0歳児とオーストラリア縦断旅　その５｜ゴールドコースト 後編

2024/06/12 - 2024/06/12

コロナ禍を経て、５年ぶりに実現した海外旅行。当時11ヶ月の子供を連れ、オーストラリアを縦断しました！

【行程】８泊８日+α
ケアンズ→ブリスベン・ゴールドコースト→シドニー

【主な移動手段】
成田→ケアンズ：Jet Star
ケアンズ→ブリスベン：Jet Star
ゴールドコースト→シドニー：XPT（寝台特急）
シドニー→関空：Jet Star

【この旅行記のサマリ】
ホテルをチェックアウト後、前日に入れなかったスカイポイント展望台に向かいます。
午後には、シドニーに向けて出発しました。寝台特急に乗るため、バスでカジノという街を目指します。

エリア ゴールドコースト(オーストラリア)

朝を迎えました。名残惜しいですがチェックアウトします。

JWマリオット ゴールドコースト リゾート＆スパ ホテル

最後に外観を撮ってみました。
ああ、至福のリゾートステイだった～

昨日と同じく、トラムでスカイポイントに向かいます。

入場料は一人60ドル。チケットを買ってエレベーターに並びます。

スカイポイントがあるQ1ビルの高さ322メートル、エンパイアステートビルの展望台くらいの高さですね。

エレベーターに乗り込みます。すごいボタンの数！
子供を抱きながら撮ったのでブレてしまいました。

77階まで一気に昇ります。

展望フロアにやってきました。一面に海が広がっています！

果てしなく続く海岸線とサーファーズパラダイスのビル街が、大パノラマで一望できます。圧巻です。

スカイポイント 建造物

内陸側に目を向けると、大きく曲がった川が市内を流れています。
川沿いをよく見ると、クルーザー付きの立派な家がずらり！

ネラング川というようで、クルージングもできるようでした。
ゴールドコーストは行き切れなかった場所も多かったので、次はゆっくり巡りたいですね。

ハーネスをつけて室外に出ていく人たちが目に入りました。
スカイポイントクライムといって、ビルの最上部を伝って歩くイベントツアーがあるようです。

おお、、本当にビルの最上部まで登るんですね 笑
真上を見上げると、細い足場が見えます。

結局２時間近く滞在してしまいました。
展望台フロアにはレストランもあります。常に席は埋まっているようでした。

さて、無事に展望台にも行けたのでゴールドコーストを後にします。

シドニーに向かいますが、今回は飛行機ではなく寝台特急を使いました。
寝台特急に乗るため、Casinoという町にバスで向かいます！

バスの出発は15:00です。
この後の長い移動に備え、スーパーで食事や飲み物を調達します。

何故か入口真ん前に並んでいたトルティーヤチップス。

Casino行きのバスは、サーファーズパラダイス・トランジットセンターから出発します。

トランジットセンターと名乗りながら、バス会社の営業所やインフォメーションセンターなどは一切ありません。乗り場らしい目印も無かったので、非常に困りました。
警備員っぽい人に聞いても、よく把握していないようでした。。

ターミナルにはカフェが１軒のみ、周辺には売店もありません。（事前に買い物して向かったのは正解でした）

仕方がないので、道路やバスが止まりそうな場所を行き来して、逃さないように張り込みながら待ちました。

結局、バスは出発の20分ほど前に、大通りに面した表側にやってきました。
この時は他のバスがいなかったので、迷うことなく見つかりました。

ベビーカーと大荷物を床下に預け、乗り込みます。
車内は水以外飲食禁止だったため、食事やおむつ替えはターミナルで済ませておきました。

天井にはUSBの充電ポートがありました。

いよいよ出発です。Casino までは３時間半の道のりです。

子供が退屈しそうで心配でしたが、暗い車内も相まってか熟睡してくれました。

しばらくは海岸に沿うように南下します。
ロードサイド型のレストランやビーチショップが立ち並んでいます。

高速道路を走りつつ、いくつかの停留所で客を乗せながら移動します。
こちらは、高級そうな家が立ち並ぶ住宅街です。

少し大きめの停留所、Byron Bayに着きました。ここで乗客数名が入れ替わります。

Byron Bay はオーストラリア最東端にあたる港町で、近年はバカンス先としての人気が高いようです。もともとはサーファーやアーティストが移り住み、スローライフを体現したような、独特な文化があるといわれています。

車窓から見える街並みは、一帯がドラマのセットかと思うほど洗練されており、ぜひいつか立ち寄ってみたいと思う町でした。
ちなみに、オーストラリア国内で最も物価が高いエリアだそうです笑

Byron Bay からは内陸側に進路を変え、電波が圏外になるような草原地帯を進みます。
後半は暗くなってしまいましたが、その途中にも、いくつかの町に寄りながらCasino を目指します。

名前も分からない、一生のうちこの瞬間にしか訪れることが無いであろう場所。
そんな風景を車窓からぼんやり眺めるのも、海外旅行の楽しみだと考えています。

今回の旅でいちばんテンションが上がっていた瞬間かもしれません 笑

３時間半のバス旅を終え、Casino 駅に到着しました。

寝台特急の始発駅なのに、駅前には何もない、寂しいローカル駅です。

ホームも１本しかありません！ここに本当に来るのか...

列車到着まで時間があったので、市街地の方に来てみました。
駅から歩いて10分ほどの場所に、マクドナルドがあります。

やや広めの郊外型店舗です。さすがに日本人の姿はありませんでした。

腹ごしらえにハンバーガーを買い、駅に戻ります。

星空がとてもきれいに見えました。スマホだとよく写せないのが残念です。

駅に戻ると、他の場所からもバスが何台か到着したようで、一気に人が増えていました。小さな駅ですが、しっかりとハブとして機能しているようです。

この後は、いよいよ寝台特急に乗車します！
次回の旅行記では、今回使った連絡バスや寝台特急の予約方法についても記録したいと思います。