2024/09/21 - 2024/10/06
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ピサン・ザプラさん
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前回のあらすじ
ランドマンナロイガルに行く途中で前輪がパンクした。スペアタイヤに交換するも当日中に修理屋にたどり着くことができないため、キャンプしてから町におりることにした。
--9月27日(金)--
ランドマンナロイガル2日目となります。昨日の終わりのタイミングでまとめていた本日のミッションは以下の通りです。
①午前中できる限り敢行する
②無事キャンプサイトから脱出する
③修理屋に行ってタイヤを交換してもらう
④明日以降のスケジュールの見直しをする
明日への希望を抱き迎えた朝。車から出ると一面の雪。
「わー雪が降ってるわ。幻想的ね素敵だわ。」
・・マジかい???
砂利道走行でも難易度が高いのにさらにアーリースノウによる重ねがけの試練!タイヤはパンク寸前!果たして無事にランドマンナロイガルを脱出できるのか?
脱出前にプチ登山にいきまーす!!
※今回の記事で出てくるレンタカー屋は「Blue Car Rental」というところです。詳しくは口コミで書く予定ですが、予約時に「Liability Waiver」という保険を適用していたおかげでタイヤ交換にて費用をかけずに交換できました。
アイスランドでレンタカーを借りる際に、保険をかけるかどうか迷っている方はなにかあったときの修理、交換費用がバカ高いため基本的には入っておくことをお勧めします。
◆Blue Car Rental(事故発生時や保険・請求の話をするとき)
https://www.bluecarrental.is/
◆Cars Iceland(予約元)
https://www.carsiceland.com/book
[日程]
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9/21 クアラルンプール(02:40)→コペンハーゲン(13:15) --乗り継ぎ-- コペンハーゲン(16:50)→レイキャビク(18:05)
9/22 レイキャビク市内散策+ヘルガフェル山(登山)
9/23 ケルリンガルフィヨルツアー参加 ※レイキャビク滞在
9/24 スナイフェルズネス半島周遊ツアー参加 ※レイキャビク滞在
9/25 (レンタカー1日目)グリムールの滝 / キャンプ場:Skátabúðir Campsite
9/26 (レンタカー2日目)シウルグリューヴル(涙の谷)→ランドマンナロイガル(事故発生) / キャンプ場:Landmannalaugar Campsite
9/27 (レンタカー3日目)ランドマンナロイガルから脱出 →セルフォス(車修理のため町まで帰る) / キャンプ場:Skátabúðir Úlfjótsvatni
9/28 (レンタカー4日目)セルフォス→セリャラントスフォス→スコガフォス / Guesthouse Kverna
9/29 (レンタカー5日目)スコガフォス→スカフタフェトル国立公園/ キャンプ場:Skaftafell Campsite
9/30 (レンタカー6日目)ダイアモンド・ビーチ→ムラグリュフールキャニオン / キャンプ場:Tjaldstæðið Kirkjubær II
10/1 (レンタカー7日目)フャズラオルグリューブル(※羽と川の峡谷)→ディルホゥラエイ / ホテル:Midgard Base Camp
10/2 (レンタカー8日目)クバラゲルジ→Strandarkirkja教会→レイキャビクに戻る
10/3 (レンタカー9日目)レンタカーを返しにいく(朝9時まで)、レイキャビク市内散策、お土産探し
10/4 午前中フリー / レイキャビク(16:30発)→コペンハーゲン(21:45着)
10/5 コペンハーゲン(15:35発)→クアラルンプール(14:25着)
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◆アイスランド気象局のホームページ
https://en.vedur.is/weather/forecasts/areas/
◆道路の状況(road conditon in iceland)
https://umferdin.is/en
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
キャンプ場の朝。さあ勝負のときがきました。即座に山観光して町に帰る。昨日は寒くて朝目が覚めましたが、今日は冬用ジャケットも着込んで寝てたので、寒さで起きずにすみました。
車を出て広がっていたのは一面白銀の世界。 -
なんと昨日のキャンプから一転して、夜中のうちに雪が降っていたようです。気づけばもう9月の末。アイスランドではアーリースノウということでよくあることだそうです。
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帰る難易度がまた上がってしまったと思いつつも、とりあえずインフォメーションセンターへ向かいます。ハンドタオルも干しっぱなしなので回収にいきます。
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川は凍っていない。昨日から降ったから当然か。
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雪と温泉と山。写真もなかなか映える。
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朝風呂に向かう人がいた。粋だね~(意味不明)
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雪に埋もれたインフォメーションセンター。昨日の受付のお姉さんは暖房の中、ロッジで寝てたと思うとうらやましい。
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飯を食うところもうっすらと雪が被ってしまいました。
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雪の中キャンパー。こんなところで寝泊まりするなんて強者の証。
スナフキンの称号をわたしてあげたいですね。 -
ロッジ方面。
こっちに実は道があり登山ルートがあります。 -
Hrafntinnuskerまで12km。Þórsmörkまで54km。パンクしないで今日もキャンプの予定であれば、Hrafntinnuskerまで歩いて行って帰る予定でしたが残念ながら今回は時間的にも行けそうにありません。
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しかし、だからと言ってこのまま帰るわけにはいきません!
せめて行けるところまで時間が許す限り進むため1人で登山道に進入します。ロッジを横切り直進。 -
こんな場所でも元気やガッツだけは100倍。性懲りもなく写真を撮りにいきます。
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少し登った高台から。今更だけど非常に広いキャンプ場です。
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わあすごい雪山って感じ。ガチの雪山ならとっくに遭難してそうですが、なんちゃって雪山登山なので心配無用。
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しかし、天気予報はしっかり見ておくべきでしたね。事前に知っていれば昨日のうちに這ってでも山に登って、今日の朝温泉でよかった気がします。
雪が降る前と降った後の写真が撮れたのに惜しいことをしたな、と思いますが後悔先に立たず。 -
朝早いからか誰もまだ歩いていません。というか、朝8時からまだ寒い中で強行して進んでるやつがおかしいのかもしれません。
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30分ほど歩くと見晴らしのいい広い場所にきました。
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こちらのアングルは、ランドマンナロイガルで画像検索をかけたら、かなりの確率で火っとする場所です。今日は白い山に様変わりしております。
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イチオシ
ちなみにこの白い花は「white cottongrass」と言うらしく、日本語では「エリオフォルム」と呼ぶらしいです。
エリオフォルムは水辺や湿地帯などに高さは20~50センチで生え、葉はほとんど葉身がなく鞘だけとなります。6月から8月ごろに綿のような白い花を球状に咲かせるそうです。
白い雪山、天候は雪の中、白い花が咲き乱れる大地ってすごいですね。寒くてもファンタジー感満載でウキウキ度がMAXになります。 -
もう少し歩くと道が二手に分かれます。
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Hrafntinnuskerまで10.5km。Landmannalaugarまで1.5km(キャンプ場から歩いてきた道)。そして看板が見えないアングルになっていますが、山方面に歩く道は「Landmannahellir」と書いていました。
現在8時40分。直感的にこれ以上進むと午前中にキャンプ場脱出ができなくなる気がしたので、悔しい思いを胸にここで引き返すことを決めます。 -
引き返す前にもう少しだけ写真を撮っていきます。
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山の中にちょっとした湿原地帯があるような感じです。
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昨日のLjótipollur同様誰もいません。
雪ががしんしんと降り、無音の景色が続きます。 -
白い山に生える白い花。青空とこげ茶色の大地が見れなかったのは残念ですがこれはこれで幻想的な場所です。
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そろそろ戻ります。次回はちゃんと晴れた日に来たいですね。(またこんな道を運転して来れるのか?)
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帰り道もきれい。でも写真だけではいまいち。
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別れ際にしつこくもう1枚。今度はまた夏か春に戻ってくるよ。
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山を下りてキャンプ場に戻ってきました。少しだけ雪が溶けた気もします。
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帰り道にお湯の源泉?を発見。昨日の温泉はここから湧き出ていたのか~と手を伸ばすと激熱の湯。こちらが川の温度を混ぜ合わさっていい感じの温泉になっているようです。
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雪が降る中で温泉って素敵だなー。もうちょい余裕があればのんびりしたのに。いろいろと惜しい滞在となりました。
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今回来るのに相当な苦労を強いられたランドマンナロイガルキャンプ場。計画がずれて2泊できなくなってしまいましたが、それでもここまで到達できたことに感謝。
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温泉方面。昨日も撮っていますが一応天気が違うのでまた撮っています。
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温泉。時間があれば朝風呂入りたかったなー。
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いよいよキャンプ場脱出という本日最大のミッションが始まります。
ちなみに9月15日以降はチェックアウト時間は特にありません。(夏場は割とうるさいそうなので注意)
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結局、キャンプ場から何度も見えていたあの山には登れたのかは不明。
でも大丈夫。きっと他の素晴らしいトラベラーがいつか「1週間ランドマンナロイガルに泊まってきました!」みたいな記事を書いてくれると思うので、その時を待ちましょう。 -
上の写真と反対側にある山。さっきちょこっと散策してきたのはこっちの山です。ロッジ方面から気軽に登れます。
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昨日と撮ってた写真や構図と変わらないんですけど、天候や時間帯が違うだけで全く印象が異なる景色になるのは面白いですね。
よろければ前編の写真と是非見比べてください。(宣伝かよ) -
雪が解けている場所。本来、ランドマンナロイガルはこんな感じの無機質な茶色、黒、川、緑、黄色!みたいな景色がたくさんあるんですけど、本日は白が8割。
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初日この景色で到着してたらビビってただろうな。結局帰る間際まで晴れませんでした。
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帰り際にチャリダーマンが横ぎります。
まさかここまでチャリで?と思いましたがさすがに車に積んでいたやつでしょ。・・ですよね?? -
イチオシ
雪山、荒々しいダート道、そしてその厳しい自然の中を悠然と進む自転車。ドラマを感じます!個人的に大自然の中で自転車をこいでる人の写真ってかっこよくてつい撮ってしまいます。
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これで本当にさようなら、ランドマンナロイガル。
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いよいよ出発の時間。現在午前9時40分。悪くない時間。
無事故にて生還できるよう祈念します。 -
出発前ににっくき道路を観察。
ご覧ください!写真ではなかなか伝わらないですが、こんな感じの凹凸の道がずっと続きます。キャンプ場に入る最後の20mも苦戦を強いられました。 -
出発前に一応スペアタイヤの調子を確認。よし、大丈夫そう。最後までもってくれることを祈ります。
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運転し始めるとすぐに雪が降り始める。視界が悪い。ほどなくして分岐点が現れた。
右の道がランドマンナロイガルキャンプ場(今来た場所)、左に進めばVikなどの南アイスランドへ繋がる道ですが、南アイスランドへ抜ける道は昨日通って来た道よりもはるかに難易度が高いと外国の方のブログに書いておりました。
最も運転がマシだと言われる道で事故っているので、そんな真のアドベンチャーの道になんてもちろん進みません。すごすごと昨日通ってきた道へ進みます。 -
南アイスランド方面へと続く道。悪名高い川渡りの道が2回もあるそうです。
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こっちが昨日通ってきた道。まあどっちに進もうが砂利道なんですけどね。
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昨日パスしていたStútur craterへ帰る前に寄ります。ここには2台くらい停められる駐車場があります。朝早いので誰もいません。
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クレーターはこっちだよ、と標識もちゃんとあります。
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このへんもすっかり雪。吹雪の中徒歩で進みます。
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5分くらい登れば上までいけます。しかし、、
ああ、クレーターが雪でかぶってしまっている!赤と緑のこげ茶の溶岩層で有名な場所なのに! -
わあ、素敵。スノウマウンテンなのね。(錯乱)
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今度はスキーで来ようかしら。
※スキーでは来れる場所ではありません。 -
おいおいおい、これじゃあただの雪山の写真じゃねーか。どうなっとるんじゃ。
これじゃあ旭川の山です、実は十勝岳ですでも通じてしまうんじゃないか。
アイスランドっぽい写真かもしれないけど、なんかこれじゃない! -
降りやまぬ雪。曇り。映えない山。
というか映えない理由はあれね、遠くまで見通せないから遠近感的にすごーいって感じの写真が撮れなくなっているのね。湖も全然写らない。 -
昨日のうちにちゃんとこのクレーターにも登って写真を撮っていくべきだった。
ただ、昨日はパンクしたくせにキャンプ場へ直行せず、だらだらと道草を食っててよかったとも思った。 -
Frostastaðavatn Scenic Viewpointもすっかり曇り。
てか、こんな雪じゃあパンクしてなくてもキャンプは諦めてた可能性があるな。 -
天候に文句を言っても仕方がありません。Stútur craterを出て、雪の中運転します。ちなみにレンタカーは冬タイヤなので、夏タイヤよりもスリップしないはず。まあ、10 - 20kmでめっちゃ慎重に走ってるからスリップもクソもないんですけどね。
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さあ、勇気と慎重のノロノロ運転をすること50分。昨日の運命の場所にたどり着きます。
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昨日事故を起こして、スコットランド人の優しい方たちと協力して(9割助けてもらって)タイヤ交換をした場所まで戻ってきました。ここまで、無事にたどり着けただけでも勲章ものでしょう。
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ここまで来れば雪がやんでいます。高原地帯から抜けてこれた証です。
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時計は現在午前11時。悪くないペースです。しかし、ここはまだ半分。砂利道の208号線は残り30km前後。このまま安全運転を続ければ乗り越えられるはず。
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昨日も撮った川。曇りは日は映えんですねー。
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奥に広がるのは雪山と化したランドマンナロイガル。本当に今日からじゃなくて昨日から行ってよかったー。
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運転再開。昨日のSigöldugljúfurの駐車場まで到達。ここまで来ればあと一息。パンクするフラグは今のところ立っていません。
「おれ、この遠征が終わったら結婚するんだ」
みたいなセリフを言おうものなら絶対パンクすると思いますが、今のところ結婚相手もいないのでパンクなんて絶対しないです。絶対しないんで帰るんだから! -
最後の鬼門。前方が見づらいうえに大きい石がごろごろしている砂利道。
ただこの道を越えてしまえば、舗装道路に出られます。最後の10分程度の砂利道バトルです。 -
読者の中には「パンクした方がおもしろいやんけ」とか思ってる人もいるかもしれませんが、残念ながら私はそんな期待に応えられるようなエンターテイナー性は持ち合わせてはおりません。粛々淡々と安全に脱出します。
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さあ、なんやかんやでスペアタイヤで完全脱出しました。あとは舗装道路が続くのでスピードを出しすぎない限りはタイヤがバーストはしないでしょう。
え?普通すぎてつまらないって?
はー、何言ってるの。現実ではコナン君やクレヨンしんちゃんの映画みたいに絶妙な脱出劇なんて起こらないんだぜ。 -
こちらが砂利道と舗装道路の境界線。
もう戻ってきましたが、ここを通ってランドマンナロイガルの冒険が始まりました。これから挑む人は無事帰ってこれることを祈ります。 -
横道は謎の景観。無事、脱出できて安堵してたんでしょうね。謎の写真も撮っておりました。
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The Highland Center Hrauneyjarまで戻ってきた。現在12時ごろ。ここまで来れば本当に一安心。軽く朝食を食べて、ナビで車の修理屋の位置を確認します。
まずはここから比較的近いHellaという街まで行きます。当初、街は小さいが南アイスランド方面へ向かう際に立ち寄れるHellaと比較的大きく修理やがたくさんあるが今後のルートと逆方向になるSelfossどちらに行こうか迷った。
ただ、Selfossへ戻ると時間的なロスがもったいないため、Hellaで修理できるだろうと高を括っていた。 -
昨日のガソスタ。このトラックはどこから来たのだろう。
-
というわけでここからHellaという街へ向かいます。スペアタイヤなのでガンガンスピードは出せないですが、極力最大速度の80km/hで進みます。
※前にも書きましたが、アイスランドでは80km/hはノロノロ運転扱いされます。
周りに遅いと言われても仕方がありません。地図にある通り、26号線はまた砂利道なので通り周りの32号線で行きます。 -
マップを見つつHellaに到着しました。現在13時30分。一番最初に「Bílaverkstæði E E T bílar ehf」という修理屋さんに向かいます。
グーグル評価は★5。到着して相談したら30分でタイヤを交換してくれた!などの高評価のオンパレード。もう期待しかありません。
さあ入口はどこだ?ここか?あれ、、え、やってねえ。 -
諦めません。仕方ないのでもう1つ修理屋へ向かいます。「Bílaþjónustan Hellu」というところに到着。人の気配がします。
-
おお、まさに修理工場っぽい!ここなら期待できそう。中からおじちゃんが出てくる。
「あのタイヤがパンクしてしまったので、交換してほしいのですが」
「どのタイヤだ?見せてみろ」
レンタカーまで誘導します。 -
このタイヤです!と見せるも「この大きさのタイヤはうちにはないわ。取り寄せに1週間かかる。」と言われる。ええ、1週間後はもう帰ってるんですが。。
「ここから先にHvolsvöllurという街がある。そこの整備工場ならこの車のタイヤがあるはずだ。さっき電話でこのタイヤの型があると言っていたぞ。」
むむむ、しょうがない。Hellaを出発してHvolsvöllurへ向かいます。 -
HellaからHvolsvöllurの町まで10km前後。たいした距離ではない。
-
Hvolsvöllurという町までやってきました。午後14時ぐらい。「Vélsmiðjan Magni」という車修理工場へ向かいます。
「あのーパンクしてしまいまして・・」
「この車のタイヤだな。交換できるぞ。」
やったー!だが、まだ終わりではない。レンタカー屋に電話しないと。
「あの昨日パンクした者です。ええ、今整備工場にいてタイヤ交換するんですけどLiability Waiver(一番高い保険)に加入しているので、修理費用はかからないですよね?」
「ああ、大丈夫だ。今からメールを送ろう」
「え、なんのメールですか?」
「そのメールを修理屋に見せろ」
メールをチェックしようとすると修理屋から衝撃的なことを言われる。
「ごめん、タイヤなかったわ」
は???
「この車のタイヤはちょっと特殊でな。うちで取り扱ってない。そうだな、Selfossのような大きな町にいけばある・・かもしれない。うん、さっき電話したらこの型のタイヤがあると言ってたぞ。Selfossに行ってくれ。」
えーー、さっきもこの型のタイヤあると言われたからこっちに来たのに。くそー結局、逆戻りかー。時間とガソリンをロスした。最初からSelfossに行けばよかった。 -
悔しいですが50km戻ってselfossの町に戻ります。時間もなくなってきたので少しずつ焦り始めます。
-
Selfossの町に到着。すでに午後15時すぎ。アイスランドの修理屋は16時か17時までしか営業してないので、ここになくてレイキャビクに行ってくれと言われたら事実上タイムオーバーになる。今日は金曜日なので明日明後日は休み。ここでなんがなんでも修理してもらわないと明日以降のスケジュールが大幅に狂う。最悪スペアタイヤで旅行を続けるべきかなどの開き直りも頭によぎる。
-
「Pitstop Selfossi」という到着。
「タイヤ交換してください」
「このタイヤのサイズはある。だが、ニッサンのタイヤはなく違うメーカーのタイヤになるがそれでいいか?」
すかさずレンタカー屋に電話。
「タイヤがパンクした。今日タイヤ交換の件で何回も電話してます。でも違うメーカーのタイヤしかない。交換してもいいですか?」
「別にいいよ。ただ、できる限り同じメーカーのタイヤを取り付けてほしいから、他のタイヤ屋もまわって同じメーカーのタイヤがないか確認してくれ。それでなければ交換OKだ」
そういわれたので、Pitstopのスタッフに相談。ちょうど隣にも修理屋があるので、ちょっと歩いて聞いてこいと言われる。隣の「Nesdekk Selfoss」にも尋ねます。やはりニッサンのこの型のタイヤはないとのこと。くそ、どんだけこのレンタカーのタイヤないんじゃ。 -
すでに15時30分。ぎりぎりの時間になると交換の受付もしてくれなくなるので、とりあえずPitstopのスタッフに事情を話して違うメーカーのタイヤでいいから交換するようお願いをした。念のため、一連の流れをレンタカー屋にも報告することにした。
「あのパンクの件ですが」
「またあんたか」
もう今日何度も電話してるから覚えられた。
「Selfossの他の修理屋さんにもいきましたが同じメーカーのタイヤがなかったです。なので、今違うメーカーのタイヤで交換のお願いをしています。」
「違うメーカーのタイヤを?それは困るな。保険適用はできなくなるぞ」
「!?いやいや、さっきの担当者(しまったちゃんと名前を聞いておくべきだった)がタイヤがなければ違うメーカーのタイヤの交換でもいいと言ってたよ!それにもう今日は何件も修理屋を回ったのにどこにもタイヤがなかったです!こんなのさすがにひどいです!」
焦りもありつたない英語でまくし立てたため、タイヤ交換の人も一旦手を止める。
「それじゃあSelfossにあるタイヤ屋3件すべてまわってどこにも同じメーカーのタイヤはなかったのか?」
「(やば、隣の1件しか確認してない)そ、そうです!全部回ったけどなかったんです!もう違うメーカーのタイヤに交換するしか方法がないんです!」
「わかった。そういう事情ならもう交換を進めていいよ。」
やっとゴーサインが下りた。すっごい冷や冷やした。
「あの、最後に請求についてはどうやってタイヤ屋に説明すればいいのでしょうか?」
「さっきメール送っただろ?まだ見てないのか?そのメールを見せるだけでOKだ。あとは請求書がレンタカー屋に送られる。」
え、そういう仕組みなの?? -
修理屋さんにタイヤ交換をあらためてお願い。やっとタイヤの交換を進めてもらいます。本当に苦労した。
-
違うメーカーのタイヤだそうですが、無事スペアではなく通常のタイヤに戻りました。車内の「空気圧が異常です」のアラーム音もなくなりました。最後に請求の問題。
「あのー請求については、このメールを見せればいいと聞いたのですが。」
「ナンバープレートHPR91だな。」
「はい、他になにかありますか?」
「ないぞ。帰っていいぞ。」
ええ、軽い。。パスポートとか名前とか何も聞かれず、メールをちらっとみてナンバープレートだけ控えて終わり。
まあ、万が一違うメーカーのタイヤに交換したことで追加請求があった場合はそのとき考えようと開き直る。 -
先にネタバレですが、返却日に車を返す際に違うメーカーのタイヤを交換した件を正直に話したところ、追加請求はないよと言われました。すべては予約の際に「Liability Waiver」に加入していたため、交換費用は一切かからず今回の事故を乗り越えることができました。
あれ、この画像は「Blue Car Rental」じゃないじゃんと思った方。そうです、予約元は「Cars Iceland」なので、私自身は「Cars Iceland」で予約を完了していましたが、車の貸し出し先は「Blue Car Rental」というなんともわかりづらい契約になっていました。ただし、どちらも信用できる会社だったので、レンタカーを検討している方にはおすすめです。
◆Cars Iceland
https://www.carsiceland.com/book -
【追記】
私の名前は伏字にしております。レンタカー会社から送られてきたのはこんな感じの淡白なメール。え、こんなメールだけで伝わるんかいな思いましたが、修理屋もこのメールをチラッと見てナンバープレートだけ控えて終わりとなりました。 -
これでまた通常どおりの旅が続けられます。ホッとしたのも束の間、すでに16時。キャンプ場脱出とタイヤ交換に追われてすっかり体力が消耗していました。
-
スペアタイヤはもう使わないことを信じて元の場所に収納します。ちなみに、パンクして敗れたタイヤは修理屋さんが回収してくれました。
-
タイヤ交換でお世話になったPitstop Selfossiというところ。レンタカーを借りる方は出発前にタイヤの型番やサイズなどを確認しておくといいかもしれません。
-
今日はもう観光する気力が残っていません。せっかくだからホテルに泊まろうか。とも思いましたが、アイスランドのホテルは安くても2万円。キャンプ場は3,000円前後で泊まれるため、今日もキャンプの覚悟を決めます。
静かな場所で人があまりいないところでゆっくりしたいと思い、全く予定してなかったStokkseyriという街へ行ってみることにした。 -
Stokkseyriにある「Stokkseyri tjaldsvæði」というキャンプ場へ。一応9月末まで営業しているらしいが。
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車が1台もいないぞと思い窓を覗くと。ああ、中の様子を見るとすでに今季はクローズしているようだった。
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イチオシ
せっかくここまで来たのに残念。振り返るとまだら雲がたくさんのお空。無事タイヤだって戻ったんだし、こんなお空を見上げられたんだからよかったじゃないの、的な無駄なポジティブシンキングに徹する。
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そういや昼飯食ってなかったな、てなことでなんか古き良き時代の看板がある店舗へ。
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ホットドッグ800円。ずっと自炊ばっかりだったので、アイスランドに来て初めての買い食い。
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Stokkseyriという街はとくにやることがありません。見どころもないので、キャンプ場以外は観光客はスルーしてしまうようです。さっきの雲をバックに教会の写真。
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海岸沿い。観光客も地元民も誰もいない。
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子供が通りますよ、の交通マーク。
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この道、馬禁止だってよ。
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ひーやることがない。最終的に初日に泊まった、あのオーロラが見えたキャンプ場に戻ることにした。人が少ない、お湯シャワーが出る、wifiも速い、キャンプ場も安いというまさにゆっくりできる場所なので、そこでゆっくり休みたいと思った。
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Selfossのスーパーに寿司が売っていた。無事脱出した記念に食べたかったが値段を見て思いとどまった。日本に帰ってスシローでいいか。修行僧のように我慢の連続の旅。物価が高い国は本当に罪。
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Ölfusá Overlookというスポット。こういうマイナーな場所はツアーでは寄ってくれないから、レンタカー旅だと気ままに立ち寄れるのはいいですね。
もうランドマンナロイガルで絶景を見てきたからって今更こんな場所見たってしょうがないじゃないかって?何を言ってるんだか、どんな場所でも思い出はプライスレスだぜ。 -
初日に泊まったSkátabúðir Úlfjótsvatniに到着。
キャンプ場につくと前回とうって変わりかなりのキャンパーがきていた。しまった今日は金曜日だから、週末キャンパーが来てしまったか。人が多くあまりゆっくりできなかった。
お空もずっと曇っており、今日はオーロラ鑑賞はできず。疲れ切っていたので早めに車に寝ることにした。
怒涛の2日間を終えたアイスランド旅。到着してから1週間がたち、日程的に前半が終わりました。次回、後半の1週間は南アイスランド編に突入です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ノーーウォリーズさん 2024/11/03 08:30:37
- アイスランドのハイランドでの冒険旅
- ピサン・ザプラさん
こんにちは、はじめまして
アイスランドのハイランドで初めての海外レンタカー、なかなかの冒険旅だったようでじっくり読ませてもらいました。夏と冬を一度に楽しめた様で、すばらしい景色です。ノートラブルなら何でもない旅行でも、トラブルが起きると一気に大変になります、特に遠隔地では。スペアタイヤでオフロード含め数百キロ走れたのは、慎重さと幸運があったと思います。無事に帰れて良かったですね。
私も2024年4月にランドマンナロイガルへ行きました。冬だったので四駆ツアーでしたがプロの運転で何の不安もなく行けました。もし夏なら恐らく個人で行っていたと思います。旅行記にある駐車場の他の車を見る限り本格四駆でなくてもF208北部は行けそうですが、慎重な運転が要りそうです。このレンタカー会社はFロードでも保険が使えるとは良い事を聞きました。しかしタイヤの種別まで指定されるとは、、ダスターかジムニーのタイヤならどこでもありそうなので、車種は重要ですね。これらは四駆ですし。
私の初めての四駆旅行は2018年4月のオーストラリア砂漠でしたが、同じ様にパンクを2回経験して大変でした。しかしこの経験を活かし、秘境を求めてオフロードを数千キロ走りましたが、以降パンクなど大きなトラブルはしていません。これに懲りずに冒険旅を楽しんでくださいね。
- ピサン・ザプラさん からの返信 2024/11/04 10:32:11
- Re: アイスランドのハイランドでの冒険旅
- >ノーーウォリーズさん
まずはこんな駄文広がる旅行記にお越しくださりありがとうございました。
観察する限りではミドルサイズのSUVで走行している旅行者もいたので、あとはドライバーの腕次第で難易度が変わるエリアだと思います。もともとランドマンナロイガルは写真だけ見ていってみたいと決めた場所なので、オフロード走行やスペアタイヤのスペックなどを事前に詳しく知っていたら無謀な運転を避けて引き返していたかもしれません。今回は結果的に無知な旅路が偶然功を奏しただけかと思います。
ちなみに、ダスターの車がけっこうあった気がします。今回、SUzukiのVitaraを予約したつもりですが、当日なぜかNissanのWEBサイトにのっていないコンパクトSUVが手配されていました。
レンタカー会社に聞いたら、「当日空きがなくなったからこっちになった」と言われそのときは別になんとも思っていなかったのですが、タイヤ選びの観点を考えると今後強くリクエストをしておかないとダメかもしれないですね。
想定外の事故はありましたが、これからも少しでもアイスランド旅行を検討されている方へのヒントになれるような記事を作っていきたいと思います。
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