スペイン⑦　なぜかバンクシー@バルセロナ

2024/11/15 - 2024/11/15

いよいよバルセロナ最終日。
さすがにバルセロナだけで4日は長すぎました。
時間を持て余しているので、朝はバンクシーミュージアム。
午後はグエル公園、夜に出国。
最後まで満喫しました。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

今朝はバルセロナの凱旋門からスタート。
元気があり余って、朝1時間お散歩しながら到着。
1888年のバルセロナ万博のために建設された凱旋門は、万博のメインエントランスとして使用されました。
この総レンガ造りの建物は、“ムデハル様式”というスペイン独特の建築様式で、昨日見た「サンパウ病院」と同じだそうです。
たしかに赤レンガで似てる。
高さ３０メートル、
フランスの凱旋門は高さ５０メートル。

バルセロナ凱旋門 建造物

凱旋門から１０分くらい歩いて、バンクシーミュージアムへ。
バンクシーはイギリス生まれらしいので、バルセロナは無関係だけれど、作品が沢山ありました。

大人は14ユーロ
若者（13-25歳）は11ユーロ、パスポートで年齢確認されました。

一番に目に入ったのが、この公衆電話。

公衆電話の中に描かれているのはこれ。
家族愛はいろいろな形がある。みたいな意味だったと思う。
作品の解説で読めるのは英語のみ。
きちんと読めているか怪しい私。

ジョブズさん！
↓帰国後、日本語で調べたもの。。
ジョブズさんの父はシリア人。
難民入国を阻止したい人たちへ、第二のジョブズが生まれる可能性がなくなるよ、というメッセージを訴えているのだとか。

バンクシーといえば、動物のイメージ。

笑っちゃった一枚

刺さった一枚。
あどけない子どもの放火。

ミッキーとマクドナルドに手をつながれた少女。
真ん中の女の子は、ピューリッツァー賞を受賞した「ベトナムの少女」をモチーフにしたもの。

花束を投げる男。
パレスチナのガソリンスタンドに描かれていたもの。
火炎瓶ではなく、花束を、のメッセージ。

武器の山で仲良くする子供たち。

バルセロナで見た鳩で一番大きかった。
狙われた鳩。
やはりバンクシー、反戦メッセージが込められています。

入り口から出口までバンクシー一色。
楽しめました。
風船の少女と２ショット写真が撮れるので、時間がある方にはお勧め。
あまり人もいないので、ゆっくり鑑賞できます。

凱旋門、バンクシーと歩き続けて疲れたので、近くのカフェで小休止。
ぱっと入ったどのカフェのコーヒーも美味しい。
素晴らしいバルセロナ。

二階建てバス、観光客がたくさん乗っている。
私たちの持っているチケットでは乗れない。
市民バスに乗って、グエル公園に向かいます。

救急車。
何度も見た。
だいたい黄色が多い。

バスに長時間揺られて着きました。
グエル公園。
２日前に予約して、午後からのチケットしかない状態、当日券は完売表示でした。
大人10ユーロ、若者も10ユーロ。
人は確かに多い、けれど公園で広々しているので、サグラダファミリアほどは混みあっていません。

グエル公園 広場・公園

４日目にして、だんだん”ガウディらしさ”が感じられるようになってきた。
ガウディ―の作品は、全てが曲線で立体的。
…建築なので、立体的は当たり前なのですが、適切な日本語が思い浮かばない。

グエル公園から、サグラダファミリア見える！
よく考えたら、周りに高い建物がないから、どこからでもサグラダファミリアを見つけることができます。

恐竜の背中のような骨のようなイメージ。

何度見ても、柱に対して上の造作が大きいのにバランスが取れている構造が不思議。

お花も鮮やかで綺麗。

カサ・ビセンスで見た模様と一緒！

グエル公園といえば、このトカゲ。
ガウディは鮮やかなモザイクタイルが多くて、とっても綺麗。
平日のこの日も来園者が多くて、トカゲの周りは人だかり。
みなさん写真を撮っています。

見上げた天井に、このデコレーション。
たくさん楽しませてくれます。

出口近くのお土産屋さん。
結局グエル公園で1.5時間散策しました。

近くのパン屋さんで小休止。
搾りたてのオレンジジュースを買います。
奥のマシンにオレンジを入れると、絞られたジュースが出てくる仕組み。
スーパーでも見かけました。

しぼりたてオレンジ、若すぎる味。好みではない。
今朝ホテルで飲んだパックジュースの方が何倍も美味。
結論、搾りたてでも結局は素材の勝負なので、そこそこオレンジは絞ってもそこそこの味にしかならない。
このパンは美味しかった！冷めてるのにパリッとした食感が気に入ったので、長いパンを買って日本に持ち帰りました。
※※帰国後食べたパンは２日くらい日にちが経ったからか？水分が飛びすぎて、少々堅めのパンになりました。
パンは現地で食べるに限る。

このあと、ホテルに戻って荷物をピックアップ。

バルセロナについて初めて見たガウディ作品が、カサバトリョ。
帰りもカサバトリョを眺めてから、バルセロナ市内を後にしました。

カサ バトリョ 現代・近代建築

夕暮れを眺めながら、レンフェに乗って空港へ向かいます。

さよならバルセロナ。
夕暮れ過ぎて、月が出てきました。
本日は満月。

今回の旅の相棒。
初めてリュック一つで旅しました。
持っていったものは全て使った、足りないものはなかった！
なんとかなりました。
キャリーバッグを持っていかなかったので、帰りのお土産袋は重すぎて運ぶのが大変だったけど、そこさえ乗り切れば問題なし。
バルセロナ空港で夜のフライトを待ちます。