテントが見えます。
-
シュパーテンブロイ、オクセンブラテライ。
屋根の上では牛1頭を両方でぐるぐる回しながら丸焼きにしている。なんとまあ豪快。
なるほど、だからオクセンブラテライか。 -
面白いからしばらく眺める。
こっちで回している女性のスカートの中が今にも見えそうで・・・(笑)、ヒヤヒヤしながらいつまでも目で追っていました。 -
このテントも明るい。
みんな目の前に赤字にスコップ(シュパテン)マークのマス(グラス)が置かれています。
ここも収容人数数千人ですって。 -
テントの飾りつけも素敵。
民族衣装の男女が手に手に波打った青と白の布を引っ張っている。
涼風が吹いてくるよう。 -
楽団ブースがあんなところに。広すぎて見つけるのが大変。
それにしてもどこのテントも設置にもの凄く手をかけていますね。しかもどのテントも数千人が収容できる大きさって。
オクトーバーフェストがいかに世界的なお祭りであるか、よ~くわかりました。 -
[Armbrustschützenzelt] 伝統的な石弓射撃兵(クロスボウマン)のギルドのテント。
壁にクロスボウを持っている子供の絵がありますね。
パウラナー醸造所がビールを提供しています。
中には入りませんでした。 -
まだまだあります。
アウグスティナーの飾り馬車の前では記念撮影。
その向こうにあるテントは「Marstall:マールシュタール(かっての王立乗馬学校)」。
屋根の上には馬が数頭。シュパテン醸造所がビールを提供しています。 -
飾り馬車の前ではレーダーホーゼンの男性陣も記念撮影。
絵になります。 -
ディアンドルの若い彼女たちの笑顔がまぶしい。
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あら、いつの間にか出口に来ていました。
ミュンヘン小僧の後姿。Auf Wiedersehen(さようなら)。
地図をみると、私たちはメインの通りを少し往復したにすぎませんでした。
これじゃあ確かに1日では到底足りませんね。 -
オクトーバーフェストのテレージエンヴィーゼを後にします。
そして入る前に気になっていた教会に立ち寄ります。
聖パウロ教会。英語読みでセントポール教会です。
朝方訪れたアウクスブルクの大聖堂とは比ぶべきもないけど、こちらも大きなカトリックの教会です。
主塔の高さは97m、手前の二つの塔は76m。 -
教会の入り口。
ゴシック様式の豪華な教会。中に入ります。 -
主祭壇方向。
主祭壇の後方にはシンプルなデザインのステンドグラス。
1944年の空襲で大きな被害に遭ったので、修復されたものです。 -
主祭壇の横には三連小祭壇。
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西側入り口の大きなバラ窓と、精巧な彫刻の説教壇。
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パイプオルガン
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教会の壁には、ゲオルク・ブッシュによるイエス・キリストの「十字架の道行き」14点の小型の彫刻が飾られていました。
ブッシュが1906年から1913年に制作したもので、イエスの受難を取り上げたものです。
その中から6点を写真に撮っていました。 -
聖パウロ教会の前にはオクトーバーフェストの会場に急ぐ人がひきもきりません。
さて、この教会はオクトーバーフェストの期間中は教会の塔に昇れます。高さ50メートルのところに展望台があり、会場を一望することができるそうです。ただしエレベーターなし。
また、1960年には近くの空港を出発した米軍機がエンジン故障によりこの教会に衝突して52名がなくなったという悲しい歴史もありました。 -
教会前には聖パウロの泉。
私たちはトラムで中央駅に向かいました。 -
中央駅でトラムを降りたところ。
あ、あの真ん中のグリーンの看板の診療所の名前!。思い出します。
2014年の旧シニア3人旅で、私が突然に足を痛めて歩行困難になり、急遽診断を受けた診療所です。
そしてその横の薬局で驚くべき薬を処方していただきました。
その時の旅行記はこちら。
https://4travel.jp/travelogue/10935067
「シニア男女3人組ドイツ王道の旅 ☆最悪のシナリオ、私が旅を中断しなければならなくなった理由」
旅の失敗は今回に限らず常に私に付き纏っていましたね。 -
駅前の民族衣装屋さん。
オクトーバーフェストで女性が着ている民族衣装「ディアンドル」。
かわいいカラフルな衣装がいろいろ。 -
こちらは男性用のレーダーホーゼン。
皮製の半ズボンです。よく見ればポケットの部分や胸あての部分には刺繍が施してあります。決して安くはないものでしょうね。 -
いろいろ迷って選んでいる男性。気合が入っています。
会場ではほとんどの若い男性女性は民族衣装でしたね。
日本で言えば、夏祭りの浴衣みたいなものですね。 -
中央駅でATMを見つけました。
昨夜日本のクレジットカード会社に国際電話をして、限度額を引き上げてもらったから今日はお金が出てくるはず。
試しに200ユーロキャッシングを試みる。
あれえ、どうしてだろう。
今日も現金が出てこない。
もう一体どうなっているの!
今夜もホテルに帰ったら国際電話をしなければならない。
全く~3晩続けて日本のクレジット会社への国際電話です。 -
せっかく来たんだもの、今はそんなことは考えたくない。
もう少しミュンヘン観光を楽しみましょう。
ミュンヘン駅。
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